死因不明の大斧使い   作:猫山白

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気心知れた仲間程良い物は無い

「チッ、どうなった? 」

 

 閃光に目を灼かれた目がようやっと正常に戻る。

 未だ辺りでパリパリと小さく雷が弾けているが、状況の把握くらいはできそうだ。

 ええと…あーなるほど、だいたい理解できたぜ。

 宙に浮いてる()()()()数人の男…アレが本体の吸血鬼だな。

 やたら血色の悪そうな肌色、尖った八重歯、なるほど、事前に持ってた情報としっかり一致してらァ。

 人間咄嗟に出る魔法は得意の魔法だって相場が決まってるもんだが…なるほど、ヤツめ分身系の魔法がメインだな?

 防御の時に使ったって事は分身する度にパワーが減るようなタイプじゃない…少なくとも2人に分身した時その力が半分以下にはなるような事は無いって事だ。

 こーいうタイプは燃費が悪い、ちょいと気張って凌げばすぐに崩れるってのが相場だが…コイツの場合そこを配下の不死者達から掠め取った魔力で補う訳だ、なるほどよくできている。

 さぁて、これで本体を引きずり出せて、魔法もある程度割れた、状況は好転したと言っていいな。

 ただ1つ…

 

「ふ…ははは! エルフの魔法と言うので少し驚いたが…何のことは無いではないか。

 こんなもの、我が結界には到底及ばぬわ! 」

 

 配下の不死者共が結界に守られたせいでまったく死んでねぇのは問題だが。

…ま、んな事はさしたる問題じゃねぇ、アイツらが来たならこの程度の相手、もうどうとでもなるからな。

 いや、そういやなんでコイツらここに来てんだ?

 

「よう! お前らなんでここがわかったんだ? つーかなんで来た? 」

 

「や、思い返してみるとどうも様子がおかしいと思ったんで、またあの猫女に厄介事持ち込まれたんじゃないかと思って締め上げたら吐きまして」

 

「で、俺たちだけボーッとしてるわけにゃいかねぇってんで慌てて2人で輸送用ゴーレム使って追いかけたって訳です」

 

 そんなにバレやすいか俺の態度…てかゴーレム使ってまできたのかコイツら、確かに馬車使うより速いがありゃ人が乗る用じゃねーし乗り心地とか最悪のはずなんだが…

 

「色々と言いたいことはあるが…まぁ良いタイミングだったぜ、ヤツについての説明は? 」

 

「概ねわかるんで遠慮しときます。

 グドー、お前は? 」

 

「さっぱりわかんねぇが…まぁどうせ忘れるから要らね」

 

「お前らなぁ…とりあえず俺はあの出てきた吸血鬼を殺る、ワープするクマと透明なイノシシはそっちで好きに分けろ」

 

「あいよ! 」「了解! 」

 

 仲間の声を背に受けつつ、再び斧を振りかざして吸血鬼に向かって走り出す。

 

「来るか半巨人! だが我が身を晒した以上、ますます貴様を逃す訳にはいかん! 全力で葬ってくれるぞ! 」

 

「さっきから脅しが一辺倒なんだよ! 語彙力は冥土に置き忘れて来たらしいな! 」

 

 鮮血が舞う。

 俺のでもヤツのでも無い、不意打ちを仕掛けてきたクマの腕をオルファが射抜き、これまたどさくさに紛れて接近していたイノシシにグドーが手甲に仕込んだ銛を打ち込んだのだ。

 それを見た吸血鬼達のうち、2人がこちらへと飛びかかる。

 単調な動き…ちょいと不自然だが乗るしかねぇか。

 

「そらッ! 」

 

 気合と共に斧が吸血鬼を切り裂く。

 ん、なんか妙な手応え…こりゃマズイ、斧に鎖が絡んでやがる!

 いや、それだけじゃねぇ、体を変えてんだか中に仕込んでたんだかわかんねぇがとにかく傷口からどんどん鎖が出てきやがる!

 

「フン! 誰が貴様とバカ正直に接近戦などするものか! 」

 

 鎖に絡みつかれ、動きの鈍った俺に向けて吸血鬼が手のひらを翳す。

 

【汝硬き者、群れなす者、時雨と成りて降り注ぐ者】

 

 吸血鬼の魔力が纏まり分かたれ、実体を持つ。

 

【従い、顕せ! 】

 

 鎖で縛られた所に降り注ぐ岩の礫。

 だが、オルファもグドーも助けはしない、自らの相手を抑えている。

…安心したぜ、よぉく心得てるらしいな。

 

「この程度でっ! 」

 

 鎖を無理やり引っ張ると、千切れるより先に大本である分身の吸血鬼ごと動く…ちょいと動きにくいが許容範囲だ。

 斧の大きさを引き上げ、盾にしながら走り出す。

 

「フワフワ浮かびやがって、まずは地に足つける方法、教えてやんよォ! 」

 

 斧の陰から吸血鬼に向かって吼え、跳躍…斧を振り上げて敵を…!

