産屋敷かぐやとは、漫画・アニメ『鬼滅の刃』における主要人物の一人。
プロフィール
| 階級 | 支柱(虹柱) |
| 誕生日 | 8月15日 |
| 年齢 | 24歳 |
| 身長 | 166cm |
| 体重 | 53kg |
| 趣味 | 読書、舞、??? |
| 好きなもの | 家族、猫 |
概要
炭治郎が黒刀を発現した際、鱗滝左近次によって存在が語られた『黒刀の柱』 『黒い日輪刀を発現した者は出世できない』というジンクスを破った唯一の例外。
左近次により『目覚めぬ人』として語られていたため、長らく故人であると思われていたが……。
『──あれ? 俺、この人知ってる』
那田蜘蛛山編での負傷を癒すため、炭治郎が蝶屋敷を訪れた際に生存が発覚。『目覚めぬ人』とは文字通り『(昏睡していて)目覚めぬ人』という意味だったことが判明。(師弟揃って、言葉足らずで誤解を招かないでいただきたい……)
『眠り姫』であるため、劇中では主に過去回想のみの登場となる人物なのだが……とにかくその数が多いため、生存発覚前から存在感が非常に強かった人物。メインキャラの過去には大抵彼女が関わっている。『幼少期に竈門家を訪れていた』こともその一つ。
容姿
黒髪黒目の長身女性。美男美女揃いの柱達の例に漏れず、優れた容姿の持ち主。彼女を見た炭治郎及び時透兄弟は『天女』を連想している。
ただし肌に傷跡が残るのを承知の上で躊躇なく自傷したり(理由は後述)、服が汚れるのを気にせず
人物
「私と耀哉が、全てを終わらせてみせます」
それは、誰よりも責務を背負いし者
最前線で当主の意思を伝えて隊士を率い、体質的に前線へ出れない耀哉に実働部隊の実態を伝える顔繋ぎ役。ノブレス・オブリージュを体現する女傑。
子供の頃から『継子でもないのに現役の柱の弟子になる』『隊士にすらなっていない頃から柱のみが参加を許される柱合会議に出席して当主に直談判』など立場に物を言わせた行動をし、柱になってからはなんと『鬼を味方に引き入れる』というトンでもないことをやらかしたりしているが──直談判は結果的に未来の柱三人+αの命を救っているし、味方に引き入れた鬼に至っては、最終決戦のことを考えるとぶっちゃけいないと詰む疑惑すらある。彼女がその強権を振るう時は、必ず『誰かのため』であった。
時折このように横暴さを見せるものの、本来の彼女はとても謙虚で寛容な人物である。
彼女は鬼殺隊士にとって必須技能となる呼吸術において、師匠である槇寿朗から『歴代の炎柱を越える本物の天才』と。弟弟子の杏寿郎からは『空前絶後』と。鬼殺隊最強と称される行冥からは『例外中の例外』と評される、異次元の才能を持つが……それを誰かに誇ってみせたことは一度もない。そして、剣術の面では他の柱に劣ることを自覚し、鍛錬を怠らなかった努力家でもある。
誰に対しても敬語を崩さず、場合によっては敵意を向けられても尚、相手の事情に寄り添った対応をしてくれる彼女だが……負の感情と無縁な『聖人』というワケではなく、人・鬼問わず身勝手な輩には激怒し、怒りが極限まで達すると(演出ではなく実際に)血眼となって笑いながら襲いかかる。(直接怒りを向けられたワケではない槇寿郎と実弥が、半ばトラウマになるほどの恐ろしい形相)
本誌の方では常に『姐御肌』で『クールビューティー』な、頼りになる女性として描かれている彼女だが……実のところ素は(とある事情により)謙虚を通り越して卑屈。詳細は彼女が主人公のスピンオフ小説『鬼殺しのかぐや姫』を参照。(ネタバレ上等の方は『過去』の欄下部を参照でも可)
過去
身内から鬼の始祖を出したことで神仏に呪われた一族、産屋敷家に生まれた女性。
