がっこうぐらしの世界にアホ馬鹿転生者を突っ込んだ話。   作:ライトダイバー

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書いちゃった♡


1 /アホ馬鹿二人、ただし最強(笑)。

「──なあ超親友(マイブラザー)。」

 

「なんだよ。」

 

震える手で『ソレ』を指差し絶望した表情で俺の方を向いてきた親友。

 

その足は今にも崩れ落ちそうなほどプルプルと小刻みに震えている。

気持ちは分かる。せっかく転生したというのに開幕『こんなもの』を見せられればこうもなる。

 

「…あれって、もしかしなくてもゾンビ?」

 

「………………………………まあ、そうだナ。」

 

そう、『ソレ』とか『こんなもの』と呼ばれていたのは紛れもないゾンビ。

 

グロテスクな見た目で明らかに仮装の類いではないゾンビの集団が、交通事故が多発したであろう道路に屯っている。

 

今はまだこちらに気付いていないし、気付かれたとしてもその動きは鈍いだろう。何しろそのゾンビたちの特性を俺たちは()()()()()

 

「俺達…………本当に『がっこうぐらし!』の世界に転生したんだなぁ(震え声)」

 

「おっそうだな(絶望)」

 

───もう分かっているだろうが、俺たちは神様によって別の世界から転生してきた存在。

 

所謂『転生者』という者だ。

 

それもトラックに跳ねられたり寿命が尽きて老衰した訳でもなく、ある日突然転生させられるパターンだった。

神様は気まぐれとは言うが、こうもいきなり転生させられるなんて誰が予想できるだろうか。

 

その過程を回想にするとこうだ。

 

 

 

 

 

神「てめぇらの命はわたしがもらいました。てめぇらの命をどう扱おうがわたしのかってなわけだす。」

 

俺ら「「は?」」

 

神「あ、転生先は『がっこうぐらし!』だからこの中からピンと来たヤツテキトーに選んでね、それ特典としてあげるから。あと説明だけど面倒だから現地についてから頭に流し込んだげるね~」

 

俺ら「「はぁ????」」

 

神「あっ今これ欲しいって思ったでしょ?混乱してるだろうに地味に冷静だねぇじゃいってら~」

 

俺ら「「ちょっとm」」

 

 

 

 

 

………と、言うわけだ。

 

いやはやなんて親切な神様だろう!だってちゃんとパンデミック後を想定して服装は都市迷彩の戦闘服だし装備も文字通り『色々揃ってる』し、特典も俺たちが欲しいと思ったヤツを貰えてるっぽいし説明も膨大な情報を一瞬で流し込まれて頭痛が酷かったけどちゃんと分かりやすかったし。

 

いやぁ!ほんと親切だなぁ!

 

「ゾンビに囲まれてさえなけりゃあなぁ!!」

 

「バッカ大声出すなただでさえ多いのに増えちまうじゃあねえか!!」

 

「あっ」

 

やべっと思った時にはもう遅い、人が居なくなり耳鳴りがしそうなほど静かだった道路に突如鳴り響いた声に反応した『奴ら』が俺達の方へ歩き始めていた。

 

元々何故か俺達に反応していた『奴ら』と同じようにゾロゾロと集まってくる集団。敵自体がヨロヨロと覚束ない足取りで動きも鈍く一見楽に生きられそうな世界に見えるだろうが、その実『奴ら』に噛まれるどころか傷つけられれば即終了のデスゲームだ。

 

「いやごめん、つい怒りが……」

 

「いや分かるけどさぁ…まあ()()()のお試しにちょうどいいしやっちまおうかぁ?」

 

そう言いながら親友は肩に掛けられたスリングの先にあるブツ……()()()()()()()の槓桿を少しだけ引いてチャンバーチェックを手早く済ませる。

 

俺も同じくスリングで肩にぶら下げられたSMGを構え弾倉の中を確認しチャンバーチェックを済ませる。どうやら最初から装填されていたらしくあとは安全装置を外せば撃てるようだ。

 

残りの弾倉は全部で四つ、防弾プレート入りのずっしりとした重みのプレートキャリアに取り付けられたマガジンポーチに入っている。その他にもハンドガンとその予備弾倉もあるしコンバットナイフもあるのでもしもの備えは万全だ。

 

………あぁ、そう言えば自己紹介してなかったな。

 

俺の名前は井河(いがわ) 悠二(ゆうじ)

で、俺の超親友(マイブラザー)の名前は河島(かわしま) 龍平(りょうへい)

 

園児の頃から続く腐れ縁のおかげで社会人となってもなお親友としての縁が続く………

 

──謂わば「超親友(マイベストフレンド)」!!

呼び名安定しねぇなオイ。

 

「あ、そうだ(唐突)。そう言えば(9パラ)は今後どうやって補給するんだ?」

 

「………やっぱ使うの止めて逃げよーぜ。」

 

「さんせー」

 

この後めちゃくちゃパルクールしてその辺にあったまだ使えそうな事故車(原付)に乗って逃げましたとさ、めでたしめでたし。

 

えっコンバットナイフあるだろって?あるけど近付くのはリスキーだから逃げます。

臆病者なんで。

 

 

 

 


 

 

 

 

「──ぁっ………」

 

「あん?こんな所で何してんだ嬢ちゃん?」

 

「オイオイオイ小さい子供がこんなところに居たら死ぬぞ、早いところ家に帰りな。」

 

「なんなら寄り道ついでにおくってくよ~」

「なんか誘拐犯みt…」「おい馬鹿止めろ」

 

「……。」

 

「………………もしかして、お家帰っちゃダメになっちゃったの?」

 

「………。」コクリ

 

「「oh………」」

 

「…あ、ってか腹めっちゃ鳴ってるじゃん。カロリーメイト食べりゅ?」

 

「………!」コクコク

 

「よーしよしたんとお食べ、なんならコイツの分全部あげよう。」

「ばっかお前ふざけんじゃねよやるならお前の分もダルルォ!?」

 

「…………ぁ、あり、がと…う…」

 

「あーお礼とそういうのかいいから、人間助け合いが一番だから。ラブ&ピースだから。」

 

「つーか水も飲みなさいどんだけ飲まなかったの喉がらがらじゃないか………」

 

「………で、お嬢ちゃんどうする?俺達についてくるかい?」

 

「……ん!」

 

 

 

「…ぁ、ぇと……どこ、行くの…?」

 

「「ん?巡ヶ丘(めぐりがおか)学院高等学校。」」




書き忘れた装備欄(二人とも共通)
「頭」
・都市迷彩柄のキャップ
・電子防音イヤーマフ
・ガスマスク(口だけ)
「胴体」
・都市迷彩柄の戦闘服
・エルボーパッド
・プレートキャリア(防弾プレート、マガジンポーチ二種、無線機)
・タクティカルグローブ
「足」
・都市迷ryの戦闘服
・レッグホルスター
・ニーパッド
・コンバットブーツ

・大容量防水バックパック(非常食、水、予備弾薬、方位磁針、雨合羽、軍用ライト(通常とL字型)、サバイバルキット)

武器
・UMP9(フォアグリップ、等倍スコープ、スリング)
・ベレッタM9A1(タクティカルライト)
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