その日の午後。咬み傷に包帯を巻きながらも、誠さんは黙々とランドリーの布団を運んで収納する仕事をこなしていた。
元来が、本当に責任感が強くてしっかり者なんだろうと思う。別に、ボランティアとしてだったら適当に済ませてくれたって構わないのに、誠さんはいつも自分のやる事が終わっても必ず目配りをしていて、仕事で手を抜いているところを見たことがない。シーツの取り替えや予約管理や水場の掃除なんて、本業とは全然関係ない仕事だろうに、馬鹿にしたりしないしすごく真面目に取り組んでくれる。見た目の派手さとは全然真逆だ。
だからどうしても、感情論の八つ当たりだけで愛理さんと喧嘩をしたなんて、私には思えなかった。
猫用の水を替えて、膝に乗ってきたポーラを抱っこしながらじっと見ていると、私に気付いた誠さんは作業着を着てタオルを頭に巻いたまま、小さく苦笑して手を振った。格好だけ見るとイケメンのお兄さんだ。
「さすがに、傷パッドだけだと血が滲んできちゃうから」
『随分深くやられたんですね。あの時誠さん全然声上げてなかったけど』
「別に痛みに強いとかじゃなくて、頭に血が昇ってただけだよ。ヒデさんに消毒液ぶっ掛けられたらめちゃくちゃ痛かったもん」
今もまだ沁みる、と言いながら手をひらひらする誠さんが、あの凄まじい表情の持ち主とは思えないぐらいひょうきんな人に見えて、私は思わず噴き出した。
お疲れ様です、の意も込めて私が仕事を終えた誠さんに、グラスに入れた麦茶を差し出すと、頭に巻いていたタオルで顔の汗を拭いていた誠さんは、お、という顔をしながらそれを受け取ってくれた。
「ありがとう。丁度喉乾いてた」
派手目のピアスと、短い髪。今の服装のせいもあるかもしれないけど、ヤクザの総長みたいに見えなくもない。新宿のバーとかに行ったら、何も言わないでも無言で高いお酒が出てくるのかもしれない。行ったことないけど。
少なくともここにいる誠さんは、ごく普通のお茶で喉を潤しながら、私に言った。
「さっきは、大人気ないとこ見せたね」
リビングのおやつボックスに入った和菓子の袋を開けながら、私はミニどらやきと栗饅頭を一個ずつ取り出して、誠さんの前に置いた。ついでに、LINEでしれっとメッセージを送信する。いつも誠さんへの言葉はたいていグループLINE宛だから、個人に宛てたメッセージはあまりやり取りがない。
『早いとこ、愛理さんに謝った方がいいと思いますよ』
「わかってる。後でちゃんと、謝りに行くさ……でも、これでもかなりまともに喧嘩した方なんだよ、ぼくら。昔は、ぼくが脅せば愛理は言うことを聞くのが当たり前だと思ってたんだもの」
何とも返答に困る答えが平然と返ってきたけど、意外にもちゃんと謝るつもりはあるらしかった。愛理さんにとって元カノであるあやめさんや満月さんではなく、そこまで歪んだ関係性だった誠さんが、最終的に今共同制作者として“選ばれ”ているのは、普通に考えれば奇妙な感じだ。でも、同じくらいなんとなくわかる。愛理さんは、誠さんだから信頼しているのだろう、と。
ソファに座った誠さんは、側の猫じゃらしでメルを釣ろうとしていたが、今は乗り気でなかったらしく華麗に無視を決め込むメルの代わりに、ポーラが引っ掛かっていた。あまり、誠さんが猫に向かって声を出しているところを見たことがない。猫が、低い声の人よりは高い声の人を好むことを、知っているんだと思う。無愛想なわけじゃなくて、猫を怖がらせないように黙っている。私にはそんな感じがした。
だったら、余計に今、誠さんのことをちゃんと知らなければ、味方だって伝えなければ、一人になってしまうのではないだろうか。多分、誠さんだけじゃなくて、愛理さんも。
