よくあるクロスオーバーものです。

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とある葦毛の転校生

――ごきげんよう

――ごきげんよう

 

さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。

三女神さまのお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。

穢れを知らない心身を包むのは、淡い色の制服。

スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻さないように、ゆっくりと走るのがここでのたしなみ。もちろん、遅刻ギリギリで走り去るなどといった、はしたない生徒など存在しようはずもない。

日本ウマ娘トレーニングセンター学園。

東京府中に存在する、競走ウマ娘の養成学校。憧れの学舎を前にして、葦毛の少女、シルフィードの脳内にそんなナレーションが流れてきた。

 

「……でっか~」

 

通称トレセン学園の巨大な校舎を見上げて、シルフィードはつばを飲み込んだ。

ひとしきり感動した後、視線を落として手元のパンフレットを確認する。

 

「生徒会室は……こっちだね」

 

校内に足を踏み入れ、緊張した足取りで廊下を歩く。途中、何人かのウマ娘とすれ違い、奇異の視線で見られていることを感じた。

 

(そんなに制服が似合ってないのかな? てかみんなウマ娘だ。まあ当然か。ここはそういう学校だもんね)

 

当たり前のことを再認識しながら、歩を進めていく。しばらくして大仰な扉が視界に飛び込んできた。

 

(えーっと、確かノックは4回、だったよね)

 

コンコンコンコン。リズムよくノックを4回。間を置かず室内から「どうぞ」という声が返ってきた。

 

「失礼します!」

 

入室すると黒檀の執務机を前に腰を下ろしているひとりのウマ娘が、涼やかな瞳でこちらを見据えていた。

 

(本物の"皇帝"だ……)

 

多くの競走ウマ娘が憧れる存在、シンボリルドルフがそこにいた。

 

「私がこのトレセン学園の生徒会長を務めている、シンボリルドルフだ」

「シ、シルフィードです!」

「うむ。まあ掛けたまえ」

「はい、失礼します」

 

シルフィードはおずおずとソファに腰を下ろした。シンボリルドルフも引き出しから取り出した書類を手にし、シルフィードの正面に腰かける。

 

「本校は全国のウマ娘トレーニング施設の中でも最大規模。十全十美のカリキュラムで優美高妙なウマ娘と切磋琢磨し、己の研鑽に邁進してほしい。キミ、出身はどこだ?」

「千葉です」

「そうか。……ん? キミ、お母さんが……それに子供の頃に……」

「はい、屈腱炎を患いました」

 

屈腱炎とは人間でいうところの癌に相当するウマ娘特有の病気であり、根治が難しい病気である。重症であればレースからの長期離脱か、引退も考えなければならない、いわゆる致命傷だ。

 

「本当なら、私は走れないはずだったんです。でも、お父さんやお兄ちゃんが一生懸命治療を手伝ってくれて、だから私、今走れることが本当に嬉しいんです!」

「そうか。私の友人にも、怪我や病気を乗り越えて一流となったウマ娘がいる。励みたまえ」

 

とそこで、来訪を告げるノックの音が3回聞こえた。そして、この部屋の主が許可する前に扉が開け放たれる。

 

「邪魔するで~」

「邪魔するなら帰ってくれ」

「あいよ~、ってなんでやね~ん! 用があるから来たんやないか!」

「……このやりとりは本当に必要なのか?」

「当たり前やろルドルフ。ウチの地元じゃみんなやっとるよ。コミュニケーションのひとつや」

「ふむ。そういうものか」

 

ここにエアグルーヴがいれば、「会長、騙されてますよ」と諭してくれたのだろうが、あいにくとその有能な副会長は不在である。

 

「ああ、すまないシルフィード。転入生はもうひとりいてな。紹介しよう。小柄な方がキミの一期下になるミドリマキバオーだ」

「んあ~、よろしくなのね~」

 

小柄なタマモクロスよりも、さらに一回り小さいウマ娘がのんびりとした口調で挨拶する。

 

「あ、うん。わたしシルフィードっていうの。よろしくね」

 

シルフィードは挨拶を返しながら、ミドリマキバオーの髪の毛に目を奪われていた。

 

(真っ白だ。こんな()もいるんだなぁ)

 

一口に葦毛といっても色々ある。主に銀色や空色などが多い。シルフィードも白いとはいえ、薄い青みを含んだ月白(げっぱく)の葦毛だった。

対して目の前のミドリマキバオーは完全なる白、このような真っ白というのは中々ない。

実のところ、ミドリマキバオーは葦毛ではなく白毛という、更に珍しい毛色なのだが、白毛のウマ娘と出会ったことのないシルフィードがそれに気づくことはなかった。

 

