東方 編史帖~上白沢慧音の過去へと迫る旅   作:マジカル赤褐色

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【注意書き】

───────本作は東方Projectの二次創作です。

───────ただし、この【秘封倶楽部活動記録「逆引き」】の章はZUN's Music Collection及び上海アリス幻樂団様の音楽CDブックレットにて描かれる、通称『秘封シリーズ』の二次創作になります。

秘封シリーズと東方Projectは原作者様より決定的な線引きがされておりますため、私マジカル赤褐色も、2つの作品の混同のないように執筆を行いますがストーリーの都合上、本作・東方編史帖の本編の登場人物が絡んでくるシーンがあります。秘封世界にこの人物が存在する理由はありますが、ストーリーの進行の問題で現時点でその理由の説明はできかねます。あらかじめご了承願うとともに、わたくしとしましてはある程度の線引きは把握しているということをご理解いただきたく思いました。

この章は要約すると、東方編史帖の数あるオリジナルキャラクターや新地名の元ネタを巡るツアーイベント、及び本編で登場の出番がゼロな秘封倶楽部の供給の補完になります。

ご理解いただいた上での閲読を推奨いたします。

よろしくお願いします。



秘封倶楽部活動記録『逆引き』
秘封倶楽部は職質される青年を見た


 

 

 

 

   〜ある時代・日本国、京都府〜

 

 

 

 

 

「いい買い物ができたね蓮子(れんこ)、」

 

「そうだね、メリー」

 

 

私たち秘封倶楽部は京都の大学に作られた小さなオカルトサークル。

 

 

時代は進み、日本の首都は京都に変わった。

世界中の国々は豊かさを手に入れ、人口爆発や環境汚染などの苦難を乗り越えてきた。

資本主義による格差もおおかた終焉を迎え、人々の生きる目的は個人の幸福の追求から、人類全体の幸福を求める、100年前ならばおとぎ話とも言われたようなまさしく机上の空論のような時代が現実となって訪れた。

 

 

私たち秘封倶楽部は、科学の発展した社会の中にあるまだ見えない不思議な力、いまだに解明されない「オカルト」という現象の謎を究明する自由研究サークル。

 

星と月を見るだけで現在の時刻と座標がわかる宇佐見蓮子(うさみれんこ)と、不思議な結界の境界が感じとれる霊感少女のマエリベリー・ハーン。

 

 

私たち2人は今日も世の中にある不思議な謎を見つけに行く!

 

 

 

 

「───────ねぇ蓮子、」

 

 

そんな変わらぬある日の帰り道、メリーは私の袖を引いてあちらを指差した。

 

 

…………そこには、私たちの向かい側の道路で警察と話している1人の人影があった。

職務質問でも受けているのだろうか。

 

 

その人は私たちの先輩ぐらいに見える若い男性だったが、全身に和服を着ていた。

 

 

「和服なんて珍しいね。もしかしたらモデルさんかもね、スタイルもいいし」

 

「そう………?なにやらただものじゃあなさそうだけど………」

 

 

メリーの直感はかなり当たる。

とくに霊的なやつは。

 

 

「………………いいやダメ。なんだか、あの人の周囲だけ、さまざまな境界がごちゃ混ぜに組み合わさっている…………こんなコト、始めてよ…………」

 

 

なんなんだろう………あの人。

もしかして、和服と刀を持ってるのって………そういう着こなしをさせられているってわけじゃないの………?

 

 

 

 

 

「だからその、俺は幻想郷の人間の里で、」

 

「人間のいる里というのは、何県からお越しに?」

 

「いやだから………県って………なに…………人間のいる里は人間のいる里ですよ………」

 

「はぁ…………おかしいな。日本語は通じるのに何言ってるのか支離滅裂だ。あとその刀、どう見ても銃刀法違反だ。刃渡りの長い刃物は取り締まりの対象、」

 

「それに関しては大丈夫です。これは模造刀、殺傷能力は…………たぶんないです」

 

「そういう事じゃなくて。君みたいな出自も目的も不明な危険人物、見逃せるわけがないでしょう。だって、どこから来たのかも、なぜここにいるのかも分からないし、挙句の果てに記憶がないと来たんだから………」

 

 

 

 

遠くから聞いている限り、なにやら本当にただならない事情を抱えていそうだ。

 

 

「ねぇねぇメリー、もしかしてあの人…………霊能力者か何かじゃない?」

 

「そ、そんなことある………?」

 

「だって、メリーがあの人変だって言ったんじゃん」

 

「そっ、それは…………」

 

 

私はメリーの手を無理やり引っ張り、向かい側の歩道を目指す。

 

 

「ほーれ行った行った!あの人が捕まってしまう前に救い出して話を聞かないと!」

 

「ちょちょちょっと蓮子─────!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「お取り込みのところすみませーん!」

 

 

もぅ!蓮子ってなんでこんな後先考えないの!?

