未来視持ちの聖女にギャン泣きされた   作:みょん侍@次章作成中

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ブランチリバー篇
第16話


 

 この世界に生まれたときのことは、よく覚えていない。

 俺の感覚としては、物心つく年齢になった途端、前世のことを思い出したような、そんな感じがしていた。

 だから、両親のことはよく知らない。俺を産み落として、捨てて、どこかで野垂れ死にしてるんじゃないかとはよく言われたな。

 

 俺はそれなりの地位にいる貴族の奴隷だった。

 子供の頃から剣を握らされ、見世物小屋で魔物と戦わされた。

 もちろん命の保証なんかない。

 随分やべーとこに買われたみたいで、客層も見るからにアングラな連中しかいなかった。

 

 ……とはいえ不幸中の幸いと言えるのは、俺が子供だったこと。

 さすがに見世物だから、子供相手に大人が数人がかりでも苦労するような魔物をあてがったりはしない。

 ゴブリンとか、そのあたりしか相手にはいなかった。

 中身が大人な俺からすれば、フェイントとか混ぜつつであれば簡単に倒せる。

 まあちょっと苦戦した風に演技すると、より強い魔物が相手になることもなく、それなりに盛り上がって主殿も満足してくれる。

 そんな感じに毎日を過ごしていた。

 

『――ホワイトクラウン騎士団だ! 違法賭博は許されない! 奴隷の非人道的な扱いもだ!』

 

 んで、どこのどいつがチクったのか、はたまた誰がへまをやらかしたのかは知らんが、騎士団に見つかり、見世物小屋にいたやつらは全員取っ捕まった。

 俺の主殿もだ。やけに騒いでいたが、別段好きなやつでもなかったので嘲笑っておいた。

 ふははざまあみやがれ。

 

 しかしそうなると不安なのは俺のことだ。

 現代日本の価値観からすればこの世の終わりみたいな毎日だったにせよ、生きるだけの食料や住処は用意されていたからな。

 それごと取り上げられたとなると、俺は全く知らない異世界に突然放り出されることとなって、まず間違いなく生きていけないだろうから。

 

『……なんだ、子供の奴隷?』

 

 ということで演技派だった俺はとりあえず助けてもらうことだけを考えて泣き喚いた。

 こいつらに無理矢理戦わされてたんですぅーみたいな。

 

『そうかそうか……! ぜったい、ぜったい助けてやるからな!』

 

 ぶっ刺さった。

 かわいそうになった。

 

 それからはホワイトクラウン騎士団なるものに拾い上げられ、カレンデュラ・オフィシナリスの元へ預けられることになる。

 彼女は元近衛騎士らしく、かつてあった辺境伯の反乱の鎮圧などで指揮官として大活躍した経歴を持つという、小柄な女性だった。

 その時は騎士団の教官として籍を置いていた。

 

 なぜ俺がそんな彼女の元へ行くことになったか?

 ……まあ、その。この頃の俺はもっとエロガキというか、異世界うっひょー! みたいな馬鹿だったから……。

 褐色合法ロリ銀髪角っ娘だー! と思ってバチクソに懐いたら既成事実的に彼女と暮らすことになったというか。

 最低だね、我ながら。

 

 とはいえ、バラ色の人生なんてものはあるはずはなく。

 俺が一人でも生きていけるように、カレン先生は俺に戦う術を教えた。

 見世物小屋にいたおかげで身体は出来上がってはいたから、カレン先生にとっては冒険者かなんかとして食っていけるようにしたかったんだろう。

 しかしその教え方がな。

 エリートの近衛騎士流だし大人向けのメニューだしで毎日吐きそうになってた。

 正直奴隷だった頃よりきつかった。

 確かに成長はしてたけどさ。

 

 そんな生活が数年続いて。

 

 そして、戦争が始まった。

 

『――エルフの王を、殺せ』

 

 俺は赤錆となり、各国の王を殺し続け、カレン先生と会うことは無くなってしまった。

 覚えているのは、彼女がもともとブランチリバーに住んでいたということ。

 そして、いつかそこで一緒に暮らそうと言われていたこと。

 俺が王都に帰ることは無かった。

 世界の全てを呪って。

 早く、戦争を終わらせたかったから。

 

 今でも覚えている。

 戦争へ送り出すその日、カレン先生が泣いていたのを。

 必ず帰って来いと言ってくれたのを。

 その言葉を無下にして、ずっとずっと会わなかったのは――

 ――結局のところ、俺は俺のことが嫌いで、この血塗られた手も、罪しかない過去も、カレン先生に見られたくは無かったからだ。

 

 心のどこかで望んでいる。

 お前なんか知らないと。

 とっとと出て行けと。

 そう言われることを。

 せめて、俺を歓迎しないでください。

 礼だけ伝えますから、それっきりにしてください。

 心優しいあなたと比べれば、俺はあまりにも醜すぎるんです。

 どうか、どうか――と。

 

