東方 編史帖~上白沢慧音の過去へと迫る旅   作:マジカル赤褐色

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【秘封倶楽部レポート・『東方編史帖2周年の軌跡』】

 

 

「メリー!東方編史帖が2周年を迎えたって!」

 

「も、もう2年?時の流れは早いのね…………ところで、私たちがこんな役背負って大丈夫かしら…………私たち厳密にはこの世界の住人じゃないでしょ………?」

 

「そーいうのは関係ないの。ココは究極のメタ空間なんだから。ということで、今回はこの1年何があったのかを振り返っていきたいと思うわ」

 

 

 

 

 

【文編始動】

 

 

「何より大きな出来事と言ったら本編第二章、文編の連載開始ね」

 

「1周年手前で完結したアリス編からの、少しだけ文編が始まった時に1周年を迎えたのよね」

 

「結局年内に完結しなかったね。作者の投稿スピードが原因なんだけど、」

 

「まぁ他にも原因は色々あったから…………文編の進行状況はどうなのかしら?」

 

「作者によると、『まだ序盤も序盤、事件は始まってもいない』とのことだよ」

 

「これは来年までかかりそうね…………ひょっとしたらもう1年なんてことも…………」

 

「幻想郷最強の妖怪、鞍馬天狗と対立し始めた烏天狗一族。今後、鞍馬天狗の存在がどう襲ってくるか………ってところね、」

 

「あんなのどうしたらいいのよ。アレだけ余裕でやられて、勝てる算段がないわね…………」

 

「さぁこの後も、何度も鞍馬天狗の百鬼丸が青葉たちの前に立ちふさがるよ。絶体絶命のこの状況、青葉たちは謎の飛来物調査を進めることができるのかしら?楽しみになってきたわね!」

 

 

 

 

 

【並行更新システム始動】

 

 

「これが一番大きな変化ねよ。並行連載…………」

 

「作者が綿密なシナリオ確認と設定を行った結果、時系列順に読み上げても、投稿順に読んでも違和感がない構成を作ることに成功したんだ」

 

「どうしていきなりこんなことを………」

 

「アリス編で1年も使ったんだから、このペースだと他の章が始まるのがあまりに遅くなってしまうらしいの。だから触りの部分だけでも触れることになったんだって」

 

 

 

「そういえば、これって本当に投稿順に読んでも大丈夫なのかしら?文編が完結していないのに、妖夢編や咲夜編、早苗編を読んでもいいのかしら?」

 

「それについては大丈夫だよ!実は東方編史帖の各章は時系列的には繋がっているものの、物語の内容は全くの別物になっているわ!咲夜編や妖夢編には他の章の要素が絡むことが少なくなっているの。…………例外的に、早苗編は舞台が被っているせいで辻褄を合わせるために色々な要素や登場人物が絡むんだけどね…………でも、それでも核心的なネタバレは避けるように作られているので、序章で前提知識さえ身につければどの章から読み進めても大丈夫!」

 

「そうなの!?」

 

「うん!コメディ要素全開の楽しい文編、壮絶な展開の連続で息着く暇ない早苗編………とにかくカッコいい咲夜編………青葉のもつ数ある謎が明らかになる妖夢編………歴史編纂を巡る戦いの決着をかけた魔理沙編………まさかの角度から青葉の正体にまつわる秘密が新たに紐解かれる霊夢編………どこから読んでも問題なーし!」

 

 

 

【閑章の予告】

 

「そして、それとは別に、今年からいつのタイミングから読み始めてもいい【閑章】が登場する予定よ」

 

「閑章ということは………本編とはあまり関係がない…………?」

 

「そうだね。今のところ企画されているのは「人間の里編」と「チルノ編」の2つ。この2つは本編とは全く関係ない事件を取り扱い、どの章の核心にも繋がらないし終章にもそこまで関わらない、ただの描写かさ増しストーリーなんだよ」

 

 

 

【人間の里編】

 

「人間の里編は咲夜編と妖夢編の間の枠に連載されていく予定だけど、時系列的には序章よりさらに数年前の話になっているわ。青葉が慧音先生と出会うよりさらに前、青葉が永遠亭を出て実家に帰ってきてからの事が描かれているわ」

 

「この章では青葉のお父さんがまだご存命。青葉と父親の間の不思議な関係が感じられていくらしいわね」

 

「そして人間の里編ということは、まだ本編に深く関われていないキャラクターたちが顔を出す、ということになるね。鈴奈庵や鯢呑亭などの数々のスポットが青葉の暮らしに寄り添ってくれる!」

