幻想楽迷郷 ~A hedonist lost in a Gensokyo~ 作:ソラセカン
空「いくら魂だからって、触れたら消し炭になるんじゃないかこれ?」
お空(暴走)『ォォォォォオオ!!!』
空「これは一回かましておいた方が良いな。全力を」
月に向かわなかったお陰で、使わなかった力が有り余ってる。大妖怪と大魔法使いの力があれば、一気に削れるだろう。
空「フルフォース・エクスプロージョン。相手は死ぬ」
ジュッ
空「え」
神奈子「ちょっと…想定外だな」
牡丹「失礼します神奈子様。俺の魂はここに訪れましたでしょうか?」
神奈子「それって多分これの事だろう?」
牡丹「うぉすげぇ!水晶に映像映してるやつだ!どれどれ…地霊殿の方だったか~!…ん?お空…だよな。進化した?」
神奈子「まさか進化を誘発させるとは…一体何を狙っている?このままだと幻想郷が灼熱地獄になるが」
牡丹「アイツには未来の情報があるんで、今の俺には分かりません」
神奈子「未来の情報、と。後で詳しく聞かせて貰うぞ。今はお空を止める事を最優先せねば。『諏訪子。少し地底に出掛けてくる』『はいは~い』お前の片割れも急がねば死ぬ。付いてこい」
牡丹「さらっと文明要らずみたいな事しましたな」
神奈子「文明を参考にしただけさ。私に掴まれ」
牡丹「まさかそんな感じの事も…?」
神奈子「生憎瞬間移動では無いぞ」
牡丹「え」 ボッ
お燐「そろそろ頂上だね。まだ居ると良いんだけど…あれ?」
???「あばばばばばば」
神奈子「しっかり掴まってろよ小僧!能力もそんな感じのやつだろう?」
小僧「あばばばばばば」
ヒューン…
お燐「山の流行は分からないね」
諏訪子「あー聞いた感じその子さっき神奈子と地底に向かったよ」
お燐「………」
早苗「苦労人みたいな顔してますね」
完全に火力負けした…!まだ2割も出せていなかったが、分が悪すぎる。やはり力が無ければ数十年分の技術も役に立たないのだ。ピンクの悪魔戦法で行こう。
空「撃ってこいお空!俺を消し炭にしてみせろ!」
ボンッ! シュッ
空「もう喋んなくなったなあいつ」
ピンクの悪魔戦法…これこそ(未来の)俺が実用化に仕立て上げた最強のカウンター。自分の出した攻撃が自分に返ってきた場合、大体の生物は無事ではいられない。何故なら攻撃時のリスクとリターンが全てリスクになるのだから。
ボンッ! シュッ ボンッ! シュッ ボンッ! シュッ
空「チッ!」
ピンクの悪魔の様にそう上手くはいかないもんだ。こちとら吸収率10割のBAKEMONではないので、残りの1割をノーガードで受け止める事になる。消し炭になりそうな感覚があったので止めたが、まだたった4発分。これで削れるだろうか。
空「あっちにもノーガードになって貰わな
こいし「この場所ちょっと熱すぎるから場所を変えてくれないかな?」
いと…ん?何で屋敷に居るんだ俺。え、は?」
こいし「覚醒しちゃったお空相手に、苦戦してるみたいだねお兄さん」
空「ワーオダークホース。手伝いに来てくれたのか?」
こいし「そんなところだよ」
空「そっか。なら、お空の無意識を「ねぇお兄さん」…なんだ?」
こいし「お空を上回る火力の出し方、私知ってるよ」
空「嘘はつかないか…悪いけどそんな思考実験に付き合ってる暇も余裕も『付き合え』………………」
どうやら…
怪獣大決戦がお好みらしい。