『三好in山本五十子の決断』リメイク   作:零戦

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登場兵器その2

 

 

 

 

 

戦艦『肥前』(元『メリーランド』)

  『近江』(元『ウエストバージニア』)

 

基準排水量

38,600トン

満載排水量

41,5000トン

全長

220.20 m

最大幅

32.92 m

吃水

9.2 m

機関 九五式艦本式重油専焼水管缶×10

   艦本式タービン×4基4軸

出力 96,000馬力

最大速力 28.2ノット

航続距離 92,000海里

兵装 50口径41サンチ連装砲4基

   45口径12.7サンチ連装両用砲6基

   40ミリ連装機関砲4基

   25ミリ連装機銃8基

   25ミリ単装機銃70基

電探 13号対空電探2基

   22号対水上電探改四1基

   33号対水上電探1基

   42号対空電探1基

 

同型

『肥前』『近江』

 

【概要】

ハワイ沖海戦後に鹵獲され修理及び近代化改装によって生まれ変わった『メリーランド』『ウエストバージニア』である。鹵獲した当初は速度も遅いし解体して資材にするのが得策ではないかという声もあったが将和は逆に近代化改装して運用すべしと主張した。速度が遅いのはヴィンランド海軍のタービンの影響であり多少時間は掛かるが機関の総入れ替えをして速度向上を図り戦艦部隊の充実を行うのが良策と主張したのだ。確かに葦原海軍の戦艦部隊は『大和』型3隻を除けば旧式に近く、改装で41サンチ砲艦があるとはいえ元は35.6サンチ砲艦もあったので2隻の近代化改装は決定され工廠の運用が始まったばかりの旅順工廠へ送られ近代化改装に着手した。

主な改装は速度向上で九五式艦本式缶と艦本式タービンに総入れ替え、兵装も改装で『長門』型が搭載する50口径41サンチを連装で4基搭載。97式12.7サンチ両用砲、40ミリ連装機関、25ミリ機銃を搭載し速度も28.2ノットを出せる高速艦に変身したのである。

但し、改装期間が長くなり配備されたのは伴天連歴1944年2月であり乗員はブリトンとの和平条約により返還した『駿河』『筑波』である。配備後は『長門』『陸奥』と共に第二戦隊を編成、主力戦艦部隊として運用され戦後に2隻を知ったヴィンランド海軍の歴史研究家は「2隻は靴をバレエシューズからランニングシューズに替えたらシンデレラのように美しくなった」と評されるのである。

 

 

 

 

 

『長門』型戦艦(第二次近代化改装)

 

基準排水量 48,000トン

全長 235m

全幅 36m

機関 九五式艦本式重油専焼水管缶10基

主機 艦本式改タービン4基

出力 112,000shp

速度 28.5ノット

航続距離 8,400海里

武装 50口径41サンチ連装砲4基

   97式45口径12.7サンチ両用砲6基

   97式40ミリ連装砲×4基

   25ミリ連装機銃8基

   25ミリ単装機銃80基

電探 13号対空電探2基

   22号対水上電探改四1基

   33号対水上電探1基

   42号対空電探1基

同型

『長門』『陸奥』

 

【概要】

 

葦原海軍の『長門』型戦艦の第二次近代化改装後の姿。元は史実日本海軍と同じ近代化改装の予定だったが将和と『加賀』『出雲』等の転移によって状況は一変。『長門』型の近代化改装は将和等の具申により修正を余儀なくされるのである。改装費用が大幅に増加された事で史実に計画されていた高速化を念頭に置いての改装が実施された。艦尾を約10m延長し機関を新設、重装甲も施され主砲は『金剛』型代艦で試作されていた52口径41サンチ砲を元に50口径41サンチ砲を搭載し砲力は向上している。

速度も重装甲になったものの28ノットを維持した事で高速化はある意味で成功している。

開戦時から主力戦艦部隊として活躍、伴天連歴1944年からはかつてのビッグセブンである『肥前』『近江』と共に第二戦隊を編成、マリアナ沖海戦やレイテ島沖海戦、沖縄沖海戦を活躍する事になる。

 

 

 

 