呪いによって病弱となることを宿命付けられた一族の末裔であるが、幼少期に全集中の呼吸を習得して身体を鍛え続けた結果、これを克服。(当時五歳) 最高階級にまで上り詰め、柱が彼女含め四人しかいない暗黒期を支えた人物。
その生き様は『生涯の全てを鬼殺隊に捧げている』と言っても過言ではないほど、熾烈極まりないものである。齢十一という幼さで柱となってから、二十一歳の時に昏睡状態となるまでの約十年間──彼女はひたすら戦場に身を置き続けていた。(劇中時点で現役最古参の柱である行冥ですら、鬼殺隊に入ってから九年目)
その分彼女に救われた人物は多く、上述の通り過去回想に登場する頻度が非常に高い。(詳細は『対人関係』の項目から個別ページの『過去』を参照)
※以下ネタバレ注意
正体
産屋敷かぐやは呪いによって
彼女が卑屈であるのは後腐れなく消えてもらうために、神仏がそういう性格の者を選んだ結果。
姑獲鳥及び童磨との会話から、彼女は『前世に両親から虐待を受けて精神を病み、自殺した子供』であることが判明した直後にコレである。公式が無惨。
その彼女が二十四となった作中時点でも生きている理由は、十三歳となる前の時点で、彼女が神仏の想定を遥かに超えた戦闘力を身につけたからである。
つまり後述する異次元のスペックは神仏の加護抜き。
……余談だが、『鬼殺しのかぐや姫』にて一度だけ彼女が『ぼく』という一人称を使っているため、彼女には『前世男のTS娘説』と『前世の素が出るとボクっ娘になる説』がある。
公式もそれを意識してか、鬼滅学園で登場する『産屋敷先生』には『日によって服装が男物だったり女物だったりユニセックスだったりするので、本当の性別を知っている生徒がいない』という設定が生やされている。ちなみにそちらでは名前が『前世のもの』になっているらしいが、男女兼用名(
能力
作中屈指の公式チート。
流派毎に特性の違う『全集中の呼吸』を臨機応変に切り替えながら戦う、究極のオールラウンダー。
その強みは手札の枚数そのものではなく、それを扱う彼女の『呼吸を読む観察眼』と『驚異的な思考速度』『駆け引きの巧さ』『決断力』に由来する。(彼女と同じことができる筈の錆兎と〝ある少女〟は『それでも彼女には勝てない』と断言している)
その実力は同じ支柱からも『別格』と評され、実際無傷で上弦の弍を単独討伐したほど。(遊郭編終了時現在、上弦の討伐に成功した上で五体満足で生還した柱は彼女のみ)
……そしてそれは同時に、彼女ですら敵わなかった上弦の壱と、その更に上の力を持つとされる無惨の強大さを示している。
偽稀血
鬼舞辻の血縁である彼女の血は、鬼に対し強い誘因力を発揮する。そのため任務の際は隠れている鬼を誘き出すため、頻繁に使用していた模様。(上述の『躊躇ない自傷』の理由)
ただし、その血を口にすると……。
対人関係
最古参の一角だけあり、柱内での打ち解け度は脅威の97%。
必ずしも最初から好かれていた相手ばかりではないので、この数値は彼女の努力と人徳によるものと言っていいだろう。
作中で唯一かぐやと渾名で呼び合う関係を築いていた存在。互いにとって最も付き合いの長い隊士。暗黒期には担当区域を共有していたこともあり、相棒的存在兼歳の離れた友人となっているらしい。(実際かぐやが『対上弦の壱』を想定して組織した部隊『支』において、真菰は副隊長に任命されている)
かぐや側からの印象は『雰囲気が柔らかくて、近くに居ると落ち着く。……たまに落ち着き過ぎて気が抜けて、何度か素を見られているようなので恥ずかしい』『判断が早い。剣も足も速い。アレは〝強い〟というより〝戦いが巧い〟ですね』
真菰側からの印象は『姿も言動も〝凛々しいお姫様〟なのに、どこか男の子っぽいところがある。一緒に野宿すればたぶん解ってもらえる』『お父様譲りの卑屈さがあるので気にかけている』
