ほぼ全知全能者の日常   作:架空柿

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  いえぇい!みってるぅ!?(←知人に存在がバレて吹っ切れた。)
 あと、2年目ということで今回から、「」前の名前、外します。これからはややこしくなりそうなところにのみ名前を添えます。


血と命を懸けよ

 何もないインターネットの世界で翔はただ一人、悶え苦しむ。知っているはずのことを知らないという矛盾。それが翔の脳に巨大すぎる負荷を与え続けていた。

「…………『情報……開示』」

 今にも消えそうな声で翔は呟く。本来なら、その対象のありとあらゆる情報が目に見えてくるのだが、何故かその少女の情報を見ることはできない。

「クッソ……どうしろっていうんだ…………まてよ……『開通扉』」

 少女を写す画面に扉が現れる。翔はそのドアノブに手を掛けると、開けることができた。

「成る程……この女に対しては能力が何故か使えねえってだけか」

 扉を開ききり、扉をくぐる。扉の先は先程まで見ていた少女の部屋そのものであり、例の少女もいた。

「よお……記憶からの脱走者」

「……は? お前中二病?」

 少女はパソコンに行きなり現れた扉から出てきた翔になんも驚かず、ただ睨んでいた。

「ひでえなぁ……こちとら神と同じようなもんだぞ?」

「へぇ……じゃあさ、あそこに生えてる木をダイヤに変えてよ」

「そんなことで良いのか。『置換』」

 翔が呟くと、その少女が指で指していた木が、葉も含めて一瞬で透明なダイヤモンドに変化した。

「……やっば!」

「大体なんでも出来るぞ? まぁ、今の俺の頭痛は何故か治せねぇが」

「へぇ……知識は?」

「大体網羅してる。俺が干渉した未来と俺の親、そして俺が赤子の時以外はな」

「知らないもの多いじゃん」

「……まぁ」

 翔は一瞬姿を消し、少女の背後に再度現れた。

「たった今、お前とかいうやつが増えたんだがな」

 翔はそこから歩き、部屋の隅に置いてあった椅子に座る。翔が腰を下ろした瞬間、その椅子は翔にとって最適なものに変化したが。

「俺は神崎翔。お前は?」

「はぁ? 何で教える必要があるの?」

「ハハ、だろうな」

 翔は『物質創造』を使用し、装填済みのリボルバーを装備し、少女に撃つ。しかし銃弾はすべての少女に当たる前に粉々に崩れた。

「ちょっと、何すんの! てかなんで銃なんて持ってんの!?」

「……『能力無効』か」

 翔はありとあらゆる能力によって他者の能力を受け付けず、更に数千年を能力者のいない時代で生きてきた。そのため、それはあまりにも翔とは遠い能力だった。それ故に、今の今まで翔は存在を忘れていた。

「さっきからなに言ってんの?」

「…………いや。独り言」

「独り言キモ」

 ただ、翔にはもうひとつ疑問があった。翔はありとあらゆる能力を持っており、『能力無効』も例外ではない。しかも『優先』が常に発動している。そのため翔の能力がキャンセルされることはない。ではなぜ、翔は能力を無効化されるのか? それが疑問であった。




 久しぶりすぎて翔の口調うろ覚えです。私が一番にわか

初登場能力
情報開示
対象のありとあらゆる情報が目に浮かんでくる能力。情報の検索や保存も出来る

開通扉
壁に設置すると、その壁に向こう側に行ける扉を置く能力

置換
ある物質を別の物質に置き換える能力

物質創造
欲しい物質が作れる能力

能力無効
発動中、ありとあらゆる能力影響を無効にする。能力によって作られた物も無効にすることができる。

優先
発動中、ありとあらゆことで優先される
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