ソード・ワールド2.5 奈落の救世主   作:いろはにぼうし

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第三話です。

戦闘描写にかなり無理があります。
まぁ、寛大な心でお目こぼしください(土下座)


第三話 「甲殻の男」

ジルベッドにとって、4人で進む平原の旅は困難な道のりであった。

旅路を進むと、堂々と平原のど真ん中にたたずむボルグや、岩場に潜むボルグなど、とにかくボルグに次ぐボルグが襲い掛かってきたのである。

 

一体一体はたいしたことはなくとも、それが数でまとまって襲い掛かってくると厄介極まりない。前衛のジルベッドには特に負担が行きがちだった。後方に非戦闘員のカイマンがいると思うと、尚更だった。

 

ただし、ジルベッドの後方にいるのはなにも非戦闘員ばかりではない。

敵との距離を測りながら行われるサーシャの援護射撃は、正確にボルグの急所を捕え、ジルベッドを幾度も救った。二人は協力しながら何体ものボルグを葬った。

 

一方でジェノバはカイマンの防衛に当たっていた。杖を構え、ボルグが接近してくると、マナの矢で撃退する。その威力たるや凄まじいもので、ボルグを一本のマナの矢で3体貫通してしとめた際にはサーシャが目を丸くして「あの人何者なのですか!?」とジルベッドに問いつめるほどだった(当然ジルベッドは「知らない」としか答えられなかったが)。

 

ジェノバが一人で戦った方が良いのではないだろうか。

疑問に思ったジルベッドがジェノバにそういうとジェノバは悪戯っぽく笑った。

 

「ダメよ。それじゃああなたの修行にならないもの」

 

「修行?」

 

「そうよ。私はね、あなたにもっと強くなってほしいの。サーシャにもね」

 

「どうして?」

 

「それはね」

 

そこまで問答を続けていたジェノバはジルベッドの耳元でこうささやくのだった。

 

 

「内緒」

 

 

 

 

 

「ふぅ…だいぶ王国に近づいてきましたね。この分なら明日の昼には着けるでしょう」

 

ジルベッドがサーシャたちと合流してから二日経った日の早朝。サーシャはカイマンの持っていた地図を見ながら仲間たちにそう言った。一路平原を南へと進んできたこの旅も、一つの終わりを迎えようとしている。

 

「サーシャは町に付いたらどうするの?」

 

ジルベッドの問いかけにサーシャは地図を捲りながら答えた。

 

「私は冒険者ギルドに召集された身ですので、城下町に着いたら冒険者ギルドに向かうことになるでしょう。お二人はどうされるのですか?」

 

「私たちは国王に会いに行く」

 

「…え?」

 

ジルベッドの回答にサーシャは耳を疑うように固まった。

 

「あの、ですね。ジルベッド? 国王陛下はそんな簡単にお会いできる方ではないのですよ」

 

「? そうなの? ジェノバが会いに行くって言ってたから」

 

サーシャがジェノバに声をかける。

 

「ジェノバ様? 一体どういうご心算があって…」

 

「説明してあげたいけれど、すこし難しそうね」

 

「どうして?」

 

ジルベッドが尋ねると同時、ジェノバが杖を構えながら言った。

 

 

 

 

「だってお客様がみえてるもの」

 

ジェノバの言葉に、ジルベッド、サーシャ、カイマンの三人が視線の先を追う。

 

 

 

 

平原の先。遮蔽物の一切がない草原の向こう側に、黒いフードを目深にかぶった人物が立っていた。自然が作り出す緑色の絨毯の上にぽつりと一滴垂れた墨のように、その人物は風景の中で浮いている。何より不自然なのは、その人物の右腕だった。

その手は『甲殻』に覆われていた。青い水晶のように美しく、そのくせ氷柱のように鋭利で。手が動くたびにメキメキと音が鳴る。そこにあるだけで異様な威圧感と存在感を放っていた。

 

 

「二人とも、武器の用意をして」

 

ジェノバがジルベッドとサーシャにそう声をかけると同時だった。

 

フードの人物が腰を屈め、体重を前に掛ける。その足が大きく大地を蹴って一気に一番近くにいたジルベッドに向けて接敵した。

その速度はジルベッドを軽くしのぐ。当然、剣を抜くには間に合わない。

 

鋭く放たれた甲殻の拳が、ジルベッドの腹部を狙う。

 

「っ!?」

 

ジルベッドはとっさにラウンドシールドを構えて身構える。拳による鋭い突きが盾の中央を捕えた。その衝撃でジルベッドの体は大きく吹き飛ばされる。ジルベットはもんどりうって地面に頭を打ち付けた。

 

「ジルベッド!? このッ…!」

 