 


 

 

「――目ぇ覚ませ、ロータス!」

 

 俺は現実へと引き戻された。

 眩い光は、リリウムが持っていた紫色の石から発せられている。しばし瞠目してから彼を見つめると、心配そうな顔でこちらを見つめていた。

 

「大丈夫か?」

「ん、あ、ああ……? なんだ、俺、どうかしていたのか?」

 

 その表情があまりにも切羽詰まっていたから、落ち着かせるように笑みを浮かべる。

 気づけば豪雨となっていて、雨具を雨が叩きつける音がうるさいほどだ。俺たちはどれぐらい進んで――

 

「あれ、なんでもう」

 

 豪雨の中でも目視できるぐらいの距離に、小さな村が見えてきた。

 川に沿って民家がぽつりぽつりと建っており、小さな商店や宿屋の明かりがぼんやりと光っていた。看板にはブランチリバーと書かれている。

 おかしいな。

 ついさっき雨が降り始めて、走り出して……。

 

「お前、途中から様子がおかしくなってたんだよ! それで、これ使ったら正気に戻って……間違いなく精神干渉の魔法を使われてたんだ!」

 

 彼の持つ石がやがて濁りはじめ、崩れる。

 あれは……確か、魔封石とか言ったか?

 中に封じた魔法を即席で発動させる魔道具だったはず。

 

「ああ、クソ、怖かった……!」

「……悪い、助けられたみたいだな。ありがとう」

「良いんだよ。それで、どうだ、身体に不調は無いか? 記憶に不備があったり、心に違和感があったり……!」

「……いや、特には無い。強いて言うなら、さっきまで昔のことを思い出してた」

「昔のこと?」

「ああ……」

 

 懐かしい記憶だった。夢と言い換えてもいいかもしれない。

 どこか現実感が無くふわふわとした感覚に包まれていて、意識が希薄で。

 

「なあ、絶対おかしいよ、この村! たぶん結界魔法だと思うけど、こんな魔法、人為的にしか発生しない! 戻った方がいい!」

 

 リリウムは魔法に長けているのもあって、自分に向けられるものに対する耐性が高い。

 それが無ければ、俺もこいつも仲良く魔法でおかしくなっていたわけか。

 言ってることはわかる。

 ただ――

 

「まだ、人が住んでる」

「……」

「あれは人の明かりだ。もしかしたら、この村全体が魔法でおかしくされている可能性もある。せめて、住民の無事を確認してからでも遅くないんじゃないか」

 

 見たところ血が流れている様子もない。争った形跡もない。

 これがどういった魔法かはリリウムも見当がついていないみたいだった。

 リリウムはしばし迷い、そして――

 

「わかったよ。ただ、無理はしないこと! ただでさえ魔法に対してお前はクソ雑魚なんだから、オレのことを頼ること! そんで、すぐに外の人たちに助けを求めるからな!」

「ありがとう」

「……まあ、結界魔法なら、もう脅威は無いはずだし」

 

 リリウムは辺りを探る。誰が、どこから魔法をかけているのか、全く検知が出来ないようだ。

 雨が降ってるからか、もう少し遠い場所に術者がいるのか、まだわからない。

 リリウムは村へと向き直り、

 

「行こう」

「ああ」

 

 俺たちは急ぎ村の中へと入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――結論から言ってしまえば、おかしい点はどこにも見つからなかった。

 

 まず俺たちは近くの宿に寄って、経営者らしき老夫婦に話を聞くことにしたんだが、受け答えは普通だったし、近隣に何か事件が起きたわけでもないらしい。

 リリウムはしきりに「こういう村が舞台のホラーは村民を信頼しちゃいけないんだよ!」とか言っていたが、彼から見ても不審な点は見当たらなかったみたいだ。

 確かに、床の下から死体が! なんてありそうなもんだが。

 

 次に雑貨屋に寄った。これは若めの夫婦が営んでいた。

 こちらとしてもそれらしいものは見つからず、売ってる商品も普通の物ばかりだった。

 野菜や塩漬けにされた肉とかも売られていた。そうか、都市からの流通が無くてもこの村には安定した供給があるのか。

 それなら、あの魔法がこの村を覆うようになった時期にもよるが、外の誰も異変に気付いていないというのにも納得がいく。

 商人が失踪した、なんて事件があれば誰かしらが動くだろうからな。

 

 どうでもいいことだが、並んでいる肉を見て「もしや人の……!」とか言っていたリリウムは普通に失礼だと思う。

 好きなんだろうか、和製ホラー……。

 

 そして、これは俺にとって重要な情報だった。

 カレン先生が、今もこの村に住んでいるということ。

 不安だ。この一見普通でありながら異常な村で、彼女は無事なのだろうか?

