S.H.I.E.L.D.長官のボディーガードは魔女   作:LemoИ

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ウィンター・ソルジャー編クライマックスです。

※拙いですが戦闘描写があるためグロ注意です。



これを書き始めた時宝具2だったモルガン陛下も、気づけば宝具5レベル120絆レベル15になってました。
いつもありがとう。

あ、ちなみになんですが…FGOフレンドなりたい方います?


キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー④

キャプテン達を回収して離脱した車両はしばらく移動した後、薄暗い路地裏に停車した。

 

スライドドアから降りると、またそこにも迎えの別の車が停めてあった。

そしてその運転席から降りてきたのは…

 

「やっと来たわね。」

 

数日前にワシントンに来ていた副長官のマリア・ヒルだった。

 

「ヒル。」

 

「ここもいつまでも安全じゃないわ。行きましょ。」

 

「ま、待ってくれモルガンが…」

 

「大丈夫よ、そろそろじゃないかしら。」

 

「どういうことだ?」

 

すると、ポケットに仕舞っていたモルガンのスマホが青白く発光し始めた。

その異様さに思わずキャプテンはスマホを取り出すと、青白い魔力の光と霧の中からモルガンが顕れたのだった。

 

 

◇◇◇

 

 

十字路の真ん中で霧に覆われた瞬間、酔いそうなフワフワした感覚が全身を襲いました。

 

これは、私自身が何か物体に魔力を込めて、それをビーコンやアンカーの様な使い方で予め行き先を設定し、そこへ転移する方法です。

 

魔力の消費で身体は怠くなりますし、コスパは決していいとは言い難いですが、それでも今回のような場合はかなり役に立ちます。

 

そして直ぐに、身体が細く一点に引っ張られる感覚に包まれました。

 

 

◇◇◇

 

 

身体の感覚が通常に戻りました。

 

まず足が地面に着き、雑多な音が聞こえ、それに加えて不愉快なよく分からない臭いがしました。

そして最後に目を開けるとそこには、先に送り出した3人とマリアが私の前に立っていました。

集団行動は多すぎると目立つため、ウィザードとは別ルートで合流予定です。

 

マリアは初めて見る光景ではないため、反応は薄いですが、キャプテンとナターシャ、そしてつい先日まで全く面識の無かったウィルソンさんは突然のことに言葉も出ずに固まっていました。

 

「戻りました、問題ありません。ありがとうございますマリア。」

 

「はぁ……あなたのそれ、正直出鱈目よね。それと、お礼は後で、彼らにもちゃんと言ってあげなさい、あなたのことかなり心配していたわよ。」

 

「…分かりました。」

 

「さぁ、ここで長居し過ぎるのも良くない良くないわ。」

 

別の車へ乗り換えた私たちは更に移動を続けました。

 

後ろのスライドドアを開けると、視界いっぱいに緑林が広がっていました。

 

その奥には古びた灰色の建物が佇んでいます。

 

マリアは錆びた鉄格子の扉を開けて薄暗いその中へ入って行ったので、私たちもそれに続きました。

後ろにいたウィザードのメンバーは、周囲を警戒して外で待機しているようです。

 

「銃で負傷、半リットル出血。」

 

「私が看よう。」

 

薄暗い廊下の奥から、1人の男性が小走りでこちらに向かってきます。

発言的におそらく医療従事者でしょうか。

 

「彼に会うのが先よ。」

 

そう言ってマリアが白いカーテンを開くとそこに居たのは…

 

「なんだ、やっと来たのか。」

 

公には殺害されたシールド長官であり、私がこの世で1番慕っているマスターのニック・フューリーでした。

 

「はぁあああああ……。」

 

生きているマスターを見た瞬間、今まで張り詰めていた何かがぷつんと切れてしまい、両手で顔を覆ってしゃがみこんでしまいました。

 

マスターが、生きて……ました。

 

 

◇◇◇

 

 

「脊椎の損傷、胸骨骨折、鎖骨粉砕、肝臓に穴、おまけに頭痛……」

 

「後、肺の虚脱も。」

 

「それ以外は元気だ…」

 

「……っ、それ以外はって。」

 

もうボロボロじゃないですか。

視界が歪み、頬を生温い液体が伝っていくのを感じました。

 

「オペ中に心臓が止まったでしょう?」

 

「テトロドトキシンB。脈を毎回1分に遅らせる。ブルース・バナー用の鎮静剤。彼には効かなかったが、使い道があった。」

 

「何故秘密に?僕たちにまで。」

 

「暗殺に成功したと思わせる必要があったの。」

 

「死んだやつはもう殺されない。それに…誰を信じて良いか分からなかった。だからもう泣くなモルガン。お前にまで黙ってたのは悪かった。連中も、1番近いお前の動向を気にすると思ったんだ。」

 

「泣っ、いて…ま、せん……ひっ……う…」

 

だから何で、みんなそんな暖かい視線を向けるんですかっ!