 

 

「どうされましたか。何か事件ですか?」

 

「いいえいいえ!じつは彼、今は大学の劇の稽古中なんです。ご迷惑おかけしてごめんなさい、」

 

「は、はぁ………?」

 

 

(ちょっと蓮子!何してるの!?)

 

(いいからいいから!テキトーに話し合わせてればいいの!)

 

 

「じっ…………じつはその、警察官役の方が来る予定だったんですが…………それで、貴方と間違えてしまったようなんです…………」

 

 

なにこのへんなウソ!?なんで私がこんな事言わなきゃいけないの!?

 

 

「そうそう!江戸時代の侍が現代にタイムスリップして、警察官に職務質問を受けるシーンの稽古を…………!」

 

 

そんなウソ通じるわけ…………!

 

 

「そ、そう!拙者は、幻想郷なる城下の歓楽街の治安を維持する侍。このおなご二人と共に、この現代の我が国の様を学び巡っているところでござる!」

 

 

ノリノリだねこの人!

あと、職質受けてる最中に演技モードになってるのなんで!?

 

 

「突然の非礼を詫びよう、もし拙者が民を怯えさせたというのであれば、腹を切って詫びる所存!」

 

 

すると青年はとんでもない勢いの脱ぎっぷりで上半身裸になる。

 

 

「うわぉ♡ いいカラダ!」

 

「蓮子そこォ!?」

 

 

「わ、わかった!よく分からないけどとりあえず脱がなくてもいいし腹なんて切らなくていいから!」

 

 

日本人の警官よねなんで演技の稽古とか言われた直後でもサムライのハラキリを真に受けてるのこの人。

 

 

「と、とりあえず君たちが彼を保護してくれるのなら大丈夫。いちおう君たちの身分証明だけしてもらえるかな…………」

 

 

 

「私たちはそう、秘封倶楽部!シャキーン!」

 

「蓮子やめてそれ恥ずかしい!!!」

 

「そんな!二人で一緒に考えたんだよ?メリーはりきっててすごくポーズに口うるさかったから意見取り入れるの大変だったんだよ?」

 

「ぶっ…………!い、いいから!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半ば強引に警官を引きはがす。

メリーがめちゃくちゃやつれた顔してるけど何があったんだろう?

 

 

「…………ふぅ。ありがとう、君たち、」

 

 

侍っぽい青年は私たちにお辞儀をしてくれた。

不思議なのが、いかにもタイムスリップしてきた侍っぽい感じなのに結構現代語で話すんだよね。

 

 

「よかったわね、私たちがあの場に訪れて。あのままだったらあなた警察に捕まってたわよ?」

 

「あの背広の男性に捕まるとどうなるんだ?」

 

「えーっと…………看守にお世話………みたいな?牢に閉じ込められるのよ」

 

「あっ、あれ奉行所の人だったの?ひとまず俺がとんでもなくピンチだったことは分かったよ。ありがとう、君たちのおかげで助かった」

 

 

青年は私とメリーの手を順番に取った。

 

 

「ちょっと待ってメリー!このお兄さんイケメン!どうしよう!」

 

(し、幸せそうでなによりね………………)

 

 

 

「俺は青葉。神門青葉だよ。」

 

「青葉さんね。よろしくお願いします」

 

「あぁいいんだ。君たちとはそこまで歳離れてなさそうだし敬語じゃなくていいよ、」

 

「青葉さん、あなたには色々と聞きたいことがあるの。ちょっと付き合ってもらえるかしら?」

 

「う、うん………いいけど、俺に分かることなんて少ししかないし信じられないようなことばかりだよ?」

 

 

私とメリーは顔を見合わせて頷く。

 

 

「大丈夫!ご安心ください!」

 

「私たち秘封倶楽部は、そういう信じられない事が専門なのです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁ…………(圧巻)」

 

「素敵…………」

 

 

私と蓮子が青葉さんを連れて自分たちの研究部に戻って来た晩、青葉さんは小さなキッチンで料理を振る舞ってくれた。

 

それがあまりに素晴らしい出来栄えで驚いた。

一瞬、高級レストランに招かれたような錯覚に陥る。

 

 

「ちょっと…………これはとんでもない(もの)拾ってきたんじゃない〜?」

 

 

蓮子は完全に目の前の料理に夢中だ。

どんなときも楽天的で、もはや清々しい。

 

 

 

「さて。自己紹介がまだだったね。京都の大学に通っています、宇佐見蓮子。そしてこっちが、」

 

「蓮子の友人のマエリベリー・ハーンです。メリーって呼んでくれて構わないわ、」

 

「蓮子に、メリー。いい名前だね。たしか、道中の看板にはKyotoって書いてあったから………ここが京都なんだよね」

 

