クリスマスの夜、女の子を拾った。   作:true177

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二節 隠れ蓑生活が始まりました。
005 畳の上に二人、仰向けに寝転がった。


 小鳥のさえずりが、珍しく窓の外から響いてくる。目覚まし時計のアラームと重なって、独特のハーモニーを醸し出していた。

 

 時刻は、陽が地平線から顔をひょこっと見せる高度にたどり着いたころ。

 

「……う……」

 

 いつも通りの吊り下げボタンに、ドーナツ型の蛍光灯。白色の眩いものではなく、オレンジ三の月夜かと思うほどか弱い光。木造家屋なので当たり前だが、茶色の天井。

 

 広海は、朝の割と早い時間に目を覚ました。『日の出だから早朝だ』と言うのはお門違いで、冬至とそう変わらない日の出時刻なのだ。平日ならば、標準的な時間帯である。

 

 下からは、まだ生活音が聞こえてこない。両親とも、眠りこけているのだろう。

 

 いつも通りの目覚まし時計なら、家族で最後に布団から抜け出してくるほど遅い時間帯になる。針を早めておいて、正解だった。

 

 ……幸紀は、もう起きてるのかな。

 

 幸紀がいるのは、広海の部屋の丁度向かい側である。和室の物置であり、尚且つあまりものが置かれていないという隠れ住むには最高の環境の部屋だ。

 

 高校は冬季休業期間に突入しており、外出の予定はない。

 

 最低限の身支度を整えて、寝巻のまま和室もとい幸紀の部屋へとノック無しに入った。

 

 部屋には、沈黙している積まれた段ボールが端に集まっているだけだった。六畳間であるので人が寝転べるスペースは確保されてあるが、この場に彼女の姿はない。

 

 しかしそれも当然で、彼女が就寝中に万が一反対派の父親が和室に入ってくるなどと言うことがあれば、広海の計画は破綻してしまう。恐らくは幸紀が家を追い出され、広海には外出禁止令が下されるだろう。

 

 声ができるだけ漏れないようにと、入って来たドアを閉めた。

 

 この部屋は和室なので本来扉は障子か襖にすべきところだが、入り口だけは洋風の引きドアになっているのである。ガラスで部屋の内部が透視できるようにはなっていないので、幸紀が見つかってしまう心配は低い。ドアの下に空気穴が空いているが、誰もいない物置で厄介な事をしない、と願っている。

 

「幸紀、俺だよ、広海」

 

 そう、押し入れに投げかけた。

 

 押し入れは、幸紀が就寝に使っており、一階部分に布団が敷かれている。中に父親関連の置物は入っていないので、存在があらわになるという致命的ミスは起こりえない。

 

 ガラッと襖が開き、待ちくたびれた様子の幸紀が布団を丁寧に三つ折りにしてある状態で端に押しやり、正座で真っすぐ広海を見ていた。迂闊に動けず、窮屈な思いをしたようである。

 

「……おはよう、広海」

 

 昨晩は母親しか家に居なかったため、入浴と着替えを済ませている幸紀。ホームレス特有の臭いは、もうきれいさっぱり消えていた。

 

 入れ替わるように、朝起きのパジャマからほのかな甘い香りが漂って来た。女子特有の、アレである。分かる人には分かるが、分からない人には一生かかっても分からない。

 

「昨日、よく寝れたか?」

「……うん! ベンチの上とか、歩道の上とか、下が固くて寝づらかったけど、今日はやわらかかった!」

 

 どうやら、熟睡できた模様である。

 

 幸紀が安物でちっとも柔らかくは感じない布団で『柔らかい』という感想が出てくるということは、それだけ満足に睡眠も出来ない環境であったということだ。

 

「……広海のお父さん、いつくらいに起きてくるの?」

 

 唯一この家庭で見つかってはならないのが、広海の父親である。階級ピラミッドでは堂々のトップに君臨しており、言う事には逆らえない。現在進行形で幸紀を隠遁生活させているのは、広海がそう強く志願したからだ。

 

 飲み会で夜遅くに帰ってきていたようだから、今日に限ってはあと二時間ほどは余裕がある。だが、いつもは朝六時に起きてくるくせに、出勤する時間は広海が家を出た後なのだ。冬休み中はいないスキを見計らって幸紀に会うことが出来るが、学校生活が始まるとそうはいかなくなる。

 

「……朝の六時くらいかな。学校が始まったら、朝は会えなくなる」

「そうなんだね……」

 

 できる事なら、父親からも許可を取って正々堂々と幸紀を食卓に呼びたい。が、理想は必ずしも現実になるわけではないのだ。

 

 それに、広海にはある一つの懸念事項が思い浮かんでいた。

 

「年末年始は、帰省することになってるんだ。だから、その四日間くらいは、幸紀をここに置き去りにすることになる」

 

