ですよね。スズカさんが断言するのもわかります。
それでもこれは本当のことなんです。
だってこのことを教えてくれた友達は……実際にこの経験をしたと言っていましたから。
友達が神隠しにあって、と。話してくれていたときのその子の……悲しげな顔は今でもしっかり覚えていますよ。
この現象で一番恐ろしいのは、間違いなく。
花の幽霊に攫われた子も彼女と同じように、記憶に残らなくなることでしょうね。
思い出したいのに思い出せないって経験ありますよね?
記憶はあらかたあるのに、どうしてか顔を思い出すことも名前を思い出すこともできない。思い返せば思い返すほど、その子の居た場所だけが虫に食われたかのように消えている……
やっぱりもやもやしますよね、そこに居たはずなのに、すぐ近くで笑っていたことだって思い返せるのに、重要なところだけが欠けてしまうなんて。
私だったらおかしくなってしまうかも知れません。
……忘れたくは、ありませんからね。
ありえないなんてことはありえない。事実は小説よりも奇なりとも言いますしね。
気にかけておくまではともかくとして、あるかも知れないと想定しておくことは大事だと思います。
学園在籍中のふとした日に。
加齢による健忘なんかでなく、何故か思い出せない友達の顔や名前が出てきたら。
……避けようがないことではありますが、この話を思い出す日が来るかもわかりません。
ですから不幸の手紙じゃありませんが、大事な人には共有しておいた方が良いかも知れませんよ……?
これにて私のお話は終わりです。
あまりまとまりがないお話ですみません、ですが学園の七不思議の席に加えて下さると幸いです。噂として根付いて長い話ではありますからね。
とりあえずですね、みなさん、次回がなくとも是非っ!
こっくりさんについてはやらせて頂きたく……っ!
どうか、どうか後生ですので……っ!
それにしても、七人目で呼んでいる方が未だに来る気配を見せませんね……
逐一LANEを話が終わるたびに確認してはいるのですが、どうにもこうにも文面での返信がないもので……うーん……
忙しいだけなら良いのですが、何か事故にでも遭われているのだとしたら……いや、考えすぎですかね。スタンプとか送ってみると、ランダムなタイミングで既読が付くので……
諸々込みで主催の不手際申し訳なく存じます。
……ですがっ、来るきっと来ると信じて!
私は次のお方のお話を聞きたく思いますっ!
あっ、その前に。なむなむ唱えておきましょうか?
立ち込めてきた霊気をどうすべきか……
え?
そんなもの私の語りじゃ集まらない?
むぎぃーっ!
そんなことありませんよぉ!
とりあえずなむなむみょーほぉー唱えておきますっ!
みなさんに霊障トラブルが起きるのは看過できませんからねっ!
なむなむ……なむなむ……