いよいよ待ちに待った新生B小町の初ライブであるジャパンアイドルフェス。その会場となる建物にルビー達はやって来た。
「さてさてやって来ました!」
「「ジャパンアイドルフェス!」」
「えっと…私たちが立つのは10個あるステージのうちスターステージ」
「結構地下アイドルも多いステージだね」
「できればメインステージが良かったけど」
「流石に過ぎた願いだよね〜…」
「あー緊張してきたぁ!うまくやれるかなぁ」
「大丈夫!睡眠はしっかり取ったでしょ!徹夜のダメージは3日ぐらい引きずるし魅力が3割ほど落ちるってどこかの大学の研究で出てる… みたいなことDai●oが言ってた!って先輩が言ってた!」
「人伝ての人伝ての人伝てだねぇ」
ルビーとMEMちょがコントをしながら睡眠は大事だと言っていると、ルビーに睡眠の重要性を説明した有馬かなはその時…
(どうしよ…結局一睡もできなかった…)
ぴえヨンの中身アクアだった事件のせいで眠る事が出来ず、絶賛寝不足であった。
(ぴえヨンの中身がアクア…?でもあいつあんなにマッチョじゃないし…入れ替わり?なんで?私が真面目にレッスンするように?優しくしてくれたのも嘘?頭ごちゃごちゃ…大事な日なのに…もう…マジ最悪… とっとと楽屋行きましょ。少しだけ仮眠を…)
「そっちじゃないわよ」
「え?」
かなが寝不足の頭で色々考えながら楽屋に向かっていると、ミヤコが呼び止める。
「ステージ側の楽屋は出番直前にしか使えないの」
「そうなんですか?」
「じゃあ着替えとかは…」
ミヤコはニコニコしながら三人を楽屋に案内する。そして三人が案内された楽屋で目にしたのは…
「ちょっと、荷物そっち寄せてよ!」
「誰かライナー持ってない!?」
楽屋の扉を開くと、そこには今日ライブをする大量のグループのアイドル達と大量の荷物が詰め込まれていたとんでもないカオス空間な楽屋が三人の目に入った。
「何この地獄みたいな場所…」
「楽屋よ?」
「人口密度えげつないことになってますけど…」
「ステージの多いフェスではこんなものよ。出演者や関係者数百人が全部詰め込まれて荷物の置き場もない。着替え部屋もないから各々パーテーション裏で着替える」
「でも撮影用の場所だけは綺麗なんだね」
「カオスだねぇ」
「もちろんメインステージに呼ばれるくらいの有名グループは別室を用意してもらえるわ。でも地下アイドルやそこそこのアイドルの扱いはこんなもの。いい待遇受けたかったら売れないとね…… さっ出番前はバタつくからお弁当を食べたり準備するなら今のうちよ」
「「はーい」」
B小町の初ライブの時は、着々と近づいてきていた…一方その頃、クリスは…
「はぁっ、はぁっ…はぁっ…くっ…」
「まだやりますか?」
「はぁ、はぁ…もう、一本…お願いしますっ!!」
「…分かりました、しかしその前に少し休憩を挟みましょうか」
再び中学時代の母校に来ていた。理由は前回とは違い、クリスが自分から来たのでは無く、剣道の全国大会が近いので剣道部を扱いて欲しいと学校側から頼まれたのである。
「そんな、まだ…!」
「いえ、休みなさい。でなければ今日はここで終わりです」
「!……分かり、ました…」
「ひえ〜…星野先輩相変わらずヤッバ…アレで二段とかマジ詐欺じゃん…」
「コーチが自分より強いって言ってたくらいだし…」
「コーチって何段だっけ?」
「確か五段だろ?」
「は?やっぱ化け物だろあの先輩」
「けど…」
既にクリスと数回手合わせしてボコボコにされた部員達は、水を飲んでいる主将を見る。
「主将、俺たちの倍は手合わせしてんのに…まだ星野先輩に挑むつもりだぜ…」
「あんな根性どこから出てくんだよ…」
「すげーよなぁ…俺勝てる気しねぇのにあんな何回も挑まねえよ…」