 

 

◇◇◇

 

 

「この男はノーベル平和賞を断ったんだ。こう言ってな。『平和とは手柄や功績ではない。我らが果たすべき責任だ。』」

 

私は、マスターの肩に手を当てて魔力を流して少しでも痛みを和らげながら、その話に耳を傾けました。

 

「……ですが、結局はガワだけで実際はク〇野郎だったと。」

 

もう、彼のことを敬う必要は無くなりました。

倒すべき敵の親玉です。

 

「おい口が悪いぞ、そんな育て方を…「マスター、あなたに育てられた覚えはありません。」

 

それに直接ではなくとも、マスターをここまで傷つけた。

そんな相手に今更丁寧な言葉遣いをする必要なんてありません。

 

「おい………まぁ、つまりだ、こういうことがあるから人を信じれなくなる。」

 

「計画を止めなきゃ。」

 

「安全保障委員会はもう、マスターの言葉に耳は傾けないでしょうね。」

 

「あぁ、だろうな。」

 

そう言ってマスターはテーブルに置かれていた灰色のケースを開きました。

その中には3枚の回路基盤が収納されています。

 

「それは?」

 

「ヘリキャリアが高度3000フィートに達したら衛星とリンクを形成し、攻撃可能な状態になるのよ。」

 

マリアがノートパソコンの画面をこちらに向けました。

そこにはインサイト計画が青い図面で表示されています。

 

「ヘリキャリアに侵入し、照準補足システムの回路をこれと入れ替える。」

 

「1機や2機じゃダメ。3機全部をリンクさせないと意味が無いの。もし1機でも奴らの思い通りに動く艇があれば、大勢の市民が死ぬ。」

 

「ヘリキャリアに乗っているのは全員ヒドラだと思え。そいつらを突破して、このサーバーブレードをセットするんだ。その後で機体を回収出来れば……「回収などしない。ヘリキャリアだけじゃない。シールドも倒す。」

 

マスターの言葉を遮ってキャプテンが告げたのは全てを終わらせる言葉でした。

 

「シールドは何の関係もない。」

 

「これが任務だ。ケリをつける。シールドが乗っ取られても気づかなかったろう?目の前でヒドラが育ってたのに。」

 

「何故こんなアジトがあると思う?気付いてたからだ。」

 

「気付くまでにどれだけ犠牲を出した?」

 

「バーンズのことは知らなかった。」

 

「知ってても僕に言ったか?それとも情報を分断してた?シールドも…ヒドラも全て潰す。」

 

「彼の言う通りです。」

 

マリアは、マスターではなく、キャプテンの意見に賛成の意を示しました。

 

「俺の方見ないで、俺はついて行くだけ。ゆっくりね。」

 

マスターはその場にいる全員の顔を順番に見つめ、最後に私の方に向きました。

 

「……マスターのみこころのままに。」

 

私は敢えて従者のように胸に手を当てて仰々しく頭を下げました。

マスターは私のその返事にどこか呆れたような溜め息をつき、そして……

 

「じゃあ……今後は君が命令を出せ、キャプテン。」

 

 

◇◇◇

 

 

ブリーフィングを終えてそれぞれが作戦のために動き出し、その場に残ったのは、私とマスターだけになっていました。

インスタントのコーヒーを2人分用意し、湯気の立つ金属のカップをマスターの前に置きました。

火傷しないようにゆっくりと口に含むと、程よい熱が身体の中へ染み渡り、心を落ち着かせていくような感覚がしました。

 

「……懐かしいな。」

 

いつも通り、会話を切り出したのはマスターからでした。

 

「何がです?」

 

「……昔は、コーヒーも満足に淹れられなかっただろ?」

 

ぽつりとマスターが呟きました。

 

「そうですか、分かりました。では、どこか好きな骨を選んでください、もう一本程折りましょう。」

 

「あぁ……いや、遠慮しておこう…」

 

私が真面目な顔でさらっと冗談を言うので、マスターは青ざめた表情を浮かべていました。

 

「それよりも、一体いつの話をしてるんですか。」

 

「いや、ただ成長したなと思ったんだ。」

 

先程までの真剣な様子とは打って変わって、穏やかな表情で私のことを見つめていました。

 

「……本当にそうでしょうか?」

 

「あぁ、お前自身は気づいてないかもしれないが、シールドに来てから、良い意味で色んな刺激を受けてきたんだろう。」

 

確かに、今日まで数え切れない程の出会いがありました。

 

「……それなら、良かったです。」

 

何故か、返事が他人事のようになってしまいました……

 

後、マスターには伝えておくことがあったのを思い出しました。

 

「……キャプテンとナターシャに話しました。」

 

その言葉に主語は必要ありませんでした。

 

「そうか。」

 

「いつかは話すつもりだったので、それが急にやってきただけです。」

 