サーシャがとっさに弓に三本、矢をつがえ放つ。三本の矢をフードの人物はとっさに身をひねって躱し、サーシャから距離を取った。

その際、弓の一本がフードに掠り、顔の一部が露になる。

青い瞳の男が敵意をむき出しにしてサーシャをにらんでいた。

男が口を開く。

 

「ちっ。弓矢か。面倒だな」

 

口にされた言葉ははっきりと聞き取れた。驚いたように声をあげたのは、サーシャだ。

 

「交易共通語!? あなた一体…!?」

 

「オレが何者だろうが、お前らには関係ない」

 

男はそれ以上語ることはないといわんばかりに甲殻の手をメキメキと鳴らす。そして再び彼の足が地を蹴った。振りかぶられた拳がサーシャの顔面を射程に捕える。

 

「そうはいきません!!」

 

サーシャはとっさに体を左に旋回させる。地面に体を転がして、すばやく膝立ちの姿勢になると、弓矢を一発速射する。至近距離からの一撃は確実に男の心臓を捕えた———はずだった。

 

「ふん!」

 

男はなんと甲殻の右腕を振るい、矢をたたき落とした。

青色の甲殻には傷一つついていない。

 

「なっ!? 何て頑丈な!?」

 

「お前の攻撃が手ぬるいだけだ」

 

そこまで言ったところで男はジェノバの方を見る。

 

「そこの魔女は何もしないのか?」

 

その質問にジェノバは肩をすくめていう。

 

「最初は手助けするつもりだったけれど。私が出ると一瞬で終わりそうだから、ここで見学させてもらおうかな」

 

「大した自信だな。オレとしては一度に戦う相手が減って助かるが」

 

「ジェノバ様!? なぜ…」

 

サーシャが憤慨しながらジェノバに言葉をかけると、ジェノバはこう返した。

 

「だってあなたの相手は別にいるもの」

 

次の瞬間男の前に女性が躍り出る。赤色と灰色の装束、右腕に包帯を巻いた女性。ジルベッドが剣を構え、男を見つめる。

 

「…驚いたな。派手に吹き飛ばしてやったから起き上がってこないと思ったが」

 

「痛かった」

 

見ればジルベッドの額からは血が流れ、彼女の灰色の瞳を赤色に染めている。ジルベッドは腕で血をぬぐい取り、前を見る。

 

「次はこうならない」

 

盾と剣を手に、身構える。

 

「…何度やっても結果は同じだ」

 

メキメキ、と甲殻を鳴らす。

 

一触即発の両者。互いに距離を測りあい、じりじりと動く。

平原に居た飛蝗が、ぴょんと跳ねた。

 

瞬間、両者の武器———剣と拳がぶつかった。

 

ジルベッドの剣の切っ先を、男の右手の甲殻が受け止める。

男はすぐに手を振り払い、ジルベットの剣を腕ごと払いあげた。

そのまま返す要領で右手をジルベッドの胴体めがけて叩き込む。右腕を払いあげられたジルベッドは盾でその攻撃を受ける。

 

再びラウンドシールドに走る強い衝撃。びりびりと左腕にしびれが走る。それでもジルベッドは足に力を込め踏ん張った。今度は吹き飛ばされない。

しかし、その間も男の猛攻は続く。

 

上段、中段、下段とジルベッドの全身に向けて打撃を叩き込もうとしてくる。

ジルベッドは時にそれを剣で受け、時に盾で受け流し、時に身をひるがえして躱し、致命傷を防いでいるが、それでもわずかずつ打撃が入っていっている。

 

「くっ! 援護しなければ…でも」

 

サーシャが弓に矢をつがえるが、その矢が放たれることはない。男がジルベッドと入れ替わり立ち代わり位置を変えているせいで、狙いが定まらないのだ。

下手を打てば、ジルベッドに矢が当たってしまう。ぎりぎりの攻防を繰り返す彼女に矢が当たれば、状況は一気に男側に傾くだろう。

 

「一体、どうすれば…」

 

サーシャは放つこともできない弓を構えて、ひたすらチャンスを待つしかなかった。

 

「どうした、防戦一方だな!」

 

男が突きを繰り出しながらジルベッドを挑発する。ジルベッドは拳を剣で叩き落しながら言葉を返した。

 

「もう少しで勝てそう」

 

「ハッタリが上手いな、人間!」

 

「はったり? よくわからないけど」

 

そういいながらジルベッドと男は応酬を繰り返していく。弾き、防ぎ、躱し、また、弾く。武術と剣術の読みあいは加速していき、サーシャの弓の援護などほぼ不可能な状況へともつれこんでいく。

 

 

 

「おいおい、やばいんじゃないのか!? ジェノバさん、オレのことはいいからジルベッドちゃんの援護に…」

 

ずっとジェノバの後方に控えていたカイマンが声をあげる。戦闘能力がない自分の現状がもどかしかった。

 

