ハイスクールD×D 〜赤龍帝と主夫な天剣〜   作:ユーカリとコアラ

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とりあえず原作突入です
それではどうぞーー


旧校舎のディアボロス
第1話


レイフォン=アルセイフが兵藤玲斗(ひょうどうれいと)となってから約10年が経ち高校二年生となった。

今ではすっかり兄の一誠はドが付く変態のエロ野郎になり、レイフォンは相変わらずボケーっとしてちょいちょい抜けている。

そんなレイフォンはただいま絶賛お勉強中である。

というのも「レイフォンはあまり勉強ができない」

こうやって普段から勉強をしていないと、下手をすれば一誠より点数が低い。このままではヤバいと思い中学校から勉強を欠かさずにしている。予習・復習はもはや日課である。

 

カリカリカリカリ

 

シャーペンの黒がノートにどんどん描かれててゆく。

そのスピードは凄まじい。たまに途中で止まるが書くスピードが尋常ではないレベルなので、効率は普通の高校生の1.5倍ほどである。集中、集中、集中。この状況のレイフォンを見た人間の9割以上は「まるでロボットのようだ」と感想を抱く。

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

無機質な音の反響がレイフォンの自室に響いている

 

バンッ!!

 

「レイフォンっ!!」

 

一誠である。一誠がドアを開いた。開いたというよりは突き破ったと言った方が正しいかもしれない…。

 

「あーーーーーーーーっ!!!!!!」

 

レイフォンは絶叫した

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

「…」

 

「…」

 

レイフォンは激おこぷんぷん丸である。ぷんすこのフンスフンス!である。

 

『こりゃあやっちまった…』

 

一誠は内心冷や汗をかいていた。怒った時のレイフォンはヤバい。どのくらいヤバいかというと、電車の中で便意に襲われたときくらいやばい。つまり普段は全く祈らない神に祈りを捧げるレベルであるということだ。

 

「ねぇイッセー?」

 

「はいぃ!!な、なんでございましょうか!」

 

「前に言わなかったっけ?用事がある時はドアをノックすること。兄弟協定第二条一章一項!」

 

「その通りれふ」

 

頬を両側に引っ張られて涙目のイッセーは答える。

兄弟協定(きょうだいきょうてい)とは?

兄弟協定ーーそれは兄弟の間ですべき事柄である

主に今回のドアは必ずノックするというのはレイフォンならば勉強。イッセーならばエロス的なエロ行為や鑑賞などをしていた場合などに事故があってはいけないからだーー

 

「これでイッセーがノックせずに僕が驚いた勢いでシャーペンが折れた本数は27本目だよ!」

 

「そこ?ドアは?」

 

「ドアもだよ!!」

 

「うっす!」

 

レイフォンの成績は勉強を欠かさずしないとダメであるが、身体能力はピカイチ、もといバケモノ級である。このようにシャーペンや箸などはふとした拍子に折れてしまうことがままある。

 

「ごめんなさいでした」

 

一誠の見事な土下座が決まる

これによりレイフォンの怒りは沈静化する。一誠もこれを狙ってやるあたりズル賢い。

 

「はぁ…もういいよ。で、何の用?」

 

イッセーの顔が輝く。ぱぁぁ!という効果音が聞こえてくるようだ。

 

「彼女が出来たんだ!!!!!」

 

「えぇ!?」

 

レイフォンが驚く!こんな変態に付き合ってくれる女の子が居たなんて!!と。まぁイッセーは変態な部分を除けば顔は悪くないし、毎朝のトレーニングにより体は鍛えられている。変態が全てを台無しにしているが…。

驚きのあまり()頓狂(とんきょう)な(某マ○オさんばりの)声を出してしまっていた。

 

天野夕麻(あまのゆうま)ちゃんって言うんだ!」

 

「…ついに二次元の彼女をリアルと区別出来なくなったんだね…」

 

「ちがわい!!」

 

イッセーの声はデカイ。

 

「告白されたんだ!しかも美少女!」

 

胡散臭(うさんくさ)い。レイフォンの感想はそれに尽きる。

 

「サイフ?」

 

「ちがう!夕麻ちゃんはそんな子じゃない!」

 

「イッセー…本気なんだね」

 

「突然で驚いたけど俺も真剣なんだ!青っ春!」

 

うはーーー!とレイフォンの部屋で転げ回っている。凄く鬱陶(うっとう)しい。

 

「真剣なら僕は何も言わないよ。頑張れイッセー!」

 

途轍(とてつ)もなく胡散臭いが、一誠が真剣だと言うならそれを信じなけば兄弟じゃないなと思ったレイフォンは笑顔でそう答える。

 

「おう!頑張るぜ!レイフォンもモテるのになんで付き合わないんだか!」

 

「僕はそういうのはいいんだよ。今はね」

 

レイフォンはモテる。告白は今までそれなりにされたし、密かに想いを抱いていた女の子を含めるとかなりの数になるだろう。しかし、レイフォンが告白された中でピンとくる女の子は残念ながらいなかった。男子全員が羨むような美少女に告白されたこともよくあるが全て断わっている。

※余談ではあるがレイフォンを「玲斗」と一誠や家族が普段呼ばないのは元の名前は本当の両親が付けたであろう名前なのでそれを尊重し、家族で旅行などの団欒(だんらん)を楽しむ時以外は呼ばない決まりである

 

「んーそっか。ま、昔からそうだし、今更無理強いはしねぇよ」

 

「うん、そうしておいて」

 

「明日はデートだから早く寝るわ、おやすみ」

 

そう言い一誠は自室に戻った。…壊れたドアを放置して。

 

「はぁ…」

 

思わず溜め息が出るレイフォンは黙々とドア(だった物)の片付けに取り掛かるのだった。




原作突入と言ったな、あれは半分嘘だ!
まぁ嘘ではないんですが…片足突っ込んだくらいなので…えぇ。
次話もなるべく早く投稿します
(´-`).。oO(できるといいなぁ)
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