敵の女幹部とドンパチしてたら息子が出来た   作:イベリ

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戦士、英雄、王

「だぁ~っ!くそぉ!また逃げられた!!」

 

アストレア・ファミリアホームにて、アスラは子供のように駄々をこねて悔しがっていた。

 

「流石っていうべきかなぁ?お兄ちゃんの追跡から逃げるって並じゃないよねぇやっぱり。」

 

「兄さまはレベル詐欺の権化だけど、それでも逃げられるのね」

 

「馬鹿言うなアリーゼ!邪魔さえ入らなきゃ確実に俺が勝ってた!」

 

「それって、さっき言ってた謎の2人組?仮面で顔隠してた。」

 

そうそいつら!とアーディを指差して声を上げる。余りの声のデカさに二人は耳を塞ぐ。

 

なんでもアルフィアを発見後交戦。徐々に追い詰め、勝利が目に見えてきた段階で、謎の二人組に邪魔をされたというのだ。しかも、アルフィアそろって逃げられているあたり、その二人組も手練れということだ。

 

「あいつら、妙な感じでよ!変なんだよ!」

 

「どう変なのよ?」

 

「なんつーかなぁ……それがわかりゃ苦労しねぇんだけど。」

 

アスラは数時間前の戦闘を思い出しながらうんうんと唸る。言語化に困っているようだが、アスラの感覚というものを信頼しきっていたアーディとアリーゼは、そんな奴が敵の新たな戦力なんだろうくらいの認識だった。

 

「まぁとにかく、その二人組の厄介さは連携なんでしょ?それほど問題とも思えないかな。アルフィアの手の内もだいぶ読めてきたんじゃない?」

 

「そこはバッチリだ!さっきも言ったが邪魔がなけりゃ確実に勝てる。まぁ、聞いてた奥の手がどれだけの威力かによるな。最低でもバロールは一発で消し飛ぶらしいしな。ただそれを加味しても6割強は俺の勝率は揺るがねぇな!」

 

「うへ~ホントに?ザルドで良かったぁ…まぁ、ザルドはザルドで魔法まだ切らせてないけど…」

 

「ん~、お互いに課題はあれど勝算は6割くらいはあると思っていいのかしら。」

 

「これでも私たちだいぶ低く見積もってるから、実際のところはもっと勝率はこっちが上かな。ただ、戦闘経験とか、土壇場の状態とか、切り札の決定力にどれだけ左右されるかくらいかな。」

 

戦力は充実している。決定機を待たずして、多少のゴリ押しで決着をつけることも可能。

 

「なんだけど……解決しなきゃいけない問題がたくさんありすぎ~……」

 

「ベルか、アイツだいぶ暴れてたみてぇじゃねぇか。正直助かるぜ。アルフィア探しに集中できたしな。」

 

「ベル君はお兄ちゃんみたいに雑じゃないんだから、もっと言い方をだね…!」

 

「そうよそうよ!ベルは……今は迷ってしまっているけれど、繊細な子なのよ!」

 

「ほーん、んじゃ。本人に聞いてみようぜ─────なぁ、ベル?」

 

ドアの向こう側、そこからガタガタッと揺れた後、遠慮がちに扉が開いた。

 

眠れていないのか顔色が少し悪い。隈もできている。さて、どうしたもんかとつぶやいたアスラは、ひとまず手をヒラつかせて、いつもの調子で笑った。

 

「よう、目ぇ覚めたか。」

 

アスラの問いに、小さく頷いたベルは、二の言葉に母の居場所を尋ねた。

 

「……おかぁさんは…?」

 

「ワリィ、逃げられた。だが、勝てる。近いうちに決着だ。すぐに会わせてやるさ。」

 

またうつむいてしまったベルに、アスラは近くまで寄って、目線を合わせて頭を乱暴に撫でた。

 

「ありがとうな、ベル。お前が拠点を減らしてくれたおかげで、奴らはそっちに対応を追われてる。そのおかげで、俺はアルフィアと全力で戦えたんだ。」

 

アスラの、ありがとうという言葉に、ベルはピクリと反応する。

 

「……なんで?」

 

「ん、何がだ?」

 

「なんで、ありがとうっていうの?」

 

ベルの言葉にアスラは数秒考えて、なるほどと理解する。

 

「いいか、ベル。悪いことをすれば、すぐにとは限らないが罰が下る。これは誰でも一緒だ!もちろん、俺も、お前も!」

 

まだ、ベルは殺した感触を覚えている。最後の言葉を覚えていた。中には、最愛の人の名であろう言葉を呟いた者もいた。それを思い出すたびに吐き気がする。けれど自分の正義を定めた以上、曲げてはいけない。折れてもいけないと、ベルは半ば自分を追い詰めていた。

 