クリスに挑む、という事は剣道部員達にとっては魔王に挑むようなもの。しかしこちらには聖剣も女神の力的な物もない。勇者ではなくただのモブ兵士。クソゲーである。そんな中魔王に挑み続ける主将に部員達は改めて尊敬の眼差しを向けた。
「ゴクッゴクッ…ぷはっ…先輩!やりましょう!」
「少し落ち着きなさい。話をしましょう」
「はい!話しましょう!」
「素直ですね…焦っているでしょう」
「!わ、分かりますか?」
クリスの言葉に主将は身体をビクッとさせ、クリスから目を逸らす。
「勿論、あなたの事はそれなりに分かっているつもりです。今、凄く焦っている事や…その焦りの原因が、私である事も」
「っ!!」
「あなた全国大会が控えているというのに、あなたの目にはそこで待ち受ける宿敵達ではなく私が映っている……大会で剣を交えるのは、私ではありませんよ」
「…分かって、います…」
「でしたら何故…」
主将は顔を伏せると、ポツポツと語り出す。
「私は、小さい頃から周りに剣道の天才として持ち上げられてきました……負けた事なんて無くて、上級生にも圧勝して、小6の時に中学生相手にも勝ちました。私は強い、誰にも負けない…そう思ってここに来て…」
────自信満々でやって来た中学の剣道部初日。彼は天才…否、天災に出会った。
「はぁっ…!はぁっ…!」
「新入部員の中では飛び抜けていますね。強くなりますよ、彼は」
「おぉー!ウチのエースからそこまで言われるなんて」
「こりゃ、未来のエース誕生かな?」
星野クリスタルに出会い、彼が積み上げてきた強さや自信は、一瞬でバラバラに切り裂かれた。それほどまでに、クリスは圧倒的な存在だった。
「嘘だ、俺が…!」
彼は現実を認められず、受け入れられず。クリスに何度も挑んでは敗北した。
「どうして、どうして勝てないっ!?どうして…」
「………」
負け続けた末に彼はそう叫んだ。クリスはそんな彼を見て…
「私に勝ちたいと思うなら、私を知ろうとしなさい」
「っ…!?」
「自分を磨くだけでは手を伸ばせるだけで勝利には届きません。他者の強さを認めるからこそ、勝利に手が届くのです」
「っ!!」
そこから二人は、学校ではずっと一緒に居た。彼はクリスを知ろうとして、やがて他の誰よりもクリスと長く対峙出来るようになり、やがてクリスを深く尊敬するようになった。
(ずっとこの人の隣で、剣道をしたい)
色んな部を掛け持ちしている事は大変癪ではあったが、彼の剣道の中心はクリスになっていた。高校生になっても、クリスと一緒に剣道をする。そして絶対に追いつく。そう思っていた時…
「どういう、事ですか…?」
「……私は、芸能の道に進みます。武道を志すのは、中学で終わりです」
「………は?」
受験シーズンが終わった頃、クリスは、別の道に行ってしまう事を知った。彼はそんな事を当然受け入れられなかった。クリスに詰め寄り、一方的な怒りをぶつけた。その時のクリスの顔はとても悲しそうで、申し訳なさそうで…
その日から、クリスとは一切話さず、卒業式の日が訪れた。色んな部の生徒たちがクリスに挑んでは蹴散らされているのを、ただ遠くからジッと見ていると…
『私に勝ちたいと思うなら、私を知ろうとしなさい』
不意にそんな言葉が、頭に過って…
(…知らなきゃ…)
気づけば彼は、いつの間にか着替えてクリスの元へ向かっていたら。
(分かってあげないと、どうして先輩が、その道を選んだのか)
誰もがクリスを武道の道に戻そうとした。自分だってそうだ。けど…
(その理由を知らないと、絶対後悔するっ!!)
「ふぅ…もういませんか?……でしたら、私はそろそろ…」
「先輩っ!!」
「!あなたは…」
「はあっ、はあっ…最後に、手合わせ、お願いします…!」
「───ええ、勿論。待っていましたよ」
それが、クリスの中学時代、最後の試合だった。そして…
(何も分からなかったぁぁぁぁぁぁぁ!!)