 

京都は今の日本の首都。昔は東京が首都だったがすでに遷都してしまい、今ではもう東京は田舎どうぜん。関東の地方中枢都市………という程度だ。

東の都と西の都という概念はなくなり、今ではこの日本は近畿圏とそれ以外になってしまった。

 

 

「青葉さん、英語が読めるのね。あなたの出身地、なんだか特殊な事情があったみたいだけど………」

 

「まぁ………そうだね。あまり記憶が残っていないから話せることはほとんど無いんだけど。俺はどんな文字でも読める能力があるんだ。まぁ、他にもいろいろできるんだけど………まぁ、そんなところかな。でも、この国の言葉は俺の故郷の言葉と同じだった」

 

 

どんな文字でも読める…………とてつもない言語野の広さを持ってるようね…………

 

 

「それってモールス信号とか点字も読めるの?象形文字とかはいける?」

 

「信号………がなんのことか分からないけれども、文字だったらなんでも行けるよ」

 

「すごいよメリー!!!象形文字が読めるんだよ!?古代遺跡の資料とか解読できちゃうかもしれない!」

 

「まさかそんな筈ないでしょう………他国の言語を一杯覚えているというだけであって………」

 

「冗談よ冗談。ほんとに記憶、ないの?」

 

 

青葉さんは頭を押さえてみるが何も浮かばないようだ。

 

 

「……………あぁ。なぜだろうか………何か、大切な事を思い出さなければいけないのに………思い出せない………ここに来る直前、何か大きな出来事があったような気がするんだけど、」

 

 

青葉さんは困ったような顔をしている。

 

 

「青葉さん、私たちオカルト調査のために全国に出向くの」

 

「もしかしたら、あなたの記憶を取り戻す助けになるかもしれません」

 

 

秘封倶楽部………とりわけ蓮子のフットワークは凄いのよ。どこへだって行ける。

日本語が主言語として通じるのならば、この国のどこかに彼の居場所があるはず。

彼の記憶がある地を巡れば、必ず彼の記憶の姿見えてくるはず!

 

 

「協力してくれるのか?…………いや、そんな事できないよ。君たちは一晩でも俺を泊めてくれたんだから。俺の旅は俺がすべきものだ、」

 

「右も左もわからないあなたが一人で街に投げ出されてもなーんもできないわよ。だったら、私とメリーが協力してあげたほうがいいにきまってるわ」

 

 

蓮子は青葉さんの作ったご飯をバクバク食べていってる。

 

 

「で、でも…………君たちは余計にもう一人厄介者を抱えることになるんだよ?」

 

「ふむ………ならこうするのはどう?ただの善意じゃなくて、単なるバリューとしてあなたをここに残してあげる」

 

「というと………?」

 

 

青葉さんは首をかしげる。

蓮子は料理を飲み込むと自信満々に言い放つ。

 

 

 

「私たちと取引しましょう、ってこと!」

 

「取引か?よし、受けて立つ。何でも言ってくれ」

 

「私たち秘封倶楽部は、あなたの記憶を取り戻すための手助けをしてあげる。そのかわり、あなたは私たちの助けを借りている間は、その文字を読める能力で私たちの活動をサポートしてほしいの。期間はあなたの記憶が戻るまで。どう、悪い話じゃないでしょ?」

 

 

青葉さんは顎に手を当てて天井を見上げたあと、納得したように微笑む。

取引になった途端に素直になって飲み込みも早くなった。この人、営業部か何かかしら?

 

 

「メリーもそれでいい?」

 

「えぇ、構わないわよ。てか、蓮子はもう何て言ったって聞かないでしょ………」

 

 

よく分かってるじゃーん、とウィンクしてくる蓮子に青葉さんは取引を受けたようだ。

 

 

「それなら俺も申し訳が立つ。その内容、飲んだ!」

 

「ありがとう!秘封倶楽部の仲間入りね!」

 

 

青葉と蓮子は立ち上がって握手。

 

 

「ほら、メリーも!」

 

 

無理やり引っ張られて私も青葉さんと握手。

なんだかやけに強い手をしているのね。手の皮が厚くて硬い。

 

 

 

「あ、メリー!お祝いよ!冷蔵庫からビール!あっ、青葉さんのぶん含めて三人前!」

 

「はいはい、こういう時のやる気ったら凄いのね」

 

 

私は呆れ笑いをしながら冷蔵庫を開ける。

 

 

 

【お酒と煙草は20歳から。本作では話の進行を都合良くするために蓮メリの飲酒シーンが挿入されますが、本作には年齢という概念や境界は基本的に無いものだと思ってください】

 

 

 

「えっ?」

 

 

冷蔵庫を開けて私は絶句する。

なんと、冷蔵庫に飲み物や調味料以外、何も入っていなかった!!!