歳上の後輩。真菰同様暗黒期を支えた戦友にして、『無敵の柱』たるかぐやが『最強』と称した存在。
プライベートでもよく一緒に猫を愛でたり、散歩に出掛けたりしていたらしい。
互いの印象は『『この人がいれば、私が負けても大丈夫』』
他の面子とは経歴が違うので、関係も少々特殊な相手。付き合いは比較的長く、互いに実力を認めてもいるが……天元が柱になった当初(忍としての癖で)彼女の経歴を探ったことで、それを察したかぐやとはギクシャクしていた過去があるらしい。
ただし何度か(彼の嫁三人と共にだが)
かぐや側からの印象は『派手好きを公言してはいるが、己の強みが地味な部分にこそあると理解している。一番敵に回しちゃダメな人』『ただそれはそれとして、(嫁が三人なことは本人達が幸せそうなので目を瞑るにしても)妻帯者なのに同僚の女性陣に色目を使うのはどうなんですか?』
天元側からの印象は『隙が無さすぎるヤベー女。組織内外問わず慕われ方がエグい。味方で良かった』『戦い方がド派手。色目を使うと(本人ではなく周囲から)殺気が飛んでくるから怖い』
同門の姉弟弟子。かぐやが煉獄家の内弟子として修行していた五年間、本当の姉弟のように育った関係。
実は婚約者になるかもしれなかった間柄でもある。(産屋敷家側と煉獄家側でそれぞれ一度、婚約者候補として互いの名前を挙げている。どちらも企画段階で却下されているが、その際には二人してその場に居ない相手へのやや重い愛情を吐露している)
かぐや側からの印象は『(色々言いたいが長くなるので)一言で称するなら、快男児』『幸せになってほしい。そのために、私は死ぬまで頑張れる』
杏寿郎側からの印象は『誰よりも気高く強い。敬愛する姉』『……止めても止まらない人。だからせめて、彼女の隣に立てる力が欲しかった』
…………ここだけ印象や評価ではなく決意表明が混ざってるのですが。
最初はギクシャクしていた相手その二。(原因はカナエの個別ページを参照)
かぐやが通常の治療で蝶屋敷を使うことが無かったため直接の絡みは少ないが、カナエ側からの印象は『理想の先駆者』『ちょっと妬いちゃうくらいの超人』
かぐや側からの印象は『嫌われていると思っていたが、拠点を蝶屋敷に移してからはよく話したりお茶に誘われるようになった。嬉しい』『しのぶちゃんが言っていた通りの〝聖人〟』
主治医と患者の関係。かぐやに敬語を使わず対等に接する数少ない一人。『支』の同僚でもある。
かぐや側からの印象は『隊士としての評価であれば、〝絶対に失えない存在〟 彼女の毒が、無惨に勝利するための数少ない勝ち筋になる』『ただ少々気負い気味なところがあるので、友人としてはあまり責任を背負わせたくない』
しのぶ側からの印象は『(それが意図的に『そう見えるように振る舞っているだけ』であることは察した上で)悲鳴嶼さんとこの人が負けるところは想像できない』『……医者の言うことを聞かず無茶をする困った患者』
元継子。相当信頼されていたらしく、かぐやは上弦との戦いの最中、彼が近くに居ないことを嘆いたり、無一郎の才能を評価する際に引き合いに出していたりする。
かぐや側からの印象は『男が惚れる、オトコの中の漢。いや普通に女性受けも良さそうですけど』『……その熱さは美点ですが、弱点でもある』
錆兎側からの印象は『勝てる気がしない。本気は見せても全力を見せたことはない』『美点だらけな人なのに、自己肯定感がとても低い』
かぐやが『支』に指名した隊士の一人。
同じ特殊な稀血を持っていたり、ワーカーホリック気味のブラコンだったりと、共通点が多い相手。対下弦の壱(姑獲鳥)戦で共闘する姿が描かれてもいるなど、柱としては比較的新参ながら作中での絡みは多い方。
