救いは……ちょっとだけあると思いたい。
そうはならんやろみたいなのも入っているから、あ、これダメだと思えば逃げるんだぞ!
後味悪かったらごめんね(ボソッ
自分が自分を認識した時、それは何かの生物の身体を突き破って外へ出てきた時だった。だけど見渡す限り世界は真っ暗で、どれだけ進んでも明るくなることはない。
最初は洞窟か何かの光が届かない場所にいるのだと勘違いしていたが、進む最中に知らず知らずのうちに自分の身体から何かを撒いており、それ経緯で世界を知覚することは出来た。
撒いたもので周囲を確認してみれば、既に自分は日光があたる外に出ていたようで、それらのことからどうやら自分は目が見えないようだ。
ただ、自分は世界が見えないはずなのに何故か外の景色とやらを知っている。この空は青く澄み渡っていることも、時間帯によっては赤くなったり黒くなったりすることも知っている。
どうしてここにいるのか分からないが、自分は家に帰らなければならない。家に帰って、ご飯を食べて、ゲームをして、布団で寝て、そして次の日を迎える。
しかしこの身体で帰れるのか?確か自分は2本の脚で歩いていたはず。少なくとも、こんな身体ではなかったはずだ。でも自分はこの身体こそが正解であると思っている。何とも不思議な感覚だ。まるで身体の本能と備わるはずの魂が噛み合っていないような……だけど自然とそれを受け入れている自分がいる。
そんな不思議な感覚が身体に纏わりついているが、どうすることも出来ない。だから帰ってから考えよう。
しかし何故かまだ帰れない。帰るべき時じゃないと考えている。帰るべき場所の方角も薄らと分かるのに、まだその時ではないと本能が身体を引き留める。
魂は些か不満だが、半身である本能がそう思うのならとすぐに帰りたい欲求を抑え、自分はしばらくこの地で生活することを決めたのだった。
それから長い、本当に長い年月が過ぎた。小さかった身体は大きくなり、この身に宿る力は強大になった。
この地は自分と姿形は違うが、似たようなモンスター達がうじゃうじゃいた。そしてそれらを狩る、どこか親近感を覚える者たちもいた。
これには魂もびっくりし、このままじゃ確かに帰る前に死ぬわと本能のまだ帰れないという言い分を全力で支持するほど。
しかし自分のいた場所にあんなモンスターみたいな存在はいなかった気がする。でも違和感を感じないってことは自分はあれらをどこかしらで見たことがあり、既知であるという証明だ。それはそのモンスター達と戦う時にも感じた。
狩るモンスターの動きが、ある程度分かるのだ。このモンスターはどのような動きが得意。または苦手。飛んだらこうする。下がればこうする。例え相手が何かに苦しみ、狂ったような動きを混ぜてこようと、それは変わらなかった。
お陰で狩りはかなり楽だった。こっちだけ相手の手を知っているようなものだ。楽で当たり前だろう。
身体はゆっくりとだがすくすく育ち、日に日に期待と興奮が強くなる。分かるのだ、帰れる時が近いと。ようやく帰れると。
今の身体を捨てて、昇華した姿で広大な空を飛び、悠々と帰るべき場所へ向かう。そんな姿がハッキリと瞼の裏に映った。
そしてついにその時が来た。無防備になるので邪魔が入らない場所に身を隠し、静かにその時を待つ。身体に宿る力が一際強くなった時、今の身体にヒビが入り始め──されどそれはすぐに止まった。
駄目だ、ここで止まるのは絶対に駄目だ!そう叫ぶ本能に急かされて、慌てて翼脚をヒビの入った場所に差し込み、強引に剥いでいく。ベリベリと剥がれていく鱗。その裏から現れるのは金色のように見える純白な身体。しかしそれだけだ。
ある程度剥いだところで、脱皮は終わった。そもそも身体の大半が出来てすらいなかった。どれだけ翼脚で黒い身体を掻き毟ろうが、黒鱗が剥がれて肉と血が出てくるだけで純白の身体は現れなかった。
