装備はジンオウガ大剣に、頭テオ・テスカトル、胴体腰ティガレックス、腕ジンオウガ、足ラージャンの構成。イブシナルハタは腰ヒノエで胴体メデュレト。上位装備でございます。
モンハンエリアみてーな形でモンハンの大型モンスターみたいなセキュリティプログラムの電脳世界を思いついてしまった(´・ω・`)イブシナルハタとか超重要事項守ってそう。
……重大事変ヌシジンオウガとは二度とやりたくねぇ(´・ω・`)
「そこまでだ、ワイリー!」
最後のセキュリティを突破し、扉を蹴破る勢いでワイリーの部屋まで辿り着いた。
「何とか間に合いましたわね」
「ワールドスリーの総帥、Dr.ワイリー。貴様の野望もここまでだ。大人しく投降しろ」
熱斗に続いて、炎山とプライド王女が到着する。相手はワールドスリーの総帥であり、ここはその本拠地だ。警戒しつつ、ワイリーを拘束しようと手錠を取り出した。
「ちっ、光熱斗と伊集院炎山、プリンセス・プライドか。小童と小娘が雁首揃えて、ワシになんの用じゃ?」
「決まってるだろ!終末戦争を阻止する為だ!」
最奥にあるロケットの発射台。その前でドリームウイルスをインストールしようとしている場面だった。
ーーー危なかった。もし間に合わなかったら。そう思わざるをえなかった。
「やはり光一族……貴様らは尽くワシのジャマをしてくれる……!!」
「光一族……?確かに俺は光だけど、それがなんだってんだよ!!」
反対に、ワイリーは先程までの冷静さをかなぐり捨てて熱斗を睨みつける。
まるで親の仇を見るかのような敵意全開の眼孔だ。その迫力に熱斗は思わず後退りしそうになってしまうほどに。
そして、ワイリーは語る。何故ワールドスリーを設立したのかを。
ーーーそれは、インターネット社会の基盤が出来上がる前。即ち、光熱斗の祖父である光正が現役だった時代。30年も前まで遡る。
当時の科学省には、2人の天才科学者がいた。その内の1人は、Dr.ワイリー。そしてもう1人は光正。熱斗の祖父である。
ワイリーはロボット工学を。光正はインターネット工学を。2人は科学省でそれぞれ日夜研究に励み、日本の未来の二大巨頭と呼ばれている程に優秀な科学者だった。
だが、ある日日本は重大な選択を迫られる事になった。理由は、凄まじいまでの科学による国際競走に勝利する為だ。
ワイリーのロボット学か光正のインターネット工学か……。そのどちらかに予算を集中させ、日本の未来を託す事にしたのだ。
何回も何回も議論に議論を重ねた。その結果、選ばれたのはインターネット工学であった。当時のクリームランドがインターネット工学で成功し、先進国の仲間入りをしたのが決定した1つの理由なのだろう。
インターネット工学の発展を進めるという日本の決定。それに伴いワイリーのロボット学の予算は打ち切られ、研究も凍結することとなった。
「貴様らに敗れた者の気持ちなどわかるまい!だからこそ、ワシは光が作った世を破滅させるべくワールドスリーを結成したのじゃ!」
「それって、みんなで話し合って決めたことだろ!そんなのはただのワガママじゃないのか!?」
「ええい!アヤツと同じ事をいいおって!」
ギリギリと歯ぎしりをしながら血走った目で熱斗を睨みつける。その迫力は悪の総裁に相応しい。大人でも腰を抜かす程だ。レイチェルならばビビって小さな悲鳴を上げているだろう。ある意味、別行動して正解だったかもしれない。
だが、ここにいるのはワールドスリーの野望を阻止する為に立ち向かった精鋭だ。数多の事件を解決した光熱斗。オフィシャルのエースである伊集院炎山。クリームランドの王女であるプリンセス・プライド。この3人が今更悪の総裁の迫力程度でビビる様なタマでは無い。
「まぁ、よい。ドリームウイルスが完成した以上、ワシの野望はほぼ達成した!後は貴様らを倒せば、この世界はデリートされるのじゃ!!」