 

「居ねぇ!? 」

 

「愚か者め、視界を塞ぐのが悪手だとは考えなかったのか? 」

 

 声がしたのは後方。

 手を黒い爪へと変えて飛びかかる吸血鬼が目に映る。

 

「己の浅慮を悔いて…死ねぃ! 」

 

「しまった! …なーんて言うと思ったか? 」

 

 先程盾にする為に見せかけて大きくしておいた斧を勢い良く振るい、風を起こした反動を使って、未だしつこく俺をその場に留めようとする鎖を支点に回転。

 盛大に爪を空振った吸血鬼の上を取る。

 

「なっ…! 」

 

「今度は俺の隠し球ってな」

 

 右手で吸血鬼の顔面を鷲掴み、左手を添えて篭手の機構を作動させる。

 キィィンという耳障りな起動音…俺が篭手に仕込んだ物体、それが作動した為に警告音がなり始めたのだ。

 

「なっ!? こっ、これは魔導式爆薬ッ! 馬鹿め、諸共に爆死するつもりか!? 」

 

「んな自殺紛いの手、取るわけねぇだろうが! 死ぬのはお前だけだ! 」

 

 顔を捕まえていた右手からフッとその感触が無くなる。

 どうやら肉体変化で逃げるつもりらしいが…もう遅い。

 激しく鳴り続ける音が最高潮まで高まった時、篭手の機能が働いて爆薬が切り離されたのを感覚で感じ取り、すかさず腕をクロスして顔面の前に、体を丸めて衝撃に備えた。

 森に迸った本日二度目の極光。

 嵐でも来たかのように木々が騒ぎ、未だに雷を帯びている白い霧が押しのけられてバリバリと唸る。

 

「アニキーッ! 」

 

「一々叫ぶんじゃねぇよ、生きとるわボケナス!

 てかそもそもこの機構仕込んでくれたのお前だろ! 」

 

 あーあ、これ使うと鎧を暫く調整して貰わにゃならんのだが…まぁ仕方ねぇか。

…それよりこの鎖、大本の分身が消し飛んでもまだ解けねぇな。

 絡みついた相手から魔力を吸って動いてるとかならまだしも、そういう感覚が一切無い辺り…

 

「…まったく危ない事をしてくれるな半巨人、1度死んだぞ」

 

「そーかい、どうせならそのまま死んでてくれるとコトが早く済んだんだがな」

 

 わかっちゃいたが今のじゃ仕留め切れんって訳だ。

 舞い散る灰がひとつに纏まり、人型になって色を持つ。

 灰からでも復活できるとは吸血鬼の中でも結構名が知れてる奴と見たぜ、大袈裟に自己紹介なんぞする訳だ。

 

「生憎あの程度で復活できなくなるほどやわでは無い…」

 

 口を噤んだ吸血鬼が、2人、3人…と増えていき、瞬く間に10人の集団に変わる。

 

「そして、貴様の危険性は充分に理解した、そのしぶとさも含めてな。

…だが今の貴様は宙吊り、如何に貴様と言えども地面が無い状態で鎖を引き回すのは不可能。

 身動きの取れぬうちに最大火力で葬ってくれる! 」

 

 10人の吸血鬼が散開し、再び此方に手を翳して唱和する。

 

【【汝、滅ぼす者、無為にして産まざる者、唯万物を喰らい万象を無へと還す者】】

 

「今助けるぜっ! 」

 

 グドーが手甲から何か飛ばすが、推定イノシシが阻む。

 

【【狂う海すら凪の如く、聳える山すら塵の如く成す者よ】】

 

 霧が逆巻き、雷が迸る。

 

【【我が言の葉の如く為し、彼の者を喰らいて…】】

 

 不意に吸血鬼の言葉が、ピタリと止まった。

 

「むっ? 待て、貴様一体何をしている!? 」

 

「あらら、バレちまったか…でももう遅いんだよなぁ」

 

 ニヤリ、と笑ったのはクマの相手をしていたハズの…否、事実それもしていたオルファ。

 だが、それはあくまでポーズ、クマに掛かりきりになっていると見せかけながらも着々と行っていたその狙いは…

 

「ま、これはちょいとばかし雷が残り過ぎてる事に気づきもしなかったアンタ側の責任だぜ?

 アンタの霧は魔法による産物、そして霧は雲にも通ずる物。

 最適なんだよ…雷の魔法なんかの増幅にはな! 」

 

「コイツ! 魔法を弾かれたフリをしてわざと!? ええい、そのままになど…ぐっ!? 」

 

 吸血鬼の掌が削れ、苦悶の声が漏れる。

 

「あー、ダメダメ…出力だけで使ってるような素人が、そんな危険な魔法、脇見で使えると思うなよ?

