ヘブンバーンズレッド 地を這う少年   作:名無しのおもちゃ箱

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?な部分が多くあると思います
あれ?おかしくね?
みたいなところあると思いますが無視してください
わざとです(←ネタバレ)


3戦目 研究材料、血を抜くか腕ごと渡すか

「集まってもらって悪いわね。手短に済ませるわ」

 

司令官室に31Aと件の少年が集められていた。内容というのは、少年の身体検査結果。

 

「結論から言うと、異常なし。更には私達との差異も見られなかったわ」

「要は、キャンサーが寄ってくる理由は分からずか・・・」

「えぇ、今のところ再現は無理。引き続き研究は続くけど、再現が出来るのはかなり先になりそうね。という訳だから彼をここに置く事は変わらずね。それと定期的に検査を行う事になったから承知して」

「これ作ってくれ恩もあるし、それは別に」

「助かるわ。それじゃこれを渡しておくわね」

 

そう言って手渡されたのは何かの端末らしき物だった。見た事あるなと思っていたが、セラフ部隊がいじってる物と同種だった。

 

「コレは?」

「電子軍人手帳よ。他の子達と違ってセラフは呼び出せたりはしないけど通信機器としては十分に使えるわ。少しだけどGPもチャージしてあるから使ってね」

 

GPとはこの基地で使用出来る通貨であり、それが無ければ買い物すらできない。確認すると30,000GPが入っている

 

「つまりこれがなくなったら一文無しか」

「ショップや、軍の手伝いでGPが入るようにしてあるわ。要はバイトね。それと茅森さんこの後彼に基地の案内をお願いできるかしら?」

「うん、構わないよ」

「ありがとう。それと、樋口さんが彼に会いたいと言っていたから寄ってあげて」

「りょ〜か〜い」

 

 

「っと、こんなもんかなぁ〜何か気になったことある?」

「あの、4つくっつけると消えそうなぷよぷよしたのなんだ?」

「答え言ってんじゃねぇか」

 

別に世界的に有名な落ちゲーの事なんて言ってないです。

 

「アレはナービィだよ。危険性はないから安心してね。でもぞんざいに扱わないでね」

「星のナービィか」

「星のは言ってねぇよ!言ってたら大問題だよ!てかなんでお前までその反応なんだよ!!」

「何さユッキー、前にも聞いたみたいに」

「聞いたんだよ!というかお前だよ!お前が言ったんだよ!!」

「そうだっけ?」

「そうだよ!忘れたのかよ!」

「・・・てへぺりんこ!」

「やめろぉぉぉ!!!」

 

ここで1つの答えに辿り着いた。それと同時に申し訳なくなってくる。やはり自分はここにいては行けないのだ。

 

「あ〜そういう・・・」

「お前はお前でなんだよ!何を理解した!!」

「間に挟まる気はないから安心してくれ」

「「「「この一瞬で理解し(おっ)た!?」」」」

「違ぇから!!」

「照れ隠しか」

「そうね」

「うんうん」

「なんでそっち側に行くんだよ!!」

「ほら、さっさとひぐみんのとこ行くぞ」

 

道中誤解を解けだのなんだの聞こえてきたが無視の方向で大丈夫だろう。照れ隠しに同意したのが2人もいたし

 

なんやかんやあり研究所に着いた。

 

「やっほ〜ひぐみん!来たよぉ〜」

「やっと来たか、待ってたぞ」

「ひぐみんに待たれてた!」

「お前じゃなくそっちの男だ」

「そんな・・・!月歌ちゃーーーん、ショック!!」

 

研究所内には色々な機械があり、モニターにはセラフが映し出されていた。

 

「来てくれて感謝する。私が樋口聖華だ。よろしく頼む」

「あぁ、俺は藤堂命だ。こちらこそ・・・」

「どうした?」

「俺自己紹介したっけ?」

「されてねぇな」

「あたし達もしてなかったね」

 

今まで自己紹介などと言うして当然なことをしていなかった。何やってんだと思いつつも、よく生活出来たなと思う。

 

「むしろ今までよく行動できてたなお前ら・・・まぁ、それは後にしてくれ、私はお前の力に興味があってな。とりあず血を貰えないか?」

「血ならこの間身体検査で抜いたばかりなんだが・・・」

「それなら別にまた抜いたところで構わないだろう。1Lも2Lも変わらん」

「なぁ、今ナチュラルに殺害発言された?」

「それがひぐみんだから」

「イカれてんのか?」

「なんならお前を外に出て本当にキャンサーが寄ってくるか見てみたいがな。もっと言うとお前の腕でも切り落としてキャンサーが寄ってくるか見てみたいものだ」

 

イカれてんのかでは無い、イカれている。マッドサイエンティストだ。殺される。

 

どうやら樋口は、人の死にも興味があるようだ。ついでに基地に来た時大量にキャンサーが来た際には別任務に出ており、目撃できなかったらしい

 

「いつからそんな体になった?先天性か後天性か、どっちだ?」

「それについてはわからん。物心着いた頃には両親と走り回ってたらからな」

「ほぉ、それにしては知識があるようだな。血を抜くくだりで殺害予告なんて出てくる程度には学があるようだ」

「母親が先生やってたらしくてな。生前教えて貰ってたんだよ」

「・・・死んだのか」

「あぁ、キャンサーに両親ともやられたよ。興味のある話だろ?」

「あぁ、そうだな。・・・おかしな話だ。キャンサーはセラフ部隊すら無視してお前を追うと聞いた。なぜ両親が?」

「襲われてるところ身を呈して庇ってくれたんだよ。随分と昔の話だからな、もう親の顔すら覚えてねぇよ」

「・・・そうか、それはそれとして、とりあえずなんでもいいからよこせ。研究材料にする」

「あれぇ、昔の負の思い出話してたはずなんだけど」

「いいから血をよこすか腕ごとよこすか選べ」

 