彼は結局、クリスを理解する事は出来なかった。その事を悔やみ、涙していると…
「…何か、知りたい事があるのですか?」
「は!?分かるんですか!?」
「ええ、当然です。それで、何を訊きたいのですか?」
「……先輩が、どうして武道を辞めるのか、教えてください」
クリスは、彼に理由を教えた。自分の人生に武道は必要無いと思った事、世間に自分より他の人を見て欲しかった事。それを聞いて彼は…
(──そっか。無理だ、この人を理解するなんて)
クリスが、一般的な人間とはかけ離れた存在だと気付いた。そして同時に悟った、クリスを理解する事なんて不可能だと。
(…けど…良かった…)
なのに、どうしてだろうか。
「…何だか、満足した様子ですね」
「……そうですね…」
きっとクリスを理解しようとした日々は無駄だった。だというのに…
(この人はずっと、このままでいてくれる)
違うを道を行っても、クリスは彼が大好きだったクリスでいてくれる。その事実が、彼を何よりも安堵させた。
「星野先輩、ありがとうございましたっ!!先輩との日々、絶対忘れません!これからも、応援しています!」
「──はい、こちらこそ、ありがとうございました。私もあなたを、応援しています」
道は分かれても、お互いが変わる事は無い。中学の日々の時のまま、ずっと変わらずにいられる。彼はそう思った。そう思って…
『そういう顔、ずっと見たかった』
クリスは、変わってしまった。
「考えてみてください。信じて送り出した先輩が、あんな高校から剣道始めたガチ初心者の爬虫類女に即堕ち二コマ決めた俺の心境を」
「怖い怖い怖い怖い」
「ウチの主将マジヤバいって」
「おい、一応空手部また呼んどけ」
「いや、アイツらこの前のトラウマになってるみたいで…」
主将のクリスに向けたクソ重クソデカ感情にドン引きしている剣道部員達。対してクリスは、その話を真剣な表情で聞いており…
「これ、私が悪いのでしょうか」
「はい、先輩が悪いです。責任とってください」
「なんと…そうですね…確かに私はフリルさんに出会ってから変わりました」
「はぁっ…!番組じゃ苗字呼びだったのに名前呼びになってるっ…!コフッ…!」
「……ですが、あなたとの関係が変わったとは思っておりません」
「!」
「私にとってあなたはずっと、私を慕ってくれた大切な後輩です。勿論、他の皆も」
『!』
クリスの言葉に主将だけではなく、剣道部全員がハッとする。
「これからお互い、色々な事があると思います。変わってしまう事も沢山あるけれど、今ここにいる皆との繋がりは、変わらず続けていきたいと思っています。だって皆さんは、私が武道界を託すに値すると思った人達なんですから」
「先輩…」
「だから、私が誰と何をしようと、気にしないでください。私はこれまでも、これからもずっと…あなたが目指そうとした、あなたが大好きだった星野クリスタルであると、誓います」
「う、うぅ…ぜん゛ばい゛ぃぃぃぃぃぃ!!」
主将は泣き声を上げながらクリスに抱きつき、クリスは優しくそれを受け止めた。他の部員達も涙目になりながらそれを見守る。
「よしよし…さて、そろそろ再開しましょうか」
「ばい゛…」
「あ、あなたはまだ休んでてください」
「え゛…?」
「それでは主将以外の皆さん、もう一回私と手合わせしましょうか」
『…………』
部員達の涙は一瞬で引っ込んだ。そして同時にやはりクリスは化け物だと思った。
白色のペンライトが見えない。誰も有馬かなを見ていない状況。そもそも人気があるMEMちょとアイドルとしての素質が高いルビーに比べて、子役時代が全盛期だったかなではやはり厳しいものがあった。
「ふぅ…なんとか間に合いましたね」
後輩達への稽古が終わり、B小町のライブステージにやって来たクリス。間に合うか不安だったが、出番直前でなんとか間に合った。最後列だが、クリスの身長なら問題なくライブを見られる。
「皆さん、頑張ってください…!」
そしてやがてB小町のライブが始まり、3人が踊り始めた。クリスは三人とジッと見つめる。
(有馬さん、意外と緊張していませんね…姉上とMEMちょさんの事を気負い過ぎないか心配でしたが、杞憂だったでしょうか…しかし…)
「全く笑いませんね…」
かなは先程から表情に笑顔が無く、それがクリスを不安にさせた、するとルビーがそれに気付いたのか、カバーに入る。
(姉上…やはり母上みたいですね…ですが、このままではいけません…有馬さんをどうにかしなくては…)
やがて2曲目であるサインはBが始まるが、クリスはかなの表情が段々と苦しそうになっているのを感じていた…
「有馬さん…」
白いペンライトが見えない。誰も有馬かなを見ていない状況。そもそも人気者のMEMちょとアイドルとしての素質が高いルビーに比べて、子役時代が全盛期だったかなでは厳しいものがあった。
元天才子役になってから、誰も今の有馬かなを見なくなった。誰も必要としなくなった。彼女はただ、自分認めてほしかったのに。
(誰か、誰か、私はここに居ていいって言って…!)
