幻想楽迷郷 ~A hedonist lost in a Gensokyo~   作:ソラセカン

55 / 83
今回もきっとまた守矢だ プロローグ ~Misguided reasoning~

 

牡丹「まずは俺と合流しないとな」

 

 

恐らくこの悪寒は魂を通して肉体が感じ取っているものだ。

俺は一体何と相対しているのやら。

 

 

牡丹「霊夢勘センサーはまだ作動してないの?」

 

霊夢「全くよ。あんた風邪引いてるとかじゃないわよね?」

 

牡丹「馬鹿は風邪引かないと聞くが…」

 

霊夢「あんたが馬鹿に見えるのは戦ってる時だけだから、ギリギリ風邪は引けるよ」

 

牡丹「普通逆だよね。戦ってる時だけ格好いいとかさ。そうじゃないもんね。あっ、悲しっ」

 

霊夢「基本異変解決なんて手掛かり無しから始まるんだから、当てずっぽうで良いと思うけど」

 

牡丹「ふーむ…紅魔郷、妖々夢、永夜抄、花映塚。細かい事言うなら一応萃夢想も…?出会った人達に会いに行って、生命の危機を感じるのはちょっと考えにくいよな。となると、次は風神録!?VS神ってなるとかなり苦戦するだろうし、何より一番闘いに挑む確率は高い!キタコLet's Go!」

 

霊夢「そういえばあんた単体で飛べたっけ?」

 

牡丹「はッ!…………いや、いけるいけるいける能力戻ったから!」

 

霊夢「あー空気掴んで走るやつね」

 

牡丹「俺も久し振りにこの力で暴れてやりたいと思っていた…丁度良いさ。俺二人が揃わないと勝てない相手が現れたのなら、合流して叩きのめしてくれる」 ドゴッ

 

 

 

 

 

 

 

さとり「取り敢えず地上に出れましたが、日頃の運動不足が祟った様ですね…疲れた…」

 

???「大丈夫ですかいさとり様?それと、お空がどうかしたのかも説明してくださいよ」

 

さとり「ごめんねお燐。いきなり理由も教えずに連れ出してしまって。あの男…牡丹空が嘘偽り無い、未来の情報を断片的に持っているの」

 

お燐「未来…?これからお空の身に何かが起きるかもしれないって事ですよね?」

 

さとり「そう。そしてそれは本来数年後に起きてしまう出来事なの。でもその期間は早める事が出来て、対処と…実力さえあればどうとでもなる」

 

お燐「あの男にそれだけの実力が…?」

 

さとり「分からないわ…ただもし失敗した時は、旧地獄が吹き飛ぶ時だと」

 

お燐「そんな…」

 

さとり「今の私達に出来る事はもう1人の牡丹空を捜し出し、送り込む事。そうすれば確実にお空の暴走を止められる」

 

お燐「も、もう1人?この際良いか…何処に住んでいるんですか?」

 

さとり「博麗神社で居候…だったかしら」

 

お燐「あたいが必ず連れてきますから!さとり様はここで待っていて下さい!」

 

さとり「頼んだわよ。お燐……こいし」

 

こいし「いやぁ私は引き返そうかな。人捜しが得意って訳でもないし」

 

さとり「あなたの事だから、どうせ引き返そうとでも考えているのでしょう?止めておきなさい」

 

こいし「ちぇー。読まれたか~…でもやっぱり引き返してアレの援護してくるね、お姉ちゃん」

 

さとり「えっ!?……居たのね」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。