東京は府中に位置するここは、日本ウマ娘トレーニングセンター学園……通称『トレセン学園』と呼ばれる、競技レースを志すウマ娘にとっての聖地。
私、サイレンススズカもその学園のいち生徒であり、日々走ったり走ったり友達とお話をしたりと、学園生活を満喫している……と思う。

そんなある日、私の友人であるマチカネフクキタルから突然お誘いを受けた。
いわく「学園にまつわる七不思議」を学園内のお泊り可能な部屋で話し合ってみないか、と。
私を「聞き手」として催しを開き、怖い話の「語り手」となる七人についてはフクキタルが集めてくれると言う。
その場に居合わせたもう一人の友人、タイキシャトルの押しもあり、断り切れないまま私は誘いを許諾した。

それから数日経った放課後、私たちは学園の多目的室に集まっていた。
辺りを見回せば、当たり前ではあるが見知った顔ばかり。
時間が落ち着くまで和気あいあいと過ごし、やがて夜が更けていく。
しかし、7人の語り手が必要なはずのその場には何故か6人しかいない。

これ以上、待っても仕方ないのかもしれない。誰かがそう言った。
綺麗に敷かれた布団の中央に集まる。すると、誰かがささやいた。
そろそろ、始めましょう、と。

まだ来ない1人を待たず、6人の語り手による、トレセン学園であった怖い話が始まった……

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SFC及びPSのゲームである、
「学校であった怖い話」のオマージュというかパロディ的作品になります。
ゲーム同様基本的に1話完結ですので、どこから読んで頂いても大丈夫だと思います。
一応ゲームっぽく選択肢についてはゲームブック的形式を取り入れています。
サウンドノベルのような多岐にわたる変化を付けられているわけではありませんが、選んだ選択肢の違いによる物語の変化を、適度な距離感で楽しんで頂けると幸いです。
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