自分の正義は世間一般の、自分が依然考えていた正義でないことは理解している。だから、非難、または叱責されるものだと思っていたベルは、面食らったのだ。

 

「罪には罰を、善行に賞賛を。いいことをすりゃ褒められて、ワリィ事をすれば叱られるってことだ。」

 

「うん……」

 

「お前は、アイツらを殺したことが悪だと思うか?」

 

「……ぼくは、ぼく…は……」

 

アリーゼをちらりと見て、すこし言いにくそうにしているところを見るにそういうことなのだろうが、アリーゼは構わないと続けた。

 

「いいのよ、ベル。あなたの気持ちを教えて?怒らないし、軽蔑なんて絶対しない。」

 

「……ほんと?」

 

「えぇ!もちろん!私の正義があるように、アーディの正義も、輝夜の正義だったあるんだもの。もちろん、あなたの正義だってね。」

 

バチコーン!といつもの調子でしたウインクに、ベルはたまっていたものを吐き出すように話し始めた。

 

「全部、全部あいつらが悪いんだ!お姉ちゃんがケガしたのも!お義母さんが僕をおいて行っちゃったのも!全部!」

 

「なんでジャフおじちゃんが死んで!あんな奴らが生きてるんだ!」

 

「そんなの間違ってる!だから僕が!僕がその間違いを直すんだ!あんな奴らがいる事が間違ってる!」

 

静まり返った室内。アリーゼもさすがに言葉を出せなかった。失うことの覚悟。聞こえはいいが、それは単なる妥協。戦っているのだから、隣に立つ仲間が次の瞬間に死んでしまうこともあるという、ある種の諦観。

 

剣を握って二週間も経っていないベルに、その覚悟をしろというのはあまりにも酷だった。

 

俯いたままのベルに、アスラは真っ直ぐに、嘘偽りなく、できうる限り誠実に向き合った。

 

「ベル、力は何のために使うって俺は言ってた?」

 

「楽しいことの、ため…?」

 

「そうだ!なぁ、ベル。お前は今、楽しいか?」

 

ベルは口が裂けても、楽しいなどと言えなかった。言葉はなくとも真意を受け取ったアスラは、いつかのように手を差し伸べた。

 

「俺が力の使い方ってもんを教えてやる!今のお前なら、どんな敵がいても俺が行くまで持ちこたえられる!一緒に、母ちゃんを探すんだ!」

 

迷う。今の自分なんかが、アスラの手を取っていいのか。大好きな神様と、姉たちの顔に泥ばかりを塗ってきた自分が、アスラの手を取っていいのかわからなかった。伸ばしかけた手を引こうとして、その手が乱暴にアスラに握られた。

 

自分の運命を動かした、あの日の様に。

 

「迷うなら!動け!冒険者の鉄則だ!」

 

ぐしぐしと湧き出ていた涙を脱ぐって、強くうなづいた。

 

よし、準備だ!とアスラに背中をバシンと叩かれ、すぐさま戦闘用の羽織を纏う。

 

暗闇のなか優しく包んでくれた輝夜を思い浮かべながら、ベルはスターレイルを腰に佩いた。

 

外に出たベルは、アスラに担ぎ上げられ、肩に乗せられる。

 

「なぁ、ベル。あの時、お前はアルフィアの言葉を聞いたんだろ?」

 

「……うん」

 

「忘れてなんかいなかったろ。あいつは、お前のことが大好きなんだよ。」

 

母の言葉、あれは確かに自分を思うものだった。

 

それでも怖かった。恐ろしかった。また、お前なんて知らないといわれることが。

 

誰かの目にとっては、自分の行いは正義とは言い難いだろう。

 

この力は悪を斃すためにあるのだと、ベルはそう認識してしまった。

 

アリーゼ達に行ってくる!といったアスラは、ベルを肩車したまま飛び上がり、オラリオを見下ろした。

 

無言のまま二人は市壁の上に着地。そのままベルを縁に下すと、どこから取り出したのか、瓶に入ったラッシーをベルに差し出して、アスラは外壁の淵に腰かける。

 

「座って、とりあえずラッシーでも飲もうぜ。」

 

「…い、いただき、ます。」

 

おう、という返事のあと、ベルは行儀よく瓶のふたを剥がし、くぴくぴとのどを潤した。

 

「あ~…ベルよぉ、実はな?」

 

そういい淀んだアスラのらしくない態度に、ベルは首を傾げた。

 

「なぁに?」

 

「…お前はさ……たくさん、きっと俺たちが見てないとこで、悪い奴を殺したんだよな。お前はさ、あんましいいことだって思ってねぇみたいだけどさ、俺は本当にいいことだと思ってんだ。」

 

「そう、なの?」

 

一口ラッシーを含んだアスラは、バツが悪そうに口をへの字にしていた。

 

