無個性『筋肉』   作:ベルゼバビデブ

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グランブルーファンタジー 僕のヒーローアカデミアコラボ記念

一部「無個性『筋肉』」の内容と矛盾しますが細かい事は気にする必要はないよ。何故なら…それは筋肉さ!(説明になっていない)


トレーニング零壱 異世界でも鍛えた筋肉は裏切らないのさ!

「おーいチンピラ爆弾!相棒が呼んでるぜェ!デクの奴もついでに連れてきてくれぃ!」

「分かったけどよ…そのクソみてぇな呼び方どうにかなんねぇのかよ!」

 チンピラと爆弾…ただの悪口じゃねーかふざけんな。やめろアブドミナルアンドサイすんな。…この自称ドラゴンだとか言うクソマッチョ並みのマッチョ…ビィの野郎、初対面の時からクソふざけたあだ名付けやがって…「でもかっちゃんだって僕の『出久』を『木偶の坊』で文字った『デク』ってあだ名付けたでしょ?」あぁそれな…その件は悪かったなって…ナチュラルに心を読んで話しかけてくんじゃねぇよ…!そしてダブルバイセップスやめろ。

「ごめんごめん。団長さんが僕達のこと呼んでるんでしょ?じゃあ行かなきゃ。今度はどんな団員さん紹介してくれるんだろ?ソリッズさんやガンダゴウザさんは凄かったなぁ」

 チィ…相変わらず呑気な野郎だ。元の世界に戻れるかもわかんねぇのによ…。思えばこっちの世界に来てからもう大分経つな…あんときはまさかこんなことになるとは思わなかったぜ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「行くよかっちゃん!」

「来いやデクゥ!!」

 野郎…相変わらずの筋肉のキレだ。それに口から圧縮した空気の弾を放つ『エアフォース』とかいう遠距離技も厄介だ。対抗戦でのタイマンじゃ『爆破装甲』で反らせたがあいつの事だ。更に肺活量を上げて威力を増しているだろう。俺の爆破装甲も出力を上げちゃ居るがやはり掌みてぇに簡単には出力が上がらねぇ。「かっちゃんは掌の爆破ならもう『なんとなくこれくらい』で思った通りの爆破が出来るけどまだまだ爆破装甲のときは『どこをどれだけ今から爆破するぞ!』って使う意識があるもんね」五月蝿え、人の悩みに話しかけてくんな…!

「いや、それはそうだけど僕との組み手中に考え事なんて余裕そうだなって」

「ざけんな。テメェとの組み手ならそれくらい楽勝って事だろうが」

「あれ、攻撃が当たらない…『筋肉読心術』で心を読んでいるのに回避方向すら読ませないなんて無意識的にやってるって事か」

「そういう事だ!テメェレベルの速度の殴打に『こう攻撃が来たからこう避けよう』なんて思考時間があるはずねぇからな。見た瞬間体が反応して回避するなんて当然の対策だろうが」

「なるほどね、エアフォース!!」

「チィ!」

 今のタイミングは危なかった。だがまだ反応圏内…!

「かっちゃんの動体視力…やっぱり厄介だね、なら…『筋肉濃霧』ッ!!」

 全身の汗腺を刺激して大量の汗を分泌し、発熱的筋肉をフルに機能させる事で爆発的熱量を生む事で瞬時に汗の濃霧を発生させる筋肉濃霧か、だがそれも一度見た技だ…!この濃霧を発生させるために発熱しているから俺の感知的筋肉なら熱で居場所は分かる!

「『高速徹甲弾』ッ!」

 …ッ!?今の着弾音…クソ筋肉の身体じゃねぇ…ヤバいッ!

「着弾音で違和感を感じてすぐに飛び上がるなんて流石はかっちゃん」

 …ッ!既に背後に…!

「でもかっちゃんならそれが出来ると読んでいたよッ!!」

 そうか、適当な床を圧倒的筋肉で抉り出し、摩擦熱で瓦礫に熱を持たせて放り投げる事で俺の熱感知を逃れたのか…!

「この前のタイマンで熱感知されたからね、排熱的筋肉を鍛えて即座に平熱に戻すくらい簡単なのさ!」

 チィ…毎回毎回厄介な技を生み出しやがる…!ざけやがって…!!

「これで終わりだッ!」

 だがな…お前のことだ。俺がどんな対策をしても何かしらの手で背後を取ってくるだろうことを俺が読んでねぇとでも思ったかァ!?

「ッ!!」

 今更気付いても遅ェ!確かに爆破装甲はまだ使う意識がある。だがなァ、予め背中はこのために汗を分泌させて貯めておいたッ!!

「くらいやがれッ!『後方爆風(バックブラスト)』ッ!!」

「ぐっ…!でもこの程度ッ!」

 あぁ、確かにこの程度の爆破じゃ一瞬テメェを押し返すのが精々だ。だがなァ…!

「!」

「即式ハウザーインパクトには充分だ!!」

 よし、一発入った…!吹き飛ばせはしたがダメージにはなってねぇがな…!

「なるほど、後方爆風を使う前に既に両手の爆破はチャージ済みだったって事か…!」

 …相変わらずなんでそこまで分かるんだよ気持ち悪いなコイツ…「それは…」黙れ。どうせ筋肉さって言うだけだろ。にしてもまた筋肉濃霧か…!さっきみたいな熱感知を逆手に取られるかも知れねえし、奴自身排熱もしやがる。熱感知には頼れねぇな…!

「…待ってかっちゃん。この霧僕の筋肉濃霧じゃない。」

「…何?じゃあなんだってんだ」

 コイツは手合わせの時は良くも悪くもフェアな野郎だ「当たり前でしょ。卑怯な手段は筋肉を萎えさせるからね」真面目な話してんだから黙ってろ。騙し討ちとかはしねぇからこの霧は奴の筋肉濃霧じゃねぇ…ならなんだ?エンデヴァーの野郎、部屋の整備不良か?

「おいエンデヴァー!…エンデヴァー?」

「おかしい。エンデヴァーの筋肉の波動を感じない…!」

 なんだと…?

「…!霧が晴れてきたね…」

 確かに晴れてきたな…と言うか風を感じるな…あん?いつのまにか地面に草が生えてやがる…

「…なんだァこりゃァ!?」

 なんで俺達ゃ外にいんだ!?それに見渡す限り青い空に生い茂る緑…まさか黒霧とかいう野郎のワープか!?それともこれが転送とか言う個性なのか!?

「いや、違うよかっちゃん。僕の全身の筋肉が囁いている…ここは…俗に言う異世界だ!」

「んだとォ!?」




○後方爆風(バックブラスト)…爆破装甲のように必要に応じて瞬時に爆破させるのは今だに出力が足りないため、必要な時のために予め汗を分泌させためておき、一気に背中の汗を爆破させ出力を確保した爆破装甲の発展技。体の前面は汗を貯めておいても防御のために爆破させる可能性があるため、被弾の可能性が低い背中にて行っていた。

○排熱的筋肉…タイマンバトル(AB対抗戦)にて筋肉濃霧を使用した際に熱で場所を感知された反省から会得した緑谷の新たな筋肉。圧倒的な排熱機能により瞬時に体温を平熱まで下げることができる。

異世界入りのタイミングはエンデヴァーのところにインターンしてる頃です。
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