夏の猛暑に倒れて、車に轢かれかけ、命からがら逃げた先は、生い茂った森の中。あれよあれよと人が集まれど、少年の姿は何処にもあらず。これを人は神隠しと呼ぶ。


恵まれて育った少年は、今の自分に不満を持つ。流されるままだった人生に、何を求めて何を得る?自己酔狂を続けるのなら、その地を踏破しせむとせん。


後悔を押し潰すように。
向かい合うは何時も己の弱さだと。
証明するなら足掻いてみせろ。
今日も月が綺麗ですね。
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