本当は自分のタイミングが良かったですが……今更です。

 

「お前の中にある感情が、処理出来ているならそれで良い。」

 

「はい、ありがとうございます。」

 

「特に礼を言われることはしてないが……」

 

私からしたら……マスター、あなたへの感謝は簡単な言葉じゃ足りませんよ。

 

「モルガン……後悔しているか?」

 

「後悔、ですか……。」

 

「ふと思ったんだ……私は今日まで沢山のことをお前へ頼んできた。」

 

「はい…」

 

「最初、私と一緒に来るかどうかは、選択肢を用意した。だが、結局私はお前のことを利用していただけだったのかもしれない。」

 

「…お前を迎えた時、その力を利用する気が無いと言ったら嘘だった。だがお前のことを他の兵士と同じように酷使するつもりも無かった。」

 

「分かっています。」

 

憐れみや、優しさだけで血も繋がってない人の命を拾うことなんて普通の人に出来ることではありません。

普通は物事に対して、自分にとって利用価値を測ってしまうものです。

それを自覚しながらもマスターは、こんな私のことを1人の人間として今日まで扱ってくださいました。

その方に報いない理由は私の中にありませんでした。

 

「酷なことだと分かった上で頼みたい。もちろん使わずに済むのが1番だが、万が一の時は……」

 

その後に続く言葉を、私は静かに受け止めてゆっくりと頷きました。

 

その話をする時のマスターの表情が余りにも悲壮感漂うものでした。

そのため、私は先の戦闘で出会った人物についての話題を切り出すことは出来ませんでした。

 

 

◇◇◇

 

 

周囲が深緑が包まれ、廃墟と化したダムの端のコンクリートに寝そべっていると頭上の方から声と足音がしました。

 

「良いんですか?」

 

その言葉と共に私の方へ投げられた簡易食料を両手で包むようにキャッチしました。

 

「…何がでしょうか?」

 

「以前話してくれましたよね、あそこは家のような所だと。」

 

私は近くにいる副隊長との過去の会話を思い起こしていました。

 

「……そういえば、そんな話もしましたね。確かにシールドへの思い入れがあるのは、否定しません。」

 

シールドでの生活や出会いは、私の記憶に残っている70年近い歩み中でも非常に印象的なものでした。

 

「ですが、もしこのままあそこを放置していたら私は確実に、この先の人生において後悔し続けることになるでしょう。場所ではありません。私は、その居場所が出会わせてくれた皆さんと生きていくために戦います。」

 

「もう、覚悟は決まっています。部隊に作戦の準備をさせてください。」

 

私のその返事に彼がどこか寂しげな表情を浮かべているのがとても印象的でした。

 

 

◇◇◇

 

 

アーニム・ゾラがあのような状態ですが、生きていた。

 

 

彼は途中でアメリカ側の捕虜になったものの、その実験は継続され多くの喪失の末に成し遂げられた。

 

 

つまり、当時のデータが消失していたとしても再演すること自体は問題無い。

 

 

いえ、そもそも実験のデータは本当に破棄されたのでしょうか?

 

 

四次元キューブはニューヨーク戦の後、ソーがアスガルドに持ち帰った。

 

 

でも、それまではシールドが所有していた。

 

 

もし仮に、何らかの形で、私を造った計画が残像のようにまだあったとしたら…

 

 

シールドがキューブを解析する裏で、ヒドラがもう一度それに取り組んでいたら?

 

 

きっと、誰もこのことで私を責めたりはしないでしょう。

 

 

こんな私には勿体ないくらい優しい人たちです。

 

 

だけど、これは私が向き合わないといけないことです。

 

 

 

 

 

『唯一ノ成功者』

 

 

 

 

 

つまり、そういうことなのでしょう。

 

 

 

 

ヒドラまだ残っているのを知った時、真っ先にこの可能性を疑わなかった私が愚かでした。

 

 

◇◇◇

 

 

昨日まで着ていたパーカーは戦いの中で擦り切れてボロボロのため廃棄し、マリアが新しく調達してくれた地味な黒いパーカーを防弾ベストの上から着用しました。

両太腿には、いつものと同じ拳銃が2丁が装備されています。

 

……始めましょう。

 

 

◇◇◇

 

 

私とマリア、キャプテン、ウィルソンさんとウィザードチーム4名はまず、トリスケリオンの通信室へ侵入───制圧しました。

 

 

『シールドの諸君聞いてくれ、スティーブ・ロジャースだ。』

 

 

『僕のことは耳にしているだろう。』

 

 

『僕を捕らえる命令も出ているだろう。』

 

 

『だが、真実を知ってくれ……シールドは変わってしまった。ヒドラに乗っ取られているんだ。』

 

 

『アレクサンダー・ピアーズがリーダー。ストライクチームと、インサイトのクルーもヒドラだ。』

 

 