 

 

 

「青葉さん!?冷蔵庫、なにもないんですけど!?」

 

「冷蔵庫の食材なら全部つかったよ」

 

「はい!?」

 

 

全部ってなに!?全部って………ゼンブ!?

 

 

「も、もしかして………残しておかなきゃマズかったかな………?」

 

 

……………………信じ………られない………

 

 

「ご、ごめん………うちは貧乏だから、基本的に買い出しはその日の分だけ買い揃えるんだ。だか 料理の直前を除いて家には食材がないっていうのが当たり前で…………」

 

 

この人どこの国から来たの。

こんなお行儀悪い日本人いるの。

 

 

「ん〜!でも美味しいからいい!いいじゃない、お客さんの歓迎よ!たまには奮発しなくっちゃ!」

 

「うぅ…………今月は活動費とかが(かさ)んでカツカツなのにぃ…………今月まだ中旬よ…………」

 

 

ここから半月どうやって生きていくのよ…………

 

 

「もしかして、君たちもお金あまりないのかい…………?」

 

 

「まぁ、そういうところね〜」

 

 

青葉さんは思案する。

そうだ、メンバーが一人増えるということはこれまでより生活費が1.5倍になるのだ。

さすがにこれ以上の支出は…………

 

 

 

 

「………………俺は取引中とはいえ居候の身だ。ご主人様にお世話になる以上は、何かしらの返礼が要るよね」

 

 

青葉さんは腹をくくったような顔をする。

 

 

 

「今の俺に、この国の仕事はよく分かっていない。だから、身体で稼ぐ」

 

 

 

(か、カラダで…………!?)

 

(か、稼ぐ………………っ!?)

 

 

 

衝撃の一言に私と蓮子は顔を見合わせる。

お互い頭に血が上っている。

余計な想像ばかりが働く。

 

 

 

 

だ……………大丈夫かしら…………

 

こんな、純粋で正直な人、高給だからってアヤシイ仕事とか安請けしそうでちょっと心配…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

秘封倶楽部活動記録

 

  「逆引き」

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 




宇佐見 蓮子(うさみ れんこ)
近未来の京都の大学にある霊能オカルトサークル、『秘封倶楽部』に所属する女子大生。
『星を見ただけで今の時間が分かり、月を見ただけで今居る場所が分かる』という特技を持っている。星座や月の一から現在の座標を特定する天文学由来の計算方法であり、日時計のような役割を持つ。現在いる場所だけでなく、頑張れば映像の撮られた地点を特定することも可能。
白シャツに黒い帽子を被ったやや中性的な見た目をしており、元気そうな見た目どおり、思ったことは危険を顧みずすぐに行動に移すタイプ。
それでよく親友を巻き込んで酷い目に遭いかけたりすることも少なくない。だがこう見えて理系脳。


マエリベリー・ハーン
通称メリー。出身は舞台となった日本の外であるが、基本的に日本人と変わらず日本語を話す。蓮子とは親友で同じ秘封倶楽部の部員として属している。
金髪に紫のロングスカートと白い帽子が特徴。
『境界の境目が見える』という特技のような体質のような物を持っているが本人が望んで手にした力ではないためあまり誇りではないようだ。
蓮子には見えない「オカルトへの糸口」を切り開く事が可能な、秘封倶楽部で唯一非科学的な行動が可能な少女。
蓮子に比べて大人しく臆病なため、彼女の無鉄砲ぶりにはほとほと手を焼いている。


神門 青葉(みかど あおは)
作者がこの章を作るのか否か、最後まで迷った最大の原因。
東方編史帖の世界から蓮子とメリーの住む世界に迷い込んできたらしい。
偉い人が言うには秘封世界と東方世界には境界があるらしいが、なぜか青葉は何かの事故で境界を超えてしまった。その理由は今の時点では不明。ただ、『秘封世界が境界の外から侵入しようとした青葉を弾かなかった』という事だけは明らか。
事故のショックで記憶の大半を失っており、東方編史帖においていつの時点での彼なのかは分からない。
幻想郷と常識も文明水準も、何もかもが違う世界に記憶なしで投げ込まれて困惑している所を秘封倶楽部に拾われてから彼女たちのもとで居候の身になる。
『あらゆる文字を翻訳して読める』という彼の能力の一部を買われ、取引として一時的に秘封倶楽部に協力することになる。

最後までこの章を作るのに迷った理由としては、東方Projectの二次創作である本作を、パラレルワールドである秘封シリーズの二次創作として派生するという暴動を起こしてよいのかという事、そしてなにより蓮メリという完成された百合の間に青葉という男を挟むのがめちゃくちゃ嫌だったから。
蓮メリに一切手を出さないという条件で許した。
なのでラブコメみたいなワンシーンとかは期待しないでください。
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