「迷子になってたんでな。案内したったんや」

 

シンボリルドルフの視線を感じたのか、タマモクロスは問われる前に返答した。

 

「迷子じゃないのね。ちょっと生徒会室を探してただけなのね」

「それを迷子いうねん。ほなウチはこれで失礼するで」

 

タマモクロスは鷹揚に右手を上げて身体を反転させた。

とそこに待ったがかかる。

 

「待て。ついでだ、タマモクロス。彼女たちに学園を案内してやってくれ」

「……ウチが?」

 

面倒だと表情で語るが、シンボリルドルフは一顧だにしない。

 

「こう見えても、私は色々と雑事を抱えていてな」

 

シンボリルドルフは本来の業務以外にも様々な要件を抱えている。そのほとんどがお節介に近いものであるが、ウマ娘を第一に考える彼女の愛情でもあった。

 

「あのお堅い副会長はどこ行ったんや?」

「私の代わりに会議に出ているよ。趣旨のはっきりしない懐疑的な会議でな。欠席で問題ないと言ったのだが、体面や面子があると言って私の代役で出席している。まだ草花の種子でも選定していたほうが有意義だと言ったのだがな。真面目なのは彼女の美点だが、融通が利かないところが玉に(きず)だ」

 

そう言って彼女は薄く笑った。

 

「で、引き受けてくれるか?」

「お、おう。せやけど皇帝みずから校庭を案内するのもおもろいんちゃうか?」

「……ふっ、さすがはタマモクロスだ。言葉の応酬に抜け目がない。欧州のウマ娘にはまるで通じなかったからな」

「ああ、リギルは海外(そと)から来たんが多いからな。欧州かどうかは知らんけど。まあ、咄嗟には返せんやろ。ほなウチはこれで失礼させてもらうで」

「まあ待て」

 

お茶を濁して立ち去ろうとしたタマモクロスの肩をガシッと掴む。タマモクロスは小さくため息を零した。

 

「はぁ、しゃーないな。ひとつ貸しやで」

「うむ。今度来た時には上等の菓子でもてなそう。ではよろしく頼む」

「あいよ。ほな行くで、転入生」

 

ポカンとしていた転入生ふたりに、人差し指でついてこいと合図しながら部屋を出る。シルフィードとミドリマキバオーは慌ててその背を追いかけた。

 

「ねぇねぇタマブクロス先輩。どこに連れて行ってくれるのね?」

「せやなぁ。やっぱ最初は……んんッ!? 今なんちゅうたッ!?」

 

一瞬空耳かとも思ったが、やはり聞き間違いではないと確信したタマモクロスはギョっとして背後のミドリマキバオーに向き直った。

 

「どこに連れて行ってくれるのね?」

「その前や。ウチのことなんて呼んだ?」

「タマブクロス先輩?」

「そこやそこ!」

 

タマモクロスは顔をしかめて口調を強くした。

 

「ブやのうてモや! タマモクロスや!」

「タマモクロス先輩?」

「せや!」

「じゃあ間を取ってタマちゃん先輩にするのね」

「どことどこの間を取ったんや。まぁタマブ……よりはマシか。それでええわ」

 

タマモクロスは諦めたように嘆息した。

彼女がまず案内したのは、トレーニング用トラックだった。この広大な学園を隅から隅まで案内するとなると、文字通り陽が暮れてしまう。トラックには多数のウマ娘がいた。

ゆったりとした速度でジョギングする者。

かなりの速度で併走する者。

模擬レースも行われているようだ。

 

「差されなければどうということはないわ!」

「逃げだよそれは!」

「ミスターシービ―がウマ娘の名前で何が悪い!」

「そんな追い込み修正してやる!」

「アマゾンだと!?」

 

そんな喧噪が聞こえてきた。

 

「やっぱ賑やかやな、ここは」

 

柵から身を乗り出し、タマモクロスがコースを眺める。

シルフィードとミドリマキバオーも目を輝かせていた。

 

「あの、タマモクロス先輩は凄いウマ娘なんですよね。GⅠレースで優勝できるくらいの……」

 

ひとしきり練習を眺めた後、シルフィードがタマモクロスに訊ねた。それを受けたタマモクロスは照れるようにほほをかく。

 

「改めて言われると、なんや照れくさいな。確かにウチはGⅠレースをなんぼか獲っとる。でもな、最初から強かったわけやないで」

「はい。最初の頃は、あの、あまり芳しい成績じゃなかったみたいで……」

 

言葉を濁すように返答するシルフィードに対して、タマモクロスは苦笑して肩をすくめた。

 