『他にも何人も……このビルに居るだろう。隣に居るかもしれない。奴らはシールドを完全に支配した。』

 

 

『フューリーをも撃った。』

 

 

『それだけじゃない。ヘリキャリアが打ち上げられたら、ヒドラは邪魔者を自由自在に殺せる力を得る。』

 

 

『僕らで止めるんだ。簡単では無いだろう。自由の代償は高い。常にそうだった。だが払う価値はある。僕一人でも立ち向かうが……』

 

 

『1人では無いと信じる。』

 

 

エージェント一人ひとりの勇気と善性に訴えかけ、その演説は幕を閉じました。

その一つひとつの言葉は、離れたところで放送に耳を傾けるエージェントだけではなく、この場にいた私たちのことも奮い立たせるものでした。

 

 

◇◇◇

 

 

演説の影響からか向こうの計画が早まったため、私は直ぐにキャプテンとウィルソンさんと一緒に、ヘリキャリアの格納庫の方へ向かいます。

私が1号機、ウィルソンさんが2号機、そしてキャプテンが3号機に乗り込む手筈です。

 

ナターシャは既に委員会の1人に変装して、ピアーズの所に居ます。

ウィザードの隊員は、全体指揮を執るマリアと、この後委員会のフロアに乗り込むマスターの護衛……そしてトリスケリオン内のヒドラではない、シールドのエージェントを避難させる役割を担います。

 

空間を司る四次元キューブを力の源とする私は、これまでの数十年の修行の末にこの空間転移を可能としました。

ただあくまでそれは、私が事前に自身の魔力を流し込んだ杭を設置した場所に限られています。

 

そして、ヒドラが台頭した今、トリスケリオン内に仕掛けてあったのは全て破壊されてしまいました。

そのため、ヘリキャリアへは正攻法で表玄関から訪ねることにしました。

 

既に川の中にある巨大な格納庫の扉は開き、大量の水飛沫と共に3機のヘリキャリアがその姿を晒しています。

 

「無茶はするな!」

 

近くを走っていたキャプテンが、私に叫びました。

きっと私を心配しての言葉でしょう。

 

「その言葉、そっくりそのままお返ししますっ!」

 

私はそう言い残して、躊躇うことなく身体を放り投げ、甲板へ飛び降りて行きます。

 

強化した足で安全に着地すると、直ぐにこちらに気づいた敵が鉛玉を放ってきました。

 

「早速ですね。」

 

私はいつも通りの右手に魔槍、左手に拳銃の組み合わせで戦闘を開始しました。

頭上では、ウィルソンさんことファルコンを狙う弾幕が鳴り響いています。

 

容赦なく私の方へ銃口を向ける敵の中には、トリスケリオン内ですれ違ったことのある人も居ました。

仕事の関係で名前を知っている人もいます

 

それだけ、シールドの中にヒドラが染み込んでいたということです。

ですが、躊躇っている暇はどこにもありません。

もう、そこで甘んじることは出来ません。

 

右手の魔槍で銃弾を防ぎ、左手の拳銃で反撃を繰り返します。

 

既に20人以上を片付け、相手も撃ち合いでは勝てないことを悟ったのか、後退気味になり始めた時……

ヘリキャリアのとは違う聞き慣れたエンジンの音がしました。

 

「ちっ、ジェットもですか!」

 

能力者の私を警戒しているからなのは明らかで、その執念深さを垣間見ました。

そして、機体の下部にある機関銃が展開され、鉛玉が大量にこちらに吐き出されました。

 

口の中で、無意識に奥歯を噛み締めた音が聞こえました。

 

私は咄嗟に前転しながら、甲板に置かれた荷箱の影に隠れ、射線を切りました。

そして、その激しい弾幕を掻い潜りながら、私は右翼のローターに魔力で形成した青白い斬撃を放ちます。

急な回避等間に合うはずもなく、斬撃は翼を切り裂いて制御不能となり、甲板に墜落しました。

 

大物を堕としてホッとしたのも束の間、直ぐにまた銃声が近くからしました。

 

未だに目立つ怪我はありませんが如何せん人数が多くて、厄介な状況に置かれていました。

 

「焦らず地道に行きましょう。」

 

◇◇◇

 

甲板に居た敵を粗方掃討した私は、重厚な扉を足で開けて室内に侵入しました。

機内の間取りは既に頭の中に入っています。

機体腹部にある制御装置まで最短で向かい、その後はマスターの護衛に着く予定です。

階段を幾つも駆け下り、サーバー室へ繋がる廊下を進んでいきます。

 

ですが、向こうも簡単に突破させる気は無いようです。

嫌な予感が当たるというのはこういうことですか。

 

『マタ会ッタナ』

 

「あなたですか。」

 

私の視線の先には、昨日路上で戦った謎の女性が剣を握って立っていました。

 

