IS―なるほど、これは嫌な夢だ―   作:暇塵

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感想貰ってテンション上がって書いた。1話じゃ入りきらなかったから次回も説明回。


そして主人公の名前をまだ出してない事に今気付く作者。

なんてこったい。


歴史の勉強と主人公の過去〜説明回〜

 

 

 

さて、では何から話そうか。

 

 

そうだな、この世界の事から話そう。

 

 

この世界はもともとガンダムとIS、どちらの世界だったかといえば、間違いなくISだ。

 

 

 

ISが開発され、白騎士事件があった。

 

その結果、ISはその性能から兵器になった。

 

ここまではいい。問題はこの後だ。

 

最初のIS、白騎士からもたらされた技術は様々だった。

 

その中には戦闘用技術だけではなく、宇宙空間での作業に反映できる技術があった。もとが宇宙空間用のパワードスーツなんだから当たり前っちゃあ、当たり前だが。

 

人間には潜在的に闘争本能が眠ってるらしいが、なにも世界中の人間が戦争したがってるわけじゃない。ましてや戦うのは女性である。愛する女性が傷つくのを見て喜ぶ男はいないし、人を殺して喜ぶ奴は男女問わず変態だ。

 

 

結果として、一つの計画が国連に持ち上がった。難しい計画名でよく覚えていないが、内容を分かりやすくまとめると、

 

『月面に都市を作って宇宙に進出しようぜ』

 

というわけだ。夢みたいな計画だが、可決された。もちろん政治家なんていうめんどくさい生き物が額面通りに賛成した訳じゃない。

 

急速に女尊男卑が進むのを阻止しようとしたのだ。

男尊女卑というのは長い年月をかけ、女性への不当な差別を徐々に減らしてきた。

もちろん差別が無くなった訳じゃないので、女性には不満が貯まる。

そこで突然、女尊男卑に変わりましたーなんてことになったら、どうなるか。

 

 

保身だけは上手な頭の良い政治家達はそれを簡単に感知し、月面都市計画を可決した。

 

 

仮にもし、計画が失敗しても『多額の金を使い、ISまで使ってもできなかった。これだから女は駄目なんだ。』という女性に対する武器を手に入れられるし、『世界中の人間が一つの計画を実行する』なんていうステキな功績を残せ、計画のために金を使えば経済が回る。

 

 

 

そんな思惑とは裏腹に、計画は順調に進んだ。

 

PIC(パッシブ・イナーシャル・キャンセラー)を利用した省エネロケットや、防御シールドを利用した強固な宇宙ステーション。

 

そしてかつてのアポロ計画から再び、人類は月に降り立った。

 

 

月面都市の建設予定地はプトレマイオスクレーターだ。防御シールドによって隕石は脅威では無くなったためである。

 

 

そして人類はそこであるものを発見する。

 

 

それは遺跡だった。地下神殿ともとれる、巨大な建造物。いつからあるのか、なぜあるのか、誰が作ったのか、一切が謎の遺跡。

 

 

しかしそこに眠っていた技術は想像を絶するほど高度な物だった。

 

人類に応用可能な宇宙服の製造技術。

 

レーダーを攪乱させる粒子の存在。

 

そしてその粒子を利用することでできる超小型の核融合炉に、粒子ビーム砲。

 

そして、モビルスーツ。

 

他にも様々な技術が発見された。

人々は異星人の存在を知り、来るべき異種との遭遇のため、地球連邦政府設立の構想を練りはじめる。

 

 

当時、その遺跡は神からの贈り物とさえ呼ばれた。

 

だが今だから言えるが、それは神からの贈り物なんかじゃない。

 

 

パンドラの箱。

 

もしくはISという蛇に唆されて食べた林檎だ。

 

 

遺跡の調査、発掘のための部隊は最下層の最奥部であるものを発見した。

 

 

巨大な人形。

 

 

何かを護るかのように置かれた白いMS。

 

 

後に『ホワイトドール』と呼ばれる、悪魔の化身。

 

 

 

 

その日、月面にあった研究施設、建造中だった月面都市、作業していた人々、研究員、護衛のISとそのパイロット。

 

 

 

すべてが消えた。

 

