大幅なフライングですがどうぞ
ビルス「…ん?何だか知らないが、気が集まっている場所があるな。もしかしたら紫がいるかもしれんし、行ってみるか」
その日は、朝から宴会の準備が始まっていた。いつもより大規模な宴会になる様で霊夢や魔理沙等がもう守矢神社に到着していた。
「霊夢さ~ん、此方の物は使ってもいいですよね~?」
霊夢「いいわよ、それは」
大声で霊夢が持ってきた食材を使おうとしている緑髪の巫女姿の女性は東風谷早苗である。博麗神社にとって他の神社とは勢力争いになりそうなのだが仲良くしている。
「此処の調味料や香辛料って使ってもいいのかしら?」
早苗「いいですよ~。咲夜さん」
「じゃあ、下処理しときますね」
霊夢「あぁ、ありがと。妖夢」
早苗に調味料を聞いていた銀髪のメイドのような女性は十六夜咲夜。紅魔館のメイド長をしている為か料理の手際がとても良い。そして霊夢を手伝いつつ、料理をするのは咲夜と同じ銀髪だが服はメイド服ではなく、剣士のような格好をしているのが魂魄妖夢である。白玉楼での家事全般は彼女の役目だ。霊夢達により、完成する料理の数がどんどん増えていき机に並べられた。
ワイワイワイワイ
ものの数時間で守矢神社は立派な宴会場となった。
「………」
霊夢「やっぱあんたもいるわよね…八雲紫」
紫「…!?」ビクッ
紫は驚いていたが、すぐに落ち着いた。
紫「あぁ……霊夢ね」
霊夢「何よ。そんな嫌な顔して」
紫「私は大丈夫だから…」
霊夢「あっそ。好きにすれば」
紫は険しい表情をしながら霊夢を眺めていた。
「やあ、元気そうじゃない」
紫「……!!!」
「僕の事、覚えてるよね?」
紫「も、勿論でございますよ。ビルス様」
紫は取り繕った笑顔で答えた。
ビルス「君の様子を見に来たんだよ。旨そうな匂いもするけどね」ジュルリ
魔理沙「おう、紫じゃないか……って、あんた誰だ?」
紫「ちょ…」
ビルス「僕は紫の古き良き友人のビルス。よろしく」
魔理沙「私は霧雨魔理沙だ。よろしくだぜ!…お前そんなやつがいたんだな」
魔理沙は笑顔でビルスに挨拶し、紫の方を見た。
紫「……え、えぇ」
ビルス「そういえば、君達は一体何をやっているんだい?旨そうな匂いがするが…」
魔理沙「今宴会をやってるんだ。あんたも混ざるか?」
紫「魔理沙!?」
ビルス「いいのですか?実は昨日はそんなに食べてなかったので…お腹が空いてましてね」グゥゥゥ
紫は魔理沙を止めようとしたが、ビルスに先を越されてしまい、言おうとしていたことが言えなかった。更にビルスのお腹から大きな音が出ていたので宴会から離らかすことが出来なくなってしまった。
魔理沙「ちょうどいいな。飯もあるし」
紫「………」
そんなこんなで魔理沙はビルスを宴会場に連れて行ってしまった。
魔理沙「はーい、皆注目~」ワイワイ…ピタッ
霊夢「えっと……その人誰?魔理沙の知り合い?ってか人?」
霊夢はビルスの人らしくない姿に少々警戒していた。
魔理沙「この人…はビルスさんだ!宴会に連れてきたんだ」
ビルス「どうも、紫の古くからの友人のビルスです。よろしく」
霊夢「紫って幽々子以外に友人いたのね」
幽々子「あら、私も私以外にいるって話は初耳よ」
霊夢「……え?」
霊夢は幽々子の発言により戸惑いを隠せずにいた。
「古くからってのはあってるわよ」
霊夢「!?…なんだ紫か…」
霊夢は紫が突然飛び出してきたことに驚き後退りした。安堵するとすぐに紫に詰め寄り、小声で怒りをぶつけた
霊夢「急に出てこないでよ……ってかあいつ誰よ幻想郷で見たことないわよ」
紫「口を慎みなさい、確かにあの“お方”は幻想郷に住んではないわ」
霊夢「住んでないって……それよりあのお方ってどういうことよ」
紫「そのままの意味よ、ちょっと場所移すわよ」スッ
霊夢「はぁ…ちゃんと教えなさいよね」ガラッ
霊夢は紫と話し終わると、外に出ようと襖を開けた。
早苗「あれ、霊夢さんどこいくんですか?」
霊夢「ん~、ちょっとね…」
早苗「??…気をつけてくださいね」
霊夢が外に出たときには紫はもういた。紫は霊夢が聞こうとしていたことを一から細かく話した。ビルスは全宇宙で最も偉い破壊神だということ、幻想郷が出来たのはビルスが許可をだしたからだということ、ビルスは定期的に幻想郷に来るが、数百年に一度のペースだったので忘れて霊夢に伝えていなかったことなど。
霊夢「……数百年に一度ってどうやっt「わざわざ私の家に連れていき、満足してもらったら帰ってもらっていたのよ」……あっそう」
霊夢「……せめて魔理沙には絶対伝えなきゃいけないことばっかじゃない」
紫「仕方ないじゃない…止めようとするも先に行っちゃうし」
霊夢と紫が少しばかりの反省会をしていた中………
魔理沙「……そういや、あんた強いだろ」
ビルス「…ん?」
アリス「ちょっと魔理沙!?」
魔理沙はビルスに対して宣戦布告をしようとしていた。
魔理沙「私とやろうぜ」
ビルス「……!」
[オラとやろうぜ]
ビルス「ほう……その言葉、久々に聞いたよ。ボクと戦いたいって言うやつは」
ビルスは悟空を思い出しながら話した。
魔理沙「へぇ」
それが魔理沙の戦いたいという感情に火をつけたことに…
ビルス「相当な自信家のようだね、それとも…」
ビルス「ただのお馬鹿さんなのかな?」
アリス「魔理沙は馬鹿だから無理に相手しなくても「いいよ~」……え?」
魔理沙「ほ、本当か!?」キラキラ
魔理沙は戦いたい欲を溢れ出し目を輝かせていた。しかしアリスは初めて会うのでやらせたくないと思い引き留めていたのだ。
アリス「でも、魔理沙ってあんなんだけど強いのよ?やめたほうが……」
ビルス「大丈夫大丈夫、ボク強いし。なんなら手加減してあげようかな」
魔理沙「な、何だと~!!」ガタッ
魔理沙は自分が舐められていると感じ立ち上がった。そしてビルスと魔理沙は、外に出てなるべく広い場所で(弾幕)勝負を始めようとした。
魔理沙達が出て数分たつと霊夢が帰ってきた。霊夢は魔理沙とビルス“様”がいないことに気付くとアリスが残念そうな顔をして決闘をしていると伝えた。その瞬間、霊夢は冷や汗が溢れ出し、生きた心地が全くしなかった。あの
文字を動かすのはやったことがなかったんですよね。初体験ってやつですね