「あら、駄目よ。あの男があなたを狙ったときサーシャじゃ守り切れない可能性があるもの。私の魔法が届く範囲から出ないで頂戴」

 

「そんなこと言ったってよ!?」

 

カイマンは声を荒げる。ジルベッドは押される一方だ。素人の自分が見ても分かる。剣を扱うジルベッドにとって間合いに踏み込んでくる拳闘士は相性が悪い。

 

「大丈夫よ、ジルベッドは。見ててごらんなさいな」

 

なぜか余裕な様子のジェノバは杖を構えながらも鼻歌でも唄いそうな雰囲気だ。

カイマンはいぶかしみながらも、ただ状況を見守るしかなかった。

 

と、そんな中で状況が動いた。

 

 

(もうすぐ)

 

ジルベッドは打ち合いの中で思考していた。

そんな余裕は何処にもないはずなのに、思考はクリアで。迫ってくる拳の1つ1つをさばきながら、時に頬をかすめた甲殻が顔に傷を残しながら。それでも、ジルベッドの脳は冷静に攻撃を分析していた。

 

(もうすぐ、できそうなんだけどな)

 

そして、その時は訪れた。

 

「ちっ、いい加減に倒れろ!」

 

男がいつまでも決定打を与えられないことに苛立ち、思い切り足を踏み込んできたのだ。放たれるのは今までで最も鋭い突き。まともに受ければ致命傷は避けられない。

 

「ジルベッド!!」

 

サーシャの声が聞こえた。

 

 

 

 

(ああ、こうすればいいんだ)

 

 

 

 

 

 

 

次の瞬間、ジルベッドの剣が男の胴体を袈裟切りにしていた。

 

「カハッ…!?」

 

男は信じられないものを見るような目でジルベッドを見る。

ジルベッドは男を見返して言った。

 

「うん。『勝てそう』じゃなかった‥‥『勝った』」

 

男は体から青い血を吹き出しながら、その場に倒れ伏した。

 

「…」

 

最後に一言、呟きを残して。

 

 

 

サーシャは信じられないものを見た気分だった。ジルベッドに向かって甲殻のこぶしの突きが放たれた瞬間。一瞬だけ、ジルベッドが『消えた』。比喩表現でもなんでもなく、本当にその瞬間ジルベッドの姿が消えたのである。

サーシャは読書家だ。武術書や戦術書にも目を通したことがある。ゆえにその動きについては覚えがあった。

 

(『シャドウステップ』…!?)

 

特殊な足さばきで気配を絶ち、戦いに有利な位置取りをする技。いままでボルグとの戦いでは使わなかった…否、おそらくは使えなかったであろうそれを、ジルベッドはこの戦いで使って見せた。

 

「ほらね。大丈夫だって言ったでしょう」

 

ジェノバがカイマンを引き連れてやってきた。

 

「ジェノバさん。こうなることが分かっていたのかい?」

 

カイマンの疑問にジェノバは苦笑いしながら答える。

 

「全くこの通りになるとは予想してなかったわ。でもジルベッドには他にはない戦闘のセンスがある。たかだが一介の拳闘士には負けないわよ。ま、半分は勘だったけどね」

 

「か、勘って、ジェノバさん!?」

 

「そ、それにしても」

 

サーシャは二人の会話に割って入るように言った。

 

「ジルベッドはいつの間にあんな技を覚えたのでしょう? いままでのボルグとの戦いでは使ったところなんて一度も…」

 

「本人に聞いてみましょうか。サーシャ、ジルベッドの治療をお願い」

 

ジルベッドがこちらに歩いてくる。その体は擦り傷だらけで一部には打撲痕もあった。

 

「痛い…」

 

「ああっ、わかりました! ジルベッド、こちらへ!」

 

ジルベッドは治療しようと近づいてくるサーシャに向かって口を開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「サーシャ。彼を治して」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ、何を言っているのですか、ジルベッド!?」

 

「? 彼を治してって言った」

 

「聞こえています!! 私が言いたいのは、なぜそんなことをする必要があるのかということで…」

 

サーシャは憤慨していたが、ジルベッドはなぜ彼女がそこまで怒っているのかわからないといった表情でサーシャを見つめている。

 

「だって、痛そうだから」

 

「痛そうだからではありません!! あいつは私たちを襲ってきました! 間違いなく蛮族、そうでなくても盗賊です!!助ける必要なんてありません!!」

 

ぴしゃりと言い切るサーシャ。普段の彼女の冷静さは失われているようだった。

しかしそれでもジルベッドは譲らない。

 

「サーシャが治せないならそれでもいい。ジェノバ、治せる?」

 

「そうね。私は専門外だわ。治すならサーシャにお願いするか、それか町まで運んでいくか」

 

「冗談じゃありませんよ!!」

 

