原作ならやりそうでやらなそうなことをしていきたいと思います。
鬼裂おじいちゃんの罪状勝手に増やしてごめんね……!
でもやっててもおかしくないと思うんだ俺は。
今回捏造設定が出てきますので、原作は至高で神なのになんで? お前殺すよ? という方は是非とも低評価……は付けないで欲しいけど代わりにコメ欄でボロクソに言ってね!!
低評価付けられると見る人減っちゃうからなぁ……
凡人探索者知らない人も見られるようにしないとなぁ!
これもしば犬部隊を専業にするための布石よ
ふぉっふぉっふぉ。
続きです。
TIPS€ 現在クーフーリンと英霊エミヤが戦闘を行っている。
TIPS€ クーフーリンが勝利する確率は3割だ。
TIPS€ 残りの7割を引けば、クーフーリンは殺され、カルデアは全滅する。最後の希望が失われる時、この世界の人類の歴史は燃料とされ、新たな世界が誕生する。
「あっ、そう」
味山はこの世界の行く末に何も興味がなかった。
所詮ここは自分が生きていた世界とは別で、自身を取り巻くたのしいやつらとの環境には何も影響を及ぼさない。
走る。
超遠距離から己の頭を綺麗にぶち抜いた敵を殺すべく、味山只人が走る。
「確かこっちだよな」
先程聞いた敵の居場所を思い出し、
火の手が上がった街並みを迷うことない足取りで進み、目的地へと向かっていく。
TIPS€ だが、“耳男”の助力があれば勝率を10割にする事が可能だ。
「え、マジ?」
さっき聞いた話だと結構チート性能してたよな。
味山は世界のヒントを思い返す。
TIPS€ 英霊エミヤの宝具である
TIPS€ その宝具の力により、英霊エミヤは名だたる英雄たちの武器武装を劣化コピーし、自在に生み出すことが出来る。
なーんか、ズルくね?
「才能あるやつはいいよなァ、俺がローン組んで毎月せこせこ金払って買った斧とか、ぜーんぶ簡単に手に入れられるんだからよお」
火がつく。いや、もう付いていた。
アレフチームも貴崎も雨桐もじいちゃんも誰も知人が、知り合いが居ない世界で、若干やる気が出ていない味山は己の苛立ちに任せて暴れようとしている。
「金持ちアピールみたいでイライラするよなぁ! ……結局英霊ってよお、要はお化けだろ? 二度と生き返れねぇように、綺麗さっぱりゴーストハントしてやるぜぇえええええ!!!!!」
たどり着く。
「……ッ! まさか」
「……ッハ! おい、おいおいオイオイ! アジヤマァ! てめぇどうやって……!」
驚愕の表情でこちらを見つめる2人。
「なあ、お前だよな。
「……そうだと言ったら、どうするのかね」
ニヒルな印象すら与え余裕の表情を浮かべるエミヤ。
そうだ。結局、英雄でもない一般人が生き返ったところで、勝敗に何も影響はない。
凡人では英雄たちの戦いに割り込むことは出来ない。
ましてや、無意識に力が入ってしまったとはいえ、数打ちの剣による狙撃で即死してしまうような人間だ。
英霊という神秘の塊を傷付けるには同じ神秘でしか成し得ない。
蘇生したというド級の神秘はあれど、そう易々と使えるものでもないはず。
英霊たる己を害する危険性はない。そう結論づけて、
「ゴーストハントしてやるよ。てめーは要はあれだ。人様の武器パクってイキってるだけのザコなわけだ。英霊ってよお、自分が世界に打ち立てた功績だの、偉業だのが宝具っつーのになるんだろ? なのにてめーの宝具は武器をパクるだけ。英雄なのにやることがしょぼいんだよ、警戒して損したぜ、小物が」
「…………………」
凡人の煽りに絶句する。
「……フン、私としても貴様を殺すのはそう手間でもない。そんなに死にたいのなら、そのしょぼい武器を体験してもらうとしよう。見たところ日本人かね?