『金剛』型戦艦

 

基準排水量 33,000t

満載排水量 36,500t

全長 230m

最大幅 29m

機関 九五式艦本式重油専焼水管缶×10

   艦本式タービン×4基4軸

出力 138,000馬力

最大速力 31.2ノット

航続距離 10,000海里

兵装 50口径35.6サンチ連装砲4基

   45口径12.7サンチ連装両用砲6基

   40ミリ連装機関砲4基

   25ミリ連装機銃8基

   25ミリ単装機銃84基

電探 13号対空電探2基

   22号対水上電探改四1基

   33号対水上電探1基

   42号対空電探1基

同型

『金剛』『比叡』『榛名』『霧島』

 

【概要】

葦原海軍の高速戦艦。将和らの出現により近代化改装も助言が加えられ大幅な改装となった。主砲は試作で終わった50口径35.6サンチを搭載し副砲は両用砲を搭載したので全て撤去されその分の装甲が増やされたりした。

 

 

 

 

 

 

零戦33型

 

全幅 11.0m

全長 9.240m

全高 3.57m

翼面積 22.60m

自重 2,960kg

正規全備自重 3,630kg

発動機 栄32型(離昇1,430hp)水メタノール噴射装置付

速度 608km

降下制限速度 780km

航続距離 1640km(正規)+2280km(増槽有り)

武装 主翼 97式13.2ミリ機銃2挺(各350発)

     99式20ミリ機銃2挺(各250発)

     1式一番二八号噴進弾6発

 

 

 

 

零戦54型

 

全幅 11.0m

全長 9.240m

全高 3.57m

翼面積 22.60m

自重 3,360kg

正規全備自重 3,930kg

発動機 金星72型(離昇1,680hp)水メタノール噴射装置付

速度 633km

降下制限速度 850km

航続距離 1240km(正規)+1980km(増槽有り)

武装 機首 97式13.2ミリ機銃1挺(機首右舷240発)

   主翼 97式13.2ミリ機銃2挺(各350発)

     99式20ミリ機銃2挺(各250発)

     1式一番二八号噴進弾6発

 

 

【概要】

 

葦原海軍が開発した零戦の最終型であり金星発動機に交換した事で無茶な機動をさせる事も可能となった機体である。

当初、零戦は33型で終了させるつもりだったが後継機の烈風等、稼働率も心配されていた時期もあったので金星発動機での改良型零戦の開発が命じられたのである。堀越らも予め想定していたのか、空技廠からの命令から僅か3日で試作機を完成させ空技廠関係者を驚愕させたエピソードもある。

それはさておき、制式採用された54型であるが最初の初陣が台湾沖航空戦であった。54型で再編成された第762空の戦闘701飛行隊は史実や前回と違い防空に徹した事で二航艦は戦力低下を防いでレイテ沖海戦やエンガノ岬沖海戦で活躍する事になる。

54型は33型より武装強化として機首右舷に13.2ミリ機銃1挺を追加配備している。これは現場からの報告であり実際に現場でも追加配備は好評価であった。

だが、その代償として航続距離は増槽付でも約2000キロしか届かなかったがレイテ沖海戦やその後の沖縄沖海戦を考えれば妥当なモノであった。

沖縄沖海戦でも54型は小型空母用の戦闘機として搭載されF6Fやシーファイヤー等々と死闘を繰り広げる。

なお、戦後に零戦の整備士をしていたとある整備士長が零戦同期パイロットの空戦物語を記した小説『零戦燃ゆる』が発売され零戦の最初から最後までが記されたモノとして今日でも評価を得ている作品である。

 

 

 

 

 

 

『阿賀野』型軽巡洋艦

 

排水量 11,000t

全長 183m

全幅 16m

ボイラー 九五式艦本式缶8基

主機 艦本式タービン4基

出力 100,000馬力

速力 33.4ノット

航続距離 7,200海里

兵装 三年式60口径15.5サンチ連装砲4基

   45口径12.7サンチ連装両用砲4基

   61サンチ四連装魚雷発射管2基(16本)

