とある高2女子の、素敵な三日間。

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きゅうくらりん

プロローグ

 

土曜日の朝、8時過ぎを知らせる文字盤が鳴る。文字盤越しに私の顔が見える。

「チリチリチリチリ…」

無言で鳴り続ける文字盤に私は怒りを覚えそうだ…

私は起きて、朝食を食べる。トーストとサラダ…

「いつもこれだな~」

あ、無心になっていた。たまに声が漏れてしまう、私の悪い癖がある。

朝食を食べたら、顔を洗い、服を着替える。そして、スマホを手に取り、LINEを確認する。

a.m.6:50 ume『サクラちゃんヤッホー(´◠ω◠`)きょう暇ー?』

a.m.6:51 ume『ちょっと、へんじしてよ~(#^ω^)』

えぇ…梅花ちゃんいくら何でも早いよ…と送信し、またまくらに顔をうずめる…うずめようとしたらLINEの返信が来た

a.m.8:33 ume『早くないもん(·ε·`)スネチャウ』

a.m.8:33 桜『で、どうしたの?私は暇だけど』

a.m.8:35 ume『だったらさ、スタバ行こうよ!つい最近に新商品発売されたんだよねキャ━━━━(゚∀゚)━━━━!! ☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆』

a.m.8:36 桜『…まあ、少し気になっていたからいいけど』

a.m.8:35 ume『∩(´∀`❤)∩ワァイ♪オッケー!それじゃお昼3時に行こ!』

「疲れた~」

またそう口に出した。

私は春華桜、県立並木岬高校2年で一人暮らし(親から離れたいから寮生活、すっごい楽!)基本友達に振り回されているような気がする…

そんな私はちょっと苦手な人がいる…

バイト先の先輩である菜花原(同じ高2)がたまたま同じ並木岬高校で、私より1ヶ月前にバイトをしていたそうだ。だから一応先輩と言っている。

当の本人はいい人だけど、ちょっとSなところがある(悲しいことだ…)。

そんな私の、夢のような3日間の話。

 

Day1右隣

花壇に植えられている芝桜は、まだつぼみだ。

午後2:15、私は早めに寮を出る、スタバは結構遠くて、さらに、JR、市営鉄道、さらに五街道鉄道もあって、要は一生分の踏切を味わえる踏切地獄(男子たちがそう言っている)。

まあ、男子たちの中のオタク?と言われている人らはこの踏切たちに集まっている…うん、

「彼らの考えていることが全く分からない!」

30分くらいでつくつもりだったが、思ったよりかかって45分になった。途中2回もオタクに絡まれたよ。星占い1位なのにこんな不運にあうことあるの?

「おまたせ~」

と言って梅花ちゃんが来る。彼女は春雨梅花、私のたった一人の友達(ちょっとなれないところがあるけど)。

梅花ちゃんは「はいろ~」私は「おっけ」と答えた。

私は言っていた新商品、zeroカフェラテを頼んで、それと適当な甘いもの(今日はドーナツの気分♪)。

梅花ちゃんはもう一つの新商品、overカフェラテを頼み、私と同じドーナツを頼んだ。

「あっ!写真とろ!」そう言い、スマホを出した。私はカフェラテを飲んだ。商品説明は、zeroとoverの違いは砂糖の量の違いとのこと…らしいが、zeroは何というか…ザ・コーヒーな感じ。

「わっ、甘!すごくおいし♪」「…ドーナツと合うの?」「うん!」梅花ちゃんの笑顔は素敵だ…いや、別に百合とかじゃないし!単純にそう思っているだけって…

えー!なんで原君いるの!?うそでしょ…

「顔赤いよ?どうかしたの?」あ…やっべ

「なんでもない!なんでもない!」「怪しいな~」

ちょ、原君こっち見てるって!やばいって!

心臓の鼓動がすごく激しくなる。じゃばいもう抑えられない!……とりあえず、とりあえず笑えばいいか…

彼の方向を見て、にっこり笑った。その数秒間は、ちょっとだけ幸せだった。…なんでだろ?

「…知り合い?」私は「うん…まあ」そう答えた。私は、読んでいた文庫本に目を向けた。

 

家に帰り、またまくらに顔をうずめる。あんな顔して、何しているんだろ?

「怖い…」

私のこわいこと、それは、私の心が埋まらないことがばれてしまうこと…化石になっちゃいそう…

P.M.10:05 ume『サクラちゃんが笑っていた相手って誰?』

P.M.10:07 桜『教えない!』

P.M.10:08 ume『いいじゃ~ん|ω`)』

P.M.10:20 ume『ねえ、返事してよ!』

 

Day2また明日

花壇に植えられている芝桜は、少し枯れているようにも見える。

あんなことがあった翌日、今日は日曜日、午後8時からバイトだ。バイトの休みは金曜と土曜だけだ。寮生活だし、しょうがないねとも思ってる。

だけど、ずっと起きてしまった…起きる理由なんて、一つもないのに…

LINEは音沙汰がない、梅花ちゃんは他の友達と遊んでいるのかな?私はそう思い、小説を読み始めた。

「……はあ」

なぜかため息を出している。昨日、あそこまで心臓が動いたのは初めてだからだろうか、『恋』って何だろう。そんな思いを抱くこともある。

孤独ほど、怖いものなんてないんだと思う…

 

きずいたら午後6:30だった。こんなに時間って早く過ぎるものだったっけ、まあ、いいか。私はご飯を食べて、バイト先へと向かった。

私が好きな歌の鼻歌を歌いながら、私はどうしようと思っている。昨日、原君とばったり出会った感じだけれど…どういわれるかな?