「せやな。ウチはこんななり(・・)やから、結構ナメられたもんや。それにデビューして間もない頃に、転倒事故に巻き込まれてな。幸い大怪我はせんかったけど、それからは囲まれるんが怖ぁなった。囲まれるんが嫌やから、後方からの追い込み一気っちゅう策を取るようになった。それがなんやハマったみたいでな。知らんうちに白い稲妻っちゅう異名まで付けられとったわ」

 

タマモクロスは当時のことを思い出して笑みを浮かべた。苦し紛れの策がここまでバッチリ決まるとは、本人もトレーナーも思っていなかった。

 

「勝ちを重ねて、視界が広がったいうんかなぁ。ビクビク怯えとんのがアホらしゅうなった。なんでウチより弱いやつらに怯えなあかんねん、ってな。まあそれは言い過ぎやけど、自信がついたんは事実や」

「んあ~、タマちゃん先輩も苦労してきたのね~」

 

相変わらずののんびり口調でミドリマキバオーが相槌を打つ。

 

「ウチのことばっかり話してもしゃあないな。アンタらのことも聞かしいな。まずはシルフィード、アンタからや」

「わ、わたしですか? うーん、そうですね……」

 

シルフィードは少し考えた後、シンボリルドルフに語った内容を口にした。生まれてすぐに母親を亡くし、屈腱炎という重病を患ったこと。いま走れることが楽しくて仕方ないといったこと。

それを聞いたタマモクロスはわずかに眉をしかめた。軽い気持ちで話を振ったら、存外に重い話が飛び出してきた。

それを一言で言いあらわすなら、「思てたんと違う!」といったところだろうか。

 

「アンタも苦労したんやな。つかウチの知り合いに似とるな。あいつも立って走れるだけで奇跡とか言うとったし。まあええ、次はマキバオーや。おもろいやつを頼むで」

「んあ~? そうね~、あれはボクが小さい頃、いつものように裏山に遊びに行った時のことなのね~。なんと狼に襲われたのね」

「狼やて!? そらピンチやな」

 

(日本に狼なんていたかな?)

 

シルフィードは単純な疑問を浮かべたが、話の腰を折るのを躊躇って言葉にはしなかった。

 

「さすがのボクも狼が相手では分が悪いのね~。だから一目散に山を駆け下りたのね。狼も追いつけないスピードだったのね。思えばあれがボクの競走ウマ娘としての才能が開花した瞬間だったのね」

「狼から逃げ切るとは大したモンやな!」

 

一般的に狼の最高速度は時速60キロ前後といわれている。子供のウマ娘が振り切ったのなら、確かに凄い才能と言えるだろう。

 

(やっぱり野犬なんじゃ……)

 

これが犬となると最高速度はかなり落ちる。一部で狼よりも速い犬は存在するが、競技用の犬種なので野良になるのは珍しいケースだろう。

 

「中々おもろい話やったけど、オチがちょい弱いな」

「んあ~、実は襲われた時にビックリして、ちょっと漏らしちゃったのね」

「おしっこか?」

「おっきい方もちょっと……」

 

さすがに恥ずかしかったらしく、ミドリマキバオーはもじもじしながら答えた。

 

「なるほどなぁ。才能が開花して実もついたっちゅうわけやな。だはははっ、おもろいなぁ!」

 

タマモクロスがミドリマキバオーの背中をバシバシと叩いた。とその時――

 

「チュチュ!」

 

ミドリマキバオーの胸元から一匹のネズミが飛び出してきた。

 

「な、なんや!? ネズミか!?」

「んあ~、出てきちゃったのね。えと、ボクの友達のオヤブンなのね~」

「友達の親分? いや、オヤブンいう名前なんか? けったいな名前やな……。で、そいつ()……ん、ん。一緒に暮らすんか?」

 

ペットを友達や家族と同列に扱う人間やウマ娘は一定数いる。そういった者たちに飼うだとかペットだとか言うと、非常に面倒な事になると知っていたタマモクロスは意識的に言葉を言い換えた。

 

「もちろんなのね」

 

当然といった風にミドリマキバオーは返答した。

 

「そうか、せやな。なあマキバオー、引っ越し先の部屋番号分かるか?」

 

この学園ではペットは禁止されていない(表向きは禁止されている)が、最低限、寮長とルームメイトの許可はいる。その場合、自分が口添えしようと思ったのだ。

 

「んあ~? 確か美浦寮の○○号室なのね」

「あれ? わたしもその部屋だよ。あ、そっか」

 

背負っていたリュックサックを地面に置くと、シルフィードはゴソゴソと中を探り始めた。そして中から取り出したものは――

 