二択のようで一択だった。腕欠損するくらいなら血を渡す。流石に1L・2L抜かれるのはまずいが。

 

 

血を抜かれると、追い出されるように研究所を後にした。一応案内はこれで終了らしい

 

「まぁ、これで基地案内は終わったが、明日からはどうするんだ?あたしらはまた作戦になるが」

「まぁ司令官に頼んでバイトしてくるわ」

「それより自己紹介済ませた方がいいんじゃない?」

「それもそうだな。あたしは和泉ユキ、オーキッドってとこでハッカーやってた」

「・・・睾丸だっけ?」

 

オーキッドはギリシャ語で睾丸の意味がある。要はキン〇マだ。

 

「ほら〜やっぱりキ〇タマじゃん!!」

「ランだよ!花のランだ!!」

「次、あたしね。朝倉可憐、FPSが得意なだけな普通のゲーマー」

「・・・こんな子いたっけ?なんか物騒なこと言ってた子と似てるけど」

「それはワシの事か?」

「かれりんは二重人格だからね。こっちの方はカレンちゃんって呼ぶといいよ」

「お主はキャンサーを引き寄せてくれる。殺り足りなくなる事は無いだろう!!」

「・・・何このサイコキラー」

「実際そうなんだよ・・・」

 

聞けばカレンちゃんの方は連続殺人犯らしい。よくもまぁそんな人物を手懐けられているものだ。

 

「次はわたしね。東城つかさよ。こう見えて凄腕の諜報員よ」

「ダウト!絶対ポンだろ!!美容とかどうでもいい事しか知らなそうだ!!」

「正解・・・というか、まだあってまもないってのにもうバレるようなことしたのかよ」

「そんなことしてない!!」

 

朝倉に美肌のコツを教えては悦に入ってるもよう。ちなみに31Aメンバーと初顔合わせ時にもポンを発揮して見せたらしい。

 

「次はうちやな!うちは、「逢川めぐみだろ?」!うちのこと知っとるんか!?」

「動画サイトで見たな。どんな手品なんだろうって」

「手品ちゃうわ!サイキックや!!」

「へぇ〜戦闘に役立ちそうだな」

「役に立ってるとこ今んとこねぇけどな」

 

見せてくれと頼んだら断られたので「本当はできないんだな」と煽ると瞑想始めたので次

 

「続いて、不肖、國見タマ参ります!!」

「すごい気合いだな」

「私は!「國見タマってのはわかったぞ」なぜ名前を!!まさか、つかささんと同じく諜報員!?」

「えぇ!?」

「さっき自分で名前言ってただろ。というか絶対違うってわかるんだから東城も反応すんなよ」

 

國見タマ、幼い容姿をしていながらも戦艦虎徹丸の船長をやっていた人物。つまるところ頭はいいと思いきや、デザイナーベビーらしい

 

「最後は、あた「茅森月歌は有名だからいいわ」えぇ!!」

 

茅森月歌、伝説的バンド『She is Legend』の天才ボーカリスト。

作詞作曲もこなし、メジャーデビューアルバムはその年の新人賞を総なめ。

天才という言葉をほしいままにした。

ここまで有名なら流石に知っている。

 

「自分の才能を恨むんだな」

「こんな事で才能恨みたくない!!」

「というかよくわかったな。あたしもファンだったけど、コイツ見ても分からなかったぞ。ギャップありすぎて」

「父親が、シーレジェのファンでな。耳にタコできるくらい聞かされたからな」

「へぇ、それは嬉しいな。ちなみに好きな曲は?」

「曲までは知らないけどよく口ずさんでたのは

ギャイアグレイーイボドドドゥドオー!!

だったな」

「それ違う!!」

「本当にファンだったのかお前の父親・・・」

「よっしゃ!見せたるでぇ!!」

 

瞑想を終えた逢川がサイキックを見せようと手をバチバチさせていた。もうそれで十分な気がする。

 

「それはそうと、もう飯の時間だしカフェテリア行こうぜ」

「男の俺行って騒ぎになんねぇか?」

「フードかぶっておけばいいんじゃない?」

「余計目立つだろ・・・」

「おい待てや!無視すんなや!!」

 

 

《カフェテリア》

「刀削麺を知ってるか?」

「ああ、あの、片手に生地、片手に包丁を持って湯の沸いた鍋の前に立ち、生地を細長く鍋の中に削ぎ落としてゆでる奴だよな」

「なんで一語一句同じで答えられるんだよ!!」




七瀬「星のナービィとは何ですか?」
命「知らないよ。何となくそこにハマるんじゃないかと思っただけだよ。聞かないでおくれよ」

七瀬「4つくっつけると消えるぷよぷよした物とは何ですか?」
命「だから知らないよ。何となくそんな落ちゲーがありそうな気がしただけだよ。落ちゲーも知らないよ。何となくそこにハマりそうな気がしただけだよ聞かないでおくれよ」

七瀬「その口調はなんですか?」
命「ネコのまね」
七瀬「くるくるぱーですか?」
命「うん、くるくるぱー」
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