   40ミリ連装機関砲4基

   25ミリ単装機銃40基

   99式6連装対潜噴進砲×2基

   爆雷投下軌条一式

   97式爆雷投射機(史実三式爆雷投射機)×2基

   97式爆雷(史実三式爆雷)×60

電探 13号対空電探改1組

   22号対水上電探改四1組

ソナー 1式水中聴音機2組(史実四式ソナー)

    97式水中探信儀2組(史実三式ソナー)

 

同型

『阿賀野』『能代』『矢矧』『酒匂』

 

【概要】

葦原海軍が④計画にて計画、建造配備した乙型巡洋艦である。史実と異なるのは主砲が15.2サンチから最上砲こと15.5サンチ砲を連装砲として搭載している事だろう。これは将和からの具申であり、連装式のを開発し対艦対空能力を向上させている。

 更に高角砲も45口径12.7サンチ両用砲を搭載し防空能力は史実より向上している。異なる点と言えば排水量が増加し装甲も強化されている事だった。これは米海軍の『クリーブランド』級をモチーフとしておりこれが後々の戦闘でも5,500トン級が離脱しても『阿賀野』型が離脱しない要因を作る事になる。

『阿賀野』『能代』は開戦前に就役し『矢矧』『酒匂』も42年後半に就役し4隻とも5,500トン級の後継艦としてソロモン作戦に投入される。

 そして4隻が揃って参戦するのはマリアナ、レイテ、沖縄沖である。マリアナでは『阿賀野』『酒匂』が機動艦隊の護衛艦として参戦し『能代』『矢矧』は二水戦、四水戦旗艦として参戦。レイテでも同様であり『能代』『矢矧』は多数の艦艇や輸送船を轟沈させる戦果を挙げる。

沖縄沖では揃って三好艦隊や五十子艦隊等の水雷戦隊(第一~第四水雷戦隊)の各旗艦として参戦するのである。

 

 

 

 

 

『大鳳』型航空母艦

 

基準排水量 48,000トン

満載排水量 62,000トン

全長 290m

全幅 34m

飛行甲板 280m×30m

エレベーター×3

ボイラー 九九式艦本式重油専焼水管缶×12

主機 艦本式タービン×4

出力 180,000馬力

速力 33.4ノット

航続距離 11,500海里

兵装 45口径12.7サンチ連装両用砲×8

   99式40ミリ連装機関砲×8

   25ミリ三連装機銃×6

   同単装機銃×72(後に96基まで増加)

  

対空設備 13号対空電探改 42号対空電探改

発艦装備 油圧式カタパルト×2

搭載機 艦戦×36 艦爆×27 艦攻×27 偵察×10 補用×12

同型艦

『大鳳』

 

【概要】

葦原海軍が④計画で計画していたが将和及び艦艇転移で④計画は修正を余儀なくされた。つまり、③計画で建造中だった三号艦、四号艦(後の『翔鶴』型)を踏襲するのではなく拡大発展型に修正された。

 元々装甲空母の概念は葦原海軍にもあったがより鮮明化されたのは第二次上海事変だった。この戦闘で空母『龍驤』が急降下爆撃を受けて被弾炎上大破という事態になった。海軍上層部はこれを考慮して飛行甲板にも装甲を敷いて戦力の低下を防ぐ意味合いを兼ねての装甲空母の研究だった。

 その為、艦本は建造途中の『翔鶴』型の設計図を流用しての装甲空母化を図ったのだがそれが『大鳳』であった。だがこの時点で搭載機は70機前後になると予測されていた。というのも装甲化のため史実『大鳳』と同じく飛行甲板装甲化による重心低下のため艦内容積が減少するとなっていた。

 だが、それに異議を唱えたのが第二次上海事変時に機動部隊を率いていた将和だった。

 

「なら史実『ミッドウェイ』級をそのまましちまえ。どうせバレやしねぇし『大鳳』や『信濃』は作るしな」

 

 史実『ミッドウェイ』級は船体のうえに強固な装甲を施した飛行甲板を載せるという特殊な構造となっていた。それを利用する事にしたのだ。計画はそのままスタートしたが大陸の戦争が続ければこの『大鳳』は史実『大鳳』として誕生する予定だったのは皮肉かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 




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