~ オカルト研究部 部室~
次の日の放課後、一誠達は部室に集まった。
リアス「昨日の夜に見えた赤い光はイッセーの仕業だったのね。」
木場「僕も見えたよ。」
小猫「私もです。」
朱乃「何をしたんですの?」
一誠「いや~、森沢さんと俺の好きな漫画の主人公の必殺技を俺がやってみせたんです。被害が出ないように空に放ったんですよ。契約の代価で限定の美少女フィギュアをもらいました。」
リアス「たまたま被害が出なかったらよかったけど、その必殺技が飛行機やヘリコプターに直撃したら大問題よ?弁償とか出来る?」
一誠「いいえ!絶対に無理です!」
リアス「正直ね」
小猫「即答・・・」
木場「気持ちいいくらいハッキリと答えたね」
朱乃「まあまあ、部長、アンケートを見てみては?」
一誠「アンケート?」
リアス「契約後、例のチラシにアンケートを書いてもらうことになっているの。依頼者の方に『悪魔との契約はいかがでしたか?』って。チラシのアンケートはこの紙に表示されるの」
リアスはアンケートの文面が記された紙を一誠に向けて見せた。
一誠「そんなものがあるんですね。悪魔の仕事って意外と細かいんですね。アンケートには何と?」
リアス「・・・『楽しかった。こんなに楽しかったのは初めてです。イッセー君とはまた会いたいです。また契約したいです。』って書いてるわ」
一誠「森沢さんが喜んでくれて良かったです」
リアス「この調子で頑張りなさい」
一誠「はい!」
~アパートの一室~
バシュン!
その日の夜、一誠は依頼者の部屋へ転移したが部屋には誰もいなかった。
一誠「え~と、すいませ~ん!」
???「待ってましたにょ」
一誠「・・・にょ?」
ガチャリ
部屋の扉が開いた瞬間、一誠は絶句した。
???「いらっしゃいにょ」
部屋に現れたのはゴスロリ衣装を着込んでいた筋骨隆々な大男だった。
一誠(何だこの生き物!?頭にネコ耳がついてるし、ボタンが引きちぎれそうだし、服の端々も今にも破れそうに悲鳴をあげてるぞ!)
ドライグ『何だこいつは!?変態か!?』
一誠(ドライグも驚いてるよ!!そりゃそうだ!
一誠「あ、あの~・・・あなたが依頼者さんですか?」
一誠は恐る恐る訪ねる。
???「そうだにょ。お願いがあって、悪魔さんを呼んだにょ」
ドライグ『こいつは何故、語尾に『にょ』を付けてるんだ?』
一誠(ツッコミどころが多すぎる!)
ミルたん「私を・・・ミルたんを魔法少女にして欲しいにょ」
一誠、ドライグ「『ミルたん!?』」
一誠とドライグは依頼者の名前を聞いて驚愕した。
ドライグ『全く似合わない名前だな!!それに『魔法少女にしてほしい』と言っていたが、間違いなくコイツは男だろ!?』
一誠(男どころか
ミルたん「悪魔さん?」
一誠「異世界にでも転移してください」
ミルたん「それはもう試したにょ」
一誠「試したの!?」
ミルたん「でも無理だったにょ。ミルたんに魔法の力をくれるものはなかったにょ」
一誠「あなたの存在事態が魔法的ですけど・・・」
ドライグ『全くだ』
ミルたん「もう、こうなったら宿敵の悪魔さんに頼み込むしかないにょ」
一誠「宿敵!?」
ミルたん「悪魔さんッッ!」
ガタガタガタ!
ミルたんの発する声量でアパートの一室全体が震える。
一誠「何これ!?音声魔術!?」
ミルたん「ミルたんにファンタジーなパワーをくださいにょぉぉぉ!!(泣)」
ミルたんが号泣したとき、部屋は更に強く揺れた。
ガタガタガタガタガタガタ!!