 帰省に幸紀を連れていくことは出来ない。今年は行かないように直談判しても、却って怪しまれてしまうかもしれない。よって、独りぼっちで四日間生活してもらうことになるのだ。

 

 幸紀は自身の膝に目を落とした。ガックリ来ているのか、覇気はなかった。

 

「……ここに居させてもらってるのは私の方だし、衣食住をもらってることだけでも感謝しなくちゃ、だよね」

 

 謙虚さが素晴らしい。居候の身だからと、追加注文を一切しない。欲を捨てて、現状に感謝している。

 

「……広海は、もう冬休み?」

「そう。終業式が先週あったから、二週間弱はお休み」

 

 平日の朝は会えないという話で諦めの兆しがあった幸紀が、途端に水を得た魚のように復活した。意識していないだろうが、背筋も先ほどよりピント伸びている気がする。

 

「……毎日、会える?」

「親による。どこかに出かけてくれたら、押し入れに……。幸紀、押し入れから出てきたら?」

 

 頭頂部と押し入れの仕切りがごっつんこしている幸紀。広海が出口を塞いでいたことを感知して、横へ寄った。

 

 折りたたまれていた幸紀が、のそのそと押し入れから出てくる。賄いを一通り摂取したのもあって今のところ栄養に問題はなさそうだ。

 

「……広海、畳の上に、寝っ転がっていい?」

「誰が禁止したんだよ。どうぞ、ご自由に」

 

 広海が言うや否や、幸紀は大の字になって贅沢に四畳を使って寝転んだ。のびのびしていて、とても機嫌が良さそうだ。

 

 正座しているのが馬鹿馬鹿しくなってきた。かしこまった姿勢を放棄し、幸紀の隣に同じく天井が見えるように背中を床へと倒した。

 

 二人仲良く、畳の上で仰向けになっている。

 

「……今年の三月まで、こうやって畳の上で寝ることが当たり前だと思ってた」

 

 広海に問いかけてくるような独り言を、幸紀がつぶやいた。

 

「……それが普通で、みんなもそうだと思ってた。……あんなことがあるまで」

 

 そう、幸紀もつい受験シーズンまでは僅かな緊張とこれから待ち受けている青春に心躍らせる、ごく普通の女子中学生だったのである。

 

 ……俺は、何を思ってたかな。

 

 広海は、受験が終わった翌日から緊張の糸が切れ、入学式までの間はゲームに明け暮れていた。幸紀がどのような生活を送っていたかは知らないが、少なくとも三月中は平均的な生徒とそう変わらない生活を営んでいたはずなのだ。

 

「……広海、私の独り言、全部聞いてくれる?」

 

 幸紀は、もう広海を家族と同等と見なしているのだろうか。信頼が成り立っている前提の問いかけで、嬉しいような、喜んでいいようなものか。

 

 ……幸紀も、クリスマスイブの夜は愚痴を親身になって聞いてくれたよな。

 

 はっきり、顎を首に引き付けた。

 

「……どれだけ辛い事でも、受け止めてやる。かかって来い!」

「……なら、大丈夫だね」

 

 お互いに顔を見合わせてはいない。それでも、見上げている風景は同一のものだ。

 

 広海には、幸紀が穏やかに笑っている顔が見えたような気がした。

 

「……三月三十一日、かな。いきなり『外に来い』ってお父さんに言われて、外に出た。そしたら、こう言われた。

 

『もう家賃は払えないから、ここで解散だ。もう家には戻れない。いや、戻るな』

 

何を言ってるのか分からなくて、でも鬼の形相だったから怖くて……。私は、家から追い出された」

 

 非情な宣告だった。大黒柱とも言える父からの、解散宣言。幸紀も、相当動揺しただろう。

 

「……それ、他の家族について行かなかったの?」

「……一人一人バラバラに逃げろ、って言われたから……」

 

 手法は、悪質なものだ。

 

 夜逃げするとしても、一家が一致団結して協力するのならば、また支え合っていける。コミュニティから会話が生まれ、それは生きる原動力になる。

 

 ところが、幸紀の父親は『一人一人バラバラに』と大人に子供が付くことを許さなかった。子供がいても養えないと、娘を野の中に捨てたのである。

 

 ……なんで、家賃が払えなかったんだろう。

 

 『家賃が払えなくてホームレスになった』と言う話が半分を超える事は無いのだから、やはり何かしらお金が足りなくなるのには理由がある。ギャンブル、失業、浪費癖……。仕方のないものから、その本人にとっては自業自得としか言えないものまである。

 

「……そのお父さん、ギャンブルは?」

「……毎日馬券を持って競馬場に行ってた」

 

 じゃあそれだ、と幸紀を傷つけるようなことはしない。どんな性格であろうと、ギャンブル依存症であろうと、彼女にとって唯一無二の血のつながった父親なのだ。悪く言われたくはないだろう。