周囲を確認して、私はゆっくりと腹式呼吸をしながら息を吸った。今、リビングには私と誠さんしかいない。ヒデちゃんとなら、ゲストハウスの誰もいない場所で声を出して喋れたはずだ。だから。
「あ、あの……っ」
「うん?」
「誠さん、は、ほんとに……愛理さん、を、傷付けたくて、その、言葉を……」
本当は喋れることを知っているからかもしれないけど、誠さんはあんまり驚かなかった。風邪のように掠れて、息が漏れて、消えたくなってしまうほど情けない私の声を、途切れても待とうとしてくれているかのように、薄青の静かな瞳を私に向けていた。
「愛理さんに、復讐するって。毒を残すために、曲で言葉を使っているって。それ、ほんとなんですか」
喉でぎーぎーと引っ掛かっていた声が、両親やヒデちゃんと喋っていた時と同じように、次第にするすると流れ出す。まだ喉はひくついていたけど、私は初めて、声を使って誠さんに喋り掛けていた。瞳が柔らかく、私の前で眩しいものを見るかのように細まった。
「……声、出たんだね」
「あ、い、今、試しに……どうしても、気になったから」
「好奇心は猫をも殺すってやつかい? おっと、猫ちゃんの前でこれは不謹慎だったな」
詫びるように撫でた左手を、ポーラは両手でがしっと捕まえて、ひっくり返った背中をくねくねさせながら地面で大暴れしている。思わず口元を緩めた誠さんに向かって、私は更に、もう一撃を放った。
「誠さんにも、愛理さんに対してどうしても許せない事があるんじゃないですか?」
あそこまで言うなんて、それしか考えられない。
誠さんが指している「あの頃」の、どの出来事が具体的にそれを指しているのかはわからないけれど。何か強い、恨みがあるような気がする。
観念したように小さく鼻から息を吐いた誠さんは、ほんの少し猫にも似たその瞳を薄くしながら、私の方を振り返った。
「君ってさ、なんかこう、嫌〜な子だよね。妙に鋭くって」
「喋れない分、人の顔色を伺う癖と、人を観察する力だけついちゃったんです。悪く思わないでください」
そう言ったら、誠さんはぷっと噴き出して笑った。クールな普段の顔や、愛理さんの前で今さっき見せた激昂からは想像できない笑顔で、本当に楽しそうだった。
「悪く思わないでください、ね。美沙ってやっぱ面白いよね、時々」
「そうですか……?」
「君が自分で思ってるより、面白い人間だと思うよ」
両親やヒデちゃんとは普通に声を出して喋っているのに、こうして普段喋らない人と会話のキャッチボールをすると、やっぱりその速度がいつもより新鮮に感じる。何より、投げたボールがすぐさま手元に返ってくるのが、面白い。
投げ返されたボールの感触を手の内側で味わっていたら、ポーラの顎を撫でたまま、誠さんが言った。
「スズから……愛理から、どこまで聞いてる?」
「同じ女子校で、中等部の頃からよく小説を一緒に共作していて、その作品を愛理さんが自分のもののように発表したせいで、誠さんは自分の元ネタを愛理さんに盗作された上に、誤解した同級生達からは酷いいじめを受けた、と。根に持った誠さんが裏で無実を晴らしていじめの犯人を差し向けたことで、今度は愛理さんがしばらく学校で酷い目に遭って、それを誠さんが救う形でお二人はますます歪んだ関係になった、と聞きました」
「まあ、概ねその通りだな。よくあの子がそこまで喋ったね」
「でも、高等部の時は、もう一人のクマさんっていうご友人も含めて仲は悪くなかったと。誠さんが、愛理さんを傷付けたり、故意的にいじめの犯人から救い出す茶番を仕掛けたんだったら、それでもう復讐は終わったんじゃないんですか?」
そうでないと、高校時代の関係性に説明がつかないと思う。