 

 

消滅した。

 

 

 

 

変わりに現われたのは大量のMSに、無数の宇宙戦艦。

 

 

月面に突如現れたその軍団はラグランジュポイントに建造中だったコロニーと、宇宙ステーションを攻撃。

 

そこにいた人々を一人残らず殺害した。

 

 

人々もISで対抗したが、数も、火力も、圧倒的に劣っていた。

 

コロニーと宇宙ステーションには毒ガスが流し込まれ、殺人オートマトンが放たれた。

 

 

人々は恐怖した。未知の敵に何をすればいいのかわからなかった。

 

そして、敵が占領したラグランジュポイントに拠点を構え、地球に侵攻を始めたことを知り、絶望した。

 

最強のISで勝てない敵に勝てるのか。

 

勝てるわけがないと。

 

 

しかしただ座して死ぬつもりはないと立ち上がる人々がいた。

 

彼らは地球連邦政府の構想を纏め、完成させた。

 

世界中の国々は人類の生き残りをかけてそれに加盟。

 

地球連邦軍を創設し、地球に降下してきた敵――UnknownEnemyと名付けられた。――と負けられない戦争を始めた。

 

 

 

UEは強かった。ミノフスキー粒子と名付けられたレーダー攪乱粒子を散布した後、MSとオートマトンによって攻撃を仕掛けてくる。さらに厄介なことに、奴らはIS技術を使用してきたのだ。

 

おそらく月とラグランジュポイントでの戦闘で撃墜、滷獲したISから技術を吸収したのだろう。

 

 

20mの巨人が空を飛び侵攻してくる。悪夢だった。

 

 

ユーラシア大陸北部に降下したUEに、地球連邦軍は徹底的な足留め攻撃をした。

 

最初から勝てないなら、最初から戦わなければいいという訳だ。

 

戦闘機での陽動、新型陸上戦艦の砲撃によるハラスメント攻撃、オートマトンのみを狙った爆撃をし続けた。

 

 

因みにこの頃から俺は戦闘機のパイロットとして戦争に参加していた。18歳の時の事だ。

 

それも徴兵ではなく志願兵として。なぜか?それはとても単純だが、好きな人ができたからだ。

 

今まで見たどの女性より魅力的だった。彼女の為なら死ねると本気で思った。気持ち悪い事に片想いだったが。

 

 

彼女が陸上空母のオペレーターに志願したと聞いた時、迷わずパイロットに志願した。

 

パイロットになれば必ず彼女と話せると考えたからだ。彼女と同じ艦に乗れると決まった訳でもないのに。

 

 

小さい頃から日本語ペラペラだった俺は、子供の吸収力を最大限に活かし、英語ドイツ語フランス語を習得していた。

 

 

それはパイロットになるのに非常に役立ったが、同時に彼女と離ればなれになるのにも役立った。

 

 

つまり『そんだけ話せるならヨーロッパ戦線でもやってけるよね?』という訳。

 

 

そして俺は地獄のような訓練を受け、半年で戦線に投入された。

 

当時の主力戦闘機はセイバーフィッシュ。遺跡の技術を投入した新型機。それでもUEには適わなかったが。

 

 

だが落とせない訳じゃない。搭載されたミサイルは誘導こそできないが威力は申し分なかったし、セイバーフィッシュの加速力はUEでも追いつかせない。

 

 

加えて俺は転生者だ。前世ではマクロス大好きだったし、ガンダム作品の中でフライマンタがザクの頭部を破壊できていたのを知っている。

 

残念なことにUEの機体はギラ・ドーガが主力だが。

 

 

つまりだ。未だに空を飛ぶMSに対する戦術が確立してないなかで、人型ロボットとの戦い方を知っていた俺は一躍エースパイロットの仲間入り。

 

 

もちろんエースパイロットは俺だけじゃない。MSを30機撃墜なんていうバケモノのおかげで妬み僻みはだいぶ少なくすんだ。

 

バディを大事に、味方の援護を最優先。顔の割に良い奴だとよく言われた。

 

因みにISだが、MSに対して圧倒的な火力不足を克服できず、敵のミサイル等を破壊する対空兵器として運用された。

 

