ハイスクールD×D 〜赤龍帝と主夫な天剣〜   作:ユーカリとコアラ

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閑話②(10話)

『こいつはくせぇーーー!あいつの匂いがプンプンしやがるぜぇーーーッ!!』

 

「おわっ!?急になんだよドライグ???」

 

『どーもこーもねぇよ!近くからあいつの匂いが強烈に匂ってきやがってるんだよッッ!』

 

 一誠がリアスと帰ってきてドアを開けた瞬間にドライグが騒ぎだす。ちなみに今日は日曜だが部活はあったらしい。レイフォンはグレイフィアさんに特訓に付き合ってもらってから帰って晩御飯の支度を二人でしていたところだ。

 

「なぁにイッセー?早く入ってちょうだい?」

 

「それが…家に入った途端にドライグが騒ぎ始めたんです」

 

「ドライグが………?」

 

「ええ、…なんか臭うらしいです」

 

 このように玄関でくっちゃべっているとグレイフィアさんがキッチンから出てきて出迎えてくれる。

 

「おかえりなさいませお嬢様、一誠様」

 

『むぅ…?』

 

 ぺこりとお辞儀で出迎えてくれ、しかしドライグが小さく唸り鼻をすんすんと鳴らしような音が神器から聞こえる。

 

『匂う…匂うぞ……』

 

「どうかなされましたか???」

 

『小娘よ、貴様臭うぞ』

 

「???メイドとして必要最低限の香料は付けておりますが、そこまで匂い立つほどつけてはいないのですが…?一誠様、少しこちらへ」

 

「はい???」

 

 グレイフィアに手招きされる一誠は靴を脱ぎ、数歩歩いて近付く。そして、

 

 

 

 むぎゅっ。

 

 

 埋まった。

 

 そう、埋まったのだ。胸の谷間に。

 

 胸の!

 

 谷間に!!

 

「むぅーーーーっ!むぅーーーーーーーっ!」

 

 訳が分からず腕だけばたばたとしているがその実、顔は真っ赤かつ鼻の下が盛大に伸びまくっていた。(まぁ伸びているのは鼻の下だけではなかったりするのだが)

 仕方がない。なぜなら男子高校生なのだから。

 考えてもみてほしい。男子高校生が銀髪美女の豊満な胸(の谷間)に埋もれて抜け出せるだろうか?抜け出したいと思うだろうか?いや思わない。

 

「どうですか一誠様?私から変な匂いや強すぎる匂いはしているでしょうか?」

 

「い、いぇ〜。ざわやがでぇ…かづほんのりどあばい香がぁ〜(爽やかで、かつほんのり甘い香が)」

 

 一誠の脳内はピンク一色で、

 

(あぁ…神様、エロ神様…。俺はもうダメです。巨乳で銀髪で美女で、さらにはメイドさんなお姉さんの胸の谷間の威力とはここまでのものなのですか!!神様…そろそろ意識を手放してよろしいでしょうか?あ、なんか頭まで撫でられ始めた…?圧倒的興奮と安らぎが調和して、俺はもう…俺は……俺は………!!)

 

「あっやっぱりイッセー帰ってたんだ?僕はご飯の準備で手がはなせなくて、グレイフィアさんが出迎えてきますって言って離れたから大体分かってたけど。おかえり!」

 

 レイフォンがようやく顔を出した。

 

『くっっっっっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!こいつだぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!!!』

 

 リアス、グレイフィア、レイフォンはギョッとし、垂れ下がる一誠の腕の神器を見た。

 

『お前あいつに何かされたな!?じゃなきゃここまで匂い立たん!!うっ…ぷっ!』

 

「???」

 

 身に覚えがないレイフォンはただ首を傾げるのみ。グレイフィアは理解したがわざわざ言うまいと口を閉じたままだ。

 

『ダメだぁ〜〜〜。俺はしばらく神器の深部へ籠るぞ一誠!1日は出てこんから話しかけても無駄だぞ、いいな?』

 

 そう言うと神器の宝玉の点滅は収まり、さらには神器自体が消えた。

 

「ドライグ、何だったんだろう…?」

 

「言うだけ言って潜っちゃったわね」

 

「お二人共、今は気にしなくてもよいと思います。そのうち分かる時が来るでしょう」

 

 グレイフィア(さん)が言うなら…、とリアスは自室へ。レイフォンはご飯の準備に戻って行った。

 

(ん?何か忘れているような???)

