連邦調査部の禁止リスト   作:ドクタークレフ

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21.先生は 誰であってもアリスに対して以下に記載するものを学習ルーチンに組み込むよう指示してはいけません。

 

 ⅰ.アダルトビデオに類する映像記録および作品

 ⅱ.カーマスートラ

 ⅲ.パトリック・シルベストル『国家と革命への省察 初期革命評論集』

 

 ―― アリス、何を読んでるの? / ユウカ

 ―― あっ! ユウカ。アリスはさっき先生からドロップした『博士の大爆笑ギャグ250連発大図鑑!』を読んでアーカイブしています! / アリス

 ―― 今すぐやめなさい。 / ユウカ

 

 

 

 

 

22.先生は個人資産ほしさにB級映画の企画をクロノススクールに持ち込むのをやめなさい。

 

 ⅰ.たとえミナがすこぶる乗り気だったとしてもです。間違いなく赤字になるだけです。

 ⅱ.私が出演すれば黒字になるという絶対的自信はどこから来るのか教えてください先生。

 ⅲ.『面白いアイテムがあるんだ』は二度と許されませんし、万が一次があったとしたら未来永劫フランケンシュタイン役しかできない風貌にされても文句は言えませんよ。

 

 ―― アクションは結構いいところいくと思うんだけどなぁ。 / 先生

 ―― やっぱりサメだけじゃなくてワニも出した方がいいのかもしれないぞ。 / ミナ

 ―― 異世界サメを相手にカンフーと銀弾とともに世界の命運をかけた異次元サッカーを挑む……シャークイレブンス……ワニをどこに足すかだな……。よし、次回の会議までに考えておこう。 / 先生

 

 

 

 

 

23.先生はいくらゲーム開発部に頼まれたからと言ってASMR声優デビューをするべきではありませんでした。

 

 ⅰ.確かにゲーム開発部は数年分の部費を賄えるような大幅な黒字を叩き出しましたがそういう問題ではありません。

 ⅱ.ゲーム開発部もノリノリで次回作のプロットやら録音スタジオの仮押さえやらをするべきではありません。なんですか『全肯定教員と雨の日おうちデート音源』って。全年齢なんでしょうね。

 ⅲ.本項目についての異議申し立ては受け付けません。それがゲヘナ風紀委員会の総意であってもです。

 ⅳ.本項目についての異議申し立ては受け付けません。それがティーパーティーの総意であってもです。

 ⅴ.こんなことのためにエデン条約機構が共同声明を発表するのは明らかな職権乱用なのでやめなさい。

 ⅵ.本項目は削除されました。 ヴェリタスはわざわざハッキングを仕掛けてまで項目を改竄しないでください

 ⅶ.七囚人に依頼してまで音源を作らせようとしてるんじゃないわよ!

 

 ―― ほら先生! 次は《ちゃんと怒ってくれる先生のお仕置き音声》ですよ! アリスも応援してますから! / アリス

 ―― もっと感情込めて! ちゃんと怒りを抑えこんで淡々と諭す感じでお願いしますっ! / ミドリ

 ―― 第三作はこれでいいとして……。次どうしよう……。どんどん新作ださないと、脅迫じみた次回作リクエストという名前の焼きマシュマロが届く……! / モモイ

 ―― うぅ……どんどんミキシングばかり上手になる……。 / ユズ

 

 

 

 

 

24.先生は賭け事をしてはいけませんし、ましてや賭け事の主催になってはいけません。

 

 ⅰ.アコに『コイントスしようぜ!』と話を振ることは禁じられました。アコも毎回それに乗らないでください。もう我々はあなたが深夜の教室で腰をかがめているのを見たくありません。

 ⅱ.常に表が出るコインを使うことは禁じられています。

 

 ―― あぁもう! だったら『表が出たら、このコイントスで裏が出る』! / アコ

 ―― あっ、バカ、やめっ! / 先生

 

 

 

 

 

25.先生に以下のものを処方もしくは提供する資格はありません。

 

 ⅰ.浣腸

 ⅱ.ホメオパシーのレメディ

 ⅲ.任意の種類の薬

 ⅳ.フリーハグ

 ⅴ.笑いによる癒しの力

 ⅵ.セクシャル・ヒーリング

 ⅶ.より多くのカウベル

 

 ―― ……。 / アコ(増えたカウベルを首に提げながら)

 ―― いや、撃つ前にはせめて一言言って!? / 先生

 

 

 

 

 

26.仰るとおり、経験に裏打ちされた証拠は科学の基礎です。また、盲信は理性の死です。しかし、それらは誰かしらのの存在を実験室環境下で証明するよう倫理的に義務付けられていることを意味しません。

 

 ―― でも、確かにあったんだ、ユズにも……! / 先生

 ―― アリスはもうこれ以上執行を待たなくてもいいと思います! / アリス

 

 

 

 

 

27.前項でも記載した通り、経験に裏打ちされた証拠は科学の基礎です。また、盲信は理性の死です。しかし、それらは誰かしらのふとももの存在を実験室環境下で証明するよう倫理的に義務付けられていることを意味しません。

 

 ―― でも、体重百キロの汚名を雪げるかと思って……! / 先生

 ―― アリス、もう待たなくていいわ。やっちゃって / ユウカ

 ―― はいっ! 魔力充填120%! いきますっ! / アリス

 

 

 

 

 

28.先生は、いかなる種類のスーパーヒーローでも、広報部の責任者でも、オリエンテーション担当の新しいスタッフでも、心理学博士でも、連邦捜査部顧問でも、でっかいハム!で出来ているわけでも、IQ300を超えているわけでも、ヴァルキューレ審査部の責任者でも、メンテナンススタッフのメンバーでもありません。

 

 ⅰ.ごめん、先生はたしかに連邦捜査部顧問でした。何故かは訊かないのがおおよそ最善です。あなたの考えている通り連邦生徒会長指令です。

 

 ―― ねぇ、ひどくない!? さすがにひどくない!? カイテンジャーに組みしたことはないよ!? / 先生

 ―― でも、いっしょに遊んでたから同罪じゃん / ミカ

 ―― 黙秘権を行使させていただきます。 / 先生

 

 

 

 

29.先生に学食のメニューを事前に知らせることは許可されません。

 

 ―― いいじゃんお昼のメニューを事前に知るくらい! / 先生

 ―― その結果なぜかハムを強奪されましたが? / リン

 ―― 黙秘権を行使させていただきます。 / 先生

 

 

 

 

 

30.でっかいハム!をすこぶる豪快に虎に喰わせたのはどこのイカレ野郎だ!?

 

 ⅰ.おかげで食堂どころかシャーレ本部ビル周辺を巻き込んでイカレた祭が開催中だがいったいどうやって落とし前を付けるつもりだ?

 ⅱ.いい加減ハムを無防備に冷蔵庫にしまうなッ!

 

 ―― こうなった以上俺たちも派手に! 過激に! この膨れ上がった情熱を燃やして対処するほかねぇ! おい! 行くぞ! 祭りだ! / 先生

 ―― ワーォ! これが祭り……! ワタシもヒト肌脱ぎまショウ! / フィーナ

 ―― え、何それ知らん……。こわ……。 / シズコ

 

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