「ああ。仕方なかったとはいえ、俺よりゃずっとな。なにより、この世にゃ悪にしかなれねぇヤツだったり、悪であれと願われて産まれるやつだっている。」

 

少し、アルフィアと向き合っていた時。エレボスに切りかかったベルを止めようとした糸目の男を思い出す。

 

少ない時間ではあったが、数多くの闇派閥を殺してきたベルは、ある種の勘・嗅覚のようなものが備わっていた。

 

どうしようもない悪、善良であった悪。それぞれ感知できるものが違う。

 

あの男は、前者。どうしようもない悪の匂いがした。

 

少しの間、ぼうっと考えていると、アスラが驚くことを口にした。

 

「俺も、そうだったからな。」

 

「………ぇ?」

 

「ま、俺は破壊…悪を願われた側だけどな。」

 

まさか、そんな。ベルにとって、正義たる指針、その原点はアスラで間違いがない。そんなアスラが、自分は悪であれと願われて生まれてきたのだと言った。

 

母が悪に堕ちたと知った時と似た衝撃だった。

 

「昔いた俺の国…その周りの国も含めてなんだが、戦争をよくしてたんだよ。んで、俺はそんな国の第一王子として生まれたんだ。俺の……父ちゃんはな、ものすごい悪いやつだった。それこそ、俺が世界を焼き尽くすことを願うくらいには。」

 

「お兄ちゃんが…?」

 

「そうだ!まぁ当然!俺はそれに逆らった!民を守ろうとして……けどまぁ、手遅れだったんだよ。そっからは全部殺すしか、当時の俺には出来なかった。俺はな、国の人間を、人間だった奴らを見境なく殺した。後悔も、それが悪だとも思ってはいねぇ。だが、殺した事実だけは忘れねぇ。」

 

掌に灯した炎にはいつかの幻視が揺らめき、アスラの過去を鮮烈に燃え上がらせた。

 

「この炎はな、ただの炎とはちょ~っと違う。ベル、エピメテウスを知ってるか?」

 

「……うん、知ってる。人類の希望(エピメテウス)。大好きな英雄だけど、あんまり人気じゃない……仲間もいっぱい死んじゃったし、助けられなかったって、自分を悪く言ってた。でも、アルゴノウトの故郷を助けてくれたのは、エピメテウスなんだよ。」

 

「よ、よく知ってるな?まぁ、俺のこの炎は別モンだがエピメテウスの炎と似てるんだ。別神の炎、その末端だからな。」

 

誰かを思い出すようなアスラの哀愁を見せる顔と、掌で燃え盛る炎にベルが驚く様子を見てカラカラと笑ってから、話を続けた。

 

「この炎は、まぁなんだ。強いやつじゃなきゃ耐えらんねぇんだよ。俺の国にいた民は全員耐えらんなくてなぁ……本能のままに、世界を焼き尽くす兵器になっちまった。俺の親父の目的はまぁそれだったわけだ。」

 

「お兄ちゃんのお父さんは、何がしたかったの?」

 

「さぁな。結局それを聞くことなく、俺は奴を殺した。きっと、それを聞いても俺は理解出来なかったし、理解しようともしなかったろう。」

 

炎を握り潰したアスラは、ベルに向き合った。いつになく真剣な、良くも悪くも、アスラらしからぬ表情で。

「いいかベル、殺戮に善悪はねぇ。そこにはただ事実があり、結果があるだけだ。お前の行いは明らかに善だ。だが、お前がその力を殺戮の為のものだと思っている内は、俺はお前が正義を語る事を許さねぇ……絶交だ。」

 

「っ…なんで…!!」

 

「今のお前が願う正義の形なのかそれが?本当に?」

 

「……っ……!」

 

「殺戮をもって正義を成す。それもあるだろうな。英雄にだってそういう奴はいた。だが、奴らが殺戮の為に殺してると、そう思うか?」

 

言葉が出なかった。アスラの言葉が重かった。

 

「目的と手段をちゃんと見極めろ。今は、分からなくていい。それを教えんのがここにお前を連れてきた俺の義務で、お前との約束だ。お前が子供だからとか、そういう事じゃねぇ……お前だから、お前の正義を見つけられると信じてる。だからお前には、自分に正しくあって欲しい。」

 

握られたベルの小さな手に巻かれた、戦士のミサンガが、ベルの心にある本能を、確かに縛り付けた。

 

そうして、勢いよくアスラが立ち上がった。数秒遅れて、ベルも立ち上がる。

 

その瞬間、オラリオの各所から悲鳴が上がった。

 

「さっ!仕事だ!場所が多いからな、手分けしていくぞ!ベルは左側を制圧してくれ!俺は右側に行く!」

 

「うん。」

 

「集合は~……終わったら俺を探してくれ!お前は耳がいいからすぐだろ!よっし!行くぞぉ!!」

 

アスラの飛んでいく笑い声を聴きながら、ベルは左側を眺めた。

 