かながそう思った瞬間…白い光のペンライトと、それを掲げる見知った人物の姿が目に入った。
(兄上っ!!)
そう、星野アクアマリンである。するとアクアは真顔のまま三本のペンライトを振り、オタ芸をし始めた。それを見てルビーは呆れつつも笑い、MEMちょは驚愕し、かなは吹き出しそうになり、後ろにいたクリスは口元を抑えていた。
(馬鹿みたい!スました顔して何してんのあいつ!ご丁寧に3人のサイリウム振って箱押し気取りか?この浮気者め!)
(!有馬さんの雰囲気が変わった…!流石兄上!女タラシは伊達ではありませんね!)
クリスがアクアを内心で褒めて?いる内にかなの表情がどんどん明るくなっていく。
(決めたわ。私がアイドルやってる間にあんたのサイリウムを真っ白に染め上げてやる。私のこと大好きにさせてみせる。アンタの推しの子になってやる!)
「……良かった…」
クリスはホッとしながらそう呟いた、すると…
「うぉぉぉぉぉぉ!!B小町、最高ぉぉぉぉぉぉ!!」
隣から大声が響き、ふと横目でちらりと見ると、クリスはバッと声をした方を向いた。
「あ、あなた…もしかして、酉…ですか…!?」
「え…あ、夜叉?」
三色のペンライトを持ち、B小町のグッズを全身に身に纏い、タオルを頭に巻いている存在が、まさか前世からの知り合いだったなど、誰が予想しただろうか。
「………」
一方その頃、先にライブを終え、B小町のライブを見に来ていたアイドルが居た。彼女の名は鈴代まな。JIFは今回で四回目である。彼女はB小町の初ライブを見て…
「アイドル…やめるか」
そう呟いた。何を思っていたのかは作者が書くの面倒くさいので是非本誌をご覧ください。ここはアニメでもカットされているのでね(作者は何気にそれが悲しかった)そんな事はどうでもいいですね。
(どこに就職出来るかなぁ…色んな服着るのは好きだし、服飾関係とか良いなあ…)
鈴代まな、今年で24歳。芸能歴6年。二週間後に芸能界引退を発表……
引退後は
B小町の初ライブも無事終了し、皆で車に乗りながら帰宅していた途中。いつもは騒がしいルビーも初ライブで疲れたのか眠ってしまい、静かになった車内で…
「…どうだった私たちのステージ」
かなが後ろの席に座るアクアとクリスに向かってそう訊いてきた。
「まぁ初めてにしてはよくやったんじゃないか?」
「取り敢えず無事に終わって良かったです」
「何よそれ、もっと褒めなさいよ!」
「それは出来ない。有馬たちはこれからもっと凄いライブをやれるだろうし。それを考えたらここで高得点出すのはもったいない」
「……そうですね」
「…あっそ」
ようやく会話した二人を見てクリスは微笑む。
「あの2人やっと話する気になったみたいね」
「なんだか仲悪いですよね」
「アレはそういうのじゃないのよ…」
「?」
「ねぇアクア。今ガチのあかねとは上手くいってるの?」
「!」
ミヤコがアクアにあかねの事を訊くと、かなはドキりとする。
「なんで俺だけに訊くんだよ…」
「クリスは自分から色々話してくれるけど、あなたは話してくれないもの」
「…まだあれから会ってない」
「あらそうなの?」
「そりゃただの仕事相手だしな。インスタ用の写真を2人で撮りに行くって話はしてるけど」
「…仕事…」
黒川あかねはただの仕事相手、という事知ったかなは…
「ふん、そうよね!あの黒川あかねがあんたなんかに本気になるはずないもの!テレビショー上の演出ってやつね!あるある!」
急に元気になり、アクアに絡み始めた。
「あんたも哀れねー!駄目よーああいうの本気にしちゃ!」
「有馬ちゃん、急に元気になって…ん?」
するとMEMちょは今までの情報を整理し、そして結論に至った。
(…はっ、そういう事!?有馬ちゃん、アクたんの事が…!はっ…!)