TIPS€ “童子切安綱”、“へし切長谷部”の投影を確認
凡人にえげつない煽りを受け、流石に少しキレたエミヤは弓に2本の刀剣をつがえ、狙いを定める。
計画通りだ。
味山はニヤリと笑った。
「手を貸さなくて大丈夫か? アジヤマ」
「もんだいねえ! 作戦通りだ!」
味山は数々の死線を潜り抜け、技能と技能を組み合わせ、新たな技能を生み出してきた経験からIQの高いとある作戦を立てた。
その名は“鬼裂先生さいきょーむてき強化計画”。
“嵐”を相手にしたとき。
“52番目の星”の集合体を相手にしたとき。
味山は少し思ったことがあった。ヒントによれば適切な武装さえあれば“神”すら屠ることが可能な鬼裂の業。
アレ、鬼裂先生ってもしかしてまともな武器あったらクソ強いんじゃね?
その発想はようやく英雄たちの持つ武装を手に入れる機会が生まれたことで結実しようとしている。
美麗な刀が味山を狙う。
TIPS€ ……! よもやこれ程懐かしいことはあるまいて。我が君の愛刀に、恥知らずの頼光めの刀とはな! まぁさして気にしてもおらんが。
TIPS€ “鬼裂の業”を使用するか?
「YESだ」
眼前まで迫った見事な2本の刀を、姿勢を低くし、凡庸とはかけ離れた流麗な体捌きで掴み取る。
TIPS€ “鬼裂の業”の使用により、お前は“戦闘適性+10”、“刀剣扱い+10”、“怪物狩り+7”、“身のこなし+6”、“明鏡止水”、“殺人術+5”、“呪血式+3”を限定的に得ることができる。
TIPS€ “童子切安綱”、“へし切長谷部”の制御権は“無限の剣製”にある。掴み取ったところで、それを使うことは出来ない。血迷ったか?
「……カカッ、げに残酷は世のまこと。人の価値を定むるは、まこと貴き鬼裂の血なり」
TIPS€ “神秘の残り滓”たちは異なる世のルールに適応し始めている。“神秘”がより強く、強固に存在するこの世界で、彼らは力を増している。
「呪血式、弁慶」
鬼裂により操縦される身体が掴み取った刀で薄く腕を斬り、刀に血を纏わせていく。
TIPS€ ……!? “童子切安綱”、“へし切長谷部”を通じて呪血式・弁慶による無限の剣製への干渉を開始。
きらり。
刀身がほんのり青白く光る。
TIPS€ ぬぅ、やはり才なき血では式を練りづらいことこの上ないぞ! こんな不細工な式を編んでいることが我が子孫たちに知られたら腹切りも辞さぬくらいだ。アジヤマめ。
TIPS€ 投影された“童子切安綱”、“へし切長谷部”は“無限の剣製”により制御権を保たれている。今のままでは奪うことはできない。
「……何をしたのかはわからないが、私の武器を生み出す力は固有結界によるものでね。それは無駄な努力と言うものだろう」
TIPS€ 対抗技能、検索、発見。“完成された自我(社畜)・究極”による心象世界“無限の剣製”への侵食を開始。侵食率1%。
世界のどこか、巨大な歯車が浮かび、無数の剣の墓標が突き立てられた荒野に、清らかな水のせせらぎが響き始める。
味山の血を吸い、双つの刀身が光る、光る、光る。
TIPS€ 侵食率27%を突破。
どんどん青白い光が強くなっていく。
輝く光が味山のギラついた目に反射する。
TIPS€ 侵食率59%を突破。
剣の筵と成り果てた荒野に草が、森が、川が、そして河童の棲う沼が出来上がる。
呪血式が完成されていく。
呪血式・弁慶。かつて1000本の刀を武士から奪おうとし、しかしその最後、1000本目にて源義経に破れ家来となった者の血に宿りし、武装簒奪の式。
鬼裂は過去、源義朝、源頼朝及び源義経を殺害している。
その家来とて、例外ではない。
「……なん、だ? やめろ。何をしている。やめろ、やめろやめろやめろやめろ! 私の心に、無限の剣製に、一体、何を」
土足で自身の心に踏み入られ、エミヤは焦燥した表情を浮かべている。
今、エミヤの心中は猛烈な嫌な予感に支配されていた。
焦った表情で問いを投げかける英雄。
TIPS€ 侵食率83%を突破。
「ぎゃは、ギャハハ! 聞きませーん」
その問いを踏みつけにし、鼻をほじる凡人。
そして、青白く光る刀身が極点を迎え______。
“無限の剣製”内部、とある2本の刀剣が突き刺さった場所にひょっこり。
沼から飛び出し、味山を子分とする河童がてちてちと歩き、顔を出す。
TIPS€ キュキュ!!!