 

 レイフォンはしかし思い出せず、思考を放棄した。

 

 

 

 

 

「この子どうしようかしら?」

 

 グレイフィアは自分の胸に埋もれてすやすやと寝息を立てている一誠を優しく撫でていた。

 

「…まつだぁ、もとはまぁ…うらやましいかぁ?…zzZ」

 

「ふふっ…。こんなところは兄弟で似ているのね。少しだけこのままでいてあげましょう」

 

 穏やかな微笑みがあり、優しさが一誠を包み込んでいたのだった。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以下蛇足

 

 実は一誠は起きていた。

 いや、起きていたというのは間違っている。

 肉体は確かに眠っている。しかし、意識は今、神器にあったのた。不思議なことにグレイフィアの胸の感触は意識へとフィードバックされ確かに感じられる。ぷにぷに、もにょもにょ。ぷるるんるん!柔らかい、しかし弾力もあり如何なる寝具も未来永劫この極致へ辿り着くことはないだろう。

 匂いも伝わる。爽やかながら、少しだけ甘い女性の香り。安心するような、興奮するような、香水ではない女性が発する本能に直接伝わる匂い。

 それはいい。非常に心地よく快楽を伴う。だが一誠は疑問に思っていた。なぜ、

 

『なぜこんなにも柔らかいのだろう?』

 

 と。

 

「まさかノーブ『それは違うぞイッセー!』」

 

「!?!?!?」

 

『考えてもみろ、メイドだぞ?メイドが下着も着けず仕事をするか?…答えはNOだ。』

 

 なら何なんだ。

 

『実は…冥界の貴族御用達のブラジャーなのだ。最近発売されたばかりのものでな、触り心地ゼロ、硬さゼロ、型崩れゼロ、重さゼロ、着心地ゼロという着けているがその感覚は一切使用者に感じさせないという驚きの下着だ。開発に俺も一枚噛んでいてな。試行錯誤、七難八苦の末ようやく完成した。』

 

 すげえ…!じゃない!

 あんたは誰なんだ!?

 

『馬っっっ鹿野郎ぉッッッ!俺が誰かなんてそのうち巻を読み重ねていけばおのずとわかる!それより大事なものが今はあるだろうが!!』

 

 ッッッ!?

 この…感触………

 

『そうだ。存分に味わうといい。満足してくれたなら俺も作った甲斐があるし本望だ…』

 

 ありがとうございます先生!俺、今この瞬間を全身全霊をかけて楽しみます!!

 

『そうだ。それでいい。…じゃあな、そろそろ俺は次の浪漫を叶えるための開発にとりかからにゃあならん。またいつか会おう!!』

 

 そう言うと謎の先生の声は聞こえなくなった。

 ありがとう先生。ありがとうおっぱい。

 神器の精神空間で感謝の涙を流しながら、一誠はグレイフィアの胸のすべてを全身全霊で堪能するのだった。




一体何ゼル先生なんだ!!

それはそうと、やはり人妻回ありましたね
グレイフィアさん好きです。表紙飾ってました!
みやま先生ありがとう!
次、本編行くかまたこのような感じでの物語かは分かりませんが書かせていただきます。よろしくお願いします。

(´-`).。oO(鼻の下伸びるで思い出すのがシスターのパートナーの猿のあいつを思い出すのは私だけ?デローンってね!)
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