ピンク玉のヒーローアカデミア   作:星の戦士ピンク玉

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なんとも後味悪い締めかもです。


USJ襲撃 後始末

ヴィランの襲撃を退けたその後、緑谷とオールマイトは保健室で治療を終え横になっていた。

相澤と13号は病院に運ばれたものの大丈夫だと聞いたオールマイトは息をつく。

 

 

「しかし今回は事情が事情だけに小言は言えないね」

 

「ハハハ…… 毎回すみません、リカバリーガール」

 

「そう思うなら自身を労りな、オールマイト」

 

「ですかね…… 今回の件でおそらく活動限界時間も縮んだかもですが…… まぁ大丈夫でしょう」

 

 

HAHAHA!! と笑うオールマイトに緑谷は苦虫を噛み潰したかのように表情を歪める。

 

 

「オールマイト…… すいません、勝手に行動して…… そのうえ迷惑まで……」

 

「まー仕方ないさ、こういう事もある!!」

 

 

緑谷を慰めるように笑うオールマイトにリカバリーガール呆れたような表情をしていると扉がノックされる。

 

 

「失礼します」

 

「「失礼しま~す」」

 

 

そう言って入ってきたのは警察の一人とカービィ、そして袋を持ち上げているワドルディだった。そのワドルディはバンダナを付けており、言葉を話していた。

 

 

「ほ、星乃くん!? えっとこの人はえっと……!!」

 

 

カービィと警察の人に目を交互に、そしてワドルディに一瞬戸惑いと百面相する緑谷と対照的にオールマイトは、

 

 

「緑谷少年、問題ないよ。星…… いや、カービィ少年は知ってるからね」

 

「えっ、そうなんですか!?」

 

「緑谷、保健室で大声上げちゃだめだぞ?」

 

「あっ、ごめん!!」

 

 

いつも通りの対応に緑谷は警察の方を見る。

 

 

「そして彼は最も仲のいい警察でね、塚内直正くんだ」

 

「ハハッ、何だ その紹介」

 

 

塚内はオールマイトの紹介に笑みを浮かべ、そこからも付き合いの長さを緑谷は感じた。

そして今度は椅子に座り、高さが足りないからか カービィに抱えられるワドルディに目が行く。

 

 

「あっ、どうぞ。 食べてください」

 

 

ワドルディはマキシムトマトをオールマイト、そして緑谷に渡す。 大丈夫なのか? とリカバリーガールを見ると頷いたので受け取った。

ちなみにカービィは普通にトマトをかじっていた。

 

 

「ありがとう……えっと」

 

「あっ、僕はワドルディです…… ってわかりにくいよね、バンワドって呼んでください!!」

 

「うん、よろしくバンワドくん」

 

 

緑谷はマキシムトマトをかじると、

 

 

「うわ…… すごくおいしい」

 

「まだあるので持って帰っていいよ!!」

 

「HAHAHA!! 相変わらずのおいしさだ!!」

 

 

そうやって笑うオールマイト。そこで緑谷は彼が普通に食べてること……うっすらあった傷がなくなり、自身も体の痛みが薄らいでいることに気が付いた。

 

 

「これって……」

 

「相変わらずプププランド産のものはすごいね」

 

「プププランド!?」

 

「本当すごいものさ…… それ一個で数万、前問題になった時は数十万とかになってたね……」

 

 

リカバリーガールの言葉に吹き出しそうになるものの飲み込んだ緑谷にカービィはものを飲み込むと、

 

 

「これはうちで作ったのだからお金なんて取らないよ。 ちゃんと食べて怪我なおして」

 

「えっと、ありがとう」

 

 

ガチガチでバンワドから袋を受け取る緑谷にカービィは苦笑する。

 

 

「しかし…… 星乃君から事情聴取できいたけど…… 君達3人のヒーローが身を挺してなければ生徒らもぶじでいられなかったろうな」

 

「そうだな…… しかし塚内くん一つ間違っているぞ」

 

 

塚内は首をかしげるとオールマイトは緑谷と星乃を見て、

 

 

「生徒も戦った。 彼らはこの若さで本物のヴィランと戦い生き残った。 それは普通ありえないことだぜ?

 

 

ヴィランもバカなことをしたものだ。 この経験を経てこの子達は強くなるぜ、私はそう確信している

 

「……そうだね」

 

 

笑うオールマイトに塚内も笑みを浮かべた。

 

 

「詳しくは後日確認するよ。 今は英気を養ってくれ、オールマイト」

 

 


 

 

重傷者も出たUSJ襲撃事件……翌日臨時休校となったものの一部教師と校長、塚内は会議室で事実確認を行っていた。

死柄木、黒霧と言う名前、個性所有者に該当がないこと。 襲撃してきたヴィランも俗に言うチンピラなどで詳しい情報を知らないこと。

そして……

 

 

「子ども大人ってやつか」

 

「あぁ、あの脳無を所有物のように誇示し、事が運ばなければかんしゃくを起こす……まさにその傾向だね。

しかし恐ろしい個性を持ってることは事実だし生徒と同じで成長の余地があるということ…… もし優秀な指導者が付いたら……」

 

「それなんですが……」

 

 

校長の言葉に塚内は少し考え、そして

 

 

「あの脳無なのですがまだ調査中なのですが…… 彼は俗に言うチンピラであり、死亡届が出されていました」

 

「……どういうこと?」

 

「星乃君の攻撃により分離していましたが手術痕、また塵と体内から多数の薬物の痕跡があり……

おそらく死亡後何かしらの改造を受けた俗に言う”改造ヴィラン”かと思われます」

 

「てことはあれか? 奴らは死んだ人間を弄りまくってあんなのを作ったってことか!?」

 

「なんてことを……」

 

「そして星乃君に事実確認の途中彼は…… 死柄木が脳無は送りつけられたと発言しており……」

 

 

塚内の言葉に会議室にいた皆は静かに、しかしある答えにたどり着く。

 

 

「つまり……バックはもういる…… もしくは死柄木達も本命が贈った駒に過ぎないと?」

 

「そこはまだ断定できません。 ただ言えることは相手はそのような非人道的なことを行えるということ……」

 

「そしてその技術はオールマイトの力に届きうる可能性があるという事か……」

 

 

皆が考える中、オールマイトはあるヴィランを思い返し、ありえないことであってほしいと願うのだった。




バンワド登場。
星乃家にいるワドルディ達を指揮しています。
バンダナは衣織作で槍使いであり、ナイトからも一目置かれてたり……



マキシムトマトは時価数万?
輸入は普通にされてますが制限もされてます。一時足元を見たりなどがありしたことでプププランドの王が怒り、輸入がストップされ数十万から数百万まで跳ね上がった時があったり。 


家に持ち帰った緑谷は調べたのち目を回し、母親は泡を吹いて倒れてしまいましたとさ
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