無個性『筋肉』   作:ベルゼバビデブ

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一部のキャラを優遇して原作キャラの活躍を平気で奪う。それがこの作者の常套手段である!


肆零グンニーレト 作品タイトルが「無個性『筋肉』」だってこと忘れて無ェよなぁ!?

「どこだァ…?ここ…」

 おかしいな。俺はいつも通りタルタロスん中で筋トレしてたはずなんだが…。

「釈放って訳じゃねぇと思うんだがな…。」

 タルタロスから釈放なんて話は聞いたことがない。とはいえこのままここでジッとするのもガラじゃ無いしな。よく見りゃこのだだっ広い草原の中に…道が見える。道って言ってもコンクリートで整備してある訳じゃ無い。土が剥き出しになってるってだけだ。まぁ適当に歩いてりゃそのうちなんかあるだろ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 なんつーか…村?か…?それにしちゃ日本家屋っぽくねぇが…。

「あれ?不思議な格好のムキムキさんです…(はわわ、グランやデクさんみたいなすごい筋肉量です!)」

 …この青髪の女、今デクって言ったか?タルタロスの中で確か治崎とかいう奴がその名を言っていた…そしてそいつの成したことを聞けばすぐに緑谷だと分かった。…まさか俺が筋肉を鍛え過ぎたせいで筋肉の超振動から肉体が分子レベルに分解され、同じ筋肉量とも言える緑谷に引き寄せられ、奴から発せられる筋肉の躍動により再生的筋肉が俺の事を構成していた分子をかき集め元の肉体に復元したっていうのか…?そんな事あり得…いや、筋肉の超再生を考えれば可能か。…まぁいい、奴が居るなら好都合だ。

「おう、小娘。俺はデクの知り合いでな、あいつは今どこに居る?」

「そうだったんですね!今丁度村の外に魔物退治に行ってると思います。」

 魔物…?なんだそりゃ?…なんだ?人間とは違う気を感じるな。

「はわわ!こんな村の近くに魔物が!」

「魔物?あの化け物みたいな奴がそうなのか?」

 そういう個性か?まぁなんでも良いか

「なぁ小娘、アイツはぶん殴っても良いんだよな?」

「え?あ、はい。暴れられると村が壊れちゃいますし…」

 よし、久しぶりに体を動かしたかったところだ。

「はわわ!魔物の数が!」

 なんだ?同じ見た目のやつが次から次へと…このマモノって奴を生み出す個性ってことか…?

「待たせたなルリア!…ってなんだァ?この悪そうな筋肉兄ちゃんは」

 あ?なんだコイツ…スピナーの親戚か?まぁいいとりあえずやることは一つだ

「そこのお前、ナイスバルク!!」

 見ろ!俺のモストマスキュラーを!!

「おう!お前やるなぁ!ナイスバルクだぜぃ!!」

 ほう、見事なダブルバイセップスじゃねぇか。やるな!!

「じゃ、さっさと始めちまおうぜェ!」

「おう、じゃあ俺は左から片付けるからお前は右からやってくれ」

「任せろォ!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ふん、数だけで大したこと無かったな」

 本気を出すまでもなく少し増強しただけでブチのめせるとは、拍子抜けだったぜ。

「いやー、助かったぜ!悪顔筋肉兄ちゃん!」

 なんだその呼び方は…。

「俺のことは血狂…いや、『モストマスキュラー』って呼んでくれ。ただのマスキュラーでもいいぜ」

「分かったぜマスキュラー!そうだ、体動かして腹減ってねぇか?栄養補給にオイラのとっておきのリンゴをやるよ!」

 お、そいつはありがたい。最近タルタロスの飯しか食ってねぇから栄養不足だったんだよな。

「ほらよ!コイツはオイラが育てた『プロテインリンゴ』だぜい!水の代わりにプロテインをかけて育てたタンパク質豊富なリンゴだ」

 いや、そうは育たなくないか…?まぁいいか

「お、意外といけるな」

「だろぉ?」

 …ん、筋肉の躍動を感じるな。それに…この感じは2人も居やがる。

「…あれ?お前は…血狂いマスキュラー!?」

 ほう、俺の事覚えててくれたのか。コイツは嬉しいね。

「よう、久しぶりだな緑谷。」

「血狂いマスキュラーって言えばタルタロスに居たはずのクソヴィランだよな?なんでこんなとこにいる」

 ん?隣のチンピラは誰だ?

