ティアキンクリアしてやりきれない思いを書こうと思ったら意味わからんことになった。
1話描き終わった頃には何故か学園もの(TSアリ)に変わってた。
帰宅中にぼーっと書いたヤツ。そのうち恥ずかしくなって消すかも。
「こう……でしょうか?」
ゼルダはその瞬間時の賢者として、時を操る能力を完全に掌握した。
ゼルダは魔王を封印していた百年間、ずっと考えて来たことがあった。
なかなか目覚めることのなかった封印の力。あの時、リンクを守ろうとしたあの瞬間に、何か大きな枷が外れたような感覚。
ゼルダの中に眠っていた大きすぎる能力。
そしてハイラル城地下にて、謎の青白い手についていた勾玉。
それを拾った瞬間、ドクンと自分の中の力が大きくなる感覚。
そして時は神話の時代まで巻き戻る。
ソニア王妃から教わったその力の正体は対象の時を巻き戻す能力。
だが、それはゼルダが神話時代にまだ巻き戻った説明にはならない。
ゼルダの意識も、体も、巻き戻ってはいないのだから。
つまり、逆だ。
ゼルダは自身以外の全てを巻き戻したのだ。
その瞬間、ゼルダは永遠を手にした。
魔王ガノンドロフといえど、所詮元は人の子。
運命全てを捻じ曲げる、やり直す、構築する力を手に入れたゼルダはもはや、世界の「住人」ではない。
世界を描き、管理する側の存在、『上位者』へと昇華した。
そこで、大いなる運命を見た。
ハイラルの姫『ゼルダ』
勇者『リンク』
魔王『ガノンドロフ』
時代や世界線を超えて、何度も登場する存在達を。
どの時代、どの世界線でも、ガノンドロフを討つ『リンク』の姿を。
ある時は海の上で、ある時は森の中で、ある時は未来の学園都市で、ガノンはリンクに倒される。
ゼルダは救われ、世界に平和が訪れる。
そういう『筋書き』の物語。
その中で、リンクが負けることはなかった。何度繰り返そうと、どこの世界の物語であっても、『リンク』が敗北する姿を見ることはなかった。
そんな『リンク』の勇姿を、守られる『ゼルダ』を見て、『上位者』となったゼルダは──
──リンクしゅき♡
正直、ゼルダがチョチョイと魔物化したガノンドロフを浄化してやれば、この世界線においては、『ガノンドロフ』のいない平和な世界になる。
きっとゼルダは王国の姫として生まれ、リンクは近衛騎士として……。
……騎士?
ガノンがいなくなれば、魔物がいなくなる。
魔物がいなくなれば、騎士は?
もっといえば、『ガノンドロフ』がいないなら、世界は対抗手段となる『リンク』を必要としないわけで、リンクや、ゼルダ自身も生まれてこない。
それは嫌だ。
ゼルダがわざわざガノンドロフを倒さずとも、リンクなら必ずガノンドロフは倒してくれる。
だが、ゼルダはリンクに恋する女の子であると同時に、ハイラルを背負う王女だ。
ガノンドロフは今後大きな被害をもたらす。
家庭で出る多くの犠牲を見なかったことにして、都合よく幸せになることはできない。
ゼルダはこの世界の物語を終わらせる。
たとえ、自分自身が消滅するとしても、未来の誰かが犠牲にならずに済むように。
『私たち3人』の命運はは繰り返す輪廻の中にある。
きっとまた繰り返す、救済と犠牲。
揺蕩う輪廻の流れの中で、ゼルダは黒く染まった刃のかけらにありったけの光を送り込む。
──ビシッッ
何かにヒビが入るような音と一緒にゼルダの意識は落ちる。
そして、その三つのかけらはまた、次の世界へ流れていく。
☆☆☆
ガノンドロフの魂は、際限なく黒き淀みが溢れ続ける盃のようなもの。
だが、上位者にまで昇華したゼルダによって浄化されたことにより、変形し、バグが発生する。
ガノンドロフの『強すぎる野心』『邪悪な精神』は、『目立ちたがり』な『悪ガキ』に。
そしてゼルダの力を受けすぎた影響で、性別も男から女へ。
つまり、『メスガキ
☆☆☆
ハイラル王国の誇るハイラル学園。
魔法科と剣術化があり、双方の教育が王国トップの質であり、毎年倍率が100を超える学園である。
そんな学園を見上げる、2つの影。
極東出身の編入生『凛久』と、同じく幼馴染の編入生『花音』。
ハイラル学園には編入制度も存在しているとはいえ、その難易度は平均合格者0人を叩き出すものであり、近頃は志望者も現れない半ば形骸化した制度であった。
だが、今年は違った。
1人で何人もの試験官を相手に取り、圧勝。あらゆる武器を使いこなす『凛久』。剣術科志望。
剣術では凛久に劣るものの、魔法をうまく使い、試験官を翻弄、挑発を続けた『花音』。同じく剣術科志望。
「会いたかった……『リンク』」
記憶を持つハイラル学園生徒会長『ゼルダ』は魔法科である。
終わりです。こんなん誰が求めてるん?