天羽奏(♂︎)の戦姫絶唱シンフォギア   作:エドアルド

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出会い雪音クリス〈下〉

 

「オラァ!!」

 

裂破の掛け声と共にでかい中華鍋を振り中のチャーハンを炒める。

ん?今度は何をしてるかって?炊き出しだよ。

 

ここは紛争地だ、身寄りの無い人なんて沢山いる。明日の生活さえままならい人も。

そんな人達向けに大鍋を振ってんだよ。いやぁ、普段から料理しててよかった。

ちなに何でチャーハンかと言うとバルベルデのある南米の主食の一つが米だからだ。正確には大麦・小麦・ライ麦などの麦類や、ジャガイモ・トウモロコシなどの穀物類が主な主食だけどな。あと米はインディカ米、何気に世界で一番作られてる米だ。

 

「はい!おまちぃ!」

 

出来上がったチャーハンを皿に盛って並ぶ人達に手渡してく。

 

「どうぞ!」

「はい、どうぞ!」

 

隣では翼とクリスも手伝って渡してくれる。いやぁ二人ともいい子だねえ。

率先して手伝ってくれるからありがたいぜ。

 

最近は炊き出しに演劇、家屋の修理、銃器の整備とか色々やってるんだよ。なんかしてないと落ち着かないってゆうかなんというか。こう、何かしないとていう気持ちに駆られるだよなぁ。ここが紛争地帯だからかそれともソネットさん達に触発されたのか。まあ、いいか。

 

チャーハンの次はカレーライスでも作ってみるかな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソーニャさん」

「あ、奏さん」

 

俺は荷物を運んでいるソーニャさんを見つけて近づく。

 

「手伝いますよ」

「あら、ありがとう」

 

ソーニャさんが運んでいるのは色んな箱だった。たぶん支援物資とかソネットさん達への贈り物かな。

 

俺はソーニャさんが箱を乗せている台座を代わりに運ぶ。

 

にして爆弾いつ来るんだろうな。もうすぐ帰国しちまうのに。

俺は二課所属の装者という立場上そこまで長く滞在するのは厳しいんだよなぁ。なのに爆弾がいつまでたっても来ない。これではクリスもソネットさん達も救う事が出来ない。

 

そう思った時ふと思った。そういえばどうやって爆弾はソネットさん達の所に来たんだ?アニメの描写からすると家は燃え盛って崩れていた。その状況からすると手榴弾とかの小さいものでは無い。

かと言ってロケランだとすると威力が大きすぎる。何よりこんな村に使うには勿体なさすぎる。それこそ敵の重要施設なんかにぶち込むようなものだ。

 

そしてふと頭に浮かんだのは弦十郎の旦那と一緒に見た映画。箱の中に爆弾を仕掛けてそれを渡して爆殺するシーン。

まさかと思い足を止める。

 

「どうしたんですか?」

 

ソーニャさんが不思議そうに声をかけて来たがそれを無視して箱の一つ一つに耳を当てる。これでわかるのは時限爆弾ぐらいだとは思うがしないよりはマシだし、箱を開けた瞬間に爆発するブービートラップ式の可能性もある。今はとりあえず音で判断するしか…

 

カチ、カチ、カチという音がする。例え時計だけが中に入ってるとしても電源が入ってるのはおかしい。

 

これか?俺は形態していた小型のナイフで箱の側面を浅く切って覗きを穴を開ける。

 

「ちょっと!何を!」

 

突然の事にソーニャさんは声を上げるけど無視して開けた穴から中を覗き込むと時計と大量のコード、そしてそのコードが時計と何か四角い物を繋いでる。

ビンゴだわこれ。

 

「ソーニャさん急いでここら辺の人避難させてください。爆弾です」

「えっ!?」

 

しかもこの時限爆誕いつ爆発するのかわからん。残り時間をご丁寧に書いてるやつならわかるんだが。この時計版型だと多分特定の位置に針が来るやつとかだと思うんだが。あと少しで12時の場所に短針と長針が来るんだけど…………もしかして時間?あと五秒しかないんですけど。

 

俺は急いで爆弾を抱えてダッシュする。とにかく人のいない場所に!だけど間に合わねぇ!

 

そう思ったと同時に上に爆弾を放り投げた。そして放り投げてから一秒後爆発して俺は意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっ!?生きてる?俺生きてる!?

意識を覚ましたと同時に俺は自分の体を撫で回す。

 

……はぁ、良かったぁ。爆弾する瞬間、G編のマリアさん真似てシンフォギアで形成させるプロテクター形成せずに防御フィールドとして展開するのを真似たんだけど、正直賭けだったし成功して良かったぁ。

 

そう思ってると銃声が聞こえて来た。

……爆弾は開戦の合図かよ!?

 

俺は急いで立ち上がって走り出す。どれくらい意識を失ってたかは知らないが急がないとやべぇかもしんない!

旦那がいる場所は大丈夫だろうけどソネットさん達がいるのはその逆の場所だ!

 

俺は急いでソネットさん達が暮らしている家に向かった。

 

 

 

そしてソネットさん達が暮らしている家に着くとソネットさんと雪音 雅律(まさのり)さんが二人の敵に銃を向けられていた。

 

「女の方は殺すなよ?後でお楽しみなんだ」

「わかってるって」

 

そんな会話が聞こえてきた瞬間。シンフォギアのプロテクターに回されるフォニックゲインを全てアームドギアの形成に回して走り出した。

俺の足音に気づいた二人の敵兵は俺に銃を向ける。

 

「なんだガキか」

「はっ?一丁前に助けようってか?生意気だな」

「逃げて!」

「来ちゃダメだ!」

 

形成されたアームドギアを強く握ると同時に強く踏み込む。それだけで二人の敵兵との距離をゼロにする。旦那仕込みの縮地だゴラァ!