 

 ……しっかし、ギャンブルか……。

 

 もう、救いようがない。庇おうとしても、庇いきれない。

 

 能無しギャンブル親のせいで、幸紀はしなくても良かったホームレス生活を強制され、挙句の果てに燃え尽きてしまうところまで追い詰められたのである。お金を払って消せる罪ではない。

 

「……四月になって、食べ物が無くて……。ネットで『動物や雑草を食べろ』っていう記事があったのを思い出して、実際に食べようとしたんだけど……」

「とても食べられなかった、と」

「……そう……」

 

 幸紀は、力なく棒読みした。

 

 東京の市街地で生きている動物など、ペットを除けばロクなものがない。排水管から飛び出してきたドブネズミでも、水道水で食べろと言うのか。生臭くて食えた代物ではなさそうで、寄生虫や有害物質で余計に寿命が縮まりそうだ。

 

 野草の中にも、毒を持ったものはわんさか生えている。植物の知識なしで入り込んでいくのは、自殺行為に等しい。

 

「食べようとはしたんだけど、そこで親切な人に止められて。炊き出しの場所を教えてもらって、そこに行った」

 

 何と、知識人が危険性を説いてくれていたようだ。炊き出しの場所を教えてもらったということは、幸紀は炊き出しのことを知らなかったのだろう。数々の不運の中にも、一握りの幸運はあるものである。

 

「……それで、そこから九か月、炊き出しと我慢するルーティンだったわけ」

 

 幸紀の苦労が大きすぎて、薄っぺらい恋愛映画を見たときの十倍の涙が目に溜まっていた。労うのは広海の役割のはずなのに、泣いているのは広海なのである。

 

 ヒンヤリと、広海の目の下に当たるものがあった。幸紀が、左手の人差し指で広海のこぼれ出た涙を拭き取っていた。

 

「……なんで、広海が泣いちゃうの……。私まで、悲しくなってくる……」

 

 感情は、伝染する。幸紀も、目にダイヤモンドのような粒を浮かべていた。

 

「……ちょっと、幸紀が苦労してるのが、辛くて……」

 

 胸に、ネジが締められていくように深くに突き刺さっていく。

 

 ……幸紀、頑張りすぎなんだよ……。

 

 九か月とさらりと流されたが、その間にも辛く濃い生活を送っていたのだろう。働こうにも断られ、肉体労働にも限界を感じ、生きる意味さえ分からないその場しのぎの生活を強いられていたのだろう。

 

「……家族みたいだね」

 

 苦しみは、共有することで威力が半減する。二人一組で作業をした方が、二倍効率的に作業を終わらせることが出来る。同様に、喜びも分かち合うことで増幅され、十倍以上に膨れ上がるのだ。

 

「……もう、臭いしない?」

 

 広海のおさがりパジャマを着ている幸紀が、おもむろに近づいてきた。一回入浴しただけで汚れや臭いが完全に取れているのかが、気になるのだろう。

 

 ……それだけ近づかれると、こっちが緊張するだろ!

 

 押し入れにこもっていた幸紀の桃のような香りが、この部屋を取り巻いている。そこに着ているパジャマを鼻に近づかれたのでは、嫌でも嗅覚が反応してしまうというものだろう。

 

「うん、完全に変な匂いはしてないよ」

 

 幸紀が自分の実の子供のように思えて、頭を撫でた。それを嫌がる様子も無く、むしろ幸紀が頭を広海に差し出してきた。

 

 彼女の髪からは、家のシャンプーの匂いがした。先ほどの桃の香りと混ざって、『幸紀』と言うしかないにおいが胸の奥を刺激する。

 

「……これでも?」

 

 本当ににおいが消えているのか不安にでもなったのだろう、広海を着ているパジャマの中に押し込んだ。

 

 ……幸紀の、いいにおいがする。

 

 断じて、変態などではない。

 

 誰でも一度は、体臭を気にしたことがあるだろう。汗の臭いや、あまり洗えなかった箇所の臭い。一旦気になりだすと、中々意識を逸らすことが出来なくなる。

 

 人のにおいは、結構デリケートな問題なのである。指摘すれば相手は大いに傷つくことになり、かといって気付いてもらえなければ自分が嫌な思いをするだけ。伝え方は、難しい。

 

 話を戻すと、女子高生のにおいというものは実際に存在する。ホームレス生活がそれ相応に長かったせいで別のにおいに隠されてしまっていたが、それが取り除かれた今、におってくるのは幸紀本来のにおいなのである。

 

「……大丈夫なんだ……。……恥ずかしい」

 

 嫌がる素振り一つ見せなかった広海を見て、こびり付いた汚れが根こそぎ落とされていることの確証をようやく持てたようだ。今までは持つヒマが無かったであろうにおいへの羞恥心も取り戻している。

 

 ……何でも可愛く見えるのは、補正がかかってるのか?