 

そんなこんなだが敵にじわじわと侵攻され、旧ロシア地域が完全に陥落した頃、地球連邦軍でついにMSが配備された。

 

RGM−89『ジェガン』

 

遺跡の技術、ISの技術、敵の戦い方から得た戦闘技術。

 

すべての技術を纏め、量産に成功した傑作機。

 

人類の反撃の狼煙。

 

 

カタログスペックではUEに勝っていたが、中身は新兵。

 

 

セイバーフィッシュとの連携が重要視された。

 

それでも1ヶ月もすれば戦場に慣れた新兵は確実にUEに対抗できるようになった。

 

 

その頃から俺達戦闘機乗りのジェガンへの乗り換えが進められた。

 

慣れた機体からまるで違う兵器に適応できるか不安だったが、拍子抜けするほど簡単だった。

 

これは俺だけじゃなく、他のパイロット達もそうだった。

 

 

操縦方法は知識さえあれば戦闘機より圧倒的に簡単で、軍の想定より1ヶ月も早く戦場に舞い戻った。

 

俺達がいない間に戦闘をしていた新兵達は3分の2にまで減っていたが、その代わりに一人前の兵士に変わっていた。

 

そんな彼らの1回の戦闘スコアをMSで初戦闘にも関わらず抜いて見せた時は仲間と大笑いしたものだった。

 

 

それから3ヶ月。地球連邦軍は一大反抗作戦”Battle of Russia”を開始。

 

UEの地球からの締め出しを始めた。

 

 

俺のいた部隊ももちろん参加し、戦線を北に押し上げていった。

 

 

その後、”Battle of Russia”は成功。

 

戦場は宇宙に変わった。

 

その頃、地球連邦軍はエースパイロット用のMSを開発していた。

 

全ての元凶であると考えられる『ホワイトドール』。

 

通常のUEより強く、ジェガンでは対抗できない可能性を考えた地球連邦軍は、ジェガンを圧倒する性能を持つMS『ガンダム』の開発に着手した。

 

そして開発された機体は各エースパイロットに優先配備。

 

前述した戦闘機でMSを30機撃墜したパイロット…アムロ・レイ大尉はジェガンでの戦果も凄まじく、既にMSでの撃墜数は40機になっていた。

 

文句なしでエースオブエースだった大尉には最高傑作機である『νガンダム』を支給された。

 

そして一応エースパイロットであった俺にもそれは当てはまり、機体が支給された。機体名は『百式』

 

 

あの時は仲間と爆笑した。

 

 

仲間は金色というアホなカラーリングに。俺は憧れの機体が目の前にあるという感動でおかしなテンションになったことにより。

 

 

しかしそれと同時に俺は百式の運用をしやすい艦に移る事になり、仲間に再会することを約束し、別れることに。

 

 

そして俺は百式等のガンダム系の機体運用の為に建造された『ネェル・アーガマ』所属になった。

 

 

因みに。俺の百式は2号機で、1号機はクワトロ・バジーナ大尉に支給された。

 

 

同じ百式乗りということで模擬戦をしたがボロ負けした。キュベレイvs百式くらいボロ負けした。

 

見ていた他のパイロット達には尊敬されたがエースという事で気を使われたんだろう。悪いことをした。

 

 

その後、俺達は地球連邦軍の第二の反抗作戦”星一号作戦”に参加。

 

 

その作戦により、地球連邦軍はラグランジュポイントを奪還。

 

一応の勝利をする。

 

しかしその作戦で多くの尊い犠牲が出たこと、敵にも”エース”が現れたことにより月侵攻は中止した。

 

 

え?そこをもっと詳しく話せ?

 

うーん…そうだな…あの時は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回に続く!




この作品は作者の趣味100パーセント!

百式は機体性能はジェガンを軽く越えています。


ガンダム系機体>>>>>>>>>>>ジェガン


反省も後悔もしていない!

なぜ主人公はエースなのに前話であの有様だったのか!?
初恋の彼女は!?
星一号作戦はどうなったの!?


知りたい?ねぇ知りたい?

じゃあ感想書いてよ!




あれ、ISが空気だな…

どうしよう…
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