幻想楽迷郷 ~A hedonist lost in a Gensokyo~   作:ソラセカン

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カチコミ紅魔館 1面

 

園場ノリ助「これがおいどんの実力じゃけぇ!」

 

美鈴「口調、定まってないよ?」

 

園場ノリ助「はっ!」

 

美鈴「見たところ、博麗の巫女と構えが似てるね」

 

園場ノリ助「毒されたんだろ。多分」

 

美鈴「案外素が出るの早かったね」

 

園場ノリ助「何を言うでごわすか!叩き潰すでぇ~!」

 

美鈴「情緒不安定かな?」

 

園場ノリ助「キャッチ&リリース」

 

美鈴「うおっとっと。驚いた。いきなり投げ飛ばすなんて」

 

園場ノリ助「霊爆 スピリッツボンバー」バチバチバチッ

 

美鈴「聴覚と視覚を潰すつもりかな?でも殺気が漏れ出てるよ!」

 

園場ノリ助「悪いがアンタのステージを用意してやる気はない。とっとと散れ」

 

美鈴「口調が荒く…気配が変わった?」

 

園場ノリ助「妖爆 ファントムボンバー」

 

 

 

バチチチバチィ!!!

 

 

 

美鈴「ぐっ…あっ!?…強っよ…!」

 

園場ノリ助「大妖怪の妖力は良く効くなァ」

 

美鈴「直前まで同じ威力だと舐めてかかったのが敗因…かな」

 

園場ノリ助「身体の痺れが消える前に侵入させて貰いますね」

 

美鈴「口調変わるのって意味あったりした?」

 

園場ノリ助「力の出し方に制限を掛けてるから意味はあるよ」

 

美鈴「なるほど。ではお入り下さい。お嬢様達が待ってます」

 

園場ノリ助「園場ノリ助、いっきまーす!」

 

美鈴「…流石に名前戻してもらって良いかい?」

 

空「ほいほい。また闘いましょうね、美鈴さん」

 

美鈴「ふむ。今すぐでも良いかもね」

 

空「え」

 

美鈴「ごめんね。時間稼ぎも門番の役目なんだ」

 

空「可笑しいなぁ…1面はもっと楽でなきゃいけない法則が…幻想郷に限ってはそれも微妙か」

 

美鈴「さ、今度は私の土俵で闘ってくれるかな?」

 

空「ウヒャー。地上戦は止めだ。空に来いよ」

 

美鈴「妖力を使うつもりかな?」

 

空「空を蹴る感覚は、他では味わえないぜ」

 

美鈴「飛ぶとはまた少し違うみたいだね」

 

空「そうだな。機動力が地上と同じっていう利点しかない。しがない能力だ」

 

美鈴「場所を…いや、相手を選びそうな能力だことで」

 

空「それでもその相手は…君に決めた!」ギュン

 

美鈴「速い!」ガッ

 

 

身体を巡回し続ける霊力に熱を掴ませ、ほんの一瞬だけ、身体の熱を爪先一点に集めてそこから相手の身体に流す。…常に身体を動かしてなければ寒くなってしまう。

 

 

美鈴「暑い!」

 

空「上手い!料理の鉄則ね」

 

美鈴「嫌なことやってくれるじゃないか。排熱能力も持ってるなんて」

 

空「運動中に運動中の体温と同じ温度の水を飲まされたらそりゃ気持ち悪いですよね!」

 

美鈴「身体は冷たいものを求めているのに、残酷な人だ」

 

空「健康には良さそうじゃないですか。気持ち悪いですけど」

 

美鈴「集中が削られる技法ですねぇ」

 

空「チャージは終わった。後は爆発だ」

 

美鈴「ありゃいつの間に。まんまと時間稼ぎをされてしまった訳だ」

 

空「人間以上の耐久性を信じて放ちますよ!」

 

美鈴「貴方の空中での直線移動は確かに速いですが、あまりにも直線的な軌道じゃありませんか?」

 

空「最短距離を求めたくって」ガシッ ブォン

 

美鈴「ぐっ…」ゴッ

 

空「そこら辺の空気も立派な鈍器ですね。そんな貴女にプレゼント。良く味わって下さいな。圧霊爆 スピリッツインパクト」

 

美鈴「ごほっ…」

 

 

 

ドガガガガガガガガガ

 

 

 

空「どこぞの忍者だってばよ。霊力7割、妖力9割。うーん1面でこれは厳しいかな?考えても仕方ねぇか。次だ次!」

 

 

 

 

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