ある女子大生の休日と終わり 作:ギガマツタケ
原作:仮面ライダー555
タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 女主人公 モブ 悪堕ち やられ 仮面ライダー555 仮面ライダーカイザ パラダイス・ロスト オルフェノク
近未来。人間のほとんどはオルフェノクとなり、スマートブレイン社によって支配された世界。
数年前、コオロギの特性を持つクリケットオルフェノクとして目覚めた女子大生の琴音は、オルフェノクとしての力に溺れていった。
彼女は人間の姿は清楚でおとなしげだが、生き残っている人間を見つけると積極的に襲いかかっていた。
逃げ惑う人々に対してオルフェノクの力を振るい、追い詰めた人間たちに対して本能に従って使徒再生を行う瞬間を特に好んでいた。それは彼女にとって言いようのない快楽だった。
多くの人々を襲ったことが評価され、琴音はスマートブレイン社の入社面接に合格し内定をもらった。オルフェノクになって以降、琴音の日々はただの人間だった頃以上に充実していた。
そして今日も手ごろな人間を襲うため、琴音は大学の休日に街に繰り出すことにした。
夜になり、やっと人間の若い女性を見つけた琴音は自身の欲望と高揚感に身を任せてクリケットオルフェノクへと変身した。変身する瞬間の肉体の細胞が入れ替わり、全身の力がみなぎる感覚も琴音は好んでいた。
人間を襲う悦びを感じながら、襲っていた若い女性の泣き叫ぶ表情を見た瞬間、琴音の興奮は最高潮に達した。
そのまま琴音は欲望に身を任せて使徒再生を行った。
若い女性は琴音の使徒再生を受け、大きく痙攣した後に力尽きて地面に倒れた。そして数十秒後、彼女は意識を取り戻し立ち上がった瞬間、その肉体は一瞬で灰となり崩れ落ちた。
地面に散らばった若い女性の灰を見た琴音は全能感に酔いしれ、興奮の余韻に浸った。月明かりに照らされた影には、恍惚とした表情を浮かべる琴音の姿が青白く映し出されていた。
満足した琴音は人間の姿に戻ろうとした瞬間、背後から強烈な衝撃と痛みを感じた。
振り返ると、数多くのオルフェノクを屠ってきたと噂される仮面ライダーカイザが立っていた。カイザは正義の剣を手にし、冷徹なまなざしで琴音を見つめた。
琴音はカイザに対して恐怖を感じながらも、自分が攻撃されたことと休日の楽しみが台無しになった怒りが募り、カイザとの戦いを選んだ。
戦闘が始まると、琴音は美しい音の波動を放ちながら攻撃を仕掛けたが、カイザは冷静な判断力と巧みな技で容易に対応していった。カイザの剣が琴音の身体を切り裂き、光の閃光が闇を照らした。苦痛と快楽が入り混じった感覚に捉えられ、次第に琴音の身体は限界に達していった。
そして、カイザのとどめの必殺技が琴音の身体に突き刺さった瞬間、激しい衝撃と共に琴音の悲鳴が響き渡った。
琴音は身体の内側から焼き尽くされるような苦痛に襲われ、全身から力が抜けていき感覚がなくなっていった。最後に目の前の景色がバラバラに崩れ始め、琴音の意識は永遠に闇に閉ざされた。
カイザは必殺技で仕留めたオルフェノクが青い炎に包まれてバラバラになり、地面に積み重なる灰と化した光景を見届けた後、一瞥し、何事もなかったかのようにその場を去っていった。