 

 

「青葉の父親はなぜ亡くなったのか───青葉はなぜ医師の道を辞めて道具屋を継いだか───そして、神門家に纏わる重大な秘密が明らかになる────!」

 

 

 

【チルノ編】

 

「ついでになるけど、チルノ編は本編とガチ無関係になります」

 

「たしか、以前聞いたところでは青葉が登場しないらしいわね」

 

「登場する主要キャラは慧音先生と妹紅だけ。しかも超サブキャラで。なので実質完全別作品になっているわ。獣人の山賊を巡る事件も、青葉の記憶にまつわる何かも、慧音の過去を巡る何かもない。完全新規のオリジナルストーリーになっているわよ。ある日湖の妖精チルノが湖の付近で「異世界」に転移させられることになる。しかし、そこは全ての解釈が歪められた【妖精郷】。妖精郷にたどり着いたチルノはまさかの最強の妖精として転生する…………」

 

「まったく別の世界の話って、ことね…………」

 

「ただ、世界の軸は同じらしいわ。青葉たちが事件を追っている間に起きた出来事、という設定らしいの」

 

「そんなわけなので、夏の暑い時期にぴったりな涼しい楽しい、戦いもそんなに激しくない、ちょっと笑えるチルノ編もよろしくー!」

 

 

 

 

【全書機能】

 

 

「ところでメリー。東方二次創作で一番大事なものといったらなんだと思う?」

 

「何かしら…………」

 

「それはね、全書だよ、全書。本作においては「東方二次創作」というものに概念が提唱されているわ。二次創作は幻想郷の一解釈であり、並行した世界である。と」

 

「そして、オリキャラというのはその解釈を歪めて作られた世界に対して辻褄の合わない部分を埋め合わせるための要素…………」

 

「ま、そのあたりの話はまた神羅とかいう神様がやってくれると思うんだけど、要はこの世界もいち幻想郷である以上、解説要素が用意されるべきだと思うの」

 

「えっと…………?」

 

「そんなわけで、今年から新たに『全書機能』が追加されるわよ。全書機能は本作で登場しキャラ、特にオリキャラの細かい解説、登場したスペルカードの解説文、イメージCVなどの情報をまとめ上げたものになるの。このあと、【東方編史帖縁起】が投稿されて、ストーリーの投稿が進むにつれて内容がどんどん更新されていくわ」

 

「当然ながら登場人物の名前など、ネタバレ上等の内容になってくるので読む際には注意が必要ね」

 

 

 

【最後に】

 

「さて………言うべき情報はすべて発信できたね」

 

「名残惜しいけれどもう役目は終わりかしらね」

 

「へへっ、そこは大丈夫。ちゃんと周年らしい企画を用意しているから。作者、こういう記念日とかけっこう大事にするタイプなんだよ?」

 

「そう、それなら安心ね」

 

「まぁ、リアルが忙しくなっちゃってなかなか更新できる状態じゃないけれども…………でも、色々進めているんだよ。1年ぐらい更新が止まっていた18禁版、いよいよ更新する予定だそうだし」

 

「さっき言っていた全書のことも進めているようね」

 

 

「そんなわけで、もう2周年経ったわけだけど、まだまだ青葉の旅は序章も序章ね。

 

 

【選ばれし少女たちと紡ぐ歴史は、やがて一つに交わる。歪められた歴史は収束し、大いなる歪みを正す。世界の歪みを正し、元あるべき原初へと書き変わる】…………机にこんなメモ書きが置いてあったのだけれど、どういう意味かしらね」

 

 

「ふふっ。もしかしたら、青葉の繰り広げる大冒険の数々も、広く見てみればちょっとした一瞬切り抜いただけの一コマにすぎないのかしら。知らずのうちに、彼らはもっと大きな何かに巻き込まれているのかも…………ね、」

 

 

「さて、これ以上時間をとったら次のレポートが間に合わないよ。周年企画の1日目はこれでお開きにしましょうか、」

 

「そうね。そうしましょう、」

 

 

 

「改めて読者の皆さま、今年もご愛読ありがとうございます」

 

「これから冒険の終わりまでに、いったい何年かかるかは分かりませんが、今後とも末永く、東方編史帖をよろしくお願いいたします!」

 

「それではみなさん、第二夜でお会いいたしましょう、」

 

「ばいばーい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どおわぁぁぁぁっ!?…………って、てぇ……………ここは………幻想郷じゃ………ない………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────神門青葉、外の世界に迷い込む!

 

 

 

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