夏のバンドリ祭りでの作品です。

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BTC番外編(キャンプ)

~タクの家~

 

 よぉ、タクだ。今日も俺の家から失礼するぜ。

 

 タク「行くぞー」

 モカ「はーい」

 

 今日はモカと山にキャンプに行く。夏といったら海とか言う奴らがいるが一回落ち着いて欲しい。海って日焼けするじゃん?え?山も日焼けする?まぁとにかく今日は山に行く。先ほど俺は肉に下味をつけアルミホイルを巻いていた。さて後は分かるな

 

 

~外~

 

 モカ「とける~」

 タク「あっついな」

 

 今日の最高気温はなんとまぁ猛暑日になると天気予報が言っていた。そういうときに一回やってみたかったことがある。車のエンジンルームで肉を焼くことだ。アメリカの動画なんかでやってた人がいてな俺もせっかくだからやってみようって思ったんだ。

 

 タク「さて、出発するぞー」

 

 エンジンルームに肉を突っ込み、車に乗るとエンジンをかけた。よかった異常はない見たいだ。

 

 モカ「たーくん、酒いれていい?」

 タク「一本だけな」

 

 

 最近、モカは酒豪なんじゃないかって思っている。アフグロでこの間俺の家で飲みやっていたんだが潰れていなかったのよ。しかも一回トイレ行った後にスミノフ何本も開けてたし。

 

 モカ「わーいスミノフだー」

 

 車に備え付けていたクーラーボックスからスミノフを取り出し蓋を開け飲み始めた。

 

 モカ「あーいいですな-」

 タク「大丈夫?酔わない?」

 モカ「ぜんぜんー」

 タク「吐かないでよ」

 

 もちろん俺は今酒は飲めない。運転しているからな。あ、こんなところに亮と美咲がいるな。あ、こっちに気づいた

 

  亮「あ、タクじゃん」

 モカ「うぃー」

 美咲「え?この時間から酒飲んでるの」

 タク「ね、俺のビックリ」

  亮「なぁ、タク俺達をプールに連れてってくんね?」

 タク「はぁ!?」

 美咲「今日暑いじゃん?せっかくだし」

 タク「おいおい、勝手に乗り込むな」

 

 

 

 美咲「じゃ、お願いしまーす」

 タク「全く急だなじゃ行くぞー」

 

 クーラーボックスから勝手にコーラを取り出し亮と美咲は乾杯する。

 

  亮「いやー最高だなーラッキー」

 タク「それにしても良かったな目的地の方向にプールがあって」

 美咲「コーラゴチでーす」

 タク「勝手にとるな」

 美咲「え?タクの買ってきたものって基本的にフリーでしょ?」

 タク「んな訳あるか」

 

 

~プール前~

 

 タク「着いたぞー」

  亮「すまんなー」

 タク「俺で良かったな本当に」

 

 亮と美咲は多分このままプールに向かうだろうな、全く両者とも水着脱げろと呪詛を軽く吐いたところで、キャンプ場に向かう。おいおい、モカ爆睡してるじゃん。全く自由な彼女だぜ。

 

 

 

 

 

~キャンプ場~

 

 さて、指定された所に到着し、先に外に出る。夏にしては非常に涼しく風が気持ちいい場所だ。

 

 タク「あー涼しー」

 

 いつもはうるさい蝉も今日は癒やされる。さて、爆睡してる彼女を起こすか。

 

 タク「起きろー」

 モカ「ん?ついた?」

 タク「着いたよ、ほら起きて」

 モカ「あーよく寝た」

 タク「ほらー降りるよー」

 

 さて、モカを降ろして車の後ろのドアを開いて荷物を取り出す。最初はもちろんテントだが、ここでとんでもないことが起きる。

 

 タク「あ、一人用じゃんこれ」

 

 ミスった。まさか買ったテントが一人用だった。

 

 モカ「もしかして買うの間違えた?」

 タク「すまん、ミスった」

 モカ「もーしっかりしてくださいなー」

 

 まぁ、しょうがないと断言しテントを建てるといっても初心者用の簡易的なテントだ。すぐにテントの形になるし、あとは固定するだけだからな。しかし、本当に小さいなマジで。

 

 モカ「たーくん、荷物この辺でいい?」

 タク「うん、そこでいいぞ。あと何か燃えそうなものがないか探してくれない?」

 モカ「OK~」

 

 どうやら、多少の酔いは覚めたみたいだな。

 

 

 

 

 キャンプといったらやっぱり火をつけることが大事である。なんか縄文時代みたいな棒で錐もみしたりとか火打ち石みたいに叩いて火花出して火をつけるとかあるが、ここは残念ながら現代の技術でいかせてもらう。

 

 タク「はいどーん!」

 モカ「ムードなーい」

 

 そう、ライターである!俺は少しだがタバコを吸う。そのためにライターは常備してる。せっかくならたき火見てタバコ吸いたいがモカがいるのでダメだ。モカはタバコが苦手だからな。

 

 

 タク「ムードなんてこれでいいだろ」

 

 俺は飯ごうを車から取り出し、蓋を開けて米をぶち込む。米は事前に吸水済みだからペットボトルから出すだけでいい。

 

 タク「で、このままどーん!」

 

 ハッキリ言う、俺達はキャンプ素人である。だからこそたき火の中に飯ごうを置く一応金網を置いているからなんとかなる。

 

 モカ「これ本当に大丈夫ー?」

 タク「まぁ、なんとかなるだろ」

 

 炎の中に飯ごうがぶち込まれて米炊いているのか飯ごうを燃やしているのか訳が分からないように見えるが安心して欲しい、ちゃんと米を炊いていると思う。

 

 

 タク「モカ、エンジンルームで肉とってきて」

 

 そう言いモカに車の鍵を渡す。さて、俺は飯ごうの様子でも見ようかな

 

 

 

 

~数分後~

 

 タク「いただきまーす」

 モカ「まーす」

 

 正直いって、上手くいった。肉も綺麗に焼けているし、飯ごうも奇跡的に成功した。多分次やったら絶対に失敗する。

 

 モカ「おいひー」

 タク「旨いなこれ」

 

 今回は肉とご飯しかないがこれだけでも十分美味しい。

 

 モカ「じゃ、いただきまーす」

 

 モカが持ってきた缶ビールを開け一気に飲む。

 

 モカ「ぷはー!」

 

 しっかりとビールの泡の髭をつけちゃっても-、もー可愛いんだからー

 

 モカ「たーくんも飲む-?」

 タク「飲むか!」

 

 モカから缶ビールをもらいプルタブを一気に開けて飲む。なんだこれ至高の味じゃねーか!

 

 モカ「たーくん、おひげついちゃってるー」

 タク「マジか」

 

 これ、最高の日じゃねーか!夏だから海という概念がぶっ飛びそうだぜ!

 

 

 


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