 豪雨であることも気にならなかった。

 教えられた場所へ向かうと、大きめの民家が目に入る。玄関先に植えられた大きな花が、雨に殴られて激しく首を振っていた。

 

「……」

 

 怖いな。あの扉の先に先生がいるんだ。

 なんて言われるだろうか。

 俺のことを覚えているだろうか。

 

「ロータス、どうしたんだ?」

「……なんでもない。早いとこ、無事を確認しよう」

 

 扉には真鍮製のドアノッカーが付けられていた。

 それを鳴らす。

 雨音に負けたかと、もう一度鳴らす。

 ……少し待ってから、もう少し大きく。

 

 すると。

 

「――はーい!」

 

 少女然とした声が扉の奥から聞こえてきて、次いでパタパタと軽い足音が響いてくる。

 間違いない、先生の声だ。

 少しほっとして、鍵が開けられる音に気を引き締める。

 

 待て、なんて言おうか考えてなかった。

 どうしよう、先生の中で俺の印象がエロガキのままだったら。

 今更「あの時助けてもらったガキです」なんて押しかけたところでドン引きされるだけなんじゃないか? 機を織らせてくださいって? やかましいわ。

 

 考えても仕方ない。

 せめて考えうる限り一番かっこいいロータスの顔をしとこう。

 すぐに扉が開け放たれて――カレン先生が顔を出した。

 

「…………」

「…………」

「…………」

 

 そして、三者三様に固まった。

 カレン先生は目を丸くして、俺は相手の言葉を待って、リリウムは単にここまで小さい人だとは思わなかったという風に驚いて。

 ぱちくり、と先生の綺麗で大きな紫色の瞳が瞬きを繰り返す。

 

「その、お久しぶりです」

 

 会釈だけして相手の反応をうかがう。

 

「…………」

 

 な、なんで黙ってるんだ?

 マジで覚えられていない?

 いや、だとしても何かしらの反応はあるのでは?

 まさか、先生も魔法の餌食に――

 

「お、おま、おまま、お前」

 

 おま?

 わなわなと震えた先生が、玄関から飛び出してきた。

 

「お前! 今までどこ行ってたんだ!? こ、こんな急に帰ってきて!」

 

 揺れる瞳は俺を映していた。そうか、覚えていてくれたのか。

 そうだよな、ずっと音信不通で、顔も見せないで、それで急にやってきて。

 そうなるのも無理はない。

 

「……すみません。ずっと、顔出さないで」

「す、すみませんじゃ……馬鹿、馬鹿者! どれだけ私が心配したか、会いたかったか……!」

 

 今にも泣きだしそうな先生の視線が、リリウムに向かった。

 

「…………お、あ、え?」

「初めまして、リリウムです。お噂はかねがね――カレンデュラさん? あの?」

「か、彼女さん……?」

「え?」

「か、彼女連れてきたのか、お前! この家に! 久しぶりに顔を見せたと思ったら、この、こら!」

 

 えっ、いた、痛い、何の話?

 あれ、俺との久々の再会ってそんな簡単に流れる話題か? 大分、こう、色々言われることを予想していたんだが……?

 よくて感動の再会で、最悪ぶん殴られるぐらいの。

 先生の瞳から涙はもう引っ込んでいた。

 早くない?

 

「はー、お前がこんなかわいらしい彼女さんをなあ……」

 

 そんな話題持ってかれる?

 重く考えてたの俺だけ?

 恥ずかしくなってきた。

 どこかに穴は無いかな。

 無かった。

 クソが。

 

「って、2人ともびしょ濡れじゃないか! 上がってくれ、彼女さんも! すぐにお風呂の準備するからな!」

「ありがとうございます。すみません、急に押しかけておきながら……」

「ははは、殊勝なことを言うようになったじゃないか。お前も大人になったってことなのかな、もう」

 

 カレン先生に招き入れられる。玄関からもうすでに懐かしい匂いがした。

「タオル取ってくるから、ちょっと待ってろ」と言って先生はどこかへと行ってしまう。

 その後ろ姿を見て、リリウムが「彼女さんだってー」とか言ってにやついてきた。この勘違いからネタ晴らしの瞬間までを楽しむのが、こいつの悪い癖みたいなところはある。

 

 ……まあ、良かったよ。元気そうで。

 俺のことをあんまり気にしてないのも、それならそれの方がいい。

 見た感じ、魔法でおかしくなっているなんて様子もなさそうだし。

 

 奥からカレン先生が白いタオルを持って駆け寄ってくる。

 それを受け取りながら、礼を言う。

 

「ありがとうございます、先生」

 

 すると先生は噴き出した。まるで俺がおかしなことを言ったかのように。

 

「なんだ、先生って……あははっ! 彼女さんの前だからって変に格好つけようとするな、まったく」

「なんだって、なんですか。先生は先生でしょう」

 

 変な冗談だと思った。

 からかわれているんだと思った。

 

 先生は呆れながら、俺に言った。

 

 

 

 

 

「――いつもみたいに”お姉ちゃん”でいいよ、()()

 

 

 

 

 

 俺ではない誰かの名前を呼んで、俺を見つめていた。

 

「は、え?」

 

 あ、アル? 誰のことを言っている?