昨日の戦いで既に彼女が、並の戦士と同じ括りに出来ないのは把握していました。

だからこそ、私は聞きたいことがありました。

 

「あなたは、私と同じなのですか……っ!」

 

私のその質問に対する答えは、黒いナイフの投擲でした。

咄嗟に頭を下げたため、ナイフは私の頭ではなく、壁に突き刺さりました。

 

『……ヮ、私ガ、貴様ト同ジダト?』

 

機械越しでも分かるほどの煮えくり返るような怒りが、私の方まで伝わってきました。

 

『流石ハ成功者様、呑気ナモノダ。』

 

私への呪いの言葉を吐き出した彼女は、その顔を覆っていたマスクとゴーグルを脱ぎ捨てました。

 

その素顔は、私でもほんの少し不気味に感じてしまうくらい、感情がありませんでした。

どことなく、私に雰囲気の似た端正な顔立ちをしています。

そして、こんな醜い戦乱に身を投じるには若すぎる容姿をしていました。

 

「正義のために戦っているつもりの、今のあなたには分からないでしょう。」

 

 

機械を通さない鈴の鳴るような声がしました。

 

 

「失敗作の……兵器としての強引な調整と強化が成された身体の忌々しさを……」

 

「……。」

 

「く、薬で自我が……私自身が削れてくのなんて分からないだろ!!」

 

憎しみを滾らせた彼女は、私の方へ飛びかかってきました。

その攻撃をすんでのところで上半身を仰け反らせて回避しました。

 

「っ!」

 

そして体勢を立て直したら直ぐに魔槍からの青白い攻撃を彼女へ発射しました。

 

彼女は回避して命中はしなかったものの、その衝撃で吹き飛ばされ、甲板に転がりました。

 

「ぐっ……、」

 

痛みに苦悶する表情は一瞬で、直ぐに立ち上がりました。

そして、荷箱の裏に隠れてしまいました。

 

私は警戒しながら彼女の居た方向に歩いていきます。

すると……

 

「っ!」

 

私の斜め後ろから発砲してきました。

私は咄嗟に魔剣を逆手に構え、ノールックで初弾を防ぎました。

警戒して魔力感知を広げていたお陰です。

ですが、2発目は私の左頬を掠り、赤い筋を作りました。

 

ですが私は冷静に、持っていた魔剣で彼女に狙いを定めて斬撃を発射します。

彼女は、私の攻撃を持っていた剣で受け止めて相殺しようとしました。

 

ですが金属の限界が来たのか、数発目の私の攻撃を受け止めた瞬間、その剣はパキりと折れて、地面に転がりました。

 

「ちぃっ!」

 

彼女は、使い物にならなくなった柄を捨て、背中にしまってあった小型のSMGの銃口を私に向けました。

 

「させません!」

 

彼女が引き金を引く前に、魔力で足を強化して一瞬で接近しました。

そして、その短い銃身を右手で掴んで射撃を妨害しました。

 

ばら撒かれた弾が私に当たることは無く、そのまま銃をむしり取って彼女の手が届かない所に放り投げました。

 

「クソッ!」

 

私は器用に彼女自身を傷つけずに、武器だけを順番に没収していきました。

拳銃も、何本も隠し持っていたナイフも……

 

きっと彼女は……私のように魔力で武器を生成出来ないのでしょう。

戦闘服に装備している武器の量が証左です。

 

そして最後のナイフも私が弾き落としたため、彼女は己の手足を用いた格闘術で仕掛けてきました。

私が横薙ぎに振った魔槍を、彼女は右足で弾き、そのまま回転しながら私の側頭部を狙ってきました。

 

武器は造れなくても、恐らく身体能力は同じですか……

 

技術の積み重ねるだけでは、説明のつかない力を彼女の動きから垣間見ました。

 

私は咄嗟に屈むことで彼女の回し蹴りを回避し、一瞬で距離を取りました。

そして直ぐに、壁を蹴りながら飛びかかり、両太腿で彼女の頭を固定しました。

更にそこから、回転しながら、彼女の頭を床に叩きつけました。

 

「がっ……」

 

「私の……勝ちっ、です。」

 

フラつきながらも立ち上がろうとしたので、その足を踏みつけるように蹴りました。

 

本来曲がらない方向に折れた足を見た彼女は、諦めた表情を浮かべ、ぺたりと座り込みました。

 

「早く……殺してください。」

 

彼女は俯き、死刑を受け入れるかのようにその頸を差し出しました。

生きることを諦め、生殺与奪の権を私に委ねてきました。

 

「あ…………」

 

その時、どこか見覚えがあった謎が解けました。

 

……それは、過去の私でした。

 

空っぽで何も無く、ただ時間を消費して生きていた私。

マスターと出会う前の私。

 

だからなのでしょう……

 

「……いいえ、あなたのことは殺しません。」

 

その言葉に驚いたのか、彼女は、苦虫を噛み潰したような表情で、私のことを見上げました。

 

