超次元ゲイムネプテューヌ 古の守護者(ガーディアン) 作:ゆでゆで
広大な草原と木々が生い茂る大平原
ここはプラネテューヌにあるバーチャフォレスト。
(ここ、何処だろう…?)
そんな平原の上空に浮遊する目映い光の中で、俺-アポロは目を覚ました。
「ぽち~、ここ何処か分かる?」
ふいに、俺は自分のお腹の上に乗っかっている
小さな狸-ぽちに尋ねてみた。
「?ぽちは~、見たことありませ~ん。」
ぽちと呼ばれた狸は、とてもおっとりした口調で答える。
「だよね~...「でも~、」?どうしたの?」
「この場所は~、アポロさんと初めて出会った場所(・・・・・・・・・・・・)に似ていますね~。」
「あぁ~、言われてみればそうかも。」
ぽちの言葉と共に、あの時の記憶が蘇る。そう、確かに似ていた。ぽちと初めて出会った場所に。そして、俺とぽちが家族になった場所に...
「でも、やっぱり何か違うね…」
そういえば、あの時モルガナが言ってたっけな~。
『次の次元に送り届ける』って。もしかして此処がそうなのかな?だとしたら俺はやっぱり、国も、モルガナも守れなかったのかな…
「アポロさん...………?」
「っと、悲観的になっちゃいけないね!モルガナがお礼を言ってくれて、笑顔で送り出してくれたんだから頑張らないと!!」
ぽちを心配させないためにも、悲観的になっていた自分に渇を入れる。そうだ、モルガナの為にも頑張ろう!!
「先ずはこの光から出てみよう。でも、どうやって出よう?つか、これどんな原理で浮いてるんだ?うーむ......分からん。」
この光から出る方法を模索していた、そんな時だった。
スウッ
「むむむ………ふぇ?」
今まで俺とぽちを包んでいた光が突然消えた。突然の出来事に驚き、変な声が出てしまった。しかもここは上空。それもかなり高い。そんなところで今まで自分達を浮かせていた光が消えたら…………
「ぅえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええ!?」
もう、落ちるしかないよね!
声と裏腹にやけに冷静だって?とんでもない!!そんなわけないじゃないですか~。その証拠に
「嘘だろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!?何でぇぇぇぇえええええ!?!?」
只今、絶賛パニック中です!ハイ!
「〇◆§¢%★◎▲▼◇●$□∇∩⊇∋ゐヱヴぁ◯‰ФЩЪ∞!!!!?」
パニックになりすぎて何を言ってるのか分からない始末ですよ。
まぁ、そんなことしてる間にも地面との距離は縮まって来てるわけで…
「!Σ( ̄□ ̄;)」
もう、今の状況が顔文字で表せるよ…嘘じゃないからね!?ホントだからね!!
って、そうじゃない!何か、何か方法は!?
「(´・ω・`)?」
……………あれ?
「( TДT)」
見つかりませんでした☆
ドゴォォォォォォン!!
盛大に地面に激突する。更に…………
「アポロさ~ん」
「っ、ててて……。え?」
ぽちが俺の後から落ちてきた。小さくて軽かったから、空気抵抗でも受けたのかな?理由はともかく、落ちてきた。着地地点は、多分俺のお腹の上。
普段なら普通に受け止められるのだが、いくら小さくて軽いといっても、あの高さから落ちてきたら重さは少なくとも倍以上になるわけで……
「ぐぇ!?」
それを腹にもろに食らった俺は、受け止められる訳もなく、残った空気が全て押し出される。同時に、この一撃で今まで繋いでいた俺の意識が飛んだ。ぽちに悪気があった訳ではないので許すけど…
どうでしたか?今回は「いつわりびと
ぽち
・本名 ぽんぽこりーちっちょリーナ|||世(-さんせい)長いということでアポロが『ぽち』と名付けた
・一人称 ぽち
・年齢 ?
・性別 ?(男?)
アポロが女神の下に行ってから間もない内に受けたクエストの帰り道に、捕まっているところを見つけて助けてもらった。母親がいたのだが、ぽちを捕まえたのと同一人物に殺されていたことが発覚する。
父親はそれ以前に死亡しており、悲しみに暮れていたが、アポロの「血は繋がってる訳じゃないけど、でも、それでも良いなら俺と家族になろう?」
という言葉の、その深い優しさに触れ、『家族』になることを受け入れた。それからは常に一緒に行動し、周りの人たちには本当の家族のように見えていたという。かなりの天然。