ここまで読んでくれた方ありがとうございました。
出来るだけ近いうちにエクソシスターのソフィアとイレーヌメインの話と、オリジナルのドキュメンタリーシリーズをやりたいと思いますが、前者は全く書き溜めもないので、ちょっと時間かかっちゃうかもしれないです。
私が一旦足の動きを止めても、辺りでどんどん上の方にある大御巫の神殿を目指して進んでってる人の足だったり話してる口の動きだったりが止まることなんか全然なくって。石畳の重なりが何個か先に見える階段を一段一段踏みしめてく感じで遠慮なくどんどんそっちの方に進んで行ってた。
ただ、それに対して私はほとんど口に力を入れないでいるけど、そこを開けることはなくて、唇同士をずっとくっつけたままただただそっちの方に視線を向ける感じにしてた。そしたら、そっちの方を歩いている人のすっごく多い様子だけど、上の方にいる人は足元しか見えてなかったり、逆に近くにいる人は背中の辺りしか見えなかったり。そんな光景をただただ両方の腕を肩から落っことす状態のままただ立ってた。
ずっとそのままでいようとしてたけど、1人で歩いてる人はちょっとだけ下向きに視線を向けながらいたり、そうじゃない人たちは互いに見合うみたいにしてるまま進んで行ってる中で、1人だけ足を止めながら視線をきょろきょろさせてる人がいて。すぐにその人が私と一緒に来てくれてた従者の人だって気づいたら、私も小走りでそっちの方に近づいた。
さっき私がただただ突っ立ってた時もそうだったけど、向こうが今も辺りを見回してる方も、人がわざわざそれを避けてる感じで足を動かして行ってて。でも、それに対して顔の向きとかをわざわざ変えてる感じなんかない。そんな光景を見てたら、階段を進めてく足取りがちょっとだけゆっくりになってて。気づいたらそれが全部止まってた。
でも、すぐにわざと勢いを出すために体を低くしてから走り出して。すぐにその従者の人の隣を通り過ぎて数歩前の段差の所に行く。それと一緒にそっちに首の向きを下げたら、向こうは背中をちょっとだけ押し出すみたいな体勢にしながらこっちに向けて早口で一気にまくしたてるみたいな、言葉になってない声を出し始めてた。
「あっ、あの、ハレ様、どうなさいましたか……?」
数秒間経ってからやっとその声がちゃんと言葉になってるのに気づいて。私は唇同士がくっついてる場所を出来るだけ平たくするのを意識しながら視線で相手を見下ろす感じに。一方でそっちの人はちょっとだけだけど今も何度も顔までも左右に動かしつつ体を縮めながら視線を左右に向けてて。それだけじゃなくて、瞬きまでもしちゃってるみたい。
そのちょっと甲高いみたいな声を聞いてたら、私は1回だけ瞬きしながら息を吸い込んだけど、それに続く動きよりも早く顔に手を強く押し付ける感じにしてて。それから指先で髪の毛を整えてからその手を一気に落っことした。
「ごっ、ごめんなさい、なんか、考え事しちゃって」
一度下げた手をまた胸元の辺りにまで持ってきて、その状態で手のひら側を相手に見せる状態になりながらそこで前後に動かしてた。言葉もちょっとだけ早口で出たけど、一旦呼吸を入れるために言葉を開けた後は、一瞬だけ視線を横に向ける後にゆっくりと話し出す。
ただ、その間も私たちの辺りを取り巻く他の大御巫の儀の観覧者たちはどんどん階段を上に登って行ってて。その様子が途切れるのは視線を動かしてる間ですらも全くない。そして、それはその向こうに植わってる木々たちが今も風で揺れてるのも左右に動いているだけで、その繰り返しているのが変化するなんてことはなかった。
ただ、私はそっちを見てるのも一瞬の間だけにしておいて、すぐに両方の手をちょっとだけ振るって周囲の人たちとの隙間を作るみたいにしたら、細かい足取りで階段を登ってく。それと一緒に一瞬だけ後ろに振り返って「早く行きましょう」って言う。そしたら、それと一緒に近くにいる人に肩がぶつかっちゃうけど、すぐに「ごめんなさい」とだけ言ってからまた体を元の向きに戻す動きをしておく。
体がどんどん上の段に同じ感覚で進んでくのを感じてる間、私の目はそっちの方にあるすっごいおっきな鳥居をまっすぐに見てた。根本は黒いけど、そっから先はまっすぐに伸びてくそれが一切違う色がない朱色に染まりあがってて。そしてそれの上の方の真ん中部分には、今も自分の胸元で揺れてるのと同じ模様が取り付けられてた。
それを通り抜けてくための道筋へ向かってまっすぐ進んでってる間、後ろの方からさっきの従者の人の声が聞こえるけど、でも、私はただ人同士の隙間を縫うみたいに体の向きを変えたり縮こまらせたりしながらまっすぐに進んでってくだけ。
それに合わせて子供もおばさんの声も聞こえたりしてたけど、でも私はちょっと呼吸を一旦止めながら力を入れる感じでどんどん前に進んでって。それから一瞬だけど人と密着してる状態から離れて周囲の涼しい空気が入ってくるのを感じて、ふぅと音を立てるような声を出しながら足を止めて息を吐く。