「何故だ……憐れみのつもりか!」

 

「何故か……ですか。私はもう、人の生死に対する感情は希薄です。ですが、私のマスターなら、そうすると思ったからです。」

 

あなたは、ただの極悪人ではありません……被害者です。

 

「ちっ……私を生かしてどうする?」

 

「どうもしません……ただ、あなたにも明日を見る資格があると教えたかっただけです。少しでも自分で抗いなさい、どんな境遇であったとしても!」

 

「……。」

 

「……あなたにも、己の道を決める権利も、自由意志もあります!」

 

私は彼女の服の襟を両手で掴みあげ、額を突き合わせながら無理矢理目を合わせて声を荒らげました。

こんな私にだって、マスターは選ばせてくれた。

それは、決して私が特別だったからじゃない。

 

「自由、意志…………そんな、の無理、だ……あ、あなたがいるからっ、」

 

彼女は呻きながら私の手を触りました。

 

「っ……そんなことありません。この世界に手遅れなんてことはありません。」

 

直接は言わずとも、少なくとも彼女へ私の思いは伝わったようです。

 

「もう少し、違う出会い方があったら…あなたと一緒に…」

 

彼女の首に巻かれているチョーカーが電子音を発しながら赤く点滅し始めました。

それが何を意味するのか分からないほど無知ではありません。

私は、咄嗟に魔力で覆った右手でそのチョーカーを掴み取ろうとしました。

ですが……

 

「えっ……?」

 

彼女は、私のことを拒絶するかの様に突き飛ばしました。

 

「っ!……待って!!!」

 

なんで!!!

 

ほんの少しだけ穏やかな表情を浮かべた彼女の首元は、チョーカーに仕掛けられた爆弾で吹き飛びました。

 

小規模な爆発による煙が舞い、彼女の血液が私の顔に飛び散りました。

 

「あ……あぁ……」

 

私の……せいで…

 

地面には、首から上が原型を留めていない彼女が転がっていました。

 

私はゆっくりと跪き、黙祷を献げるかのように目を伏せました。

ですがその時、甲高い破裂音がしました。

 

「あっ……」

 

左太腿に激痛が走り、熱いじんわりとした感覚が広がりました。

その痛みで制御を失った膝から崩れ落ち、そのまま金属の床に倒れました。

 

うた……れた…………?

 

混乱している私の方へ段々と足音が近づいてきます。

 

「ったく、手間かけさせやがって。」

 

「っ……まだですっ!」

 

私は寝転んだまま彼女が先程まで使っていた剣の柄を掴み、狙いを定めて放り投げました。

その攻撃は敵の1人の胸に綺麗に突き刺さり、床に倒れ込んで動かなくなりました。

 

「お前っ!!!」

 

一応ヒドラでも、味方への情はあるのかもしれません。

冷たい床に転がる私の鳩尾へ、1人のヒドラ兵士が蹴りを入れてきました。

 

「あがっ……うっ、」

 

朝食べたものが逆流し、酸味のある液体が口の中に広がる気分の悪い感覚がしました。

 

「さっきまでの威勢はどうしたんだよ、魔女さん?」

 

ヒドラの構成員の下衆な声が頭上の方からしました。

 

「やめっ………そこは、」

 

2度目の蹴りは先程被弾した太腿に命中しました。

 

「あ゛ぁあああ!!!」

 

傷口に塩を塗りたくるような激痛が追い打ちをかけてきました。

 

「おい、こいつどうする?」

 

「もっと痛めつけても良いし、お楽しみでも良いが……これ以上邪魔されて、計画に支障を来すのもマズいだろ。」

 

「それもそうか。」

 

カチャリと軽い金属音がし、私の頭に銃口が突き付けられました。

 

「…ッぐッ、う…」

 

「こっちの連中を散々殺してくれたんだ、今更命乞いなんてさせねぇよ。」

 

霞む視界を精一杯広げて、目の前に居る敵をマークします。

そして、広げた左手に魔力を集中し───

 

「う……内側から、壊れなさいっ!!!」

 

奴らの心臓を押し潰すかのように、握りました。

その言葉通り、目の前にいた全ての敵の胸部を、青黒い棘が内側から突き破りました。

 

彼らは自分に起きたことを正確に理解する余裕も無く、赤黒い血を撒き散らしながら床に転がりました。

文字通りの血の池が床に広がり、私の戦闘服に染み込んでくる不快な感覚がしました。

 

「いっ……、」

 

私は床を這いずって転がっていた魔槍を掴み、杖の代わりにしてフラつきながらもなんとか立ち上がりました。

 

「っ、はぁ……はぁ……」

 

そして、いつも通り魔力で痛みを少しでも緩和するために、撃たれた傷に手を伸ばした時に気付きました。

サーバーブレードを撃たれた太腿のポケットにしまっていたことに。

 