ワイリーは高らかに笑い声を上げるが、目は笑っていない。憎しみの籠った目で熱斗達を睨みつけている。
ワイリーの目的。それは復讐だ。晴らす方法は自身を追いやったネットワーク社会を破壊する事。即ち、光正達が築いた社会を壊す事だ。
壊した後は自身の夢であるロボット工学が発展した社会を作るのだろうか。
「Dr.ワイリー、かつての私も貴方と同じく社会を憎む者でした!しかし、皆の助けもあって今でも前を向けて歩けています!貴方も同じようにーーー」
「ええい、喧しい!厄ネタ共に助けられなければゴスペルの勧誘を受けていた小娘が偉そうに言うでないわ!!」
「っ……!!」
かつてのクリームランドは非常に貧しく、プリンセス・プライド達の手腕を持ってしても現状維持が精一杯だった。ネットワーク社会をどの国よりも早く導入する事で先進国の仲間入りを果たしたが、その栄光も一瞬で落ちてしまった。
クリームランドの情勢は一向に良くならず、他国からも邪魔者扱いだった。その事からプリンセス・プライドはネットワーク社会を恨みツラミを募らせ始めていた時、ゴスペルという組織から勧誘メールを受け取った。それに合わせるようにスラー達と出会ったのだ。
もし、スラーやレイチェルと出会わなかったならば、ゴスペルの勧誘を受けてネットワーク社会を破滅させる為に動いていただろう。ワイリーの指摘は的確に痛い所を突いていた。尚、熱斗は「ごすぺる……?」と頭にはてなマークを浮かべ、炎山は驚きに目を見開いてプリンセス・プライドに視線を移していた。
「話は終わりじゃ!間もなくドリームウイルスが完全体となって、インターネット社会を破壊する!この世界はデリートされるのじゃ!」
「そうはさせるか!行くぜ、ロックマン!」
熱斗が1歩前へと飛び出し、PETを構える。
「気になる事はあるが……今はドリームウイルスのデリートが最優先だ」
プリンセス・プライドとゴスペル。ワイリーの口から語られた関係については気になるが、内容からしてゴスペルと組むことは断ったのだろう。ならば、ドリームウイルスを撃破してから聞けばいいと、炎山はPETを構えながら言った。
「たしかに、貴方の言うことは事実です……ですが、それでも私は貴方を止めてみせます!」
ワイリーの指摘は事実だ。だが、だからといってここで膝を折る訳にはいかない。
それに、自分を支えてくれたレイチェルとスラーがフォルテという強大な敵と戦っている。更にいえば、レイチェルも炎山も熱斗も自身より何歳も年下なのだ。そんな彼らが頑張っているのに、年長である自分だけが折れて諦める……などという醜態を晒したくない。
「諦めの悪いやつめ!よかろう、ネットワーク社会を破滅する前の余興じゃ!貴様らなんぞ軽く捻り潰してくれるわ!」
ワイリーが杖で床を叩くと同時に、ドリームウイルスの咆哮が電脳世界に鳴り響く。
「プラグイン!ロックマンEXE、トランスミッション!」
「プラグイン、ブルース。トランスミッション!」
「プラグイン、ナイトマン!トランスミッション!」
それに対抗するのは、ここにいる3人の精鋭達だ。
・クリームランド
確か「真っ先にインターネットを導入した」みたいな描写があったことから、日本よりも導入が早かったのではないかと予想。その為、「パッとしなかった小国がここまで発展するなら技術国の日本ならもっと出来るんじゃね?」みたいなムードもあったのではないかと解釈する。
ゲーム版だとここで満足し、アニメ版だと更に発展させたのだろう。あさだみほ版はどこかで失敗したのだろうか。鷹岬版は知らぬ。
ワイリーならデューオについてある程度知ってるやろの精神。アニメ版でも最初から知ってた風だったし。
・ゴスペル
エグゼ2における敵組織。物語冒頭にて「ゴスペルの活動が活発になり……」みたいな感じの1文があることから、少なくともエグゼ1の時点では存在していると思われる。