空の方を見ようとしたら、いつの間にかおっきな鳥居の下をもうくぐった後みたいで。でも、先の方にまだたくさん同じのがあるのに気づいてから、またまっすぐに進んでった。
「受付番号十三番、御鏡の家の末娘、ニニ」
その声が静かになってる舞台の中に響いた瞬間、私はほんのちょっとだけ口を開けながら一気に入場口の方に視線が吸い込まれて。そっちの方でただただ立ってるニニの方を見つめる。ただ、向こうが歩き始めた瞬間、上の唇にちょっとだけ力を入れながら開いてるのを閉じて。それから唇を中にしまうみたいな動きをしながら鼻の下を伸ばす感じにしながらその場所を整える。
さらに、視線と一緒に顔を入場口とは反対の方に向けて、また口を開けながら息を吐いて。続けて長椅子の上でつぶれてるお尻の位置を整える感じにしながら後ろにずり下げてく。一度下を見てるみたいにしたままいたけど、向こうが体をまっすぐにさせつつ顔を下の方に向けるまままっすぐに立ってた。大きな舞台の中でたった1人、里の人たちに見られながらいるその様子を私も見つめてたら、顔を一気に持ち上げながら息を吸う力の方が強い呼吸を一度だけしながら体を前のめりにしちゃう。
息もつかせない状態でリボンの持ち手に手を添えたまま、腕と一緒に落っことしてる相手のことをまっすぐに見つめてたら、すぐに両方の手足を思いっきり伸ばした状態で飛び上がって。それと同時に水が一気に辺りに浮かび上がると共に、私はずっと溜めてた息を吐き出しながら重ねてた手の指同士を組み合わせる感じで先端の関節だけを使って指を折り曲げた。
視線はまっすぐに眉もできるだけ引っ張る形で自然な感じにしたまま唇をくっつけて。瞬きしてから目も出来るだけそれに近づけてくのを意識。
でも、それをただの1回だけで終わらせようとしてたのに、気づいたら何もしてない感覚がどんどん短くなっていくのを感じながら肩を上下に呼吸を体現する感じで動かし続ける。ずっとそれを繰り返してる間に、閉じてた口の中の空気も限界になって、大きな呼吸と一緒に吐き出されたら視線を何度も左右に動かしながら細かく口の上側を使って吸い込むみたいな呼吸が出て。目の間の所にしわを集めていきながら背筋を出来るだけ反ってた。
ニニが水を張った地面の上に足を落っことしてる音が聞こえて来る所で、今度は両方の口をくっつけて。波を描くみたいな体の動きはそのままに、両方の手を強く握りしめながら、鼻から強く息を吐くと目を限界まで大きく開く。
その状態で数回分の動きを繰り返したら、目を今度はめいっぱいしわを作るみたいな力を入れながら顔を下に向ける。また、目元で同じ動きをもう1回繰り返して。今度は前髪でおでこを擦らせるみたいな動きを数回繰り返しながら顔を左右に動かし続ける。続けて、視線を斜め横に向けながら眉を使って目を大きく開く。それから、喉を締め付けながらまた顔を正面に戻した。
眉毛の両端が限界まで下がってるのを感じながら、胸が前後に膨らんだり縮んだりするのだけを味わってて。続けて肩も上下するのも繰り返す。しばらくそのままでいたけど、でも1回後ろに体が下がったところで、下の唇だけを一気に内側に入れるみたいにしながら頭も後ろに下がって。それのせいで目をまたつぶる。
そしたら、今度は口の両端を横に伸ばしながら歯が外の空気に触れあうみたいな感覚を味わいながら、その先のほっぺの所にしわを作って。それを強く息しながら呼吸を吐いてく動きをしてるのに合わせて崩れそうになるたびに戻してく。
数回同じ動きを繰り返してから、口をなるたけ大きくしてたのを戻して。それを閉じる感じにしてくと、一緒に眉も下に下がってく。続けて、頭の角度を横に倒す感じにしながら目を細くして。太ももの上に乗っけたままにしてた両方の手を組み合わせなが甲の上で反対側の指を滑らせて。でも、そこに力を全く入れないまま肌の細かいしわの段差だけを味わい続けてた。
辺りが一気に拍手に包まれたころ、ただ、一筋の涙だけが私の顔の上を滑って行くのを感じるけど、それに対してぬぐったりなんかしないで、ただただそのままにさせてたら、いつの間にかそっち側から勝手になくなっちゃうみたいな感覚があった。でも、それでも何度も強弱の一貫性が全くないまま何度も鼻をすする動きを繰り返す。続けて、鼻の下の辺りの形は変えないまま上の唇に力を入れて、頭の傾いてる方向をゆっくりだけど逆向きに変えた。
辺りの音がなくなっても、それでもずっと拍手をただただ繰り返す。一度鼻をすする音をまた立てながら、髪の毛を振る感じで頭を動かして。顔をちょっとだけ伏せがちに。でも、口の両端は持ち上がったまま。そこから今度は顔を上に向けて、青空と真っ白な雲の2種類で描かれた空の方に首と視線を向ける。その状態で、ほんのちょっとだけ目尻を落っことしてるまま、太陽がまぶしいので、背けちゃいそうになりながら眺めてる光景がにじんで行くのに対して、私はただただ拍手をずっと続けてた。
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