幻想楽迷郷 ~A hedonist lost in a Gensokyo~ 作:ソラセカン
空「おっすおっす。待った?」
霊夢「何でずっと起きてたアンタが一番遅れてくるのよ」
ナズーリン「朝から巫女の愚痴を聞かされる身にもなってくれ」
空「さーせん。それじゃナズさん。お願いします」
ナズーリン「そうは言っても私の能力の対象は探し物であって、探し人ではないよ」
空「えーっとなんだっけ。閻魔がいつも持ってる筈のあの…板?棒?それをダウジングして欲しいんだ」
ナズーリン「
空「死神に聞いたら今丁度交代期間中でよ。幻想郷のどっかで説教垂れてるってよ」
ナズーリン「へぇ…あ。そ、そうだ。今日は急ぎの用事があったんだった~!仕方ないから、私は失礼するよ!」
霊夢「え、ちょっと!…あぁ、そゆこと」
空「はぁ…あの死神、余計な気を回したな。お陰様で第一印象最悪だ」
???「いえ結構。人の印象はその者の生き様で判断するので」
空「生き様、ね。生憎記憶が欠落してるから、何を言われようが他人事だよ。映姫サマ」
映姫「そうでしょうか。貴方の事です。実のところ気になって気になって仕方がないのでしょう?」
空「もうそこまで分析しちゃってるんですか?だったら話は早いですね」
映姫「えぇ。久し振りの運動といきましょう」
空「弾幕ごっこか格闘か、どっちの方が良いかな」
霊夢「二対一とはいえ閻魔が相手かぁ…」
空「耐久力が高いんだっけ?」
霊夢「やたら固いのよアイツ」
空「固い相手には連続攻撃が定石だな。相手にターンを譲らない…ターン?また外来語が…あれ、でもダウジングも響きは外来語だろ。いや、でも、キャラクターに関係があるから、クソ。自然とまた何か出てきたぞ!」
映姫「混乱していますね。それもその筈ですが」
空「ほぉ~…何か知ってる素振りですね。意地でも聞き出したくなった!」
映姫「貴方は最近になって、随分と快楽に傾く様になりましたね。貴方自身、それをしっかりと自覚している。しかし、他者を犠牲にしてまでも、快楽を優先しようとする考え方が大きくなっている。そうやってどんどんと遠慮が消え失せていき、人の枠から外れていこうとする。そう、貴方は少し自分勝手が過ぎる」
空「ああそうかい。まぁいい。その話は今の俺にとって優先順位が低すぎる。興味はあるが、消えてしまっては元も子もない。御託は済んだろ、さっさとやろうぜ」
映姫「閻魔に向かってその態度…不敬と見なし裁きます」
空「アンタの価値観に従ってる暇なんて無いんだ。今を大事に出来ない奴に未来はない。皆それぞれの楽しさを求めて歩んでいるからこそ、世界に刺激が生まれる。刺激が欲しいからこそ、今日も今日とて争うのさ!」