小さき身体につぶらな瞳。小さく飛び出た嘴に、これまた小さな水掻きを持つ。
しかし、決して侮ることなかれ。
彼は西国大将にして水神の愛し子。
凡人探索者が誇る“神秘の友人”たちの1人である。
ゆっくりと、股を広げ、地面に狙いを定める。
TIPS€ “九千坊球磨川絵巻物語”其の六、水神印のカッパ相撲
直角90度、天に向けて伸ばされた足が、勢いよく荒野を踏み鳴らす。
ど お ん 。
水神に認められた河童たちの頭目、九千坊。
彼の四股踏みは天地をすら揺るがす。
ぽろん。
2本の刀が、荒野からすっぽりと抜けてしまった。
TIPS€ 侵食率100%を達成。
TIPS€ 条件、達成。“無限の剣製”から生み出された武装の簒奪が可能になりました。
TIPS€ 投影された宝具“童子切安綱”、“へし切長谷部”の簒奪に成功。よくもまあ、裏技じみたものを次々と考えるものだ。
「ま、さか……貴様、冗談だろう、? 自分の心象風景ならともかく、他人の心象風景に干渉するなど、そんな、バカな!」
「ぎゃは、ぎゃはは。地頭のいい俺は考えた。どうすりゃてめーらみてえなチートパワーできゃっきゃウフフしてるやつらをぶちのめせるか」
エミヤは目を見開き、思案する。
自らの心象風景より生み出された宝具の制御権を奪われた、? それはつまり、心の強度で負けたということで________。
英雄から武器を、宝具を奪った凡人が笑う、嗤う。
凶悪で、冷徹で、そして心底楽しそうな探索者の顔だ。
「幸いこっちには平安最恐の鬼狩りが居るからよお、ゴーストタイプにはゴーストタイプだよなああ!!!」
「英霊にそんなタイプ相性が通じるわけがないだろう!?」
意味のわからない言葉を並べ立てられ、思わず声を荒げてしまうエミヤ。
このたとえは現代の英霊エミヤとカルデアの1部の人しかわかるまい。
エミヤの叫び声を完全に無視し、ぎょろりとした目を向け、一言。
「“耳の大力”を使用する」
ばしゅん。
「な、に________!?」
「よお、借りパク武器を更にパクられた気分はどうだァ!?」
一瞬で地面を蹴り飛ばし、クーフーリンを飛び越え、近くの建物の壁面を走り、エミヤの眼前にまで飛び降りる。
もはや、英霊ですらこの男を止めることはできない。
奇しくも味山の凡人具合がエミヤの観察眼を誤魔化していた。
聖杯の泥に犯され、明瞭な思考を失われようとも、依然エミヤは英雄の身。
このような真正面からの奇襲はもう二度と通用しないだろう。
しかし、初めの一度だけなら通用する、してしまう。
TIPS€ お前は“人知竜”、“脳”との戦いの際に血の芸術、貴崎凛の技の息遣い、心臓の鼓動、筋肉のしなる音、姿勢。その全てを目撃、録音している。
TIPS€ 耳の性癖+耳の大力+鬼裂の業
TIPS€ キサキの型・再現率11%←NEW!