たしかにやったことはよくないけど、それは愛理さんもお互い様だったのだし、それをお互いに了承しながら、依存しつつなんとか一緒に卒業して大人になれたのだとしたら、多少行き過ぎとはいえ、若かった頃にはこんな失敗もつきものだという話で済みそうなものだ。
私は、横に立ったままで小さく首を振った。
「あんな曲が——翠涙の曲が生まれてくるほど、深い恨みを未だに消化できていないというのは、誠さんみたいな人では、私は考えられない」
「人は意外と見かけによらないものだよ。それにまあ、あれは確かにぼくの感情や経験をモデルにしてはいるけれど、あくまでモデルであって、ぼくそのものではない。もっと噛み砕いて、多少なりとも人が飲みやすく、より刺さりやすい形にしないと、売れることはできないからね。一応商売だから、そこらへんを全く考えなかったわけじゃないんだよ、復讐と言っても。だって、どこに行っても耳にする程度には売れないと、愛理の耳にも入るはずがないだろう」
「たしかに」
すごく理智的な誠さんらしいと思った。多分、この計算高さは愛理さんにはないものだろう。情を得るために非情になるという、一見矛盾した選択肢を、この人は平気で取ることができる。だから、あれほどの作品作りに携わることができるのだ。
「だから、まあ……君の言う通り、曲が完成した時点で、ある意味ぼくの復讐は終わっているんだよ。作品を出してしまえば、後は野となれ山となれっていうか。大袈裟な事言ったけど、一曲完成すると憑き物が落ちたみたいになるんだ。正直、リリースされてからそれが愛理の耳に入るかどうかなんて、考えたことなかった。作ってる最中は間違いなくそう思ってるんだけどさ」
「hamakiさんも、そういえばインタビューで似たような事言ってましたね」
曲が出てしまえば、その受け取り方は全部聴き手に任せると言っていた。翠涙は、ただ作りたい曲を作りたいように作っているだけのクリエイターユニットなのだと。
ゆっくりと、誠さんがソファに引き寄せた膝の上で、両手を組みながら悪戯っぽく首を傾げる。
「それに、許す許せないなんて、すごく曖昧なものだ。君は許せないことがあるんじゃないかってぼくに聞いたけど、そもそもどこまで行ったら“許せた”ことになるの?」
「……」
「愛理と、たとえば会っても諍いを起こさずに話せて、それなりに付き合えることを『許せた』って呼ぶなら、ぼくは確かに、彼女を『許せた』んだろうさ。でも未だに、一個一個の出来事と向き合ってみれば、そこに眠る感情はまったく色褪せてもいないし、優しくなれそうだって感じもしない。
『許せた』っていうのは、あくまで平均的な評価でしかないよ。一点一点を取り出して見つめれば、グラデーションの中には具体的な音楽のネタが山ほど眠ってる。そのグラデーションのことを総じて、人は愛って呼ぶのかもしれないけどね」
「愛、ですか」
愛。口にするのは恥ずかしく感じるのに、その話の後ではひどく身近に思える言葉だ。誠さんは、私を澄んだ瞳で見上げながら言い切った。
「ぼくにとって、鈴木愛理という存在は“愛”だ。多分、それは他の人が想像するような、綺麗で優しくて美しいものとは程遠いけどね。けれど、愛が清らかなものじゃなくちゃいけないなんて決まりはない。そんなものは、宗教論者にでも論じさせておけばいい。手垢の付きまくった言葉だとしても、その中身は十人十色だろう。だから、これでいいんだ。——音なら、いくら殺したいと思っても、本当に死ぬことはない。この手で直接傷付けるのとは違ってね」
誠さんは、寂しげに白い掌を俯いて眺めながら、握って開いた。さっきまで、愛理さんの喉に絡みついていた、その指先を。
