~兵藤家~
一誠「ただいま~!」
三希「お帰り~、遅かったわね」
一誠「ああ、ちょっとね。父さんは?」
三希「今日は残業がなかったから先に帰ってきてるわよ」
一誠「丁度よかった。父さんと母さんに話があるんだけど」
三希「話?」
三人はリビングへ集まり、一誠は両親に今日あった事を説明した。
吾郎「へ~ 悪魔がイッセーが通ってる学園にいたとはな~」
三希「一人じゃなく、何人もいたとわね~」
一誠「・・・そんなに驚いてるようには見えないんだけど・・・」
三希「だって私達、ドラゴンであるドライグ君と何度も会話してるのよ?」
吾郎「今更だよな~?」
ドライグ『相棒の両親の適応力は凄いな』
一誠「俺もそう思う。」
吾郎「でも、わざわざ悪魔に転生する必要があるのか?ドライグ、イッセーは異世界で凄く強くなったんだろ?」
ドライグ『ああ、確かに相棒は今のままでもかなり強いが、それでも人間だからな。これ以上は強くなれないという限界が来てしまってもおかしくない。だが、悪魔に転生すれば身体能力が更に上がり、その限界が無くなって相棒は更に強くなれる。いずれ強敵が現れた時のためにな。』
一誠「ごめん、二人共!俺、人間である事を捨てる事になるけど、父さんと母さんを守るために必要なんだ!」
三希「それは理解してるけど・・・そのリアスさんって人は信用できるの?騙されたりしてない?」
ドライグ『それは大丈夫だ。彼女は信頼できる人物だと俺が保証する。』
三希「ドライグ君がそう言うなら私から言う事は何もないわ。しっかりやりなさい!」
吾郎「そうだな。イッセー、お前が悪魔に転生しようが、天使に転生しようがお前は俺達の大事な家族だ!」
一誠「父さん・・・」
三希「いや、イッセーは天使に転生させたら絶対に駄目でしょ?」
吾郎「へ?」
一誠「何で?」
三希「だって24時間ずっとエッチな事を考えてるのよ?絶対に堕天使になっちゃうでしょ?」
吾郎「確かに!」
ドライグ『100%堕天するな』
一誠「失礼だな!24時間もエロい事を考えてるわけないだろ!ほんの数時間だい!」
三希「やっぱりエッチな事を考えてるじゃない!」
吾郎「誰に似たんだか・・・」
三希「アナタでしょ!」
吾郎「何!?」
三希「イッセーだけじゃなくアナタもエッチな本を隠し持ってるの知ってるんだからね!」
一誠「父さんも人の事言える立場じゃないじゃん!」
吾郎「いや、イッセーは親父に似たんだよ!」
一誠「ああ~ 確かに死んだ爺ちゃんもかなりスケベだったよな~」
吾郎「お袋にさんざん怒られていたもんな~」
三希「夫や息子だけじゃなく、お義父さんもスケベだなんてね!」
ドライグ『兵藤家の血筋か・・・親子三代でスケベだとは・・・』
~翌日~
通学途中で一誠はリアスを見つけた。
一誠「リアス先輩!」
リアス「あら、おはよう」
ザワザワ
男子生徒1「嘘だろ!?」
男子生徒2「あんな奴に有り得ねぇ!」
片瀬「ねぇ、アレ!」
村山「嘘よ!何故、リアスお姉さまが兵藤と!?」
一誠とリアスは周りの生徒達に注目されていた。
リアス「なんだか視線を感じるわね」
一誠(そりゃあ、学園の二大お姉さまの一人と変態三人組の一人の俺が一緒に登校してるからなぁ・・・全然接点無かったし・・・)
リアス「イッセー、ご両親には転生について話したの?」
一誠「ええ、俺が悪魔に転生しても気にしないって言ってくれました。」
リアス「良かったわ。じゃあ、放課後に部室で」
一誠「はい」
そしてリアスは先に校舎へ向かった。
松田「イッセー!」
元浜「どういう事だ!?」
一誠「おう、どうした?」
松田「何でお前がリアス先輩と親しそうにしてんだ!?」
元浜「俺達を差し置いて!」
一誠「ああ、あの後、リアス先輩が所属しているオカルト研究部に入部したんだよ」
元浜「ちょっと待て!オカルト研究部はリアス先輩だけじゃなく確か姫島先輩と小猫ちゃんも所属してる筈だ!」
一誠「詳しいな、お前」
元浜「当然だ!美少女の情報収集は抜かりない!」
松田「まさか彼女達に手を出したのか!?」
一誠「んなわけあるか!昨日、入部したばっかだぞ!」
松田「そりゃそうか!実際に手を出したら先輩達のファン達が黙っちゃいないからな!」
元浜「無論、俺達もだが!」
一誠(多分、先輩達とそういう関係にはならないだろうな。高嶺の花だし・・・)
松田「やべ!早く教室へ行かないと!」
元浜「ホームルームが始まっちまう!」
一誠「ダッシュだ!」