脱皮は失敗。昇華の道は閉ざされた。そんなことを漠然と理解しながら、自分は呆然としたまま見えない視界で剥がれ落ちた鱗達があるであろう場所を眺めていた。
その日から生活は一変した。身体の中で強大な力が荒れ狂い、外に出ようとするのを黒い身体が阻害する。外へ出られない力は行き場を失い、自分自身に牙を剥く。
今にも内側から身体が破裂しそうな感覚をどうにかしたくて、自分は暴れ回った。そうすることで少しでも消耗し、力を外へ出すために。
しかし限度がある。どれだけ暴れてもどうすることも出来ず、疲れ果てた自分の身体は容易く地に伏した。そして考えることはただ一つ。
帰りたい。
脱皮に失敗したあの日から帰り道は分からなくなったが、それでも自分は帰りたかった。帰って、待っている顔も思い出せない誰かと話して、笑って明日を迎えたい。
そうだ、帰ろう。帰り道はもう分からないけど、方角はまだ覚えている。飛んで真っ直ぐにいけば、いつかは辿り着けるじゃないか。
翼脚を広げ、ふらふらと空を飛ぶ。ところどころで力が荒れ狂い、その度に激痛で墜落しそうになるが確かに進めている。進めているなら、いつかは帰れるはずだ。
確かこっち。 そろそろかな? 頭が痛い。 邪魔をするなよ! しまった、自分はどの方角から来た? 分からない。 多分こっち。 あってるよね? 疲れた、眠りたい。 みんな心配してるかな? 苦しい。 何の話をしようかな? この冒険話をしよう! 無理、ちょっと休憩。 ……まだ頑張れるさ。
また来た……。限界が近くて不時着に近い形で地に降りた自分に、小さい人型が近付いてくる。同族でもないのに同族と感じる不思議な人型は、自分に向けて背中に背負っていた大剣を向けてくる。
彼らの狩りをする基準は分からないけど、どうやら自分は彼らの討伐対象に入っているようだ。自分は帰りたいだけなのに、彼らの邪魔なんて何もしていないのに彼らは行く先々で現れてはこちらに武器を向けてくる。
それがどうしようもなく悲しい。殺しにきているのだから本能のように怒ればいいのに、魂は悲しそうにする。だから彼らを追い払うことしか出来ない。
この日も目の前に現れた障害を追い払うために、咆哮をした後で翼脚を広げ、一拍を置いてから襲いかかった。
いつになったら帰れるのか。もう通り過ぎたのではないか。そんな不安を抱えながら真っ直ぐと進み続ける。あれから自分に襲いかかってくる人型が増えた気がする。手傷が増えていき、身体の中に荒れ狂う力とは別の、無くなれば終わりと分かる何かがこぼれ落ちていくのを感じた。
元から水袋に小さな穴が空いたかのようにこぼれているのに、これ以上穴を増やさないでほしい。
そんなある日、今度は女性の人型が現れた。だけどその人型はコチラを見るなり両手で頭を押さえ、混乱しているように見えた。その姿に先程までの闘志は無く、攻撃する気がないならそれでいいと彼女の真横を通り過ぎてその場を去った。
それから彼女とは何度か行く先で出会うことになる。だけどどんな時でも襲いかかってきたことはなく、ただ悲しそうにコチラを見てくるだけだった。
この日も彼女は現れた。だけど後ろには3人の知らない人型がおり、武器を構えている。彼女も悲しそうな顔をしながらも背中の太刀を引き抜き、コチラに構えてきた。
それはつまり、そういうことなんだろう。少しだけ親しみを感じ始めていた魂はショックを受けていたが、結局彼女も狩人として狩りに来たのだろう。
自分も翼脚を広げて向かい入れる体勢になる。そして狩りを遂行すべく走り寄ってくる彼女達を迎撃しようと咆哮をあげたが、この日の咆哮はいつもより悲哀が混じったような気がした。
彼女達は強かった。個々の実力も高く、連携も完璧。そんなものを前にしては、自分に残された選択肢は逃げるだけだった。
