ピンク玉のヒーローアカデミア 作:星の戦士ピンク玉
久しぶりにトリプルデラックスやっててやっぱ最終戦のあの曲は素晴らしいと思いました。
オールマイトの指示通り、カービィ達は相澤を連れ入口へと走る。
そんな中カービィは自身の中にある脳無に対する違和感を拭えずにいた。
(なんだろうこれ…… ストンピングの時に感じた違和感。 超回復? そんなのじゃない。
まるで心のうちに響くような…… 何かを求められるような感情だった)
カービィはそんなことを考えながら走っていると後ろで爆音、地を衝撃が響く。
「なんでバックドロップが爆発になるんだろうな…!! やっぱダンチだぜオールマイト!!」
「授業はカンペ見たりで怒られるような新米なのにね」
その光景に驚きながらも喚起を上げる峰田と冷静に見つめる蛙吹。そして不安そうに見つめる緑谷。今のオールマイトは無敵……ではない。
明確な弱点がある。 それを知るのはこの時点では緑谷とカービィだけだった。
そしてその不安は的中したかのように……土煙が晴れた先ではバックドロップの格好で、黒霧の力でコンクリートに叩きつけられるのを防いだ脳無に脇の傷跡を握られたオールマイトがいた。
「蛙ス……っ……ユちゃん!!」
「頑張ってくれてるのね、何かしら?」
「相澤先生担ぐに代わって!!」
「うん…… でもなんで……」
代わりながら聞き返す蛙吹を無視し走り出す緑谷。
「オールマイト!!」
「ぽよよ!!??(何やってるの!!??」
カービィが声を上げるがそれを無視し、緑谷はオールマイトのもとへと向かう。
しかしその前に黒霧が現れ、
「浅はか……」
霧を広げ、緑谷を飲み込もうとする。 緑谷はそれを無視して付きっ切ろうとした瞬間、
「どっけ、邪魔だ!!」
爆豪が黒霧の体の部分を抑え込み、それを防いだ。
そしてオールマイトの方も轟の個性により、脳無の体の一部が凍結されて力が緩んだ隙に拘束から逃れる。
「ぽよ!?」
「どうしたの、カービィちゃん?」
カービィはまたもや違和感を感じ頭を押さえる。 先ほどよりも強く、そして脳無が凍結した場所を崩しながらも立ち上がる光景に……
い……い……
「ぽよ?(なに?)」
もう……ヤダ……
(何この声?)
頭に響き始めた声にカービィは少し呻きながら……
それを見た
超再生で……いたい……半身を回復した……誰かお願い……
脳無の姿だった。
タスケテ……
脳無は駆け出し、オールマイトを無視し、爆豪へと迫る。
爆豪はそれを反応できず見つめ、振るう腕が爆豪を砕こうとした瞬間、巨大な星型弾が脳無を吹き飛ばした。
「なっ!? またかよ!!! このピンク玉があああ!!!!!」
死柄木の怒りの声を無視し走り寄ってきたカービィは爆豪をかばおうとしていたオールマイトへと走り寄る。
「……オールマイト……」
「カービィ少年?」
「ぽよ……ぽよよ?(時間……稼いでくれませんか?)」
「何を言ってるんだい?」
カービィはうつむきげな顔から顔を上げる。 その表情は勇ましく、しかし憂いも帯びていた。
「ぽよぽよよ(アイツを……倒します)」
「それなら私が……」
「ぽよ……ぽよぽよぽよよ(あれは……あれは死人です)」
「……What!?」
そう、先ほどカービィに聞こえてきた叫び…… それは本来意思もなき
その声を……叫びを聞いてカービィは彼を助けると決断したのだ。
「ぽよ、ぽよ。ぽよよぽよぽよぽよ(力だけじゃ、ダメ。 それだけじゃあの人は救えない)」
オールマイトはカービィのその言葉を聞いて考え、そして決断する。
「カービィ少年、救えるんだね?」
「ぽよぽよ!!(絶対
「OK!! 後に起こる問題は私に任せなさい!! 君はまっすぐ決めなさい!!」
「ぽよ!!」
カービィは力をためる様にし、そして空へと手をかざす。
オールマイトは脳無へと急接近すると連打を叩き込み、脳無もそれに応戦するように空気を割くような殴り合いが始まる。
「なんなんだよあれ!! ショック吸収を貫通して吹き飛ばすってありえねぇだろ!? 脳無は対オールマイトなのに……
くっそ!! ありえねぇだろ!!!」
「HAHAHA!! ”無効”ではなく”吸収”なのだろ!? なら答えは簡単さ!!これは私の100%を耐えられるというのなら彼はそれを超えたということ!!」
脳無の攻撃はオールマイトを傷つけていくが、オールマイトはそれを超えていく。
「生徒ができたこと…… 本物である私が100%を超えられないのでは平和の象徴は名乗れない!!」
次々と拳が脳無に叩きこまれる中、カービィにも変化があった。
カービィの頭上、そこに光が集まり始め……
星型の穴、
そしてそこから一つの輝く赤い星が落ちてくる。
これはオリジナルのカービィにはない能力。 今の彼では1日1回しか開けないが、特殊なコピー能力を呼び出せる彼だけの力。
カービィは勢いよく跳躍するとその星に触れ、まばゆい光がカービィを包み込んだ。
その頭部からまばゆい炎が猛り
カービィが力を込めると炎がうねる。
星と4つの赤き角の冠をかぶり
輝きはまるで星のようにカービィを包む。
あらゆるモノをすべて焼き尽くす
「ヤァッ!!!」
腕を突き出すようにポーズをとる。
スペシャル能力、ドラゴストームへと姿を変えた。
「ぽよ!!」
「あぁ、なら私も決めねばな!! ヌオォォオオオオオオ!!!!」
先ほどの連打すらも超える勢いで叩き込まれる拳打にショック吸収の許容を超え脳無がボロボロになってゆく。
「ハァアアアアアア!!!
Plus Ultra!!!!」
勢いよく振り上げられたアッパーに脳無の体は軽々と打ち上げられる。
カービィは腕を振り上げると頭の業火は勢いを増しうねり、ドラゴンの形をとる……
「ハァアアアア…… !!
業火のドラゴンは熱波を放ちながら脳無を飲み込み、地へと叩きつける。
その紅蓮の中で脳無は必死に振り払おうとするも、身は超再生を上回る速度で焼き尽くしていき……ふとカービィを見る。
……ありがとう
そしてそのまま倒れ伏した。
悩みました。スノーボウルかこれか。
ただカービィが倒すってアンケートで決まった時点でスーパー能力を出すことは決まってました。
能力
ディメンションゲート
潜ることはできない。スーパー能力の召喚ができるが現時点1日1回で時間がかかり、疲れる。
脳無の声
カービィは助けを求めるものがいれば必ず助ける。
たとえそれが死者だろうと敵だろうと……言葉が通じない相手でも。