「あ……っ、ぁ」

 

震える手でポケットの中に手を入れると、そこには銃弾が貫通して使い物にならなくなったサーバーブレードがありました。

 

「………。」

 

本当に……私は。

 

マスター……ごめんなさい。

 

ごめんなさい……

 

私は、己の無力さと既に限界を迎えた感情を抱えながら、マスターに預けていた髪留めの座標へ己を転送しました。

 

 

◇◇◇

 

 

目を開けた先にあった空間は予定通り、世界安全保障委員会のフロアでした。

既にフロアは、ナターシャとウィザードのメンバーによって制圧されていました。

 

「……アレクサンダー・ピアーズ。」

 

私は左足に走る激痛を無視して、奴の方に大股で近づき、その胸倉を乱雑に掴み上げました。

 

「うっ……」

 

「ちょっ、モルガン!?」

 

「後、何人居るんですか……」

 

後ろで慌てるナターシャを無視して、目尻に水滴を溜めたまま私は奴を壁に叩きつけて詰問しました。

 

「答えなさい!後何人居るんですか!!!」

 

「………っ。」

 

「……もういいです。」

 

私は、ピアーズを灰色の壁に突き飛ばしました。

その拍子に右手にあった端末を落としたのが目に入りましたが、そんなのはもうどうでも良いことでした。

 

「ヴッ……」

 

多少手加減していたので、彼は直ぐに呻きながら立ち上がりました。

そして、ストライクチームの人が落とした拳銃に手を伸ばし……

 

「……させません。」

 

私は容赦無くその右手を斬り捨てました。

 

「あ゛ぁあああ!!!!」

 

切断した瞬間、傷口を魔力で覆ったため直ぐに失血死することはありません。

大の大人が悲鳴をあげるほど死ぬほど痛いのは続きますが。

 

「はぁ……はぁ…」

 

肩で息をする私はゆっくりとマスターやナターシャ、そして委員会のメンバーの方を振り返りました。

 

「ちょっ、モルガン!!」

 

「大丈夫、です……」

 

ボロボロの私を見て、ナターシャが駆け寄ってきたのに安心したのか、足が言うことを聞かなくなり冷たい床に膝から座り込みました。

そして俯いたまま、目も合わせずに穴の空いたサーバーブレードをマスターの足元へ滑らせました。

 

「すみません…でした。」

 

どんなに叱責されても反論出来ない深刻な失敗。

ですが、マスターは任務の失敗を告げた私を責めることはありませんでした。

 

むしろ逆に何故か、私の頭に優しく手を置いてきました。

 

そして目の前で跪き…

 

「……モルガン、やれるか?」

 

真剣な眼差しで私を見つめて、問いかけてきました。

 

私たちの間に、その先の言葉は不要でした。

何を〝やれるか〟その意味は明白でした。

 

「は、はい……っ」

 

私は、震える足を叱咤して、もう一度ゆっくり立ち上がりました。

 

出来ることならこのまま蹲っていたかったです。

ですが……それではもう、私が生きている意味は無くなってしまう。

 

「ピアーズ、お前の負けだ。」

 

作戦の要だったサーバーブレードの1つは、私のミスで破壊されてしまいました。

それは、本来私たちの敗北を意味します……

しかしそんな状況とは真逆の、勝利を宣言する言葉をマスターはアレクサンダー・ピアーズに告げました。

 

「一体何のつもりだ、ニック。」

 

「お前が真っ先に警戒すべきだったのは、俺じゃなかったってことだ。」

 

「……。」

 

彼は言外に、それが誰のことを指しているのか直ぐに理解したようです。

眉間に皺を寄せて私のことを睨み付けています。

 

「……そして、誰もこいつの本気を知らなかったことだ。」

 

「君がそこまで信用し、気に入っていたとはな。」

 

「あぁ……そうかもな。」

 

マスターの目配せを合図に、私はピアーズへ銃口を向けました。

 

「ハイル……ヒドラ」

 

最後の言葉がそれですか……

妄信的なその忠誠心に嫌悪感を抱いた私は、容赦無く彼の胸へ銃弾を撃ち込みました。

 

 

この死が、少しでも彼女への手向けになるならば……

 

 

「ヒル、聞こえるか?プランBに変更だ……あぁ、全部吹き飛ばす、全員撤退用意だ急げ。」

 

離脱の指示を出すマスターのその言葉に私は我に返りました。

もうすぐこの建物も瓦礫の山となるでしょう。

そして、マスターがこちらを振り返って頷いたのを合図に、私は全てを終わらせるために転移しました。

 

 

◇◇◇

 

 

『作戦変更よ、直ぐにヘリキャリアから離脱して!!』

 

他が撤収し始めたタイミングで、私だけはヘリキャリアから少し離れた川辺に転移しました。

隣には、昨日用意した転移先のビーコン用の礼装が魔力で青白く光っています。

 

