翔「『物質創造』」
翔の目の前に何か液体が入ったフラスコが現れる。翔は暇をもて余していたため、ちょっとしたお遊びを考えた。ざっと2453年余り前の話だが。
翔「どいつにかけよっかなぁ……」
翔は『浮遊』を使用し、上空から人々を眺める。先程翔が出した液体の名は『能力薬』。遥か未来の薬品であり、飲んだりかけたりすることで、対応した能力を得られる優れもの。
翔「あいつにしよっと」
翔はとあるスーツの女性、『
翔「どうなるっかな?」
翔は『守護』の能力薬が入っていた瓶を何処かへと投げ、『瞬間移動』で何処かのアメリカ辺りの地中に移動させた。
翔「ちょうど出勤か……『支配』」
翔は成花の口や舌、声帯の動きを支配し、言わせる。
成花「『守護』」
解除した途端、成花は困惑していたが出勤を再開した。翔は頭上からナイフを落とし実験(必要無し)をする。ナイフを落とし、成花の頭上5mに達したところで強風が吹き、ナイフ起動がズレたことで成花には当たらず、道端に落ちた。
翔「良い感じ」
分かりきった結果に満足した翔は上空からの追跡を続ける。
十分程追跡し、職場である、6階建てのビルに着く。
翔「『透明化』」
翔は透明になってから後ろに着く。成花の部署は4階であり、エレベーターを使う。
翔「丁度良い」
翔が後からエレベーターに乗り、エレベーターは動き出す。
翔「『切断』」
翔はエレベーターのガイドレールや重りを繋ぐ紐など、あらゆる場所を切り、エレベーターを落とす。しかし、エレベーターの落下速度は非常に遅く、落下感が感じられない。
成花「えぇ……こんなときに落ちるか……何か遅かったし」
成花も気付いており、少し違和感を覚え始める。しょうがなく成花は階段を使い、4階へと上がる。4階では電話が鳴り響き、上司の怒声が止まらない。成花は憂鬱な気持ちで扉を開くと、さっきまでの騒音がピタッと全て止まった。
成花「えっ!? 何で?」
職場の人達は不可思議な目で成花を見つめていた。
翔「うーむ……今回はつまらなかったなぁ……」
今のことを思い出しながら、翔は呟く。翔はポケットに手を入れ、入る筈のないフラスコを眺める。
翔「それにしても……こん中に入ってたのが分からないのは……何故だろうなぁ……」
どうやらまだ知らないことがあったそうです。
初登場能力
浮遊
空中に浮ける能力
守護
対象を物理的、精神的障害から守る能力。弾くのではなく、当たらないようにする
透明化
対象を透明にすることができる能力。
切断
対象を色んな意味で切れる能力。物理的切断でも回線切断でも