本作は最終決戦編に突入したぞ!
(原作未読の為展開が変わります。多分)
『チッ…また俺の肉体奪いやがって。』
悪いね弔。新たな個性も手入れたし肉体の強化も終えた。これでもうボクに負ける要素はない。つまり君はもう不要なんだ。それに…
「何も問題はないよ。…ボクが居る。」
もう一人のボク。まぁ、元々はあちらがオリジナルなわけだけども。
「緑谷出久と爆豪勝己。あの二人を抹殺すれば」「最早ボクらの障害になる者は存在しない」
『そんな上手くいくとは思えないがな。それに所詮は日本のヒーローだろ。世界のヒーロー達はどうするつもりなんだ?』
世界中にヒーローがいるように世界中にヴィランは居る。それに今やヴィラン犇く日本へ触れようとする国など無いのさ。
「さて、思ったように食いついたね、ボク」「ふふふ、彼ならこの肉体の筋肉に引き寄せられると思っていたよ」
「死柄木 弔に…オールフォーワン…!」
「このクソッタレな現状の元凶が揃ってるじゃねえか。纏めてぶっ殺せば全部解決すんな」
爆破の彼も一緒か。手間が省けて良いね。
『筋骨発条化』+『脚力増強』×8+『槍骨』+『空気を押し出す』
「ッ!前よりも早い…!?」
すごい反応だな、爆破の彼は。既に爆破で飛び上がっているとは。だが緑谷出久は反応出来ていない!
『膂力増強』×8+『瞬発力』×8+『増殖』+『鋲』+『空気を押し出す』!
『下手に大きくさせる増殖ではなく肘から掌を形成して殴打する時に肘部分から空気を押し出して殴打のパワーを上げてるのか、先生にしては賢い個性の使い方だな』
馬鹿にしてるのかい弔。この殴打ならば如何に緑谷出久でも…
「な、なんて凄まじい殴打なんだ…!鍛える前の僕だったら四肢が捥げて内臓が爆散しているところだった…!」
なんで耐えれてるの彼
『そりゃあ筋肉だろ。残りの強化を終えるまでの時間アイツはアイツで体を鍛えてたって事だ』
ならばより個性を組み合わせて最適化するだけだ…!
「それにしても僕と同じくらい肉体を強化しているなんて…ナイスバr…」
キレキレのダブルバイセップスか、ふふ…。
先程の『膂力増強』×8+『瞬発力』×8+『増殖』+『鋲』+『空気を押し出す』に加えて『増電』で肉体の電気信号の電気を増強し肉体を刺激ッ!!
「何がナイスバルクだ!!」
「!?」
その無防備な腹に拳を捩じ込んでやる!!
「ぐあッ!?」
すでにこの肉体の改造は終えている。つまり、ナイスバルクにナイスバルクで返さなくて良くなったって事さ!!
…。
あれ?強化幅狭いな???
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弔…いや、ボクの殴打を緑谷出久は耐えたか。厄介な事だ。まぁボクの方は肉体を強化しているわけじゃないからあのムキムキ筋肉バトルには参加出来ない。でもやれることはある。それが、彼の相手だ。
「…そのマスクは筋肉読心術対策か、面倒な野郎だ」
…ただの生命維持装置なんだけどね。まぁそういうことにしておこうか
「APショットッ!」
ふむ、『バリア』と『増殖』+『肥大化』の肉壁でガードしようか。…危ない危ない、やはりバリアだけでは防げないか
「抵抗しやがって…大人しく死んどけや…!」
「ふふ、それは断る。…銃撃戦ならこれを試そうか」
レディ・ナガンの『ライフル』。個性を渡す時についでに個性因子を少しばかり貰っておいた。それを培養して定着させたわけだから…ドクターには感謝しないとね。
まぁボクはレディナガンと違って銃撃に秀でてるわけじゃないからこれ単体じゃ微妙だけれど、他の個性と組み合わせれば話は別さ。弾にする髪の毛は…無いから増殖させた肉…いや、槍骨にしようか。
『ライフル』+『増殖』+『旋回』+『槍骨』
「さぁ爆豪勝己。この場で考えた即席のガトリング砲だ。」
ライフル単体では連射が効かないからね、増殖させ束ねたライフルを旋回で回転させ槍骨を撃ち出してみようか。
「はッ!そんな弱連打が効くかよォッ!!」
ほぉ、避けるかと思ったら体に当たる寸前で身体を爆破させ弾いているのか。ならこれはどうだろうか
+『肥大化』
「ッ!」
おっと、今度は避けたか。流石に大口径となった分弾くのは無理と判断したらしい。では左手にも同じものを作ろうか。
「下手な鉄砲も数撃てば当たると言うだろう?」
「ハッ!いかにも雑魚らしい発想だなァ!!」
そうは言うが彼も避けてばかり、いずれスタミナ切れで終わりだ。
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バカスカ撃ちやがって。弾丸に使ってるのはヴィラン女みたいな髪の毛じゃなくてどうやら骨らしいが…本来自分の骨を撃ち出すってなれば当然肉体のカルシウム不足に陥るはずだが…身体を改造している奴らにその手の常識が通じるとは思えねえ。なんとか動いて隙を作らねェと。
APショット…だめだ、防がれる。ハウザーインパクト…無理だ、距離を詰められない。閃光弾…試してみるか
「閃光弾ッ!!」
「…」
…!?あのクソ肉ダルマ相手にも有効な閃光弾が効かねェだと…!?あの対筋肉読心術の仮面はゴーグルの役目も担ってんのか…?