「周囲の一般人の避難完了しています!」

 

私が顕れてすぐに近くにいた隊員が現状を報告してきました。

 

「ご苦労さまです。皆さんも直ぐに退避を。」

 

「了解です。」

 

「マリア、キャプテンは……」

 

『やれ!モルガン!!!……うっ、』

 

通信機越しに、キャプテンの指示と、呻き声が聞こえました。

そして、覚悟も。

 

もう、照準システム起動まで後数分しかありません。

 

「ごめんなさい……キャプテン。」

 

本人は嫌がりそうな謝罪を言い残して私は通信を切りました。

 

近くに誰も居ないのを見届けた私は、魔力を全身へと行き巡らせていきます。

すると服装が黒のパーカーと防弾ベストから、妖艶なドレスへと変貌を遂げました。

 

所々に露出のある青地に白と黒で彩られたドレスを身に纏った私は、背丈を超えるいつもよりも長い魔槍を右手に顕現させ、それを固く握りました。

 

漆黒のハイヒールを履いた足で水面へと踏み入ります。

その足が水中へ沈むことは無く、凍った湖の薄氷の上を進むかのように、目標のヘリキャリアの方向へ進んで行きました。

 

一歩一歩踏み出すその足から発する濃密な魔力は、水面の色を濃紺に変貌させて行きます。

 

 

 

『モルガン聞こえているか?』

 

 

「はい。」

 

 

『ちゃんと帰ってこい。』

 

 

「………はい、マスター。」

 

家族、と言うにはかなり特殊で複雑な繋がりですが、私の中で彼のことが、家族に非常に近い大事な存在になのは間違いありません。

 

ありがとうございます、マスター。

 

 

◇◇◇

 

 

……これは、造られた時に魂に刻み込まれ、今日まで私の中にあり続けたもの。

 

山さえ穿つことの出来るそれを、マスターはいつか本当に必要とした時にのみ使うようにと私に命じました。

 

今日の作戦、最初から私にこれをやらせなかったのは、私のことを兵器として扱いたくないマスターなりの優しさでした。

ヒドラ相手とはいえ、私一人に全てを負わせたくなかったのでしょう。

 

昔一度使った時の被害は、マスターの根回しのおかげで地殻変動として有耶無耶にされました。

 

そのため、シールド内で〝これ〟を知っている人はマスター以外には居ません。

 

私を造ったヒドラですらも、把握していません。

 

マリアやナターシャは……もしかしたら、まだ何か隠しているくらいは、察してるかもしれません。

 

 

シールドには、始まった時から病原菌が潜んでいました。

彼らの暗躍はこれまで何人もの命を無慈悲に刈り取ってきました。

ですが、それでもここはマスターと出会うまで伽藍堂に生きていた私の帰る家に…沢山の人と出会い、同じ時間を共有する居場所となっていました。

 

そんな生きる場所にマスターは連れてきてくれました。

 

結果はどうであれ、この道を選んだこと、あの日差し出してくださったその手を握ったこと……

 

 

 

「マスター……私は後悔していません。」

 

 

 

今日、シールドは終わりを迎える。

 

完全なハッピーエンドとは言えないかもしれません。

ですが、こんな私のことを受け入れてくれた人たちが、少しでも明日を平和に歩めるならば……

 

彼女と同じような悲劇がこれ以上起こさないために……

 

1人の力を手にした者として、マスターを助ける者としての責任を果たします。

 

 

「そのために私は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   『暗き湖よ、来たれ。』

 

 

 

 

 

 




この話を書き始めた時から、ずっと温めていた瞬間でした。


・補足(みたいなもの)

モルガンが侵入したのは、映画本編でキャプテンが最初に入ったヘリキャリアです。
3人でそれぞれ一機を担当する感じにしました。ただ、そうなると時間経過がズレる気がしますがそこは……うん。
映画のクライマックスのスティーブvsバッキーは今後を雑に変えたくないのでそのまま行われたと思ってください。
サムは翼壊れてませんがヘリキャリアにブレードをセットした後、ラムロウとは映画通り殴りあってます。

突然出したオリキャラを名前も明かさずに、首を吹き飛ばし退場させるとかゆー自分でも無理矢理感が強い結果にしましたが…モルガンを造った計画の闇深さと思っていただければ(震え声)
オリキャラの死因のチョーカーは、エヴァQでカヲル君が吹き飛んだアレをイメージしてます。
モルガンがシールド側となったことを踏まえて離反を防ぐための安全装置的な感じです。
後、説明要らないかもしれませんが、最後のシーンのモルガンは第3再臨の姿です(あれを言葉で説明するの難しい…)

その他諸々強引だったなと思うところもありますが、この形に落ち着きました。
これちょっと違うだろ!みたいのがあったら申し訳ございません。

次回、ウィンター・ソルジャー編ラストです。
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