作家がペンで殴らず拳で殴ってどうする、馬鹿め! 作:はちみー
ランキングにも乗ってないのにすんごい閲覧数が……
評価もありがとうございます。
「アンデルセン様、どうやら雄英高校からの合格通知が届いた様ですよ」
「そこは合否通知というところだろう、シューリント」
殺生院キアラ&アンデルセン宅にて奉仕している執事、シューリントが雄英高校からの郵便物を部屋に届けに来た。
シューリントは元々アンデルセンがイギリスから拾ってきた男で、軽い気持ちで窮地から救ってやったら思いの外懐いてしまったのである。
「クク、アンデルセン様がこの程度の事など容易いでしょう。なればこそ合格を信じて止まぬのも当然です」
「まぁ合格なのは間違いないがな、それよりもコレを届けてやれ」
「これは…サインの書かれた色紙……?珍しい、蛙吹梅雨の家に届けるので?」
「あの少女には世話になったからな、オレが差し出せるのはソレか小切手位だ」
アンデルセンは小切手に1000000と書き入れ、シューリントに手渡す。
シューリントは受け取ると一礼をして、アンデルセンの部屋から去っていった。
因みに蛙吹梅雨について一言も話してはいない、つまりどういう事かは……
「さて、それで聞きたいんだが何故またここにいる?」
「合格通知が来たのですから、それを見に来たに決まってますわ」
「だからと言って単独顕現を使ってまで部屋に来るな!そこはオレが座る椅子だ、この淫乱破戒僧め」
いつの間にやらアンデルセンが座る椅子に座っていたキアラを、問答無用で蹴り下ろす。
いやんと馬鹿みたいな声を出しながら転げ落ちるキアラの背に、アンデルセンはドカリと腰を下ろした。
「ふぐっ」
「雄英からの通知書を見てやるとするか」
「あの、どいて下さいます?こういうのも悪くありませんが」
「ならいいだろう、さてさて内容は……と」
投影された内容はネズミの根津校長からの連絡であった。
アンデルセンのサポート内容や、救援に対しての対応等も問題ないとして雄英高校への入学が受理されたと。
そしてこれから10年間雄英高校に投資するという条件で、勉学と仕事の両立を勝ち取った。
つまり個性の訓練をするまでも無く完成されている為、普通科目やヒーロー学等以外は自由参加となる。
「戦闘訓練は免除にならなかったか、まぁ仕方あるまい」
「因みに年間どれ程投資するのです?」
「うん?ざっと20億だ、幸いにも金は履いて捨てる程あるからな」
「確かに腹が立つ事に今や全世界で愛される作家先生ですものね」
「なんだ嫉妬か?お前も上手いこと本性を誤魔化して、メンタルカウンセラーとして稼いでいるだろうに。今日は何人誑かした」
「人聞きが悪い事を言わないでくださる?皆が私を信仰してくださるだけですわ」
「
そんな事はどうでもいいがとアンデルセンは立ち上がり、椅子に座り直してモニターに向き直る。
あのカエルの少女を題材に新たな執筆を始めた、あの100万はそういう意味でもある。
「さぁ仕事の邪魔だ、即刻出ていっておはぎで自慰にでもふけるといい」
「食べ物を粗末にする訳無いでしょう、好物なら尚更!そんなこと言うと貴方でシてもいいのですよ」
「OKオレが悪かった、それをやられると確実に悪夢に魘されるから是非ともやめてほしい!」
「悪夢では無く淫夢ですよ、フフフ。後でお茶とおはぎを持ってきますね」
回避不可能な脅しをしてくるのはタチが悪すぎる、あのNO.2の時は流石のアンデルセンも止めた。アレだけで人生を終わらせることが出来るのだから。
「タイトルは……カエルの子とヘビの子。捻りもないが分かりやすいタイトルなのが童話というものだ」
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〜蛙吹家〜
「あら、これって……アンデルセン先生のサイン?」
「姉ちゃんすげぇ!あのアンデルセン先生に会ったの!?」
「丁度雄英の受験でね、一緒に戦ったのよ」
「お姉ちゃん、これなぁに?」
「これ……ケロォ!?!?お母さん!お父さん!」
「どうしたの?」
「こ、小切手……お礼にって100万円も!!!」
「「!?!?」」
蛙吹一家は大騒ぎだったそうな。
因みにアンデルセンサイン色紙は今現在たったの三枚。
国立図書館に一枚、蛙吹家に一枚、そして……キアラの手元に一枚である。
オリキャラとしてシューリント君が入りました。
参考にしてるキャラが居ますが、わかる方いますかね?
そんでキアラお前ほんとにやめろよ?フリじゃないからな!!