「ふふ、さっきから無抵抗とは。流石に大人気なかったかな?」
…違う。閃光弾を撃たれたことに気が付いて無ぇ。どう言うことだ…?もしかしたらアイツ、目が見え無いのか…!?クソ肉ダルマのように目で見ずとも音や振動、気配や行動の予測である程度相手の位置は把握出来る。それこそ筋肉濃霧と筋肉探索の合わせ技はそれにより一方的に攻撃する手段だ。つまり奴は視覚以外の方法でこちらを感知している…
「ならコイツだ…!チャフグレネード!!」
まさか対クソ肉ダルマ専用装備と思っていたコイツが役に立つとはなァ!!
「…!?なんだ、これは…!」
よし…!銃撃が止んだ…!!勝負は一瞬、一撃で決める…!!奴はかつてオールマイトを追い詰めたほどの野郎だ。あのクソ肉ダルマを倒したことすらある。だから…俺の放てる最高火力を叩き込み確実に倒す…!!
「これは…チャフか!?厄介な…!空気を押し出す!…何処に消えた!?」
アイツはこっちを見失ってやがる。なら、終わりだ…!!
APショットは肉体から放ち攻撃する分どうしてもエネルギーにロスが生じる。だから俺はAPショットを強化する中で手に入れた技術を盛り込み新たな…ハウザーインパクトを超える技を編み出した…!!
全身を『爆破装甲』で肉体を回転させる。
左手で『感応式遅延爆破』と『時限式遅延爆破』を発生させ、右掌に集約させる。
右手は『圧縮爆破』をひたすら続ける。
「…ッ!上か!!」
遅ェ…!『遠心力』+『爆破』×3…+!
重力加速度ッ!!更にッ!!俺の腕力ッ!!
「まずい…ガードを…!」
理論上における…これが俺の最高火力ッ!!
「
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今の爆発音…まさか爆豪少年か!?彼のことだから滅多なことではやられないだろうが…。…居た!彼は無事のようだな…!
「爆豪少年!」
「…あ?…オールマイトか?…なんだその格好」
そういえば生徒達にはアーマードオールマイトの格好は見せていないんだったか。
「いやぁ、流石に私一人の力でダツゴクを全て捕まえるのは困難だったからね。こうやってサポートアイテムの力を借りていたって訳さ」
「…戻ってきたってことは終わったんだな?」
「あぁ。オールフォーワンによって解放された凶悪犯達は全て私が捕まえたよ。」
さて…奴は何処だ…?
「バ…カ、な…」
…なんだこのおいしく無さそうな黒糖かりんとうの擬人化みたいなものは…!?
「…なんだ、生きてやがったのか。頑丈だな」
「まさか、これがオールフォーワン…!?君がやったのか…!?」
あのオールフォーワンをここまで追い詰めたと言うのか…。やはり若人と言うのは凄まじいな…。
「そうだ。オールマイト、コイツのことは頼んます。俺はクソ肉ダルマのとこ行かねえと…!」
む…私の反応を聞くこともせず行ってしまった。だが、爆豪少年なりに緑谷少年のことが心配なのだろう。
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「見つけたぞ、荼毘…!」
この前は逃げられちまったが今回はそうは行かねえ。親父が怪我で動けない今、荼毘を止めるのは俺の役目だ。
「来たのか焦凍。だが悲しいな?再生の俺と半端な火力のお前、勝負はやる前から付いてる」
「やってみなけりゃ…わかんねぇだろ…!!」
穿天…氷壁ッ!
「氷ブッパか、何度も言わせるなよ、氷は炎で溶けちまう!!」
そんなことは分かっている。だが、今はそれで良い!ひたすら氷を放ち続ける…!
「無駄だ焦凍。持久戦は意味無いって前言っただろ?」
幾ら炎を放たれても関係ない。荼毘は気付いて無いらしいが…俺の氷は炎で溶けても溶けた氷は水となってまだ地面に残っている。俺が氷を放ち続けているのは水を蒸発させない為だ。
「…埒が開かないな。どれだけ我慢くらべしたって平行線だ。…赫灼熱拳…」
来た。親父譲りの高火力を更に圧縮し放つ赫灼熱拳…!!