「おいおい緑谷。友達は選んだ方がいいぞ」

「ヴィランに言われたかねぇんだよぶっ殺すぞ!!」

 おー怖。しかししっかりとアンチ筋肉読心術を使っている辺り油断は出来無いな。あの腕の籠手の意匠は手榴弾か?…爆発や炎、兵器系の個性?遠距離攻撃には注意しねぇとな。

「かっちゃんはこんな僕にも必死で食らいついてお越し追い越されする最高の友達ですよ」

 …最高の友達か。それにデクが真券な顔で追い越し追い越されと言うって事は…ただ個性が強いだけのやつじゃ無いって事だ。アンチ筋肉読心術を使っているあたりを含めて俺らには及ばないとしても筋肉量は相当、更に個性自体が強いのもあるが緑谷にも有効打を与え得る手段を持つという事だ。更にそれを緑谷に当てられるという頭脳も持っている…それだけじゃ無い、奴が俺を見る目、俺の一挙手一投足を逃す事なく観察し、俺に不審な動きがあれば即行動に移すだろう。面白い奴だ。

「そいつは悪い事言っちまったな」

「なんだぁ?マスキュラー、お前デク達と仲間って訳じゃねぇのかよう?」

「クソデクは兎も角俺達ヒーローとそこにいるクソヴィランが仲間な訳ねぇだろ。」

 その通りだな。

「俺は所謂ヴィランって奴でな。まぁなんだ。人を殺した事もある。本来はタルタロスって牢屋にブチ込まれてるはずなんだがな、いつの間にかこの近くにいたんだ。だがまぁ今は別に改心したって訳じゃねぇが無闇に悪事はし無ェつもりだぜ。そんなことしたって筋肉が萎えるだけだからな。」

「そうなのかぁ。まぁオイラ達の艇にはそういう奴も居るからな、そういう事もあんだろ。」

 あの覆面の男…恐らく小娘の言ってた『グラン』って奴だろう。コイツとビィの2人がいれば並大抵の悪人じゃボコボコにされるのは明白。恐らく俺が緑谷に敗北し、今のような精神状態になったようにこの2人にボコボコにされて付き従うようになっているんだろう。とにかく…だ、今の俺がやる事は一つしかない。グランとかいう奴も、緑谷もどうやらその気の様だな。

 

 さて、やるかァ…!!

 

「「「「ナイスバルク!!!!」」」」

 

 

 

 




トガやトゥワイスを押し除けマスキュラーが異世界入り。時系列的には緑谷との再戦前ですが、既に改心(?)後なので無闇な犯罪は犯さない精神状態になっています。

プロテインリンゴ…ビィが栽培しているプロテインを与えて育てたリンゴ。どういうわけかムキムキと立派に成長し、肩メロン並の大きさの実をつける。タンパク質豊富で水分も補給できる優れ物。


キャラ性能

[血狂い?否!モスト]マスキュラー 闇SSR ヒューマン
得意武器 格闘
アビリティ1:筋肉読心術だァ!
筋肉読心術で相手の心を読み全ての攻撃を引き受ける!◆味方全体を庇う。
アビリティ2:肉露鞭ッ!
筋繊維から筋繊維を伸ばして鞭のように振う!◆敵全体に闇属性ダメージ。敵全体の行動を1ターン封印する
アビリティ3:汗、見せろや!
良いから殴り合いだ!◆自身と得意武器格闘のキャラのHPを現在値の20%消費し、得意武器格闘のキャラにヒートアップ状態(1ターン)を付与。敵全体に無属性ダメージ、得意武器格闘のキャラ数だけ回数上昇(最大4回)
ヒートアップ状態…攻撃開始時に奥義ゲージの値に関係なく全て消費して奥義を発動し、その後通常攻撃を実行する状態
奥義:モストマスキュラー!!
自身の攻撃力大幅アップ(1回)、闇属性追撃効果(1回)、乱撃効果(3Hit)(1回)、筋肉読心術だァ!が即時使用可能になる。発動ターン中不死身効果。(ダメージなし)
サポートアビリティ1:個性「筋肉増強」
アビリティか奥義を発動する度に筋肉量が増加する。(以下の効果を順に得る。防御大幅アップ/被ダメージ軽減/強化効果が無効化されない/状態異常無効/必ずトリプルアタック/闇属性追撃効果/高揚効果/活性効果)
サポートアビリティ2:一緒に暴れようぜェ!!
得意武器格闘のキャラに自属性追撃効果、通常攻撃の与ダメージ上昇効果
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