「みゅ?」

「今度はウサギかい」

 

白地に黒ぶちの小さなウサギだった。

 

「テツローっていうんだ。よろしくね」

「みゅ!」

 

元気よくテツローが右前脚を上げて挨拶する。ふたりを同室にしたのは、ふたりともがペットを飼っているからだろう。これなら文句は出ない。

 

「ルドルフは知っとったんかな? やけどウサギはともかく、ネズミは気ぃ付けなあかんかもな。嫌っとるウマ娘も多いやろ。衛生的にもアレやし」

「大丈夫なのね。オヤブンは毎日お風呂に入るくらい綺麗好きなのね」

「ならええけど。それに敵も多いで。ここの理事長は猫()うとるし、噂じゃ猛禽類を()うとるやつもおるいうし」

「ええっ!? それってテツローも危ないんじゃ……」

 

上空から襲われる光景を想像したのか、シルフィードは顔を青くさせた。

 

「まあ、最低限の教育はしとるやろうから、そこまで心配せんでええと思うけど、油断はせんことやな」

 

それ以外にも、タマモクロスは校則には記されていない暗黙のルールやら、カフェテリアで特定の時間にのみ並べられるスイーツなどの情報を教えた。

気付けば空は茜色に染まっていた。

 

「もうこんな時間か。分かっとったけど、全部回るんは無理やったな」

 

嘆息し、視線を後方へと移す。

 

「荷解きもあるやろうし、今日はここまでやな。まあしばらくは学園(ここ)の地図をポケットにでも入れとき。それと、アンタらチームの当てはあるんか?」

 

唐突に話題を転換され、シルフィードとミドリマキバオーは目を(しばた)かせた。

 

「ないんやったら、ウチんとこに()うへんか? 歓迎するで」

「それは……願ったり叶ったりですけど。いいんですか? トレーナーの許可とか、入部テストとか……」

 

「かめへん、かめへん。トレーナー(コミちゃん)にはウチが言うとくから。で、どないや?」

 

ふたりは顔を見合わせる。ミドリマキバオーは了承の意味を込めてにっこりと笑いかけた。

 

「あの、なんでそこまでしてくれるんです? 今日会ったばかりだし、走りを見たわけでもないのに」

「んー、そやなぁ。上手く言えへんけど、気が合いそうやったからかな。たまにおるで? 他のウマ娘に運命的な何かを感じるっちゅうやつ。まぁそういう魂のざわめきみたいなモンかなぁ」

 

最初はそうでもなかったが、話していくうちに妙に惹かれていくのを感じていた。やがてそれは確信となり、運命的な何かを感じずにはいられなくなった。

それはシルフィードとミドリマキバオーも同じで、タマモクロスとは初めて会ったはずなのに、昔からの知り合いのような奇妙な既視感を抱いていた。

タマモクロスが口にした、魂のざわめきという言葉も、言い得て妙なものだとシルフィードは感じた。

 

「あの、じゃあよろしくお願いします」

「おう、ビシバシ鍛えたるからな」

 

おずおずと差し出された右手を、タマモクロスが力強く握りしめ――

 

「ボクもよろしくなのね~」

 

その上からミドリマキバオーの小さい手が重なった。

 

「我ら生まれた日は違えども、死す時は同じ日同じ時を願わん、やで!」

「なのね!」

「何か違うような……?」

 

ちょっとだけ早まったかなぁと思わなくもないシルフィードであった。

 

 

 




元馬解説

・シルフィード
タマモクロスと同じく"白い稲妻"の異名を持つ葦毛馬。脚質は基本的に追い込みだが、中盤以降は先行もあり、果てには逃げで凱旋門賞を制した規格外の馬。
子供の頃のエピソードはスペシャルウィークとオグリキャップを足した感じ。
ウマ娘としての性格は真面目で常識人。

・ミドリマキバオー
こちらは"白い稲妻"ではなく"白い奇跡"。モデルはタマモクロスだが、父がタマーキン(トニービン)、母父がマルゼニスキー(マルゼンスキー)なので、血統的にはウイニングチケットに近い。
原作では普通に喋っているので、ウマ娘としてのキャラも大体その通り。

実はシルフィードの方が先輩で、『風のシルフィード』が1989年スタートで、『みどりのマキバオー』が1994年にスタート。シルフィードは競馬漫画の先駆け的存在だが、掲載誌の売上やアニメ化の影響もあり、マキバオーの方がたぶん知名度は高い。
両作品とも競馬として見ればツッコミどころも多いが、漫画としては面白いので読んだことがない方はぜひ読んでほしい。



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