「ジェットバーンッ!!」
「穿天氷壁ッ!!」
「無駄だって言ってんだろ焦凍!」
いいや、無駄じゃ無い。確実に氷は炎と荼毘本人の勢いを削っている…だから!
氷壁を突き破ってきた荼毘の顔面を、赫灼熱拳の要領で氷を腕部に圧縮し、思い切りブン殴る!!
「ぐっ…!?これだけ炎を放ってなおそれだけ動けるとはな…やっぱり俺とお前は違うな焦凍!最高傑作のお前は…炎だけしか持ってない俺と違って…」
「俺はこの勝負に親父の力を使うつもりは無ェ」
正しくは親父の力は使う必要が無い、だ。
「…は?」
これは緑谷のアドバイスだ。炎の力を使わずとも耐寒的筋肉を鍛えれば低体温でも動くことが可能だと。それに、より低い体温でより巨大な氷を生成することを続けることにより俺の肉体は強化され、より寒さに強く、より低温の氷を生成させられるようになると。最初は霜が降りてすぐ動けなくなっちまっていたが、慣れた。耐寒的筋肉を鍛えて行くうちにそもそもの身体各部の筋肉も鍛えられていたらしい。
そして…今がチャンスだ…!俺の極低温の氷で地面に染み込んだ水を一気に凍らせる…!
「鈍寒冷脚…アイスバーンッ!!」
穿天氷壁よりもより広範囲を一瞬で凍結させる。極低温の空間を生み出す技だ。
「ッ…!……!!」
「動けねえだろ。アイスバーンは…極低温の空間を生み出す技だからな。全ては凍て付いて止まっちまう。個性すらな」
個性だって身体機能。個性で炎を生み出そうにもその炎を放つ皮膚を凍らせちまってるから炎は出せねえ。
「ッ…!!」
「…?じゃあなんで俺は動けるかって?そりゃあアンタ…」
俺の個性だから?いいや、違う。その答えは…
「筋肉だろ。」
「!?」
耐寒的筋肉を鍛えておいたお陰で俺はこの極低温…つまり絶対零度の空間でも活動が可能だ。緑谷の奴が筋肉に不可能は無いし全てを解決すると言っていたがマジだったらしい。
「アンタが荼毘になった経緯、この前聞かせてもらったけどよ…アンタは結局自分の努力不足でエンデヴァーに八つ当たりしただけなんだよ」
「ッ!!」
「身体が個性の炎の温度に耐えられないなら耐熱的筋肉と耐火的筋肉を鍛えて炎の温度に耐えられるボディビルディングをすれば良かったじゃねぇか。」
「???????????」
オールマイトを超えられないと自身の肉体の可能性を諦め俺達を作った親父も今や自身の個性に有効的な筋肉を鍛えることで個性の限界を超え、筋肉と個性でかつてのオールマイトに匹敵する応用力を見せている。俺は爆豪に個性の熱も冷気も使えば良いと教えて貰ったが、緑谷にはとりあえず筋肉を鍛えておけば個性の弊害は踏み倒せると教えて貰った。
今はまだ冷気だけだがそのうち耐熱的筋肉の方も鍛えて親父を超えてやるつもりだ。
…荼毘は気絶したか、荼毘は親父が捕まえるとかなんとか言ってたがそうはさせねえ。悔しがる顔が見ものだな。
AFOがちょくちょく雄英生の個性使ってるのは各生徒が幼少期にドクターと接触があったということにしておいてください。
○核弾頭(リトルボーイ)…ハウザーインパクトのように身体を爆破させた勢いで回転しつつ、足の裏の爆破で機動力を確保、右手は爆破をチャージしつつ、左手で2種類の遅延爆破を発生させて右手へと移譲し、遠心力+腕力、そこに真上からの落下という重力加速度を合わせた上でチャージした爆破と感応遅延爆破とタイミング合わせの時限式遅延爆破を叩き込む爆豪単騎における理論上最大火力の攻撃。そんなもの喰らったら当然相手は死ぬ。
○轟のパンチ…赫灼熱拳の応用で冷気を圧縮しつつ氷結を纏った拳でブン殴る攻撃。轟の筋力量が増加しているので中々強いパンチになる。こおりタイプで命中100、威力は75で物理技。当たると10%の確率で相手を氷状態にできる。
○鈍寒冷脚アイスバーン…赫灼熱拳の応用で脚部に冷気を集中させ、地面に染み込ませた水分諸共広範囲を一気に凍結させる技。極低温の空間は静止の世界となり、分子運動を凍結させてしまうため炎を生み出す個性をも封じ込めることが出来る。但し耐寒的筋肉筋肉を鍛えていた場合は活動可能。筋肉に不可能はなく全てを解決するためである。冷却と冷脚を掛けていたりするがそんなネーミングの問題はこの際置いておこう。モーションは多分霜踏み