ガムシャラに逃げたせいで方角は既に分からない。その事実に涙が出そうになるが、がらんどうの眼孔からは何も出ることはなかった。
逃げ延びた先で、少しばかりの休息をとる。また一からやり直しだ。そう考えていた自分の耳に大きな足音が聞こえてくる。状況確認のために鱗粉をばら撒き、足音の正体を確かめて、思わず笑った。
音の正体は一度現れると周囲の生態系を破壊する勢いで食事をするモンスターだったからだ。しかもコチラのことは既に捉えているのか、真っ直ぐとこっちに向かってくる。恐らく人型につけられた傷から流れる血の匂いを辿っているのだろう。
逃げようにも既に手遅れ、もうこの場所は奴の射程圏内だ。立ち向かうしかない。
辺りを震わす咆哮をあげるモンスターに向けて、コチラも負けじと咆哮する。早く食べたいと言わんばかりに涎を垂らす顎から繰り出される噛みつきを躱し、カウンターで翼脚を叩きつけて争いは始まった。
奴は強かった。だけど自分は生きている。しかし翼脚を一本噛みちぎられたため、もう飛ぶことは叶わない。
大きな傷なので止血も出来ないのか、血が止まらない。だけど関係ない。邪魔者はいなくなったんだし、早く帰ろう。それにかなり時間をくったので人型が追いついてくるかもしれない。歩いて行くしかないが、ここが踏ん張りどころだと奮起する。
歩き続けた。足元がふらつき、意識がおぼつかないせいで何度も転倒しかけたけど諦めずに歩いた。そしてある程度歩いた後、開いた空間に出たような気がしたので鱗粉をばら撒いて周囲を確認する。
「……!! グゥオォォォォォォ!!」
確認した景色を何度も確かめ、歓喜の咆哮をあげる。丸い広間で中央に巨大な岩。ここだ、ここが帰るべき場所だ。
やっと帰ってこれたんだ! みんなにただいまって言わないと! あれ?でも自分の家はこんなのだったっけ?
まぁ、いいや。みんなはいないようだし、布団に入って寝てしまおう。……布団って何だっけ?
分からない。分からない。本当に帰るべき場所はここなのか?ここは自分の家なのか?意識がぐちゃぐちゃだ。
そんな時、自分の背後から足音が聞こえた。普段ならここまで近付かれる前に気配で気付くのに、どうやら家に帰れた喜びが大きくて気付けなかったようだ。
ばら撒くのも辛くなってきた鱗粉を撒き、正体を確かめて安堵する。そして残った翼脚でそれを優しく眼前に引き寄せる。
眼前に来たのは人型だった。きっと家で待っている人だ。ってことはここはやっぱり自分の家だったんだ。
ただいま。と人型のお腹に顔を押し付ける。今の自分の大きさならもしかしたら押し倒してしまうかもしれないと思ったが、それに反して目の前の人型はしっかりとコチラを支え、頭を撫でてくる。
それがたまらなく嬉しい。帰ってこれた安堵感で身体の力が抜け、強い眠気がくるけど気合いで持ち堪える。話したいことがいっぱいあるんだ。ここで寝てなんていられない。眠気を覚ますために立ち上がろうとするが、四つの脚はそのどれもが疲れで震えていて立てそうにもない。
どうしたものかと悩んでいれば、人型はゆっくりと頭を撫で続けてくる。これが眠気を増幅させていると理解出来るが、拒む気にはならない。
きっと人型も眠れと言っているのだろう。元から人型の言葉は分からない上に既に耳もおかしくなっているのか何も聞こえないけど、そう言っているに違いない。
しょうがない、少し眠ろう。話は後からでも出来る。起きたらいっぱいこの日までの、出来事を、話して、笑って、また、明───。
私の背中にまわされていた一本だけになった翼脚が、力無く地面に落ちて音を立てる。腕で支えていた頭部もそれに伴い地面に落ちようとするが、それを支えながら私は座り、膝の上へと乗せてやる。