 

「へ?」

 

そしてその両足を両断する。

 

「いぎゃぁ!?」

「あ、足がァ!?」

 

二人の敵兵は倒れて足から血を吹き出す。そして俺は二人の敵兵の銃を破壊する。

そしてアームドギアにエネルギーを回して赤熱させ足を両断した傷口に当てる。

 

「がぁぁぁぁ!?」

「や、やめ…ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?」

 

傷口は焼かれて止血される。

 

「殺されないだけありがたく思え」

 

まぁ、俺に人を殺す度胸が無いだけだ。今も吐きそう。

だけどそんな事より

 

「二人とも無事ですか!?」

 

ソネットさん達に駆け寄る。

 

「ええ、あなたのおかげで」

「ありがとう助かったよ」

 

二人は特段怪我はしてないようだ。だけど

 

「クリスは?」

 

クリスがいない。

 

「そうだ!クリスが連れてかれたんだ!」

「クリスを売り飛ばすって!」

 

その言葉を聞いた瞬間俺は走り出していた。道中出会った敵兵をアームドギアで殴打し気絶させながら。

そうすると前から敵兵が飛んできた。

 

「奏!!無事か!」

 

旦那かよ。ビビったぁ。

 

「旦那!翼は?」

「アイツなら木刀で奴さん達を叩き潰してる!」

 

翼が最近風鳴の血を覚醒させてきた気がする。最近だと訓練の時弾丸見切ってた切り落としてたな。

てか今はそれどころじゃない!

 

「クリスが連れてかれた!」

「何!?」

「見てねぇか!!」

「俺は見てないな」

 

旦那見てないのかよ。クソっ何処にいやがる!

 

そう思ってると車の音を聞きとる。そっちに目を向けると荷台がある車を見つける。そしてその荷台には子供や女性達が乗せられていた。そしてクリスも

 

「旦那!あそこ!」

「何!」

 

旦那にも知らせるけどここからじゃ間に合わない。ちょうど動き出しやがった。仕方ない!

 

「旦那、俺を投げろ!」

「おうよ!!」

 

旦那は両手で俺を掴みあげると槍投げのように俺を投げ飛ばした。そして俺は走り出す瞬間のその屋根に乗る。

 

「オラァ!!」

 

アームドギアで屋根を貫通させながら車のタイヤを破壊する。

そして荷台に乗り込むと子供達や女性達を縛っている縄を切り逃がす。

 

 

「か゛な゛て゛お゛に゛ち゛ゃ゛ん゛ん゛ん゛ん゛」

 

そしてクリスが泣きながら俺にしがみついてくる。

 

「おーよしよし。もう大丈夫だから」

 

俺はクリスを抱きながらあやす。危ねぇー、あと少し遅かったら。

そう思っていると

 

「このガキが!よくも!」

 

車に乗っていた敵兵がいつの間にか降りて来てハンドガンを構えていた。そのハンドガンは俺、ではなくクリスに向いていた。

 

「そのガキから先に殺してお前も同じ所に送ってやる!」

 

そういうとハンドガンを発砲した。

俺は咄嗟にクリスを庇う。そして俺の背中に銃弾が命中する。

 

「奏お兄ちゃん!?!?」

「ぐぅっ!?」

「へへっ、馬鹿な野郎だ」

 

それを見て男は笑うが次の瞬間、顔を引き攣らせる。

 

「て、てめぇ何で……」

 

その先には瞳を琥珀色に染めて男を睨む俺がいた。

俺はクリスを生成したマントでくるんで背中に乗せるとアームドギアを構える。

男はハンドガンを発砲するが全て俺に命中しても弾丸が潰れて落ちる。

 

「まっ、待って――」

「消えろ」

 

アームドギアをバットのように振りかぶり

 

「クリスに手ぇ出してんじゃねぇよ!!」

「ボゲラァ!?」

 

男を吹き飛ばした。





解説コーナー
今回色々わかんない事あると思うんで解説します。

まず奏のアームドギアのみの生成。これは了子さんにより提案された奏の負担を減らす為の機能。プロテクターを生成しないぶんより少ないフォニックゲインで済むため負担が減る。ただしプロテクターは無くなるのでノイズに触れられたら炭素化する。その機能を聞いた奏は『ノーダメパーフェクトゲームでもやれってか!?』と叫んだ。しかし、奏はシュミレーションでノーダメパーフェクトゲームをした事がある。

縮地モドキ。これは弦十郎式ブートキャンプにより鍛えられた奏が習得した技。別に技術はそこまで無い。ただのパワーと申し訳程度の技術により超速移動しているだけである。

琥珀色の目をした奏。ズメイの血を浴びた結果ちょっとだけ龍の性質を獲得しており、自分の大切なものが傷付けられると異常な程のパワーと防御力を獲得する。ドラゴンのお宝に手を出す馬鹿はみんな生きて帰れないよ。
奏は殺しはしないけど死ななきゃ何でもするタイプ。
この後敵兵の皆さんは精神病院に送られたよ♪慈悲はねえぞ

今回からちょっとしたアイディア募集をします。ご協力お願いしますm(*_ _)m
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=300300&uid=382166
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