 重ねがけなんざできねーよ、結界も分身もな…でなきゃこんな状態まで泳がした意味がねぇ。

…そうだ、言われた事と借りた金はソッコーで返す主義なんで、これも言っとくとするかな」

 

 いよいよ巨大になった雷が、己を育てた霧を喰い破って唸りを上げ、ビカビカと輝いた。

 

「エルフ、舐めんなよ? 」

 

「…〜〜ッ! 【彼の者を喰らいて無と帰したまえッ! 】」

 

 最早引く事は許されない吸血鬼が、せめてとばかりに詠唱の残りを早口で唱え、収束させていく。

 本来ならば極限まで収束させられるハズだったその魔法は、しかし操作が不完全であった為に魔法自体も不完全なまま放たれ…

 かけた、まさにその瞬間、ギィイイイン! という耳障りな金属音が響き渡った。

 最も集中すべき術の発動の瞬間をかき乱された吸血鬼達のうち2人が魔法を暴発させ、消し飛ぶ。

 

「どーだこの野郎! ガキもジジババも纏めて殺しやがって、責任取ってキッチリ死にやがれ! 」

 

 そう、金属音の出処はグドーが先程放って弾かれたあの物体だ。

 本来は魔獣の気を引く為の音響弾だったんだが…流石はグドー、対人でも上手く使いやがる。

 だがまぁ敵も全滅とは行かない、残りの8人は未だ健在だ。

 さて、照準は…なるほどな。

 

「ケッ、日和見野郎め…ま、そうだろうとは思ってたが」

 

 半分こっちで2人を雷、グドーとオルファに1人ずつ。

 賢く振り分けたつもりだろうが…相手を拘束してる前提の呪文で熟練の魔獣狩りを捉えられる訳も無い。

…という訳で目下の所命中するのは俺だけ、という事になる訳だが。

 

「まぁ凌げるだろ…まったく、ヤツが高潔でこんな風に助かることになるとはな」

 

 そう独りごちて俺は鎧の内側に詰めていたある物を引っ張り出し、広げた。

 

────────

 

「おお…おお…何たる事だっ! 」

 

 頭を抱え、ヴァニティは苦悶していた。

 それも当然である、最強だと思っていた己の消滅魔法が…事実として配下の屍魔獣と共に数多の神官を葬って来た最強の切り札が、いとも容易く凌がれたのだ。

 無論、この魔法が命中を度外視して威力のみを追求した魔法である事は己も承知している。

 だからこそ、配下の中で最も強力であると考えている手駒を向かわせ、足止めを試みた。

 透明化を見抜いているらしいドワーフにはクマをぶつけ、厄介なエルフにはイノシシを向かわせて今まで使っていなかった触腕で初見殺しを仕掛ける。

 この対応は間違っていなかったはずなのだ。

 だが結果はどうだ、クマはドワーフに攻撃を仕掛けた瞬間、エルフが放った矢にトカゲを射抜かれて転移を不能にされて消滅魔法への盾に使われた。

 イノシシはドワーフが投擲した斧に触腕を根元からまとめて叩き切られ、それまでの戦いで動きを見切っていたエルフに投げ飛ばされて魔法から雷を守るのに使われた。

 裏目に出たのだ、何もかも…そして今。

 雷は炸裂し、配下の不死者達…大切な魔力供給源は全滅していた。

 屍魔獣ならば幾らかは、という淡い期待も光が収まった時には灰になっていた。

 魔獣が持つ魔法を弾ける力の根源は毛皮、屍魔獣にする為に1度殺した時、そうでなくとも今回の攻防の末にボロボロになっていた毛皮にこれ程苛烈な魔法を耐え抜く力は残っていなかったのだ。

 己が勘違いしているだけでここからでも再生できるのでは無いか、という最早現実逃避に近い願いも、不死者達が倒れた事でその身から抜け出た魔力が荒れ狂い、霧を押しのけて眼前に月光を差し込ませているのを見れば叶わない事は一目瞭然である。

 

「うーわやりすぎちまったよ、毛皮まで燃え尽きちまった。

 な、グドー、この村のヤツら全員死んでるって事はこの村の財産全部俺らのって事になんねぇかな」

 

「なるかよこの拝金主義者! 冗談でも遺品漁るとか言ってんじゃねーよ! 」

 

「別に冗談のつもりはねぇぞ」

 

「なお悪いわッ! 」

 

 様々な感情が混ざり合って動くに動けず、呆然としていたヴァニティの耳にふと、そんな気の抜けた会話が飛び込んで来た。

 

(アレが、あんな奴ら如きが、我が野望を、我らが…切望をッ! )

 