蛆の様に湧き出る悪意。

 

アスラの言葉は本当なのだろうか。いいや、嘘なはずがない。あのアスラが、自分に嘘をつく事は絶対にない。

 

だから、もう少しだけ兄の言葉を信じたかった。自分が見いだした殺意(正義)が、間違っていると信じたかった。

 

一気に飛び上がったベルは、魔法を爆発させて空を駆け、一直線に1番不味い所に駆けつけ、敵の悉くを鏖殺。

 

返り血の一つも浴びることなく、ベルは3つの襲撃地点を制圧して見せた。

 

アスラと合流しようとした時、ふと違和感を覚えた。

 

「……音楽が、聞こえない…?」

 

アスラの戦いにおいて常に聞こえていた、様々な音楽が全くと言っていいほどに聞こえない。

 

嫌な予感が、ベルを襲う。ただ使う必要すらなかっただけ、使う間もなく終わっただけ。そうだ、きっとそうなのだ。

 

アスラが跳んでいった方角に一直線に駆ける。その度に聞こえる、恐怖の叫び声を無視して、ひたすらに。

 

(この先は……1番大きい避難場所…!)

 

「アスラ様ァっ!!?」

 

「───────っ!?」

 

その叫び声に足を止め、隠れるように手前に着地。遠巻きに中心が見れる位置に陣取った。

 

多くの人がその場を取り囲み、何かを見ている。その中心には、焦りの表情を浮かべているアスラ、そして

 

「ッ!みんなっ…!?」

 

片腕を切り飛ばした仇が、アン、コーネット、リオネル、アンディーネが剣の前に囚われていた。何よりもベルの怒りを買ったのは、彼らの前に立つ仇敵の姿。

 

「ヴァレッタ・グレーデ……!!」

 

ジャフを殺し、殺し損ねた憎き女。理性が飛んだベルは、魔法によって一直線に飛び出そうとしたその時。

 

「動くんじゃねぇッ!!!」

 

飛び出そうとしたベルを、アスラの声が止めた。

 

ビタっ、と動きを止めたベルは冷静になった頭で自分の行動を恥じた。

 

あのまま飛び出していれば、奴を殺せたとしても、4人のうち誰かは犠牲になっていた。

 

「きひひっ…いーいキミだなぁ…王様ぁ?」

 

「待ってろよお前ら…!すぐ助けてやっからなぁ!」

 

『王様…!!』

 

「黙ってろガキ共ッ!!そぉら、テメェらのせいで大好きな王様が刻まれてくぞ!?」

 

振り下ろされた大剣で、アスラの胸が切り裂かれた。アスラの防御力が、あの女の攻撃を受け付けるなど到底思えない。となれば、魔法か何かでステイタスを下げられていると考えるのが妥当。

 

「───────っ、まだ、まだぁ!!その時は必ず来る!それまで待ってろぉ!!」

 

「チィっ、ステイタスダウンしてこれかよ…!?どんなステイタスしてんだこの筋肉ダルマ…!」

 

(やっぱり魔法…!なら、起点が分かれば僕の魔法で斬れる!)

 

何も知らずにあの場に飛び込めば、自分もろともステイタスダウンを起こして、この状況が無駄になっていたところだ。

 

ギリっ、と音が鳴るほどに奥歯を噛み締めたベルだが、アスラの真意を悟る。

 

(お兄ちゃんは……僕に言ってる!!)

 

この場に既にベルが到着している事をわかっていて、最高のタイミングで奇襲を指示するつもりなのだろう。

 

「心配するな民よ!この俺が、この程度の傷で死にゃあしねぇだろ!?」

 

「ハッ!守るものが多いよなぁ!王様はよォ!?」

 

「それが王ってもんだ!!」

 

再び剣で切り裂かれたアスラは、深く息を吐き出し、天に向かって吠えた。

 

「戦士は剣で道を開き!英雄は生き様で道を照らす!!俺は王だッ!どっちもやらなきゃかっこつかねぇよなぁッ!!」

 

腰を深く沈め、受けの姿勢のまま、体を固めた。

 

「ここで第1級の首級でもあげて、本当の意味でこの都市を終わらせてやるよ!」

 

「やれるもんならやってみやがれ!この都市は!俺の国はそんななまっちょろい攻撃で崩れるほどヤワじゃねぇ!!───────見てろよ、ベル。力は、こう使うんだ…!」

 

「お兄ちゃん……!」

 

獣は牙を研ぎ、その時を待つ。何よりも雄弁に語る、王の背中を見つめながら。




良かったら、高評価、お気に入りよろしくお願いします。

モチベーションに繋がります。

SALAAR見てきました。私とてしては割と面白かったですが、万人受けは絶対しません。SALAARよりも、今年10月公開のハヌ・マンの方が万人受けしそう。
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