バイト先についた。私のバイト先は、バイトと言えばのコンビニだ。よく同級生とも会う(ちょっと気まずいけど)。

原君のシフトと私のシフトは偶然(だろうか?)あっている。

昔話だけど、原君におちょくられたことがある。その時に、ちょっと苦手意識を覚えてしまった。

そんな理由で、私は原君に恋してるんだ。理由なんて、何でもいいじゃない!

そう思っていると、原君がやってきた。

「おはよう」「おはようではなくて、こんばんはですよ先輩」「ああ、そうだった」彼は苦笑しながらそういう。

レジに立って、支払いをするのが私のバイト内容、彼も、同じシフトで同じ内容だ(こればかりは狙ったわけじゃなくて、なんか偶然)。

バイト内容が終わり、私服に着替えて出ようとすると、原君が話しかけてきた(おちょくられるのかな?)。

「昨日さ、3時ぐらいスタバにいた?」少しの沈黙の後「うん」「やっぱり!すごい赤面していたよね」そういわれ、すごく恥ずかしくなった。

「ねえ」突然の出来事だった「うん?」「桜ちゃんってさ、俺のこと好き?」え?どゆこと?「…いわない!」そういって、走って帰ってしまった。「また明日!」ぽつりとそういうと、雨が降ってきた。

「最悪…」折り畳み傘も持ってないのに何でよ!

帰ってきて、すぐに枕の中に顔をうめて「う~…くすっくすっ…」うめき声をあげてる私、こんなことしたの、小学生以来かもしれないな…

P.M.11:32 桜『…ねえ』

P.M.11:33 桜『恋って何だろう』

P.M.11:35 ume『え!いきなりどうしたの?』

 

Day3幸せ

花壇の様子はあまり変わってない。

学校がある日、私は虹がかかっている空を見て、何を思ったんだろう。みんなにはくだらないことだろうけど、もう、どうしようもないかもしれない…

校舎に入り、私は自分の机に向かった。鞄を置いて、本を読む。この学校は寮内ではスマホはOKだが、校舎内はNGで、文庫本を読んだりする。

この文庫本は、よく言われる恋愛小説だ。その中でも、私のお気に入り、何度も読み返してるけど、ずっと面白い。…こんな恋をしてみたいな…

授業開始5分前のチャイムが鳴り、1限目の数学Bの授業準備をしている間に、様々な声が聞こえるが、何も聞こえないような気がする。そうやって、時間は過ぎてゆく。

なんでだろう、昨日のこと、まだ引きずっているのかな?

そんなノイズの中、こんな言葉が飛んできた。「あの子、絶対にもてないよね~」何言ってるんだろう。私のことだと思うと、怖くて泣きそう…

「サクラー!」そう言ったのは、梅花ちゃんだった。「…どうしたの?」

「この前の答え、言ってよね!」「…ん?」梅花ちゃんは続ける、

「笑っていた相手のこと!」「…バイト先の先輩、それでいい?」

「へ~」そう言うと、ほかの友達のところに向かった。その時も、ノイズは走っていた…

昼休憩まで、頭の中でノイズは飛び交ってしかいなかった。なんでだろう。なんで?

昼休憩の時間、屋上で本を読む、それが私にとってはちょっとした安らぎだった。

「やっと見つけた」吐息交じりにそんな言葉が飛んできた。飛んできた方向を見ると、そこには…

原君がいた。なんでだろう、学校では絶対に合わないのに…

「どう…したの…」そう返すと「好き」…え?「大好き」そのような言葉が飛んできた。え??どゆこと???

「バイトで…一目見たとき…かわいいって…思ったから…」彼はすごい顔を赤く染め上げ行ってきた。…私も、ノイズが晴れた…あ、私、原君のことが好きなんだな…

花壇の芝桜は満開になった。「…私も、好き」そう答えると、彼は私のことを抱きしめに来た。

「そうだと思ったよ…だって、あんな赤い顔で笑うなんて、好きですって言っているようなものだと思ったし…」そういわれ、私の涙腺は限界を迎えた。「…ないて、いい?」そう言い、大粒の涙を彼の胸の中でこぼした。

「いいよ」そう優しい言葉で返され、私は…人生で1回もないほど号泣した。

今は、この幸せをかみしめたい。この小説のような恋をかみしめたい。そう思った。

私、きゅうくらりん。




初めての小説です
温かい目で見てほしいです!

完全に趣味な感じでたまに投稿するかもしれません

使用楽曲コード:N01063597

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