初めはこの子を討伐するつもりだった。脱皮に失敗したとはいえ半身がシャガルマガラへと変化したこの子が撒き散らす狂竜ウイルスは生態系を狂わせる激毒。とても放置できるものではなかった。
幾人のハンターがこの子、渾沌に呻くゴア・マガラに挑んでいき、その全てが返り討ちにされた。だから私に討伐依頼が回ってきた。
竜人族では若輩者だが、それなりに長い時をハンターとして過ごしていた私は依頼を受注し、討伐に向かった。そして出会ったこの子を前にして、失敗した。
竜人族には稀に共鳴という相手の考えていることなどがなんとなく自身に伝わり、理解する能力を先天的に持っている場合がある。私もそれが持っていたのか、ほんのうっすらとだけだが相手の気持ちや考えが伝わってくる時が何度かあった。
そしてこのゴア・マガラに出会った時、顔を合わせた直後に共鳴は発動した。
『帰りたい。』
今までうっすらとしか聞こえなかったものが、子どものような声でハッキリと誤魔化しようがない大きさで私の頭に響き渡った。ゴア・マガラから伝わってくる望郷の念、不安、心細さ。それに私が混乱しているうちにゴア・マガラは逃亡し、クエストは失敗した。
それから私は何度かこの子の討伐依頼を受けたが、その全てが失敗に終わった。私はこの子を討伐することが出来なくなったのだ。他のハンターが私がこの子を狩れなくなった理由を聞けば甘ったれるなと激昂するかも知らないが、それでも無理だった。だってこの子はただの迷子だ。帰る場所を見失い、それでも帰ろうともがいているだけだ。
会うたびに私の頭に響き渡るこの子の気持ちに武器を握る手は緩み、見守ることしか出来ない。苦しみながらありもしない帰る場所を探すのなら、いっそのこと楽にしてやるべきだと頭の片隅で考えるが、そんなものは人のエゴだ。
それにだ。この子の成長具合からして、私が以前失敗したシャガルマガラの討伐を成功させていれば、この子が次のシャガルマガラになれたはずだ。そうなればいずれ狩られるにしても、この子は帰るべき場所へ帰れたはずだ。
そんな負い目もあって、私は生態系に影響が出ないうちはこの子のことを見守ることにした。
しかしそれは長続きしなかった。迷子のようにあっちへこっちへとふらふらしていたこの子だが、ある時に真っ直ぐと街があるところへ向かって飛び始めたのだ。
そうなればコチラも撃退しなければならない。どうか途中で逸れてくれたと願ったが、願いは叶わずこの子は街へ飛来した。
戦闘フィールドへ誘導し、討伐戦が始まった。この子は今まで戦ってきたモンスターたちと比にならないほど強く、賢かった。正直私1人なら太刀打ち出来たか分からないほどだ。
がらんどうの眼孔の奥に灯る赤い光はとても不気味で、悲しそうに見えた。そして討伐は叶わず、傷だらけになったゴア・マガラは街から逃亡した。
その後、追跡班によりゴア・マガラの居場所が特定され、私が向かうことになった。後から知ったけど一部のハンターは何度も失敗している私よりも自分がと立候補していたらしいが、それは私の気持ちを汲んでくれた仲間のハンターが押さえ込んでくれたらしい。
そんなことがあったなどと知らない当時の私は向かった先で見たものに驚くことになる。ゴア・マガラは負傷した状態でイビルジョーと戦い、勝利していたのだ。それでもイビルジョーの亡骸の横に、根本から噛みちぎられたであろう純白が混ざった右翼脚が落ちていたことで、ゴア・マガラも致命傷を負っていると分かった。
もう長くないことを悟ったので介錯する覚悟を決め、ちぎられた場所からこぼれたであろう血で出来た道を辿れば、地下へ続く洞窟へと辿り着いた。そこから更に追えば天井が崩落した影響か、陽の光が届く丸い円形の広間に出て、その場で倒れ伏しているゴア・マガラを発見する。
身体が上下していることからまだ息がある。トドメを刺すために近付けば、ゴア・マガラの残された翼脚が動いた。