「借りるぜ貴崎ィ! 味山スペシャル、借りパクの呼吸ゥゥッ!!! キサキの型ァッ! 公ッ至イイイイイイ!!!!」
1000年続いた血の配合。才能、異能、血筋の選別。その末に生まれた最高傑作、貴崎凛。
鬼狩りの一族の集大成が西暦2028年、ある国では神、またある国では悪魔とも呼ばれる“竜”をすら撃ち落とすために生み出した、竜断ちの絶技。
人でもなく、鬼でもない、鬼人の身にてようやく放てる、空前絶後の大斬撃。
その11%が、耳の大力が齎す力で放たれた。
するり。
音も抵抗も何も無く、
「ふ、フハハハ、フハハハハハハハ! まさか貴様のような人間が居るとはな……。どうやら私には、つくづ、く……運が、ないようだ」
天より落ちる双刃は、音より先んじてエミヤの身体を縦に割った。
両断されたエミヤの身体が霊子に還っていく。
「ぎゃは、ぎゃハは」
「ギャーッはっハっハ」
「ンギャーッハッハッハッハア!! 作戦大・成・功! ンギモチィィィィッ!!!! どいつもこいつもIQが足りてねぇからこうなるんだぜえええええ!!!!!! 第三部完ッ! ギャハハハハ!!!!!!」
遍く全てを斬り拓く、至高の斬撃である……最も、本物の流麗たるその姿とは、ため息が出るほど程遠いが。
しかし、それは紛れもなく天才が放つ“キサキの型”であった。
異なる世にて、凡人は更なる道具の使い方を覚えた。凡人の身にて、天才の業を再現する無法。
元の世界に戻って使う気満々の味山だが、果たして貴崎の一族、その集大成が生み出した竜断ちの業を使う意味を本当に理解しているのだろうか。
アシュフィールドにしろ、貴崎にしろ、知られて修羅場になるのは間違いないのである。
TIPS€ とあるサーヴァントを倒すことで“キサキの型”の更なる再現率の向上が可能だ。
TIPS€ お前は強くならなければならない。自らの道具の使い方を更に研究しろ。研鑽し、検証し、実践し、力を蓄えろ。
全ては、お前の探索を全うするために。
「は、はは、ハハハハハ! やるな! アジヤマ! 無理そうなら俺が代わりにやってやる予定だったんだが、その必要もなく終わっちまったな」
いつでもカバーに入れるよう準備していたクーフーリンが大笑いしている味山に近づく。
その表情から読み取れるものは歓喜、驚愕、賞賛、そして興奮だ。
「まあ、俺も相当修羅場をくぐって来てるから、よゆうっていうか、なんというか?」
クーフーリンの表情の意味を考えることもなく、脳死で答えを返していく。
作戦が大ハマりし、味山は最高に気分が良かった。
TIPS€ 警告・一騎のサーヴァントがこちらに接近している。
TIPS€ お前は時間を掛けすぎた。聖杯からのバックアップを受ける反転した騎士王が猛り狂う大英雄を打ち倒してしまった。
TIPS€ 半神半人、ギリシャ最強の大英雄が人類の未来を潰しにやってくる。
TIPS€ 複数の技能同時使用により寿命2日消費
TIPS€ 残り寿命22日
原作にありそうな要素考察するの楽しい。
それはそれとしてこんなの味山じゃない!
という意見はもちろん受け付けておりますので、是非感想にぶちまけてってくだちい。
ちなみに“無限の剣製”への侵食は刀剣2本分です。
捏造要素:水神印のカッパ相撲、呪血式・弁慶及び源義経の殺害、“キサキの型”
ひえ。こりゃひでぇ。
味山は凡人なので万が一にも今作のような天才の技を使うことはないと思うんですが、もし今作の“キサキの型”が再現率100%で元の世界で使われたら
僕、きっと貴崎ちゃんが名瀬瀬奈みたいになる気がするんだ。
貴崎の一族しか使えないはずなのに……それも私が作った技を……それってもう、結婚 ですよね!!!!!
うーん。有り得そうだと思えてしまう自分が憎い。
ちなみに剣豪サーヴァントと戦う際に鬼裂に任せず再現率11%“キサキの型”使おうとすると余裕で見切られてボコボコにされます。