 

 同情心から、色眼鏡をかけて幸紀を見ているから一つ一つの動作全てに愛が含まれているように見えるのだろうか。すべての動作は流石に広海の誇張だろうが、素っ気ないやりとりでこれだけ魅せられたのは史上初である。

 

「……高校、通えるようになるのかな……」

 

 自分周りの整理が一段落すると、次に意識が回ってくるのは今後の事についてである。

 

 こればっかりは、調べたことが無いので広海にも答えようがない。入学申込書に記載されてある保護者名と違う、と突っぱねられたらそこで終了であるし、事情を説明したとて温情で見過ごしてくれるかどうかも分からない。

 

 ただ一つ思うのは、幸紀にも高校生活というものを体験してほしいということだけである。

 

「……もし通えるようになったら、何したい?」

 

 うーん、と幸紀は腕を組んで考え込んだ。

 

「……部活に入って、思う存分部活がしたいかな。それと、いっぱい勉強して、いつか広海に恩返しがしたい」

 

 ここは発展途上国かと疑いたくなるが、幸紀の本心なのだろう。

 

 高校で楽しみなことが授業だと答える人間が、全高校生の何割を占めるだろうか。恐らく、一割も居ないのではなかろうか。広海も、授業や宿題、つまり勉強全般は苦手である。

 

 では、なぜそれほどまでに勉強は敬遠されるのだろうか。主な理由としては、面倒くささが挙げられる。

 

 もしも英語が、ゲームと同じように楽しく習得できるとしたら、英語で赤点を取ってくる落ちこぼれはぐんと減るはずなのである。習得の心理的な難易度を下げれば、おのずと習得者は増えるのだ。

 

 幸紀が中学校で勉強をどう思っていたかについては、広海も知らない。しかし、彼女の意識は九か月を通してかなり変化したはずである。

 

 体力と言う武器がなかった幸紀にとって、役に立ちそうなのは間違いなく勉強だろう。身体能力は天賦の才能を持っていなければ大成しないが、勉学はそうではない。一流までなら、凡人でもなりあがれる。

 

 幸紀が良い仕事を見つけられなかった理由の一つに、学力不足はあっただろう。基礎の生活は義務教育までの知識でも営んでいけるが、給与の高い専門的な職に就こうと思えば、より専門的な知識が必要とされる。

 

 ……恩返ししたい、って。まだこの家に来て一日も経ってないのに。

 

 人の良さがよく分かる。『高校で何がしたいか』で恩返しにつなげてくる人間は、そうそう見ることの出来るものではない。

 

「部活って、具体的に? もちろん、帰宅部以外で」

 

 高校の部活は、千差万別だ。文化部も運動部も、人の集まる高校ではそれこそ気の遠くなるほど部数がある。兼部も当然可能で、文化部と運動部を掛け持ちしている生徒も、広海の高校には数えきれない。

 

「中学校の時は、部活やってなかったから……。テニス部、にしようかな」

「その心は?」

「楽しそうだから!」

 

 ワイワイと、行けるかどうかも分からない高校の部活の話で大盛り上がりしている。

 

 ……実は、俺もテニス部なんだよな。ソフトテニスだけど。

 

 広海は動機の方向が違っていて、簡単そうだったから入部したのである。

 

 ……それで、地獄が……。

 

 ソフトテニスは、見物したときほど簡単ではなかった。飛んできた球にラケットが当たらず、当たっても力なくネットに引っ掛かり、ネットを越えたと思えば空高く打ちあがる。サーブも、風に流されて綺麗な空振りを対戦相手の前で何度披露したことだろうか。

 

 ……幸紀も、初心者の壁に当たらないといいな。

 

 テニスコートで、スマッシュを決めて喜び弾けている幸紀が、容易に頭に浮かび上がった。

 

「……ちなみに、中学校の勉強どれくらい覚えてる?」

「……はんぶん!」

 

 ……幸紀の学習に関しては赤信号が点灯しているようだ。

 

 まあ、これからの間にゆっくりと内容を頭に入れなおしてばいいだけだ。入学時に高校内容を一切先取りしていなくとも、どうにかここまで広海もやってこれているのだ。

 

「……そうだ。私が高校に戻ったとして、留年になるのかなー……?」

「逆に進級したら、勉強についていけないぞ?」

 

 出席日数も、点数も、何もかもが足りていない。残念ながら、留年は免れないだろう。今の幸紀の状況では、留年どころか学校に在籍しているかどうかすら危ういのだが。

 

 幸紀が退学扱いになっていないことを、祈るばかりである。

 

「……広海のこと、教えて?」

 

 次は私の番だと、意気込んでいる様子だった。

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