ピンク玉のヒーローアカデミア   作:星の戦士ピンク玉

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私自身突っ込みたかったことを突っ込もうかと


本番に向けての訓練

僕は早速演習場を借りて練習を始めることにした。しかし一人で使うのは流石にどうかと思ったので声をかけたところ……

 

 

「いや~誘ってくれてありがとね」

 

「聞きに行ったらもう埋まってるって言われて困ってたんだよね」

 

 

結構来た。 結果耳郎と芦戸は岩に向かって個性を発動したり、透と梅雨ちゃんは体力上げの為か追いかけっこ(狭い範囲で走るのではなく避ける)を始めたり……

 

そして

 

「よし、という事で全力で殴りかかって来てみて緑谷」

 

「どういうわけ!?」

 

 

訓練所に緑谷のツッコミが響いた。でもちゃんとした理由があってのことだ。

皆離れてるし、可能性のある耳郎はイヤホンジャックでモノを持ったり、投げたりしてるから大丈夫だろう。

 

 

「オールマイトから君が手加減? ができた時があったって聞いたから。

多分だけど状況的にこれかなって仮説はあるから」

 

 

緑谷は困惑していたが、僕が構えをとると困惑の表情のままだが構えをとり、

 

 

「じゃ、じゃあ行くよ?

”電子レンジでタマゴが割れないイメージ、割れないイメージ”」

 

「ん?」

 

 

えっ今緑谷なんて言った?

 

 

「SMAAASH!」

 

 

接近からの拳の一撃、しかしそれはカービィにより片手で受け止められる。

カービィはう~んと声を上げ、緑谷はまた反動なく放てたことに驚いていた。

 

 

「やっぱりか」

 

「なにが?」

 

「前回もそうだけど君が手加減できた理由。ほぼ確実に君は人を傷つけるのが嫌みたいだね」

 

「え?」

 

「でもそれなら何度かすれば手加減の感覚はつかめるだろうけど……緑谷」

 

「なに、星乃くん?」

 

 

僕は少し聞き間違えであってほしいと眉間を揉み、

 

 

「君はどうやって個性を発動してるの? あぁ、イメージ的意味でね」

 

「えっ…… えっと電子レンジでタマゴが割れないイメージ……」

 

 

僕はすかさず緑谷の頭をハリセンで引っ叩いた。 残念だが聞き間違えではなかったようだ。

 

 

「君はバカなのかい? いやバカだね、バカ野郎だよ」

 

「えっ!? ひどいよ星乃くん!?」

 

「だってどこに絶対爆発するイメージで力の開放する奴がいるのさ」

 

 

あっ目の前いたわ。

流石に絶対爆発するような行動を個性発動のイメージにしてるとは思わなかった。

 

 

「緑谷はOFAを何だと思ってるのかな? 爆弾とでも思ってるの?」

 

「えっそんなことないよ!!」

 

「じゃあなんでそんな失敗するような想像で使おうとしてるのさ……」

 

 

僕は訓練所借りる時点でオールマイトに緑谷に教えると言っていたので、教えるために持ってきていた道具をとる出す。

それはサイズの違う風船と蛇口から伸びてきたホースだ。

 

 

「悪いけどその形じゃ僕は説明できないから違う形で教えるよ」

 

「う、うん」

 

「緑谷は何で個性使うと怪我をすると思う?」

 

「えっ…… 体が出来てないから……かな?」

 

「まぁそうだね。 ほぼ1年前にもらったもので、体も正直間合わせで鍛えただけみたいなものだし」

 

 

緑谷はうっと苦虫をかみつぶしたような表情をするが、あえてきつい言葉でいう。

 

 

「正直僕からしたら君の腕(・・・)のキャパシティはこの風船だと思ってる」

 

 

僕は小さい風船を取り出すとホースにつけて水を勢い良く出す。すると一瞬で膨らみ、破裂した。

 

 

「こんな感じで(OFA)を入れれば破裂する。 これが今の君の状態」

 

「けどさっき君が殴った時は……」

 

 

僕は再度ホースに先ほどと同じサイズの風船を付けると、次は勢いを弱めて水を出す。

すると今度は風船はゆっくり膨らむ。

 

 

「こんな感じで破裂しなかった。要するに体だけじゃなく、OFAの出力が0か100しかできてない……これが一番の問題だと思う」

 

「0か100…… 要するに人に使う時、僕は無意識にその出力を変えれたからケガをしなかったってこと?」

 

「そういう事。 正直さっきまでの君のイメージだと0か100しかないように感じたんだよね」

 

「う~ん……」

 

 

緑谷は結構考え柔軟な方だと思ってたけど変なとこで頑固なとこあるみたいだ。

 

 

「あとさ…… なんで一か所にしか力を流してないの?」

 

「一か所?」

 

「さっき僕はこの風船が君の腕……って言ったでしょ?」

 

 

先ほどの小さい風船と別に中くらいの風船を出す。

 

 

「腕だけじゃキャパが少なくて当たり前でしょ? なら体全体に回せばいいじゃん」

 

「体全体……」

 

「まぁ今は出力調整の感覚を掴もうか? どうも人相手なら無意識に手加減しちゃうみたいだし……」

 

 

僕は道具を端にやり、そのまま緑谷からある程度離れる。

 

 

「手っ取り早く殴り合って力の調整の感覚を掴もう」

 

「でも100%で殴っちゃったら……」

 

「問題ないよ。 今の君じゃ……

 

 

 

 

 

100%で殴れても意味がないから

 

 

 

 

 

 

 

 

その後緑谷は2週間ひたすらカービィにボコボコにされるも出力の調整の感覚をなんとなく掴めた。

 

そして……雄英体育祭当日を迎える。




2人で使うには広いので他の人を一応誘うカービィ。


緑谷くん、カービィにボコボコにされるも何とか調整の感覚を掴む。
しかしまだフルカウルの感覚を掴む域まではいっていない。
ついでに実践式だったので体も鍛えられた。
時折100%で殴っても簡単に止められ、トマト等(リカバリーガールも)のお世話に。
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