 先生の目に冗談の色は見えない。呆けた俺を訝し気に見つめていた。

 まさか――本当に?

 俺のことを、忘れて?

 

「あ、え、あ、……あれ」

 

 ああ、まあ、もう何年も前のことだ。

 俺みたいな得体のしれないガキの奴隷ですら拾って育て上げてくれた人なんだ。

 俺以外にも何人も育てたりしていたかもしれない。

 だったらその中の1人に過ぎない俺のことを忘れていたって仕方ないってものさ。

 

 しかし、アルか。中々イケメンそうな名前じゃないか。

 先生をお姉ちゃん呼びだと? なんて不敬なやつだ。会ったらぶん殴ってやろうか。

 なんてな。

 俺より色濃く記憶に残っている子供の名前だろうか。

 

 そうだ。俺のことを忘れているのならそれでいい。

 さっきもそう思ったじゃないか。

 大丈夫。

 先生にとってその方が良いのは間違いないんだから。

 

「――」

 

 あれ。

 おかしいな。

 笑って流そうとしたら顔が引きつった。

 言葉が出てこない。

 なんなら視界も歪みだした。

 

「どうしたんだ、アル――」

「な、なんでもない、なんでもないですよ、あはは!」

 

 視界が何かに覆われる。

 背伸びしたリリウムに頭を抱かれていた。

 濡れた身体は冷たくて、リリウムの細い腕がしっとりと俺の頬に張り付くような気がした。

 

「いやあ、こい――()()ってば、お姉さんに久々に会えたのがうれしすぎたみたいで!」

「なんだ、それ! うれしいなあ、もう!」

 

 ……情けないな。

 先生が忘れてくれていたら。

 俺のことを嫌っていてくれたら。

 なんて思っていたくせに、いざ面と向かって言われたらこれか。

 そりゃそうだ。

 嫌っていてほしかったのは、ただ、先生に会いにいかなかった俺を正当化したかっただけなんだから。

 どうせ嫌っていたのなら、会わなくても良かったんだって思いたかったからだ。

 

 ああ、本当に。

 俺というのは、どうしてこうも――

 

(ロータス! ロータス、大丈夫、大丈夫だから、そんな顔すんなって!)

 

 俺を抱いたままのリリウムに囁かれる。

 

(――これ、たぶん魔法だ!)

 

 あ。

 

(……目的はわからないが、どうやら認識を歪めるタイプの精神干渉みたいだ)

(なら)

(忘れられたわけでも勘違いされてるわけでもないだろうよ。第一、お前にとってあの人は、お前のことを忘れるような人なのか?)

 

 それは……違うと、思う。

 そうだ。

 忘れていてくれたら、なんて思うから、そうかもしれないと思い込んでしまったんだ。

 これは魔法のせい。

 先生は俺を忘れたわけじゃない。

 ……よし。

 

(相当強く魔法にかけられてるみたいだから、お前に使った魔法じゃたぶん正気には戻らない)

(……) 

(今は歪められた認識に従う。いいな?)

 

 頷く。

 

「――っと、ごめんなさい、カレンお姉さん! この人ってばまだまだ甘えん坊ですよね!」

「ああ、アルってば彼女さんにも甘えっぱなしなのか? ……お姉ちゃんっ子だったのは昔からだが、なんというか、末っ子気質だよなあ」

「そういうところが好きなんですけどね、ふふ!」

「ありがとう。我が弟のことながら、そう言ってもらえると嬉しいよ、リリウムさん」

 

 俺の腕を抱いて笑うリリウム。先生の目には完璧に彼女に映っているだろう。

 さすがだ。迅速に状況を理解し、誰よりも早く動き出す。いつまでも甘えてはいられないんだ、俺もしっかりしないとな!

 というか、アルとは弟のことだったのか。

 兄弟がいることなんて聞いたことは無かったが……しかし、そういうことなら俺は弟を完璧に演じて見せよう。

 なんせ俺は昔から演技派の男だった。

 主演男優賞なんてなんのそのさ!

 

「ごめん、心配かけて」

 

 先生の目を見つめる。

 純粋な光の宿る、綺麗な瞳。

 お姉ちゃん、お姉ちゃんか――フッ、造作も無いな。

 

「おね」

「……おね?」

「おねっおねねっ、おねっ、おおおおね」

「うわあなんだ!?」

 

 普通に恥ずかしすぎてどもりました。

 

 ……誰か俺を埋めてくれ!

 

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