そして次に思い出すのはアクアの今カノであるあかねの姿。同じグループの仲間か、一緒に番組に出た仲間か。かなが座りながら恋する乙女の表情を見せると、MEMちょは後ろにいるクリスに目を向ける。
(く、クリス君…!)
クリスはただ微笑んで温かい目でMEMちょを見つめ返し…
(───ようこそ、こちら側へ)
(あ、あかねぇぇぇぇぇ!私、どっちを応援するべきなのぉ!!)
クリスからの返答に絶望し、脳内で聞こえるはずもない問いをあかねに投げつけたのだった…
「あかね、次の仕事が決まったぞ」
B小町のライブから数日後、稽古をしていたあかねにマネージャーがそう言ってタブレットを渡してくる。
「えっ、コレ本当ですか!?」
仕事の内容を見てあかねは驚きつつも、嬉しそうな表情を浮かべた。
「アクア君、また一緒にお仕事出来るね…!」
一方その頃…
「フリル、仕事来たわよ」
「どんなのですか?」
不知火フリルも同じようにマネージャーからタブレットを受け取って確認する。
「…っ!クリスと共演…!?よしっ…!」
「本当に好きね、貴女…」
「それは勿論、最推し兼彼氏なので……ん?……ちょっと待ってください…これ…クリス君の役…」
「…気付いたかしら」
フリルはマネージャーの顔を一度見ると、再び画面に視線を向ける。
《舞台 東京ブレイド キャスティング》
ブレイド役 姫川大輝
キザミ役 鳴嶋メルト
つるぎ役 有馬かな
鞘姫役 黒川あかね
刀鬼役 星野アクア
「…情撰…これ、本当にクリス君にやらせるんですか?」
「…確かに貴女の懸念も分かるわ。けれど、情撰というキャラを動かす為には星野クリスタルのような元々から武芸の心得がある役者が必要なの」
「けれど…」
「ええ…情撰は、この舞台で…最も演じるのが難しい役よ」
一つの舞台が終わり、また新たな舞台が幕を上げようとしていた。星野クリスタルはここで問われる事となる。
───己の、役者としての技量を。
ファーストライブ編 閉幕。
東京ブレイド編 開幕。
ここで簡単なキャラ紹介!
星野クリスタル
前世やべー人斬り。何故人斬りをしていたのか…いつか明かされる。きっと。
星野アクアマリン
原作より大分精神安定してるけど、それはそれとして妹にはめちゃくちゃ過保護なシスコン。
狼
クリスの前世からの知り合い。普段は森暮らし。何故かゴロー先生を探していた。
主将君
クリスに脳を焼かれたやべー奴。コイツ女性キャラだったらどうなってたんだろう…
疫病神
多分この小説で一番苦労してる。双子の復讐劇楽しみにしてたらそこにイレギュラーが入ってきて「またかよもぉぉぉぉぉぉぉ!!」ってなって更に夜叉の遺体が消えて「早く見つけろ!宿○みたいに受肉したらとんでもない事になるぞぉ!」と必死に探している。
その他不思議な動物の皆さん
森でひっそり暮らすか人間社会で働いたりしてる。
干支や狐の皆さん
基本神社でニートしてる。巳だけは色んな場所を歩き回ってる。