幻想楽迷郷 ~A hedonist lost in a Gensokyo~ 作:ソラセカン
霊夢「ったく…なんて幸せそうな顔して寝てんのよ」
あれが空が見せたかった花火…か。中々のもんね!
パシャ
???「綺麗な爆発ですね~。今回は良い記事になりそうです。あの場所は…博麗神社の方でしょうか」
暖かい…力が流れ込んで来てる…誰だ?霊力じゃ、ない。
あれ、この感じ…ルーミアやレミリアからピリピリと感じた感覚。多分、妖力だ。
人間にも合うもんなんだな…心地良い………
???「うーん目覚めませんねぇ。結構持っていかれてるんですけど」
霊夢「空が生成出来る量が少ないだけで器自体はもっとあるのかしら…」
???「うっ、早く起きてくださ~い!」
空「んあ?誰だお前」
文「よくぞ聞いてくれました!私は
空「なるほど。あややが俺に取材しに来たって訳ね。りょーかい何でも聞いてくれ」
文「ちょっと寝惚けてますかね?まぁ良いでしょう。霊夢さんに聞いたところ先程の爆発は貴方によるものらしいのですが、ずばり、アレは何ですか?」
空「花火。俺が外来人ってのは知ってるか?外界で俺が見た言うならば『人を楽しませる為の爆発』がその花火ってやつだ」
文「ほぅ…それは興味深いですね。先程のようなものばかりなら、見応えもありそうです。それと、霊夢さんから貴方が弾幕を掴む他に、吸収するという能力があると聞いたのですが、その名前って決めていたりしますか?」
空「掴むのが通常解釈で吸収するのは拡大解釈ですね。名前は某悪魔の妹様にあやかって『ありとあらゆるものを掴む程度の能力』にしています。あ、これで記事を作るなら紅魔館にも届けて貰えますか?一種の宣戦布告です」
文「なるほど、分かりました。では最後に幻想郷に一言!」
空「ありったけの感謝。これに尽きます」
文「ありがとうございました。明日の新聞をお楽しみに!」 バサッ
空「楽しみに待ってます」
霊夢「ちょっとー。勝手に新聞の契約結ばないでよ」
空「あれ契約の合図だったのか。失敬失敬」
霊夢「というか、妖力大量に吸収してたけど大丈夫なの?」
空「あややの妖力だったのか。どうやって出力するかを聞いときゃ良かったな」
霊夢「今、貴方の器はどんな感じなの?」
空「それが入ってる感覚はあるんだけど、一向に埋まる気配が無いんだよな」
霊夢「それって…紫~!」
紫「はいはい」
空「暇なんですか?」
紫「かなりね」
霊夢「空に妖力半分位分けてみてよ」
紫「え~…良いわよ」
空「よっしゃどんと来い!」
紫「じゃあ…これくらい?」バッシュッ!
空「ぐぉっっっっっふっっ!?」
紫「どう?そろそろお腹いっぱい?」
空「ぐぎぎぎぎぎっ…ぷはっ。吸収量も一度にいっぺんはちょっと厳しいみたいだけど、埋まる気配は皆無ですね」
紫「…タンクとして私に仕えてみない?」
空「丁重にお断りします」
紫「あら残念」
空「あ、妖力の出力の仕方ってどうやりますか?」
紫「そうねぇ…そんなもの一人一人違うようなものだけど、力の出し方に違いを出したいなら、貴方の場合、妖力に対する認識を深めたら良いんじゃないかしら?」
空「ふむ…妖怪は人間に認識され、一定の意思を向けられる事で存在を保っている、と考えるならこの力は自分以外の相手に自身を誇示する為に使う力と考えよう。つまり自己中に使える力…あれっ適性あるのでは?」
紫「随分と回りくどいけれど、認識は深まったようね。なら放出してみなさい」
空「これで全力出したらとんでもねぇ爆発を出せるかな」
紫「私にも対処しかねるかもしれないから止めて頂戴」
空「妖火 スターマイン easy 」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
ピュゥゥゥゥ ピュゥゥゥゥ ピュゥゥゥゥ ピュゥゥゥゥ
ドン パン ポン パン
空「ふぅ~」
紫「あら綺麗」
霊夢「人を楽しませる為の爆発…ね」
空「リピートすんな」