サーシャが声を荒げる。そんなサーシャの様子をジルベッドは黙って見つめていたが、やがて男の方へと黙って歩いていくと、男を背中に担ぎだした。

 

「…重い」

 

「な、なにをやっているのですか、ジルベッド!?」

 

「町まで連れていく」

 

「なんでそこまで‥蛮族ですよ!? 襲ってきたのですよ!? ボルグは葬れていたのに、どうしてそいつだけ!」

 

するとジルベッドはふらふらとした足取りでゆっくりと進みながらこう言った。

 

「私には、この人は苦しそうに戦っていたように見えた。助けたい」

 

「そんなの、あなたの主観でしょう!? なんの保障にもなりはしません!!」

 

「だめよ、サーシャ。短い付き合いではあるけれど、こうなったらこの子はもう聞かないと思うわ」

 

ジェノバが苦笑いしながらサーシャの肩に手を置く。

そうしている間にもジルベッドはよろよろと男を担いで歩いていく。足取りはおぼつかなく、傷が痛むのか顔をしかめている。

 

「~っ! ああ、もう!!」

 

サーシャは苛立ったように叫び、ジルベッドの方へ駆け寄っていく。

 

「今回だけですからね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「‥‥あ?」

 

男は目を覚ました。目の前には、星空が輝いていた。パチパチと焚火の音がする。自分はあたたかい焚火のそばに寝させられているようだ。

 

(オレは…どうなった? あの人間に斬られて‥‥)

 

男は傷があったであろう場所に、左手を添える。

そこに痛みはなく、傷があったであろう場所は、きれいに塞がっていた。

 

「…なに?」

 

何度触っても、答えは変わらない。受けた傷はもう、跡形もなかった。

 

「一体、どうなって…」

 

「下手な動きはしないで頂きましょうか」

 

男が起き上がろうとすると、目の前に鋭利な弓矢が構えられた。

見るとそこには金髪のエルフが矢を弓につがえこちらに向けていた。

 

「ジルベッドに感謝するのですね。さぁ、さっさと出ていってください」

 

「お前は…あの時の弓兵エルフか。ジルベッドとは誰だ?」

 

「答える義理はありません。さぁ、さっさと…」

 

「あ、気が付いたんだ。よかった」

 

違う声がした。声の方向をみると、横たわる男のそばに灰色の瞳の女性が立っていた。右腕に痛々しく包帯をまいた、先ほどまで自分が戦っていた相手だ。

 

「お前…そうか。お前、ジルベッドと呼ばれていたな。お前がオレを治したのか?」

 

「ううん。治したのはサーシャ」

 

ジルベッドは弓矢をつがえるエルフを指さした。エルフ——サーシャは油断なく男を見つめながら弓を引き絞る。

 

「‥‥なぜ治した?オレは敵だぞ」

 

「私だって不本意です。ジルベッドがどうしてもというから治したのです。感謝しろとは言いません。すぐに私たちの前から消えてくだされば今回は見逃します」

 

男はその言葉を受けて、空を見る。そこには満点の星空が広がっていた。

 

「…礼を言う」

 

「うん。どういたしまして」

 

男の言葉にジルベッドが無表情に答えた。サーシャは変わらず男をにらみ続ける。

男はゆっくりと立ち上がり、そのまま歩いていく。

 

「そこのエルフには歓迎されていないようだ。当然だがな。オレはオレの居場所に戻るとしよう」

 

そういって男は立ち去ろうとする。

ジルベッドはその背中に声をかけた。

 

「ねぇ。『ティアラ』って何?」

 

「!!」

 

男が驚いたように振り返る。青色の瞳が動揺に揺れていた。

 

「お前、なぜそれを…」

 

「あなたが最後、倒れるときにつぶやいていた。ティアラって。なんのこと?」

 

ジルベッドが尋ねる。しばらくの間、静寂があたりを包んだ。

 

ややあって、男が口を開く。

 

「‥‥帰っても、詰み、か」

 

男はそういうと、フードを取り外し、二人を見る。

青い瞳と白い長髪がフードの下から現れた。男はそのままこう続けた。

 

「オレの名は『ガル』。ティアラというのは、オレの大切な相棒の名だ。ボルグの長に人質に取られている。ジルベッド、こんなことを言えた義理ではないのは重々承知しているが」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オレと一緒に、戦ってはくれないか?」

 

男———ガルはそういってジルベッドを見つめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




オマケ

ジェノバ
「ふんふんふーん♪」

カイマン
「ジェノバさん。いいんですか? あの男がなにか危険なことをするかも」

ジェノバ
「大丈夫よ。私にはわかるわ。彼もこの先の道のりで必要になる」

カイマン
「どうしてそんなことが分かるんですかい?」

ジェノバ
「マナの導き…って言ったら信じる?」

カイマン
「‥‥?」
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