かぐや側からの印象は『優しい目をしたお兄ちゃん。……〝泣いた赤鬼〟に出てくる青鬼を口下手にしたような人』『鬼を殺すために生まれたような、天性の肉体を持つ。彼なら上弦と対峙しても足手纏いになることはないでしょう』
実弥側からの印象は『優し過ぎる。人を助けて、助けた人から罵られて、それでも人を救い続けられる女性』『怒らせるとメチャクチャ怖い。彼女にも怒りがあるのだと知って安心したが、もう二度と見たくない』
カナエ同様直接の絡みは少ないが、関係は良好だった模様。
匡近からの印象は『美人! 最強!! 優しい!!! 会うとたまにお菓子をくれる』『実弥が憧れるのも解る。直接会わなきゃ実在を疑うわこんなの』
かぐや側からの印象は『明朗快活。心が綺麗なとっても良い子』『杏寿郎が二人に増えたみたいです』
同僚として活動していた期間そのものは短いが、互いに錆兎や真菰を通じて顔合わせはしていたので、実のところ付き合いはそこそこ長いらしい。
かぐや側からの印象は『……聞いていた通りの難儀な人』『呼吸から感情が読みにくくて困る。しのぶちゃんのことをどう思ってるんですか?』
義勇側からの印象は『強い。周囲をよく見ていて、気にかけてくれる』『弱い俺を見かねてか、何度か支の面子との共闘訓練に誘って鍛錬をつけてくれた』
かぐやが昏睡することになった遠因。(詳細は彼の個別ページを参照)
かぐや側からの印象は『天才。呼吸を少し教えただけで習得。私が苦戦した足運びもあっという間にできるようになった。もしかしたら錆兎より強くなるかもしれない』『……ごめんなさい。後を頼みます』
無一郎側からの印象は『天女みたいに綺麗な人。仕事を手伝ってくれる怪力お姉さん』『……行動力ッッ(柱になってようやくスゴい人にトンデモないことをさせていたと気付いて冷や汗をダラダラに流している)』
柱になったのはかぐやの昏睡後だが、少年時代に一度会っている。
かつてかぐやは、小芭内に対し身勝手な怒りをぶつけた彼の従姉妹に激昂し襲いかかったことがある。(作中で鬼殺隊士が一般人に明確な敵意を持って『攻撃』を加えたのは、現状この時の彼女だけ)
『どうやら〝鬼畜〟とは、アナタのためにある言葉だったようですね──
かぐやは拳で女の鼻骨を殴り潰し、胸ぐらを掴んで逃げられないよう拘束して耳を引っ張るなどして痛め付けた。
彼女は槇寿郎が制止しても止まらなかったが、小芭内が『やめて』と言うとすぐに止まり、彼を抱擁した。
『──小芭内くん、キミは善良な子です。たった今、貴方は一つの命を救ったのですから』
『こんなヒトデナシが言ったことなんて、気にしないでください。蛙の鳴き声の方がまだ価値がある』
この時の彼女の言葉は、小芭内の価値観に大きな影響を残している。
小芭内側からの印象は『例えるなら、
かぐや側からの印象は『放っておけない』『ちゃんと生きてるか心配』
互いに面識はないが、杏寿郎曰く『絶対に気が合う』とのこと。
関連タグ
カップリング
まこかぐ:真菰とのカプ。相棒的な立ち位置のものからガチ百合まで多彩。
杏かぐ:王道カプ。小説版が出てから急増した。
錆かぐ:王道カプ2。こちらも小説版が出てから急増した。
家族
父:産屋敷灯夜
弟:産屋敷耀哉
義妹:産屋敷あまね
甥:産屋敷輝利哉
その他関連人物
愈史郎:勧誘した鬼その2。当初はギクシャクしていた相手その3でもある。(愈史郎が一方的に警戒していたが、時間が経つにつれて絆された。『珠世様の好待遇と安全の保証については評価してやってもいい』とのこと)
煉獄槇寿郎:師匠その1。
竈門炭十郎:師匠その2。
その他
かぐや(鬼滅の刃):曖昧さ回避。主に某生徒会副会長との区別のため。