一誠「さっきより揺れが強くなってる!?」
ドライグ『何者なんだ
隣の部屋の住人「な・・・何だ!?地震か!?」
一誠『隣の部屋まで影響が出てる!?」
ドライグ『相棒!何とかしろ!このままだとこのアパートが倒壊するぞ!』
一誠「ミルたん!落ち着いて!俺で良ければ相談に乗るから!」
ミルたんは大粒の涙を拭ぐうと満面の笑みを浮かべた。
ミルたん「じゃあ、一緒に『魔法少女ミルキースパイラル7オルタナティブ』を見るにょ。そこから始まる魔法もあるにょ」
一誠はミルたんと一緒にアニメのBlu-rayを鑑賞した。その後、異世界の魔法使いから教わった魔法の使い方の基礎をミルたんに教え、その代価として魔法少女ミルキースパイラルのBlu-rayセットをもらった。部室へ戻った後、一誠は自宅へ帰宅する。
~道路~
一誠「あのアニメ結構面白かったな。契約の事、すっかり忘れて夢中になっちまった。ていうか森沢さんにミルたん・・・俺の依頼者はなぜに変態なんだ?」
ドライグ『相棒自身が変態だから変態に引かれるんじゃないか?』
一誠「うるへぇ!容赦ないな!」
ドライグ『相棒、もう気づいてるだろ?』
一誠「ああ、いるな・・・2人」
一誠の前にボディコンを着た青髪のロングヘアーの女性とゴスロリを着た金髪のツインテールの少女が現れた。
一誠「どちらさん?」
カラワーナ「私達が堕天使だということは気づいてるんだろう?自己紹介しておくか・・・私はカラワーナ」
ミッテルト「うちはミッテルト」
一誠「ご丁寧にどうも。んで、俺に何か用か?」
カラワーナ「私達の仲間であるドーナシークが行方知らずでな。そいつはレイナーレ様の命令でお前を殺すように指示されていたんだ」
一誠「仲間が行方不明になったのか。そりゃ心配だな。」
ミッテルト「とぼけんな!アンタ、何か知ってるんでしょ!?」
一誠「さあな。レイナーレに従うのが嫌になったんじゃないか?アイツ、かなり性格が悪いだろ?」
ミッテルト「あ・・・ありえる・・・(汗)」
カラワーナ「ミッテルト!納得してどうする!?」
ミッテルト「だってレイナーレ姉様、無茶な命令ばっかりするもん!パワハラよ!パワハラ!
カラワーナ「ば、馬鹿!レイナーレ様に聞かれたらどうする!?」
ミッテルト「まだ療養中だから大丈夫よ!」
一誠「もしかして休み無しで働けとか言われたり・・・」
カラワーナ「何故、それを!?」
一誠「図星かよ!?とんでもないパワハラ女だな!」
カラワーナ「ええい!とにかく貴様は私達が殺す!」
ミッテルト「あんたの首をレイナーレ姉様に持っていくわ!」
バサァッ!
ジャキィ!
二人は黒い翼を広げ、手に光の槍を出現させる。
ヒュン!ヒュン!
カラワーナとミッテルトは光の槍で一誠に斬ろうとするが一誠は全て回避する。
ミッテルト「ウチらの攻撃を見切ってる!?」
カラワーナ「本当に人間なのか!?」
一誠(今は悪魔に転生した元人間だけどな。せっかくだから久々にあの技を使うか!)
シュッ!
カラワーナ「消えた!?」
ミッテルト「どこへ行ったの!?」
一誠「ここだ!」
カラワーナ「なっ!?」
一誠は一瞬で二人の背後にまわった。
一誠「ほいっと!」
ドォォンッ!
ミッテルト「うわっ!」
カラワーナ「くっ!」
ズザァァ!
一誠は左手でミッテルト、右手でカラワーナを突き飛ばした。
カラワーナ「何て力だ!」
ミッテルト「ウチらを簡単に突き飛ばすなんて!」
一誠「俺の必殺技を味わえ!
パチン!
バリバリィ!
カラワーナ「な、何だこれは!?」
ミッテルト「ウチらの服がバラバラに!?」
一誠が指を鳴らした瞬間、二人の衣服がバラバラになり、全裸になってしまった。
一誠「ふははは!どうだ!俺が苦労して習得した女性の服をバラバラにする必殺技!その名も『
カラワーナ「なんて最低な必殺技だ!」
ミッテルト「このエロガキ!」
一誠「敵のお前らに何て言われようと痛くも痒くもないわ!」
ドライグ『どっちが悪者かわからんな』
一誠「んで、全裸のまま俺と戦うのか?」
カラワーナ「ミッテルト!ここは撤退するぞ!」
ミッテルト「このエロガキはどうするの!?」
カラワーナ「また今度にする!グレモリーの奴等が来たら奴等に変質者扱いされるぞ!」
ミッテルト「く・・・覚えときなさいよ!エロガキ!」
一誠「お前達の裸なら脳内保存したぞ。お前のおっぱいが小さいってことも」
ミッテルト「そっちは覚えんでいい!」
カラワーナ「何てスケベな奴だ!」
バサァッ!
二人は飛行し、撤退した。
一誠「明日、部長に報告しなきゃ駄目だな。ミルたんの後に堕天使にまた襲われるとは」
ドライグ『相棒、もしかしたらミルたんはアイツらより強いんじゃないか?』
一誠「否定出来ないな・・・圧力が凄かったし・・・」
仕事めんど~