幻想楽迷郷 ~A hedonist lost in a Gensokyo~ 作:ソラセカン
空「ナズーリンさん元気かなぁ~」
霊夢「あの鼠と知り合いなの?」
空「人里まで案内して貰った借りがあってね」
霊夢「アイツがねぇ…」
空「面識もあるし、まずはナズーリンさんに閻魔がどこにいるか聞こうかな」
空「夜分にすみませ~ん」
ナズーリン「誰だい、こんな夜遅くに私の家を訪ねる不届き者は」
空「牡丹空という者です。こんな夜遅くまで飛び回っていたどちらかと言えば不審者です」
ナズーリン「なるほど。して、何の用かな?」
空「閻魔ってどこにいますか?」
ナズーリン「そうか。おやすみ」
空「おやすみなさい」
霊夢「何会話終わらせてんのよ。時間無いんでしょ!」
ナズーリン「げ。博麗の巫女もいるのか。でも私は本当に知らないよ。たまにほっつき歩いてるのを見掛ける位で見掛けても大体近寄らないし」
空「今日は見掛けました?」
ナズーリン「見掛けてないね。もうこの時間にも現れないと思うよ」
空「うーんマジかぁ~。それじゃ、お休みなさい。霊夢も今日は帰って寝てて良いよ。俺は魂体だからそういうの無いみたいだけど」
霊夢「お言葉に甘えさせて貰うわ…眠…」
空「お疲れ様。俺は取り敢えずずっとウロウロしてるわ」
霊夢「はいはい。明日ここ集合で「え、ちょ、勝手に人の家を集合場所にしないで」…進捗教えて。どうせ見付からないだろうけど」
空「真夜中に閻魔が徘徊してる訳が無いしなぁ…まぁいっか。寝れもしない身体で暇をもて余すよりかは」
霊夢「また明日~」
空「また明日。ナズーリンさんもまた明日。「私も!?」はい。ナズさんの能力、頼りにしてますよ。「ナズさん!?」結構しっくりキますよ。それでは」
ナズさんは深夜テンションなのかやけに返しの一つ一つのリアクションが大きいな。…深夜テンション?リアクション?これもどこから出てきた?記憶に無いのに使うって事は普段よっぽど口走ってたんだな。やたらションが付いてくるのは何だ。…連れション系?あほくさ。
見つからねぇな~。マジで。なんなら三途の川行こうか。死神に事情話して呼んできて貰お。
フラン「ねぇ、お姉様。あの光って」
レミリア「彼もしぶといわね。効率的かつ粋な生存報告までしちゃって」
フラン キュッ「…やっぱりダメね。私の能力も消えちゃったみたい」
レミリア「彼も気付いてるでしょうね。ま、気長に待ちましょ」
咲夜「主に頼むのも失礼かと存じますが、瓦礫掃除を手伝って戴けませんか?」
レミリア「ごめんなさい咲夜ー。この瓦礫は人間には厳しいわね…はいっ!」
フラン「こういう時に能力が重宝するのになぁ…」
レミリア「無い物ねだりしても仕方がないわ。何か行動を起こさないと」
フラン「分かってるわよそんなこと。あー面倒臭~い」
レミリア「やれやれ…」