いくら殺意を抱いても、その曲を聴いてすぐ相手を自殺させるような、呪いの曲みたいなものはこの世には存在しない。曲と、それに関わる個人間の関係がよっぽど密接だったらあり得るかもしれないけど、だとしてもあくまでその人限定の話だし、確率はとてつもなく低い。
誠さんが詞をつけた曲は、結果的に愛理さんを傷付けながら生かさせ続けてきた。心なんていらない、この世なんて虚しいと歌いながら、そんな世界でお前が先に死ぬのは絶対に許さないと、そう叫ぶかのように激しくギターが奏で続ける翠涙のメロディーを、私は思い出していた。
そんな私の手を、誠さんはソファに座ったままおもむろに取ると、笑いかけた。たおやかな掌は、ひんやりすべすべとしていて、思ったよりずっと優しい。
「美沙は、やっぱりすごいね。君の音は、誰かを殺したいほど憎いと思っても、それを光の中に霧散させてしまう。なかった事にするんじゃなくて、一度クッションみたいにそれを全部受け止めてから、誰かの胸に返してあげられる」
「そんな。私からすると……お二人は逆にすごいです。大人だなっていうか。本気で誰かや何かを許せないって思った事なんて、私は多分、人生で一度もないから。私の歌には、そういう感情がない」
「そうかな。でも、言ってみればそういう子にも、ぼくらの曲は刺さるって事なんだね。嬉しいことだ」
構って欲しそうに、ポーラがソファの上で誠さんの隣に寄り添っている。その傍には、うろちょろしながらキャットウォークを降りてやって来た、レイの姿もあった。仲直りができるように、私は誠さんにちゅーるの袋を一つあげることにした。
「さて。これで仲直りしてくれるといいんだけど。勇敢なる騎士には、勝利の勲章をあげないとね」
割り込まないようにと私が先に切ったちゅーるの口を、ポーラはべろべろと夢中で舐めている。誠さんが手にした袋を、ソファに四つん這いのまま背を低くして、ひくひくと鼻を動かしながら嗅いでいたレイは、やがておそるおそるやってきて、一口二口、ぺろりと舌で舐めた。いつも大食いなレイにしては随分上品な舐め方だな、と思ったけど、さすがにちゅーるの味と食欲には勝てなかったようで、そのうち誠さんの手を持ち上げた前脚でぐっと押さえつけて、必死になって貪り始める。その様子を、誠さんは笑いながら嬉しそうに眺めていた。
誠さんは、私とは全然違うけれど、愛理さんとも全然違うけれど。それでも、私たちと同じところを見つめて、生きようとしているように思える。私や愛理さんと同じように、手痛い失敗をして、そのせいで消えてしまいたい思いもして。答えが見つからなくても、いつも正しくはいられなくても、もがいて進み続けている。
最後の一口まで舐め尽くそうと、折りたたんで中身を出し切った袋をしつこく追いかけてくるポーラを一撫でしてから、私は口を開いた。
「さっき、どうしても許せない事はないって、言ったんですけど。言ってみれば……」
「?」
「……い、言ってみれば、あやめさんの事が、今一番許せないかもしれないです。私」
ちゅーるのついた指をレイに舐めさせたまま、こちらを見た誠さんは、その歳と性格からは想像もつかないほど、あどけない表情できょとんとしていた。そして、弾けるような笑いで肩を揺らし始めた。
「ふ、ふふっ」
「な、何かおかしいですか?」
「いや……ううん……あははっ、薄々勘付いてはいたけど、なんていじらしくて可愛いこと言うんだろうと思って。無理しなくていい」
「無理じゃなくて! 本当なんですってば!」
愛理さんも誠さんも、すぐ私のこと子供扱いする。
頬を膨らませるのすら子供っぽく見えて、むっつり黙っていると、誠さんがよじ登ってくるポーラを肩に乗せて立ち上がりながら、私の頭を軽く叩いた。
「美沙みたいな子が近くにいたら、ぼくだったら放っておかないけどなぁ」