その翼脚に敵意はなく、しかし確かな意思を持って私の背中に回されたので警戒はしつつも抵抗せずにそれを受け入れる。引き寄せられた場所は、ゴア・マガラの眼前。何をしてきても瞬時に対応出来るよう構えていれば、ゴア・マガラは私の腹部に頭を押し付けた。
ゴア・マガラから漏れる声は甘えるような声。雛が親に出すような声を、この子は私に向けて発した。
『帰れた。やっと帰れた。ただいま。ただいま。』
響くこの子の声に、無意識に武器から手を離してこの子の頭を優しく抱きしめる。
「ここはあなたの帰る──、いえ、よく帰ってきました。お帰りなさい。」
咄嗟に出そうになった否定の言葉をすんでのところで飲み込み、労るように嘘を吐く。そして周囲を見渡して、私は理解した。ここは似ているのだ、この子の帰るべき場所と。それでも天空に近いあの場所へ辿り着けず、大地よりも下のこの場所に辿り着くのは、一体何の皮肉だろうか。
せめてもとこの子の頭を撫でると、嬉しそうな声を漏らす。
『聞いて。話そう。沢山のこと。』
一言ずつ区切りながらだが、今日の出来事を親に話そうとする子どものように嬉しそうな声を出す。そしてこの子は立とうとするのだが、嬉しそうな声とは裏腹に脚が震えているようで上手く立てない。当たり前だ。もう私の足元に届くぐらいの血溜まりが出来ているのだから。
「その前にここまでの道のりで疲れているでしょう? なのでまずは寝ましょう。寝て、それから沢山話しましょう。あなたは十分に頑張りました。」
精一杯の気持ちを込めて、どうか届けとこの子に囁く。この声が届いたのか、届いても理解出来ているのかはこの子にしか分からないが、この子はしょうがないと言わんばかりに息を吐くと、立とうとするのを止めて再び伏せた。
それからしばらく私に頭を擦り付けてくるが、その力も徐々に弱くなってくる。息も何かが詰まっているような変な音が鳴り始め、確認してみれば吐血していた。恐らく内臓が負傷していて体内の血が外へ出てきた可能性が高い。……もう、ダメだろう。
きっとこの子は私を別の誰かと勘違いしている。それでも最期にこの子が安らぐのなら、私はその誰かの代わりを受け入れましょう。
「おやすみなさい、良い夢を……。」
最後にそう呟いて、もう一度今度は強く抱きしめる。それに満足したような息を吐くと、今度こそ迷子の渾沌に呻くゴア・マガラは安心したのか動きが緩慢になり、眠るように息を引き取った。
転生ゴア……ゴア・マガラの時の曖昧な人の記憶はシャガルマガラになった時に転生前の人格が覚醒するはずだったから。しかし他のゴア・マガラに先を越されたせいで脱皮に失敗し、覚醒もなくなった。苦しむなかでゴア・マガラとしての使命と曖昧な転生前の人格が望みが完全に混ざり合い、元からもっていた帰りたいという想いだけが強くなった。
最期に辿り着いた場所は本来なら望みとは程遠い場所。しかし本人にとっては、夢にまで見た帰りたい場所になったのだ。
竜人族ハンター……共鳴の能力を持っていたが、性能はそこそこ。それのおかげで今まではそこまで影響がなかったのだが、今回はオリ主の強すぎる想いに反応した。そのせいで家に帰ろうとするオリ主を狩ることが出来なくなり、見守ることに。捕獲することも考えたが、渾沌ゴアは寿命が短いうえにギルドが渾沌ゴアの生存を毛嫌いしているため、断念した。最後はオリ主の勘違いを否定せず、オリ主の最期を看取った。
その後、首には漆黒と白金が入り混じった逆鱗のネックレスをつけるようになった。
以上です。ゴア・マガラがシャガルマガラになる時は蝉みたいな脱皮をするのは4のムービーで知っているんですけど、渾沌ゴアになる時はどうなるんだと結構悩みました。
……ところでこの種族の生態重くない?重いよね?思わずひぇって声が出そうになった。