「オオオオオッ! 殺してくれるッ! 折しも今宵は満月だッ! 貴様ら…いや、いっそこの森も…塵すら残らぬと思えッ! 」

 

 あらゆる感情を怒りが飲み込み、気づけばヴァニティは空を裂いて飛び出していた。

 飛行する間にも、周囲に満ち溢れる魔力と満月の月光によって底上げされた操作能力を怒りに任せて振るい、増えていく。

 最初は8人だったのが50人、50人だったのが100人、100人だったのが1000人に…数秒でそれ程までに増え、天を埋め尽くす彼らを見て…それでも尚、まるで周囲の事が一切見えていないかのように2人は会話を続けていた。

 

「「我らを侮るか下郎共! 」」

 

「いや? 」

 

 最早数え切れない程の数になった群衆に凄まれながら、オルファは静かに答える。

 

「単に俺らはもうアンタに手出しできねぇだけさ、アンタの事は兄貴が仕留めるって言ったんでな」

 

「なんだと…? だが奴は既に消し飛んで…」

 

「ねぇんだなぁ、これが」

 

 動揺するヴァニティの背後から、静かな声が聞こえた。

 それは彼からすれば聞こえるはずの無い声…聞こえてはならない声だ。

 消し飛ばしたのだ、直撃して死んでいないはずが無いのだ…そんな思いを抱えながら振り返る。

 そこには…ボロボロになった毛皮を持って、相も変わらず鎖に縛られながらも一切の損傷を受けていないカールの姿があった。

 その毛皮は本来であれば神殿に受け渡され、そこで使われるハズだったが、結局受け取って貰えなかったグレートベアの毛皮。

 新たに換金している時間も無いし、折角だからこの件が終わるまでの間は防御の足しにでもするか、と鎧の内側に仕込んでいたのだ。

 

「いやぁ、惜しかったな吸血鬼…あの魔法、余計な事考えずに俺に一点集中させとけば、取り敢えずこの毛皮は吹っ飛んでたぜ? 」

 

 最早その役目を終えた毛皮を投げ捨て、改めて両手で斧を構える。

 

「さぁて、邪魔な霧が吹っ飛んだおかげで随分とまぁ動きやすくなった。

 これなら俺も、存分にやれるってな…フンッ! 」

 

 鎖が1本、不意にバツン! と音を立てて弾けた。

 斧を振るった訳では無い、腕を動かしてすらいない。

 それでも鎖は次から次に弾けていった。

 

【【穿てェッ!!! 】】

 

 半ば悲鳴と化した詠唱が静かな森に響き渡り、1000を超える吸血鬼達が全力で魔力を破壊のエネルギーに変えて撃ち放つ。

 雑であってもその多さ故に、込められた魔力故に、人1人殺す程度ならば充分過ぎる程の威力を持つその破壊の嵐は、しかし目の前の敵には一切通じない。

 今のカールはその程度で死ぬには余りに頑健で…()()()()()のだ。

 そう、カールは瞬時にできる限界までの巨大化を行っていた。

 その身長は立ち並ぶ木の3、4倍はあろうかという高さに、その足はその辺の家屋なら簡単に踏み壊せる程の大きさに…ついでにその手に持った斧もまた、相応の巨大さに。

 とにかくその場の何より巨大になったカールは、辺りを睥睨して呟いた。

 

「ちょいと数が多いな…オルファ、グドー、死ぬ気で凌げよ? 」

 

「ちょっ!? 本気で言ってんですか!? 」

 

「アニキ!? そんな無茶な事…」

 

 抗議をよそに、カールは斧を振り上げた。

 その構えは…奇しくも森の霧を払おうとした時の構えと同じ。

 

「さぁ、1発でフッ飛ばしてやんよ! 」

 

 そんな掛け声と共に放たれた一撃が、地面に巨大なクレーターを穿ち、幾本もの古木を玩具のように吹き飛ばした。




『魔導式爆薬』
 とある天才が編み出した最高の爆薬、十数種類の材料を手順通りに錬金術で掛け合わせて完成した粉末を陣を刻んだ箱に入れる事で初めて完成する。
 他の追随を許さない威力と暴発しない安全性を誇るが、その天才が箱に組み込む陣に巧みに警報を組み込んでいる為爆発までに数秒間必ず異音が鳴る仕組みになっている為、暗殺等には不向き。
 この警報はあまりに巧みに組み込まれている為、これを陣から抹消して組み直すと爆発の威力が大いに下がる。

『機械鎧』
 ドワーフの戦士ならば誰もが身につけている武装。
 彼らのただでさえ高い膂力を補助する事で更に高める他、変形したり仕込み武器が仕込んであったりと多機能。
 便利ではあるが基本的にドワーフがそれぞれ自分に合わせて勝手に改造する物なので、他種族にはほぼ浸透していない。
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