「誠さんのことはかっこいいと思いますけど、だからって私、別に誠さんとそういう風になろうとは思いませんから」
「残念、振られちゃった」
舌を出した私に、誠さんが軽く肩をすくめる。ソファに乗ったレイに、おもちゃを投げろと催促されて、私はボールを絨毯の上に転がしながら、誠さんに聞いてみた。すぐさまボールを咥えて持ってくる遊びを黙々と繰り返すレイは、猫っていうより犬みたいだ。
「どうして、誠さんは私たちに協力してくれるんですか? 愛理さんを苦しめたいなら、私と愛理さんの邪魔した方が、都合がいいのに。それこそ、あやめさんと愛理さんを強引に仲良くさせるのだって、誠さんだったら音楽業界で顔が利くから、難しくないでしょ」
「うん? うーん……だって、昔のことに悩んでるスズより、今歌詞をどうしようか悩んでるスズを見てる方が、なんか面白いし。それになんていうか、ぼくだって君と同じだよ。あの子を僅かな間でも独占して苦しめた相手への、ちょっとした見せしめ?」
どういう事だ、と首を傾げると、誠さんはレイが咥えて持ってきたボールを受け取り、弾みをつけて窓際に投げながら、にやっと私を振り返った。
「だって、考えてもみてごらんよ。多分もう二度と、愛理のことを振り返りはしないであろうTLのボーカルと、『今』の愛理の弱さも苦しさも全部見た上で、愛理のためを思って、ぼくに向かって出ないはずの声と勇気を必死で振り絞ろうとした君と。どっちを応援したくなるかなんて、ぼくからすれば見え透いてると思うんだけど?」
「……!」
もう数十分の間、当たり前のようにこうして話しているけれど、そうなる前の自分を思い出して、私は顔がかあっと熱くなってきそうだった。
私はまだ、愛理さんに向かって声を出せた事がない。愛理さんの事を思えば、あんなに怖いと思っていた誠さんに話し掛けるのは、こんなに簡単だったのに。
「ぼくに向かって今こうして話せる君が、あれだけ一緒にいる愛理には未だに一言も声を聞かせてあげられない理由。それは緘黙症じゃなくて、本当はもっと別の場所にあるんじゃない?」
そう言った誠さんが、私の胸を人差し指でとんと突く。軽い力だったのに、それは秒針のように重く深く、心臓の奥深くまで突き刺さっていくように感じた。
「まあ、それをぼくに話してくれる必要はないんだけどね。ぼくらには音がある。術がある。君なら、毒なんて忍ばせなくても、届けることはできる気がするよ」
正面から私を見つめて、首を傾げながら唇の端を持ち上げた誠さんの表情は、心からそう思ってくれているみたいに思えた。
私でも、できるだろうか。すごい技術なんて持っていなくても、複雑な仕込みができなかったとしても。私には、この声しかない。直線でしか進めなくて、バカで世間知らずで、人間的にも未熟だ。歌えることなんてたかが知れている。
「でも、夢や希望を歌ってて、幸せで明るくていい曲なんて、ありきたりすぎじゃないですか? すごく作り物っぽいっていうか」
「ありきたりな希望だからこそ、人は聴きたいもんさ。いつの時代も、王道な展開やコード進行は流行る。ぼくらみたいなダウナー系の集団の音楽にだって、ベタなストーリーや型に嵌まった構成があるくらいだ。“いい曲”を作ることを避けなくていいんだよ。君の魅力にすればいい。大人になってからはわからないけど、君のまっすぐさと感性は、今しか取得できないものをいっぱいキャッチしてるはずだ」
人差し指を伸ばして、妖精がやるようにちょんと私の鼻先に触れた誠さんは、言ったのだった。
「まぁ、だからちょっと、正直に言うと、期待してる。年甲斐もなくね。わくわくしてるんだよ。それが、君たちに協力する一番の理由」